月別アーカイブ: 2011年1月

手話通訳者のコミュニケーション講座を担当しました(20110131)

 先週は、手話通訳者のコミュニケーション研修を担当しました。T区役所の主催の講座で、今回で5回目となります。これだけ担当させていただけることは、大変光栄なことだとありがたく感謝しております。プログラムの概要は以下の通り。

 

【手話通訳者コミュニケーション研修概要】

<ねらい>価値観のコミュニケーションに必要なポイントを学ぶ。

<ステップ>

1.価値観のコミュニケーションの留意点

2.実習「高価な薬」

3.小講義「受け入れるということ」

 

 受講された方々は、12名です。いずれも、手話通訳者としてご活躍されていらっしゃる方々ばかりで、意識と意欲が高く、講座も、楽しく温かく充実した元気な場となりました。

 短時間ではありましたが、価値観のコミュニケーションの留意点、よく聴くということ、同意するのでも従うのでも好きになるのでもなく、受け入れるのだということ。受け入れる力は、北風ではなく太陽の力なのだということ、について、理解を深めていくことができたのではないかと思います。

 メンバーの皆さん、素晴らしい学びの場をともに共有できましたこと、大変光栄です。本当にありがとうございました。願わくば、来年またお会いしましょう。

手話通訳者のコミュニケーション講座を担当します

 今日は、T区役所主催の手話通訳者コミュニケーション研修を担当します。この研修を担当させていただくのは、今回で5回目です。大変光栄なことです。

 今回は、価値観のコミュニケーションをテーマにしたプログラムです。充実した価値ある時間であるように頑張りたいと思います。では、行ってまいります。

自分を受け入れるということ

     自分を受け入れるということ

 

私には、さまざま私がいる。

私がわかっている私、私が気付けていない私。

私が好きな私、私が嫌いな私。

私がコントロールできる快適な私、私がコントロールできないやっかいな私。

独裁者の私、弱腰の私、陰謀家の私、評論家の私、検事の私、短慮の私、・・・。

私の混沌とした内面を支配するために、私は、さまざまな努力をしている。

私を裁くこと、私をほめること、私を脅すこと、私を怒ること、…

私をリードするために、私は、効果があるかどうかは別として、さまざまな努力をしている。

ただ、していないことは、私を受け入れることだ。

今ここで存在しているありのままの私を受け止めて愛するということ。

そんなシンプルなことをしていない。

実は、私にまつわる多くの問題は、そこに起因しているのだ。

受け入れるということは、分離感をいやすということ。

不安や恐怖は、分離感の申し子。分離感が弱まれば、不安や恐怖も鎮まる。

受け入れることを通して、あなたは、より自由になり、輝くようになる。

あなたが変われば、周りも変わる。

あなたの変化を受けて、あなたの友人たちが、

         次第に、微妙に、根本的に変わってくることにあなたは気づくだろう。

受け入れることは、愛するということ。愛するということは、まさに、太陽の力。

自分も他人も、より自分らしく輝く力強いあり方へと優しく変容を促すのだ。

初校を上げることができました

 現在、新しい本づくりに取り組んでいますが、昨日、初校を上げることができました。ようやく完成に向けての一段階目がクリアーです。今のところ、明らかになってきた本の概要は以下の通りです。

 

タイトル:実践就活マニュアル ~幸せな未来に向けて就活を勝ち抜こう~

総ページ数:144ページ

サイズ:A5

出版予定:4月1日予定

 

です。予定通りに事が運ぶように頑張ります!

