カテゴリー別アーカイブ: 04.大学授業日誌

学会で発表してきました

 私は、神奈川県のT大学で、3つのキャリア関係の授業を担当しています。その中の一つが業界研究と言う授業です。
 業界研究の授業では、「業界や会社を理解し社会人として輝いて活躍するためのポイントを学ぶ」をテーマに、7人のゲストスピーカーをお呼びしてお話をお聞きする内容となっております。
 ただ、ゲストスピーカーのお話をお聞きするだけではなく、学生たちも企業研究をしてゲストスピーカーの皆様はじめ生徒たちの前で発表する手順となっております。
 さて、昨年度の授業のゲストスピーカーに、福祉業界の先生としてA先生もお招きしておりました。授業では、前半30分が学生たちの研究発表で、後半60分がA先生のご講演をしていただきました。すばらしいご講演で聴講した学生全員がとても良い学びができたと喜んだ次第です。
 ご講演の後、研究発表した学生たちとA先生で感想などのお話をしてくださったのですが、その中で、A先生から、
「今度、日本〇〇実践学会の研究大会があるから、その分科会で、今回の(学生たちのプレゼン)内容の発表をしてはどうか」というお話をいただきました。A先生は、当実践学会の理事長もおつとめになっていらっしゃるのです。
 思いもよらないお申し出で、とても驚いたのですが、もし本当に発表させていただけるとしたら、学生たちにとって貴重な機会であり、授業を担当する私としてもとても光栄なことでもあります。
 その後、〇〇実践学会の皆様からもご了承を頂き、また、大学の教務課にも話をしたところ、課外授業と言う形で実施することができるようになりました。
 そのようなプロセスを経て、正式に、学生たちが、学会で研究発表のプレゼンをさせていただく運びとなった次第です。
 発表者は、いずれも大学の3年生の5人です。
 何しろ、授業と言うとても短い時間の中で研究し、まとめあげたものであり、正式な研究学会の発表としては、他に発表される諸先生方のような充実した内容とはなっておりません。
 勢いで、是非にとこのお話を進めてきた私ですが、会場の本格的な雰囲気、他の諸先生方のしっかりされている研究発表を見るにつけて、とてもとても不安になってきた次第でした。

 分科会の6発表の中での4番目でしたが、とうとう順番が回ってきて、発表に入った次第ですが、なんと、私の想像をはるかに超えて学生たちが立派だったのでした!!
 内容も、ずいぶん詰めてきており、姿勢を正して前を向き、しっかりと声を出して、堂々たるプレゼンを展開したのです。
 私は、それを見て、ちょっと感動してしまいました。不覚ながら、少し涙ぐんでしまいました。
 子供の大きな舞台での発表を見る親御さんの気持ちがとてもよくわかったような気がします。

 学生たちは、この大きな舞台でこれだけしっかりとプレゼンをするために、ずいぶん練習を重ねたのだろうと思います。緊張して昨晩はよく眠れなかった学生もいたようですが、プレッシャーに負けずに、見事に乗り越えてプレゼンを成功させました。本当に立派な勇者たちだなぁと思いました。

 オーディエンスの方々も、結構厳しい質問など他のプレゼンでは出ていたのですが、とても暖かい思いやりのある感想や質問もいただき、本当にありがたかったです。終了後は、わざわざ我々のところにお越しいただいて、「感動しましたよ」と温かく感想を言ってくださった方もいらっしゃいました。本当にありがたいことだと思います。

 今回の発表は、学生たちにとって、とても良い思い出、体験になったと思います。ちょうど、来月の4月から4年になる学生たちであり、就活の本番に入っていくことになりますが、きっと、今回の体験は、良き糧となると思います。
 また、私にとっても、とても良い経験、学びになりました。人は、やはり、すばらしい!ということを実感した出来事でもありました。このような学びをさせてくれた実践学会の皆さん、オーディエンスの方々、そして、学生たちに心から感謝したいと思います。ほんとうにありがとうございました。

 学生の勇者諸君に幸多かれ!

