組織風土診断結果説明会を担当しました(20121024)

 先日は、組織風土診断結果説明会を担当しました。当該企業さんの全経営陣が集まって、すでに行われている組織風土調査結果について、理解と探求を深め、今後の方向性を検討することがテーマとなります。

 会場は、福島の郡山です。普段から様々な要因で苦労されている福島支部の方々も交えながら、福島の現状についての情報共有も行われました。

 いろいろとお話をお聞きしましたが、福島は、やはり、本当に大変です。体験している痛みや困難は、並大抵ではありません。いろいろな要素がありますが、最も困難な要素は、”まだ終わっていない”ということ。災難は、現在進行形であり、この先の見通しもつかない状況であり、事態は刻一刻と悪化している状況なのです。

 経済状況的には、震災3県のうち、2県は、あらかた震災前に戻っているとのことですが、福島だけは戻っておらず、この先も戻る見通しがつかない状況です。そんな中で、福島でふんばって頑張っている人たちがいて、そんな人たちに、本当に頭が下がる思いでした。

 風土診断から見えてきた当該企業さんの特徴は、職人気質であるということ。今回こうした場でかかわって、ますます当社は、良い意味での職人肌の会社さんなんだなということがよくわかりました。自分の仕事に誇りを持って、現場を最も大切にして、現場で働く人たちを大切にして、良い仕事を成し遂げていくことに情熱を傾けている。上を見るのではなく、しっかりと現場を見る、権威になびくのではなく、現場の都合を最優先する、理屈ではなく人の気持ちや真実を重んじる。だから、小細工や小賢しさは通用しない会社なのです。みな真剣なのですよ。一見とっつきづらく気難しく感じるのですが、実に爽やかで情熱的でまじめなのです。不器用で誤解されやすいのですが、まっすぐで真剣なハートで生きているのです。

 福島の報告の中で、こんな報告がありましたね。あの大震災の中、一人も退職した人や職場を放棄した人がいないそうです。あのときの恐怖は、相当大きくて、私は、震災後、すくに西に逃げてしまいましたが、ここ福島で、一人もそういう人がいなかったそうです。相当なプロ意識と使命感がなければできないことだと思います。私は、心からそうした職人気質を持った社員の人たちを尊敬しましたね。

 1日かけて、会社の現状と今後の方向性について、多くの経営陣の方々と真剣に探求していきましたが、実に充実した場となりました。こうした素晴らしい経営陣がいる会社は、必ず成長していきますね。私はそう確信しました。こうした素晴らしい会社にかかわれていることを大変光栄に思っておりますし、今後もますます良い貢献ができればと願っております。

 スタッフのみなさん、参加メンバーのみなさん、本当にありがとうございました。今後もいろいろ大変な環境には変わりありませんが、力を合わせれば、大丈夫。共にがんばりましょう。

理想を生きる

人の脳は、3歳までに、ほぼ80%が成長を遂げるという。

それに伴って、人は、ほぼ3歳までに自分の生き方を決めるという。

分かち合う生き方、

平和な生き方、

愛の生き方、

戦いの生き方、

自己犠牲の生き方、

孤独の生き方、

報復の生き方、

自分らしく輝く生き方を選択したとしたら、それは幸いだ。

しかし、多くの場合、そうではない。

しかし、例えその生き方が本意ではなくとも、

いったん決めてしまった生き方は、変えようとするまでは決して変わらない。

例え忘れてしまった遠い過去でも、例え今の意識に昇ってこなくとも、

幼いころに決めてしまった生き方は、今でも心と生き方を支配している。

そうして、人は、忘れてしまった遠い過去の痛みを一生ひきずって生きることになる。

今の事実に基づかずに、過去の亡霊に基づいて生きることになる。

今の理想に従わずに、過去の恐怖に従って生きることになる。

今とは何の関係もない過去に縛られて生きることになる。

それは、決して自分らしい生き方ではない。

それは、決して輝かしい生き方ではない。

それは、決して幸せな生き方ではない。

人は、生き方を見直すことができる。

人は過去を乗り越えられる。

過去の痛みを癒し、憎しみを許し、過去の束縛から自由になれる。

本当に幸せな生き方をしよう。あなたには、そう生きるための十分な力がある。

高い理想を生きよう。

忠実であるべきものは、過去の痛みでは断じてない。

忠実であるべきものは、あなたの大志なのだ。

新入社員フォローアップ研修を担当しました(20121010)

 先週、新入社員フォローアップ研修を担当してきました。プログラムは、弊社経営シミュレーション実習アトランティックプロジェクトをベースに置いたオリジナルのプログラムです。概要は以下の通り。