就活戦士の3つの境地

戦う戦士には、3つの境地がある。

一番下の境地は、お人よしの境地だ。

 戦いの真っただ中にありながら、武器も防具も持たずに、

             ハイキングにでも出かけるような気持で戦場に赴く。

当然ながら、完膚なきまでに叩きのめされるだろう。
  

2番目の境地は、逃げ腰の境地だ。

戦いの真っただ中にありながら、真剣に向き合おうとせず、

         小細工を弄して危険から逃れ、小手先の理屈で勝ち抜こうとする。

雑魚を相手に多少の勝利を得るかもしれないが、

         遠からず真実の戦士と出会い、必ず敗北するだろう。
  

3番目の境地は、戦士の境地だ。

 戦いから逃げずに、真剣に準備を整えて、勝利を目指す。

戦略を練り、武器と防具を備え、人事を尽くして天命を待つ。

徹底した努力と練習によって、不安と恐怖は、自信と勇気に変わった。

 肩の力が抜けて、自然で美しい動きの中に、必勝の鋭さを持つ。

太陽が雪を溶かすように、敵の鎧を溶かし、必ず勝利を得るだろう。
  

それがどんなに恐ろしい場でも、決して目をそむけてはいけない。

自信と勇気を持って立ち向かっていこう。

志を胸に肩の力を抜いて正面から立ち向かっていこう。

大丈夫、あなたならなら勝てる。

あなたは、もともと最強の戦士なのだから。

忠実であるべきもの

  何よりも忠実であるべきものは、あなたの志だ。
  他者の権威、規模の大きさ、力の強さにひざまづいてはいけない。
 
  あなたは、あなたの人生の王様や王女様であり、
  決して脇役や召使いではない。
 
  今のあなたは、貧しく、小さく、頼りない状況かもしれない。
  しかし、だからと言って、熱いハートを失う必要はない。
 
  貧しいからこそ、気高い理想を貫こう。
  小さいからこそ、可能性を信じ、成長を楽しもう。
  弱いからこそ、胸を張って勇気を持って生きる生き方がかっこいいのだ。
 
  あなたがどんなにみじめな状況にあっても、志を捨ててはいけない。
  あなたの志が、どんなに周りから嘲笑されようと、志によせる信頼を失ってはいけない。
  あなたは、外部の権威に従うのではなく、自分の志に従うべきなのだ。
 
  あなたが、あなたの自信を砕き、あなたを絶望に追い込む者たちに負けることなく、自分の志を守り、信じ通した時、あなたの思いは実現する。
 
  奇跡の源泉は、外部の権威ではなく、あなたの中にこそある。
  さあ、奇跡に向けて、一歩踏み出そう。
 

内定率過去最低(20110121)

    大卒の就職内定率68.8%、過去最低 12月1日時点 

                     asahi.com 2011年1月18日15時3分
 今春卒業を予定している大学生の昨年12月1日時点の就職内定率が68.8%と、調査が始まった1996年以降で最低となったことが18日、文部科学省と厚生労働省の調査で分かった。初めて7割を下回り、景気が低迷するなかで00年前後より厳しい「超就職氷河期」に入っていることが改めて示された。

 12月1日時点の内定率は、「就職氷河期」とされた00年前後でも70%台半ばを維持していたが、リーマン・ショック後の08年から下落し、今回は過去最低だった09年からさらに4.3ポイント減。この2年だけで10ポイント以上減少した。不況下で企業が採用を絞る傾向が続いており、文科省は「先行きも見通せず、厳しい就職環境が続きそうだ」とみている。卒業時点の内定率が過去最悪とならないよう、厚労省とともに卒業直前の学生を対象に集中的に就職活動を支援するという。

 調査は全国の国公私立大62校を抽出し、約5千人を対象に、就職希望者に対する内定者の割合を調べた。

 男子は前年同時期より2.9ポイント減の70.1%、女子は5.8ポイント減の67.4%で、いずれも過去最低を更新。特に女子は08年80.5%、09年73.2%から急落しており、就職の険しさが目立っている。文系は3.7ポイント減の68.3%。「就職に有利」とされてきた理系でも7.3ポイント減の71.3%で、文理別でも最低を記録した。

 地域別でみると、6地区中、北海道・東北を除く5地区が下落。中部が8.0ポイント減の61.7%で、落ち込みぶりが際立っている。関東は4.3ポイント減の72.1%。

 大学生の内定率は昨年10月1日時点で57.6%と、過去最低に落ち込んでいた。2カ月たっても改善の兆しは見えず、年末が迫っても3割以上が就職先が決まっていない異例の状況だ。高倍率の大企業や有名企業に就職活動が集中する一方で、求人中の中小企業に十分に学生が集まらない「ミスマッチ」も内定率低迷の一因と指摘されている。産業界には海外の学生や外国人留学生の採用を広げる動きもあり、「景気がよくなっても日本の学生の就職枠がどこまで拡大するか分からない」(文科省)との声もある。(井上裕一)

 

 