最終講を迎えます(2022)

 私は、横浜の大学で、キャリア関係の授業を担当しています。前期一つ、後期2つの授業を担当しており、その後期の授業も残すところ、あと1回となりました。
 授業の一つは、業界研究に関する授業であり、企業のゲストスピーカーをお呼びして、業界に関する情報を得ると同時に、学生たちも自ら業界や企業の研究をして、ゲストスピーカーも含めた多くの人の前でプレゼンテーションをするという内容となっています。
 学生たちにとっては、単に話を聴いているだけではなく、自らも研究発表するという、しかも、企業の人事担当者の前でプレゼンをするというとても負担の大きな課題を乗り越えなければなりません。
 本授業は、ですから、学生たちの協力なくしては成り立たないタイプの授業なのです。
 学生たちに相当大きな負担をかけることになるのですが、研究発表のセッションは、全員無事に終了し、見事に立派に発表をしてくれました。私もとても誇らしい思いです。
 おかげさまで、通常の企業研究や業界研究にはない深い学びができる場となったと思います。これも、ゲストスピーカーの皆さんはもちろん、学生たちのおかげです。本当にありがとうございました。
 学生たちは、入学から現在まで、コロナ禍で振り回されるような学生生活を送ったものも多いと思います。時には期待と違う体験をしたり、思い通りにはならない理不尽さを感じた人も少なくないと思います。その意味では、気の毒な世代でもあります。しかし、困難の中でこそ成長は起こるものです。時代の犠牲者ではなく、それを乗り越える勇者として成長を遂げてほしいと常々願っており、その意味では、今回の授業を受けてくれた学生諸君は、みな勇者だったと思います。
 これから、就職活動に取り組む学生も多く、また大きな課題や壁にぶつかることがあると思いますが、彼ら彼女らならきっと乗り越えられると思います。
 学生たちの今後の活躍を心から応援したいと思います!

前期授業が終了202207

 昨日、大学の前期授業、プレゼンディスカッションスキル講座が終了しました。

 就職活動やキャリアを形成する上で大切な自己表現やプレゼンテーションのスキル、チームワークやコミュニケーション、対話のスキルを学ぶ講座であり、全15回の講座となります。

 本年度も、すばらしい学生たちに恵まれて、とても良き学びの場となったと思います。

 受講してくれた学生諸君にとっては、大学生活において、予想だにしなかったような出来事=コロナ感染症の広まり、ロックダウンや、人間関係に関する事細かい規制、それに伴って希薄になる人間関係、などなど、さまざまな困難がつき次と起こって、そんなことが起こってない時代に比べてずいぶんと不自由で不安なキャンパス生活を送っている学生が多いのではないでしょうか。

 さまざまな障害や問題が次々と起こるので、戸惑って、少々気持ちが疲れている学生も多いと思いますが、受講してくれた学生は、そんな困難な中にあっても、決してめげることなく、授業に向かってくれたと思います。逆に、そうした困難があるからこそ、普段は考えないような人生の深い意味、生き方、哲学を考えることができたと思います。

 授業の中では、グループワークが多く、人間関係に不慣れな学生たちにとっては、少々ストレスフルなところもあったかもしれませんが、逆に、寂しさを強いられる環境の中だからこそ、人間関係の価値や大切さを理解し、高い意識をもってグループワークに参加してくれたと思います。

 その意味で、環境の厳しさとは逆に、学びも深く、意義深いものがあったのかもしれません。

 良い授業となったと思います。これもひとえに受講してくれた学生の皆さんのおかげです。あらためて感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

 コロナ以前まではせっかく回復基調にあった経済も、コロナ後の世界的な混乱を受けて、好調や安定とは決して言えない状況となっています。

 きっと今後学生たちが迎える就職活動は決して甘くはないのだと思います。もしかしたら、そうした逆境の中で、とても苦労をする学生たちも出てくるかもしれません。

 しかし、彼ら彼女らでしたら、逆にそうした環境を逆手にとって、大きく成長していくことでそう。決してくじけることなく、本当の自分の幸せなキャリアに向かって立ち向かっていってくれると思います。

 授業が終了したとはいえ、今後も、受講してくれた学生たちに心からエールを送りたいと思います。何かできることがあれば、心から応援していきたいと思います。彼ら彼女らの人生に幸ありますように!