【新人フォローアップ研修プログラム概要】

(テーマ) 「力強く輝く中堅社員に向けての第一歩を踏み出す。」

(ねらい)
    ①入社から現在までを振り返り自分の課題を整理する。
      ②企業経営の全体像を学び、全体から見た自分の役割を理解する。
   ③本音で関わる対話力を高める。
   ④自己理解を深め、自分の長所と短所を把握する。
   ⑤力強いキャリアを導くキャリアヴィジョンを設定する。

(日程)2日間

(プログラムの内容)

セッション1「入社から現在までを振り返る」セッション5「ヴィジョンを作る」

セッション2「企業経営の全体像」 

     実習「アトランティックプロジェクト」

セッション3「本音で関わる対話力」

     実習「高価な薬」
  
セッション4「自己理解を深める」

     実習「15人の勇者」

セッション5「力強いキャリアをはぐくむキャリアヴィジョンの設定」

 

 当社とは、新入社員導入研修でも担当させていただいており、メンバーとは、半年ぶりの再会となります。再会して感じたことは、顔つきがしっかりしてきたということ。入社後の半年は、メンバーにとって相当な体験だったのでしょう。磨きに磨かれて、立派な社会人のたくましい顔つきになっていました。

 2日間にわたる研修だったのですが、いろいろと話をお聞きすると、現場では、すでに技術者のプロとしての期待を寄せられており、多くの失敗をしながらも、何とか勉強し、本当にプロとして現場で活躍しているとのことです。

 当社は、人を大切にする方針を明確にしており、そのような風土的な基盤があるからこそなのでしょうが、見事にしっかりと育っているのを目撃すると、本当にうれしくなります。

 本プログラムは、新人の厳しい時期、ややもすると心が折れそうな時期に、自分自身を見つめ、自信を回復し、前向きな気持ちを取り戻し、大きな志を持って職場に戻って行ってもらうことをテーマとしておりますが、参加メンバーやスタッフのみなさんの気持ちのよい協力と参加によって、本当によき学びの場となりました。

 スタッフとメンバーのみなさん、本当にありがとうございました。

 実は、本プログラムは、当社の新入社員が多かったので、同じプログラムを2回に分けて実施することになっております。先週は、その第一回目だったのですが、明日からその第2回目を実施します。

明日からも、懐かしいメンバーと再会できて、ともによき勉強ができます。とっても楽しみです。講座が、充実した素晴らしいエネルギーの場となるよう、頑張りたいと思います。

 

虹の雲

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夕暮れに現れた虹の雲です。

家族、友人たちが、健康で幸せでありますように!

仕事がたくさん入って、楽しく豊かでありますように!

世界が平和でありますように!

 

内定者研修でアトランティックプロジェクト

 N社で、新入社員内定者研修として、アトランティックプロジェクトを実施していただきました。ファシリテーターを担当されたのは、私ではなく、友人のFさんです。

 N社で、本プログラムをご利用いただいたのは、今年度で4回目となります。長期にわたってご活用いただけてますこと、大変光栄に思っております。

 また、本研修は、友人のFさんが、営業、企画、運営されたプログラムであり、独自のプログラムで素晴らしい内定者研修を実施される力をお持ちなのですが、アトランティックプロジェクトを気にいっていただけて、長年にわたり、ご活用いただけているわけであり、大変光栄に思っております。

 プログラムは、1日であり、企業編とプロジェクトを編を組み合わせて実施されています。昨日、実施後のご連絡をFさんからいただき、大成功されたとのご連絡をいただきました。

 こうして、研修の成功を祝える仲間としてご連絡をいただけていること、本当にうれしくありがたく思っている次第です。

 それにしても、こうしたプログラムは、研修の成否を分けるのは、ほとんどがファシリテーターの力であり、プログラムの力ではありません。ただ単に機械的にプログラムを運営しても、決してうまくはいかないのです。

 体験から学ぶ学習方法なだけに、時には失敗や痛みに直面することもあり、受講されるメンバーにとっては、大きなリスクと不安が、確実に起こっているものなのです。そんな懸念に悪影響を受けることなく、よき学びの場となるためには、ファシリテーターの思いやりと優しさ、適格なファシリテーションと信頼感をはぐくむスキル(正直さや誠実さなど)がどうしても必要となってきます。その点、Fさんは、素晴らしいファシリテーターであり、メンバーのみなさんもきっと安心して、信頼感のある風土の中で、自分を表現し、自分や人間関係を探究することができたのだろうと思います。