 就職氷河期を超える厳しさで、すさまじく過酷な現状が見えてきますね。これでは、学生たちがかわいそうです。一生懸命に頑張っても全然可能性が見えてこない学生たちの胸中を察すると、胸が痛みます。自分の努力ではどうしようもない時代の荒波にのみこまれている状況ですよ。とにかく頑張れと応援するしかできないのが歯がゆいですね。

 しかし、こんな厳しさの中でも内定を取れたと報告に来てくれる学生たちがいますが、彼ら彼女らに共通する要素は、しっかりとした準備を整えていたということ。就活環境がここまで厳しくなると、むやみやたらに企業訪問をしても内定にはつながりません。下手な鉄砲数打ちゃ当たるといわれますが、私の体験では、絶対にあたりません。内定を取るためには、強い武器と防具が必要であり、練りに練られた戦略が必要なんです。しかし、私も、以前営業をしていたときに、なかなか売り上げが上がらずに苦しんでいたときにしたことは、とにかく数を多く当たるということ。追い込まれると、あせってしまって、早くこの状況から救ってもらいたくて、考えることをせずに、動き回ってしまうんですよね。結局、その時は、疲れきって動かなくなり、作戦を練り直す時間をもたざるを得なくなってしまったことから好転しました。だから、今苦しんでいる学生に勧めたいことは、いったん腰を据えて、戦略と戦い方を練り直すことです。今まで落ちてきたということは、今までのやり方がうまく機能していないということなので、その延長で活動しても、なかなか期待通りにはことが運びません。1週間くらい休みを取って、作戦を練り直してみたほうが良いかもしれません。戦い方が書かれている就活本を改めて見直して見ることも必要でしょう。就活本も、1冊だけではなく、複数冊を買ってみて、自分なりの戦略と戦い方を固める必要があります。そのくらいの投資はしたほうが良いですよ。また、一人で考え、練り直すというよりは、学校の就職アドバイザーや専門家など、多くの人にアドバイスを求めたほうが良いでしょう。就活で成功した友人や先輩に意見を聞いてみるのもよい方法です。私でよければ、いつでも力になります。縁ある学生も縁がなかった学生も遠慮なしに相談に来てほしいですね。もちろん、ボランティアで応援します。

 大変な状況であることはよくわかりますが、頑張れば必ず未来が開けるものです。くじけずに前向きに頑張っていきましょう。頑張れ学生たち!

アトランティックプロジェクトの別バージョン

 おかげさまで、アトランティックプロジェクトは、弊社の新入社員研修プログラム、経営シミュレーションによるリーダー研修プログラムとして、広くご利用いただけるようになってきました。本当にありがたいことだと思っております。いろんな形でのご利用が多くなるにつれて、ユニークなご要望もいただくようになりました。その中の一つが、「短時間で、損益計算を含まないシンプルな組織実習とならないだろうか」というご要望です。労働組合などの研修やシンプルなコミュニケーション研修の実習としてご利用いただきたいというニーズによるものです。そのようなお問い合わせにお応えして、アトランティックプロジェクトの別バージョンを開発しました。プログラム構成は以下の通りです。

 

【アトランティックプロジェクト 短時間バージョン】

<ねらい>

 ・効果的な組織の在り方を学ぶ。

 ・コミュニケーションスキルを学ぶ。

 ・効果的なマネジメントの在り方を学ぶ。

 ・リーダーシップスキルを体得する。

 

<時間>2.5時間

 

着々と進行中

新刊プロジェクトが着々と進んでいます。現在、完成度は、1/2程度でしょうか。なんとしても出版を4月の新学期には間に合わせなければなりません。そのためには、3月上旬までには出稿、印刷に取り掛からなければなりません。そのためには、2月の中旬までには原稿を完成させて、校正に入らなければなりません。とは言え、その間で、研修や営業の仕事がいろいろ入っていますので、少々急がなければなりません。気ばかり急いてしまいます。頑張らなくっちゃ!

新刊に向けて

現在、新刊を作成中です。私がいま大学で担当しているキャリアスキル演習のテキスト向けに企画している本ですが、一般的な就活本としても利用してもらえるようになっています。出版目標は、今年の4月です。現在、頑張って作成中です。来期に間に合うためにも頑張ります!