紅葉真っ盛りです。
私が授業を担当している大学の関係するお寺にある紅葉です。
昨日、同じもみじの11月の様子をアップしましたが、12月に入ると様子が変わりました。紅葉真っ盛りです!
これは同じ寺院内にあるちょっと種類の違うもみじ?(なのかな)
これはイチョウ
なんてきれいなたたずまいなのでしょう!見事な秋、すがすがしいありようです。
気分がリフレッシュしますね!
お釈迦様は、自分の没後、2,000年後に「末法の時代」が訪れると警告されたそうです。
その時代には、人々は慈しみの心を忘れ、我欲をむさぼり、争いが絶えない世の中となるとのこと。悪業がはびこり、奇病が蔓延していくと語られたそうです。
お釈迦様の没年は紀元前500年くらいと言われています。ですので、いまは、ちょうど没後2500年くらいでしょうか。
お釈迦様の予言は、まんざらはずれてもいなようです。
人々の中には、慈しみを忘れ、平気で人を殺し強盗をする者たちも現れました。
疫病がはやり、人は不安で短気になり、人を嫌うこと躊躇せず、敵意と悪意に歯止めが効かなくなってきました。
他国に攻め入り、罪のない人たち、特に子供や女性を平気で殺害する国も出てきて、その国の狂気の暴力を諫めるのではなく、膨大な援助をして外道の火に油を注ぐことが正義と主張する偽善や詭弁もまかり通っています。
まさに、地獄への道は善意で敷き詰められているのです。
正義の化粧をした憎悪と悪意が、圧倒的な権力で我々に牙を向けてくる時代。狂気と非道が正当化される時代。まさに今は末法の時代のように感じます。
しかし、光に勝る闇はありません。どんなに技巧を弄しても嘘は真実には勝てません。邪悪、憎悪、悪意は、どんなに力をもったとしても決して勝ち抜くことはできません。最終的には自らふるった刃でうち滅ぼされてしまうでしょう。狂気は終わりを迎えることが定めなのです。
アメリカでは、大統領選が行われ、トランプさんが勝利を収めました。とても記念すべき勝利だと思います。マスコミからは散々な物言いをされ、言いがかりのような訴訟を起こされ、挙句の果てには3度にもわたる暗殺未遂を乗り越えての勝利です。本当におめでとうございます。
トランプさんは、自分のためと言うよりは母国のため、世界のために使命があるので不退転の決意で戦ったとのこと。タフな戦士、立派な将軍、勇者なのだろうと思います。
どういう性質のものかはわかりませんが、いずれにしてもこの勝利によってアメリカのみならず、世界は大きく変化すると思います。もちろん日本も例外なく激動に突入していくのだと思います。
願わくば、狂気が終わりを迎えますように。正気を取り戻すことができますように。ウソや欺瞞、隠しごとに光が当たり、本当のことが明らかになりますように。戦争が終わりますように。正義が貫かれますように、そして平和が実現しますように!
先月10月10日に妻の父、私の義父が亡くなりました。仕事などの関係上、葬儀を10月16日通夜、17日告別式を執り行いました。
実は、昨年の2023年7月31日に妻の母、私の義母が亡くなっており、続けざまの不幸であり、私どもにとって、特に妻にとっては実母と実父の不幸なので、そのショックと痛みは相当なものだったと思います。それを乗り越えて葬儀をみごとに努め上げました。とても立派だと思います。おつかれさまでした。
葬儀を主催してくださったのは、妻の実家が檀家となっているお寺、長願寺のご住職 海法龍師と若様です。師には、妻のおばあちゃん、母、そして、今回の父親の葬儀を主宰していただいている縁の深いご住職です。とても立派な私どもが尊敬するご住職です。
そのご住職に、戒名を頂きました。義父の本名には“正”の文字が含まれており、その一文字を使った素敵な戒名を頂きました。
戒名の発表の折に、“正”についての解説があり、その法話がとても印象に残ったので当ブログでもご紹介したいと思います。
ご住職は、“正”という文字は、“いちにとどまる”と書かれており、対立、争いではなく、ひとつであること、共感すること、平和であることを意味するのだとおっしゃるのです。
私は、それを聞いてとてもびっくりしました。
私は、“正”と言う文字は、正義や正解を意味するものであり、悪や誤りに対峙するものであって、悪を滅ぼし、誤りを正すものであると思い込んでおり、あくまでも白黒2元の対立する世界の中の一方の在り方、力だと思っていたのですが、ご住職は、そうではないとおっしゃるのです。それは、分離したものではなく、一つであること。お互いに響き合える平和的な一体感、“和”を意味するものだとおっしゃったのです。
そうなんだ、正しいということは、悪者をやっつけて、正義を勝ち取るものではなく、悪者と決めつけずに、裁かないということ。距離を置いて分断せずに、関係の糸を切らないということ。それは、とてもやさしいということなんだと初めて知ったのです。
私は、そのことを知って、ちょっと打ちのめされてしまいました。