現代社会の基盤となる考え方の検討

「現代社会の基盤となる考え方の検討」をテーマとした動画をyoutubeにアップしました。

大学のオンデマンド授業で活用した動画の一部となります。

私たちが当たり前のように常識だと思っている弱肉強食、適者生存、等の考え方を検討し、それらの考え方にまつわる勘違いや思い込みを解消していく展開となります。

決して派手ではない、演出もない素朴なものですが、大切なことだと思っています。よろしければご覧ください。

 

 

 

 

今期の授業が終了します

早いもので、今期の授業が明日、明後日で終了します。

明日は、キャリア形成論というキャリア形成の基礎、生き方を学ぶ講座であり、今期は、オンラインのオンデマンド授業となりました。

オンデマンドでありながらも、学生たちは、しっかりと授業に参加してくれて、毎回出題されるレポートにもしっかりと対応してくれていました。

明後日は、業界研究という就活支援の授業であり、今期は、ZOOMによるオンライン・リアルタイム授業となりました。

参加型の講座であり、ゲストスピーカーをお呼びして業界のお話を聞くだけではなく、自分たちもマーケティングの視点から業界研究を行い、理解を深めたうえで、ゲストスピーカーと対話セッションの時間を担当し、質疑応答などの対話をする内容です。学生たちにとって、社会人と話をすること自体が不慣れであり、困難な課題でしたが、見事にやり遂げてくれました。さすがはやる時はやるのだなぁ!と感じ入った次第です。

どちらの授業も、素晴らしい学生たちのおかげで、良き授業となりました。改めてお礼を言いたしと思います。本当にありがとうございました。

また、いろいろとご面倒をおかけして支援をしてくれました教務課の皆さん、それから、ほんのわずかな報酬しかないにもかかわらず、とても素敵な講演をしてくださったゲストスピーカーのみなさん。本当にありがとうございました。おかげさまで、学生たちにとっても貴重な学び、糧となりました。心から感謝申し上げます。

どちらの授業も、明日と明後日で終了となります。

最後の授業も、学生たちの人生を応援できる一つの学びとなるようがんばってきたいと思います!

大学授業前期終了(2021)

大学の前期の授業が先日終了しました。「プレゼンディスカッションスキル」という授業です。自分らしく幸せなキャリア形成に必要なコミュニケーションのスキル、特にプレゼンテーションとディスカッションのスキルを高めることに焦点を当てた授業です。

同じ授業を3限と4限の2コマを担当しており、総勢で約80名の学生が受講してくれました。

素晴らしい学生諸君の協力を得て、充実した楽しく意義のある授業ができたと思います。学生の皆さんには、心から感謝したいと思います。半年間ありがとうございました。

コロナ禍に伴って、学校の授業形態も、さまざまなバリエーションがとられており、どのようなありかたがよいのか、現在模索中のような状態です。

一般的に、コロナ感染者は20代が最も多く、まさに学生たちの年齢層が、最も感染リスクが高い年齢層となります。ですので、私の知っている限りでは、多くの授業は、オンデマンド授業(ビデオや録音と資料による授業)か、zoomやteamsなどを活用したオンライン双方向授業となっています。

実は、私自身も、昨年度は、大学の方針としてすべての授業で教室による対面授業が禁止されたので、オンデマンドやオンライン双方向授業となりました。とはいえ、今までにやったことがない、にわか仕立ての授業だったので、いろいろ戸惑ったところもありましたが、なんとかやり遂げることができた次第です。それなりに授業満足度も高く、オンラインでも授業は可能なのだということを学びましたが、実際に学生たちと会わないので、授業としては成立したとはいえ、一抹の寂しさを感じたものでした。

本年度は、リアル対面授業が解禁されて、選択肢が増えたので、どうしたものかといろいろと悩みましたが、やはり、授業の成果を最大限に発揮できる教室による対面授業とした次第です。

対面授業にして感じたことは、学生たちが思いのほか喜んでくれるということ。2020年度以降に在学している学生たちは、かわいそうです。せっかく大学生になったのに、キャンパスにも入れず、友人とも会話できず、そもそも大学の友人も作ることはできずに、ただ悶々と家の中でpc画面と向き合わざるを得ません。オンライン授業になると、宿題が多くなって、提出レポートがばかにならないくらいに増えてしまうので、自由時間がごっそりと削り取られてしまいます。彼ら彼女らのはじけるような青春は、どこかに消えてしまい、夢や喜びは見事にしぼんでしまったようです。