 研修の終了時には、メンバーのみなさんは、本当に元気で明るく良い顔をされていたそうです。

 素晴らしい形で、アトランティックプロジェクトを愛し、ご活用いただけて、本当にうれしく思っております。Fさん、メンバーのみなさん、本当にありがとうございました。

大学の授業が始まりました

 大学の後期の授業が始まりました。授業は、「キャリア形成論」という科目であり、単に就活を突破するためのテクニックやスキルを学ぶのではなく、長い人生を、自分らしく幸せに生きるための生き方を探求することをテーマとした講座です。

 激動の時代。今までは想像もできなかったような驚くべき出来事が、しかも唐突に、次々と起こる現代。反応するだけの生き方では、そのような荒波に右往左往されて、とまどい、逃げ惑うだけの人生となってしまいかねません。

 振り回されるのではなく、自らが軸となる人生。従うのではなく、自らリードする人生。人の目的のために生きるのではなく自分の幸せのために生きる人生。逃げるのではなく、挑戦する人生を生きるためにどんなことが必要なのか?

 この講座では、そうした自分の生き方について、学び、探究していくことになります。

 本講座は、2教室開催されていますが、それぞれ、70名、50名とたくさんの学生たちが集まってくれました。第1回目の授業を昨日実施したのですが、集まってくれた学生たちは、みな、真剣で、一生懸命に講座に参加してくれました。今後の授業の展開がとても楽しみです。

 こうした生き方をテーマとした授業は、貴重であり、学生たちの生き方にも大きな糧となれる可能性のある素晴らしいチャンスでもあります。ですから、この授業が、穏やかで、静かで、集中しており、パワフルで充実したよき学びの場となれるよう、私も一生懸命に頑張っていきたいと思います。

 本講座が、本当の意味で、人を応援できる良い講座となれますように!

夜明けは近い

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 夜明け前が、最も暗いことを忘れてはいけない。

 今がつらく、苦しいとしたら、それは、単に夜明け前だということなのだ。

 人の苦しみや思いとは無関係に、天の計らいは淡々と進行する。

 日は沈み、そしてまた昇る。

 明けない夜は、存在しない。

 もし今が、とても悲しく、苦しく、希望がなく、憎悪の極みだとしたならば、

 それは、絶望への入り口ではなく、
闇の終わりだということ。

 そう、夜明けは近い。

決算をしました

 先日、弊社の第9期の決算をしました。

 弊社は、6月決算ですので、今回の会計期間は、2011年7月から2012年6月末までとなります。2011年7月といえば、まさに東日本大震災の直後であり、経済環境としては相当厳しい状況でしたが、結果的には、創業以来最高の売り上げを記録した立派な決算となりました。 これも、ご縁をいただいき、弊社を支えてくださっているお客様や仲間たちのおかげです。本当に感謝いたします。

 それにしても、今回の決算は、取引数や金額が増えているので、決算書や税務署に提出する申告書の作成が大変でした。弊社は、実は、税理士を雇っていません。創業以来、私の奥さんが経理や税務申告の担当者として、決算関係は全て書類を作成し、税務署と交渉し、決算をやり遂げてきているのですが、今回の決算は、奥さんにとっても大変な苦労だったと思います。

 例年通りの申告書を作成して税務署に提出に行ったところ、書類などの不備を指摘されて、申告に至りません。例年ではとおっているのに今回は通らないという理不尽な状況に腹を立てたものの、これも、9期目で決算も立派であるからこそ、完璧を期待されているのだと思い直して、一度社に戻り、修正、完備して、再度申告をして、しっかりと受理されました。

 完成した決算書は、税理士が作成するものと遜色ないクオリティの作品で、まさに、立派な決算書となっております。

 こうしたいろんな困難にもめげずに、税理士並みの仕事をやり遂げてしまった奥さんは、大したものです。本当にありがたく、感謝したいと思います。

 さて、怒涛の第9期は、こうして幕を閉じたわけですが、さらに悪化した経済環境になっている今期が、本当の勝負どころです。すでに、いろいろと、影響とあおりを受けていますが、弊社の従来通りのポリシーと良い仕事をしていけば、必ず乗り越えることができると思っています。

 こんな時代だからこそ、弊社のテーマである”元気と勇気と信頼の回復”は、社会や時代に大きく貢献できると信じております。今期も、しっかりと、良い仕事をして頑張っていきたいと思います。

アトランティックプロジェクト教材リサイクル作業

 先日、弊社の教育プログラムであるアトランティックプロジェクトの教材のリサイクル作業を行いました。この作業は、とても大変なので、実家の両親に手伝ってもらっての家族総出の作業となっています。

