昨年立ち上げたオンラインによるチームビルディング研修(コミュニケーションスキル研修)の引き合いが多くなってきました。
おかげさまで、期末にかけて、多くのお仕事を頂いております。
研修業界にとってコロナ禍は、大変な逆風であり、当社もその影響を大きく受けている中、こうして注目いただいていることは、素直にとてもうれしく、ありがたく思っております。
これもご縁を頂いている皆さんのおかげです、ありがとうございます。
リモートワークが当たり前の環境下にあって、それがずいぶん長く続いてしまっている現在、職場のコミュニケーションのあり方が変わってしまい、対応を余儀なくされています。
直接会って、時空をともにしていれば、表情やしぐさ、雑談や雰囲気などで、メンバーの感情や考えがなんとなく分かり、分かり合えている実感があるからこそ、信頼や安心が起こり、仕事で協力し合える土台が固まってくるのだろうと思います。
リモートワークでは、そうした機微、言語情報以外の様々なプロセスがバッサリと切られてしまうので、気持ちや考えが分かりづらく、共感している実感を持ちづらくなってしまいます。リモートワークは、意識的に育くもうと努力しない限りは心理的安全性が育まれづらい、または損なわれてしまう環境なのだといえましょう。むろん、信頼や安心、心理的安全性は、チームワークの土台であり、それが無いということは、土台が崩れてしまうということ、まさに、職場が壊れてしまってきているということなのだろうと思います。
それに伴って、特にリーダーの疲弊が激しくなっているということをよくお聞きします。言葉上ではうまくいっている報告がされてきているけれども、これでいいのだろうかという不安が付きまとうと同時に、このままで大丈夫だろうかという未来に対するそこはかとない不安、ストレスが溜まってきているということをお聞きしております。
オンラインによるコミュニケーションは、確かに制約があり、機微は伝わりづらいものですが、伝わらないとは限りません。使い方によっては、気持ちの理解、共感、信頼を育むことは可能です。特に、当社が主軸としている体験学習の実習は、人間関係の様々な要素(コミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ、など)に焦点を当てて、とても見えやすく、わかりやすく、改善に取り組みやすくできる仕組みができているので、たとえオンラインという制約があっても、感情の理解、共感、おもいやり、を実感することができて、気高い意識、健全で健康で豊かな関係性をオンライン下においても育むことができるのです。
実際に壊れてしまってお互いに反目しあうような、まったく協力し合えないような職場も出てきているとお聞きしています。お客様も、まさに、オンライン下におけるチームビルディングや土台となる信頼関係の醸成は今後組織を維持していく上でも死活問題であり、緊急かつ重大な課題となっていると言えましょう。
オンラインによる体験学習を主軸としたコミュニケーション、チームビルディング研修は、リモートワークの制約や障害を乗り越える可能性のある力を持っていると思います。
私どものプログラムは、多くの企業、組織風土に貢献できると思います。今後もしっかりとがんばって、ますますスキル、技術を高めていきたいと思います。