そうした1年間を体験し、たとえつまらない授業であっても、実際に大学に行って授業を受けたい!というちょっと切ない願いがわき起こったように思えます。ですから、前期の対面授業でも学生たちは、真剣にこれまでにないくらいに出席率も高く全員が集中して受けてくれました。静かで穏やかで、充実した共感しあえるパワフルな教室が実現したように思えます。

できるだけつまらない授業にならないよう、せっかくの貴重な時間を最大限に有意義にできるように私自身も真剣に取り組ませていただきました。前期が終わって、良い授業の余韻を感じています。いろいろと迷いましたが、対面授業にしてよかったと思います。

学生たちも、感染リスクを背負って、良く授業に参加してくれました。学生たちの真剣さ、意欲、集中があったからこその良い授業だったと思います。本当にありがとうございました。

コロナ禍はじめ、学生たちが迎える未来、将来のキャリアには、明るい希望ばかりとは限りませんが、天使に囲まれて天使として生きるのは簡単、誰でもできることなんだろうと思います。しかし、決して天国の平和を望めないところ、困難や障害、痛みや苦悩がある中で、絶望せずに天使として生きることはとても難しい。だからこそ、そういう生き方がかっこいいのだと思います。

学生たちには、そうしたかっこいい生き方、大人になってもらいたい。そういう生き方の後押し、応援をしていきたいと思った次第です。

学生たちの未来に、大きなエールを送りたいと思います!

今日から大学授業(2019後期)

早いもので、あっという間に夏休みが終わって、今日から大学の後期の授業が始まります。

夏は、大学の授業が休みであることはありがたかったのですが、本業の企業研修のお仕事がいろいろと忙しく、当ブログの更新もままなりませんでした。

ここ数か月間も、様々な研修、新しいプログラムへの挑戦、などおかげさまで充実した日々を送っておりました。

大学授業の後期は、キャリア形成論とマーケティング的業界研究の2つの授業を担当しており、今日は、キャリア形成論の開始となります。2教室を担当しますが、あわせて100名、今期も素晴らしい学生たちとの出会いが楽しみです。

どちらの授業も、人としての幸せな生き方、力強く輝く社会人としての生き方、キャリアの育み方を学ぶ大切な授業となります。学生諸君に良き学びの場を提供できるよう、彼ら彼女らの生き方を応援できるよう、今年もしっかりとがんばっていきたいと思います。

しかし、本業の方でもやらなければならないこと、書籍の2版の出版、新プログラムの完成と発表、…、なかなか前に進まないのがもどかしくありますが、焦らず丁寧に進めていきたいと思っています。

さて、今年後期も、元気にがんばっていきましょう!

今日で最終講

大学で「プレゼンテーションとディスカッションスキル」と言う授業を担当しておりますが、本日で第15講目、今期の最終講となります。出発まで少しだけ時間があったので、この記事を書いている次第です。

今年も、素晴らしい受講者に恵まれて、とても充実したエネルギッシュで有意義な学びの場となりました。まずは共に学んだ学生たちに感謝したいと思います。

また、当授業にご尽力いただき、ボランティアで学生たちにビジネスマンの生き方を教えてくださったSさん、おかげさまで、良き授業を展開できました。ありがとうございました。

さらに、大学スタッフの方々はじめ、応援くださった皆さん、本当にありがとうございました。

おかげさまで、無事に本日を迎えることが出来ました。

今日は、セルフリーダーシップをテーマとして講義を展開する予定です。

最新の脳神経科学より導き出された「内的家族システム」という考え方より、自尊心を持つこと、勇気を持つこと、そして何よりも、志を持ち、自分の気持ちを裏切らないで生きることの重要性について伝えてきたいと思います。

では、行ってまいります!

大学新授業が本稼働

先日、中学以来の友人から、当ブログ記事の更新がないとのことで、「大丈夫なのか?」と電話をもらいました。「更新がないからどうかしたのではないか?」と心配したとのことでした。

当ブログをご覧いただいている方も、もしかしたらご心配をおかけしているかもしれません。

ご心配をおかけして、ごめんなさい。

私ども家族、仲間ともども皆元気でやっております。

ここ数か月は、いくつかの新しい企画が始まってきており、バタバタと忙しくて更新がままならなかったのです。

新企画の一つは、大学で担当する新しい授業「マーケティング業界研究」でした。

大学の後期の授業であり、本年度から私が担当することになった授業です。

各業界のリーダーの方々にゲストスピーカーとしてお越しいただいて、業界や会社の特徴、業界における社会人としての生き方、キャリアの育み方についてお話しいただくことになります。