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 アトランティックプロジェクトは、おかげさまで、出版以来、多くのお客様にご利用いただけるようになり、多くの教育の場で活躍できるようになってきました。これも、当プログラムを愛してくれるご縁ある方々のおかげです。本当にありがたいことだと思っております。

 アトランティックプロジェクトは、実施に当たって、教材を使用するのですが、この教材は、多くをリサイクルしております。このリサイクルが相当大変な作業なのです。返却された教材を分解し、仕訳し、洗浄・清掃し、欠損などをチェックして、再び教材としてパッケージしていく。

 プログラムの開発当初は、私と妻の2人でこの作業を頑張っていたのですが、リサイクルしなければならない教材数が増えると同時に、2人ではとてもじゃないけどやりきれなくなってしまい、私の実家の両親に助けを求めて手伝ってもらうようになった次第です。

 この総出の作業も、今回で10回目くらいでしょうか?全員にとって当初は不慣れだった作業もずいぶん慣れてきており、今では、全員熟練工です。2人だけでこの作業をするとなると、作業量が膨大で途方に暮れてしまうので、この戦力は、本当にありがたく、本当に頼もしい限りです。これからもどんどんこの教材を広げていく予定ですので、両親にも、いつまでも健康でいてもらって、しっかりと手伝ってもらいたいと願っています。

憧れの先生とのご縁

 先日、私が長い間憧れに思っていた経営学の巨匠ともいえる先生とお会いできるご縁をいただきました。

その先生とは、野中郁次郎先生。知識創造企業で、世界的に有名になり、世界的に影響力を持っている経営学のリーダーたる先生です。

実は、私は、横浜市立大学の商学部の出身なのですが、大学で学んだ経営学の基礎は、野中先生の「経営管理」という本だったのです。また、大学の卒業論文でテーマとした本が、野中先生の「組織と市場」であり、私が、経営学を学び、今の仕事につながっているその原点となっている本が、まさに野中先生の本だったのです。

「経営管理」および「組織と市場」において、先生は、クールアプローチと呼ばれる構造論とウォームアプローチと呼ばれる動機づけ論の両方を兼ね備えたものがマネジメントや経営学であり、どちらかに偏るというよりは、両方の融合を探求することが大切だと主張されていました。

また、こうした経営学を学ぶ人には責任があるともおっしゃっていましたね。上に立つリーダーが無能な場合には、従う集団を窮地に陥れてしまう。だからこそ、上に立とうと志す者は、責任を持ってしっかりと学ぶべきだと、経営学を学ぶ学生たちを鼓舞されていたのです。

こうした先生のメッセージと方針に大きな影響を受けて、私自身も大学卒業後、クールアプローチの経営コンサルタントとして数年はたらき、その矛盾を感じて、さらなるステップアップを目指して、ウォームアプローチの教育コンサルタント会社に10年間勤め、最終的には、現在のヒューマンスキルトレーニングをベースに置いた教育・組織コンサルタントの会社を経営するようになっております。

まさに、野中先生は、お会いしたことはなかったものの、私にとっての恩師だったのです。

そんな事情があるので、一度お会いできればという思いはあったのですが、そう簡単にお会いできるような方ではなく、実際にお会いできるとは夢にも思ってはいなかったのですが、ご縁とは不思議なもので、私どもの友人のFさんとEさんが野中先生とたまたま親しい関係にあり、たまたまみんなであってワイワイと話している折に、野中先生の話題も出て、それなら一度ご紹介しましょうとおっしゃっていただけて、今回の面会がかなった次第です。

なかなか実現することは難しいチャンスでしたが、友人のご縁で本当に実現してしまいました。Fさん、Eさん、本当にありがとうございました。

さて、お会いした野中先生ですが、実際にお会いすると、とっても気さくな方で、快く私を受け入れてくださり、私もリラックスをしていろんなお話をさせていただきました。

それにしても、野中先生は、立派ですよ。「組織と市場」において、構造論(組織としての強さ)と動機づけ論(人としての暖かさ)の融合を、構造論の立場から融合させていきたいという方針をたてられたのですが、その後も貫かれて、「知識創造企業」「SECIモデル」「MBB」といった独創的な理論を創造されると同時に、そのどれもが、世界的に大きな影響を与えてきているのですから。

今回、お会いして、私のキャリアの原点であるということに対してのお礼と、今後も様々ご指導いただきたいというお願いをしてまいりました。素晴らしいご縁、今後も大切にしていきたいと思います。

改めて、今回のご縁にご協力いただいた方々に、心から感謝申し上げます。