ただ、90分すべての時間をゲストスピーカーにお話しいただくのではなく、内30分程度は、学生たちがマーケティングの視点から自分で調べ、研究した業界や会社の特徴を発表し、それを受けてゲストスピーカーに60分程度のお話を頂くという仕組みを作っております。

全15講ある中で、前半の7講は、マーケティングについての基礎を学ぶと同時に、研究発表に向けての準備を整えていく時間として、後半の7講でゲストスピーカーにお越しいただくことになります。

最後の1講は、全体の振り返りとなります。

実は、今日から、後半の学生たちの「研究発表とゲストスピーカーの講演」というメイン授業に入ります。

新企画の授業でもあり、準備の7講の段階で、学生たちがどの程度頑張ってくれるのかについては、前例がないので未知数と言うか、とても懸念していたのです。模造紙で10枚程度の結果を出さなければならないことと、そのために多大な調査とまとめが必要で、時間と労力がかかるので、学生たちの負担が相当大きく、果たして、こんな無茶振りに応えてくれるのかどうかがとても心配だったのです。

しかし、ふたを開けてみたら、驚くほど真剣に、一生懸命にやり遂げてくれたのでした。私からの無茶振りを見事に乗り越えてくれました。学生たちには心から感謝したいと思います。乗り越えてくれなければ、授業自体が成り立たなくなってしまうような企画だったからです。

今日から7回、学生たちの発表が続きます。またそれを受けてのゲストスピーカーの方々の講演も実施されます。どのような展開になっていくのか、少々心配もしておりますが、とても楽しみです。良き授業となるよう、がんばってきたいと思います。

そのほかにも、新しい企画が進んでいます。

提携先と新しい講座を企画、実施しております。いくつかの講座を形にしてきましたが、最近特に注目しているプログラムが「イノベーション」です。イノベーションと言うテーマは、改めてご紹介しますが、私どもの行っているテーマとリンクするところが多く、実にユニークなプログラムをつくれそうです。全く新しいタイプの実習も開発できそうです。これに関しては、また後日ご紹介させてください。

という訳で、おかげさまで忙しくさせて頂いており、いろいろと元気で頑張っております。

ご心配をおかけして申し訳ありませんが、できるだけ更新もしていきたいと思っています。

今後ともよろしくご支援のほどお願い申し上げます!

大学でマーケティング論を担当します

 現在、横浜の大学で単位認定の授業を2講座担当しておりますが、来年度から、新たにもう一講座担当することになりました。キャリア教育の一環となる授業であり、マーケティングの視点から業種業界を研究するキャリアスキル講座です。
 当大学でお世話になっている教授が昇進されて、管理業務に忙しくなってしまうため、従来担当していたその授業を実施することができなくなってしまったこともあり、私がその授業を引き継ぐという形で担当させていただくことになりました。
 来年後期からは、週2日が大学の授業日となり、会社経営をしている私的には営業上少々厳しいところもあるのですが、やりがいのある仕事でもあり、学生たちにとってもきっと役に立てる講座になるだろうとも思っておりますので、しっかりと頑張りたいと思います。
 従来担当していた講座は、キャリア形成論とプレゼン・ディスカッションスキル演習と言う授業であり、いずれも生き方や人間関係スキルに関するものですが、今回の講座は、戦略論、マーケティング論がテーマとなるもので、まさに問題解決スキルがテーマとなるものです。
 私は、人が自分らしく力強くキャリアを育むために必要なことは、人間関係スキルと問題解決スキルの2つが必要だと考えており、これで、大まかにいえば、たくましく幸せに生きる方法の全体像を学生たちに伝えることができるということになり、私にとって納得できる授業を展開できるということになります。
 私は、マーケティングの考え方と言うものは、厳しい現代社会を生き抜く上での強力な武器の一つとなりうる有用なツール、考え方だと思っております。
 選択と集中、無用な戦いを避けること、戦うならば必勝を狙うという事、そうした強くたくましい、主体的でチャレンジングな生き方、方法を授業を通して学生たちに伝えていきたいと思います。
 私にとっても新しい挑戦の始まりです。良き授業となりますように!