私にとって“正”とは、悪に勝利することであり、邪を正すこと、けがれを祓い清めることだと思っており、私にとって正しく生きるということは、戦いでもあったのです。
ウルトラセブンが怪獣をやっつける、ガメラが体を張って悪をやっつける、人が勇気と協力でゴジラをやっつける、こういうことが正義だと思っており、ひそかにそういうヒーローにあこがれていた(る)のです。また、心の奥深くで、そうやって悪をやっつけたい、正義のヒーローになりたいという情熱をもっていたのです。
しかし、ご住職は、そういう考えは、正しく“正”を理解していないとおっしゃるのです。相対二元の世界になると必ず争いが起こる。故に、二になること分離すること自体が誤りである。ひとつにとどまること、分離しないこと、やな奴だと裁かないこと、人を他人だと思わないこと、和をたっとぶことこそが“正”なのだとおっしゃるのです。
ちなみに、この“正”の意味に興味をもって、“悪”の文字の由来を調べてみました。悪は「亜」と「心」によってできていますが、亜と言う漢字は、「次ぐもの、2番目」と言う意味があるそうです。いわゆる悪とは、2番目の心、分離した心と読み取ることができます。
また、“誤”と言う漢字の由来も調べてみました。そのままではよくわからないところがあったので、つくりである“呉の旧漢字を調べてみると、“吴”となり、上の“口”は、「神への祝詞を入れる器」と言う意味であり、下は、“人”と“二”で構成されています。(“天”だと思いましたが、横棒の上下の長さが逆です)
ですから、“誤”をわたしなりに分析すると、「神に言うことと人に言うことが異なり、二つになる」こと解釈することができます。(あくまでも私独自の解釈です。学者さんに言うと怒られるかもしれません。)
なんと、悪と言う文字は、1つにとどまらずに二つになること、誤と言うことは、誰にも同じことを言うのではなく、神と人とで違えてしまうこと、つまり、悪は心が分離すること、誤は言うことが分離すること、どちらも“一つであることを捨てて分離すること”だと私は解釈しました。
そうすると、ご住職が仰る“正”の意味がよくわかります。そして、私が解釈していた正のありかたが、いかに間違えていたかがよく分かります。
なんと、私が正しいと思い込んでいた正義や正解は、決して正しくなかったのです。相手とどこかでつながっている一つの存在と言う感覚を捨てて、一線を引いて敵と認識すること自体が誤りであり、「悪をやっつける、邪を正す」と攻撃することは、まさに悪であったのです。正義の杖を振りかざして悪を責めるときに感じるあの快感は、決して天のものではないということが痛烈にわかりました。私は、反省しなければなりません、ある意味、正義を貫くという生き方がかっこよく感じ、そう生きていましたが、知らず知らずのうちに道を誤ってしまっていたかもしれません。悪だと決めつけた人を責めた時から、私が悪になってしまったのかもしれません。
ご住職の法話を通して、そうしたとても強くて痛くてありがたい学びをさせていただきました。今後は、対峙してやっつける強さではなく、理解して受け入れて癒やすやさしさを身につけていきたいと思います。なんとなく漠然とは感じていたことですが、和尚さんのお話をお聞きして、はっきりと分かりました。義父の葬儀を通して、とてもありがたい学びを頂くことができました。ありがとうございます。
義父は、まさに“正”の人だったと思います。人の欠点や間違いに寛容で、いつもフレンドリーでいてくれました。考えてみれば、生意気で攻撃的な私をも、ふわっと包んでくれていた、決して見捨てることはなかった、そんな気がします。長年にわたってご縁を頂けて、とても光栄に感じています、いろいろと不快な思いをさせたこともあったと思いますが、どうぞご容赦ください。
父ちゃん、わたしには気づけなかったけど、いろんな愛をくれていたんだね、やさしさをありがとう。心から感謝申し上げます。
父ちゃん、長年にわたり本当にごくろうさまでした。そして、ありがとうございました。 合掌
私は、横浜のとある大学で授業を担当していますが、後期は2科目を担当しています。そのうちの1つの授業が今日から開始します。
キャリア関係の授業であり、単なる就活講座ではなく、長い人生をどう生きるのか?自分らしく幸せに生きるためにはどのようなことが必要になるのか?をテーマとする授業となります。
考えてみれば、私は決して人様に自慢できるような人生を生きてきているわけではありません。むしろ、失敗の数ならば、人に引けを取らないかもしれません。そんな人が大学で人生を語るのはおこがましいようにも感じております。しかし、こうしたご縁を頂いて、毎年たくさんの学生たちが聴講に来てくれているのは、本当に光栄なこと、ありがたいことだと思います。きっと、天から失敗の多い人だからこそ、人の痛みが分かるはずだから、人を癒し、勇気づけなさいと使命を頂いているのかもしれません。教えることは学ぶことでもあり、失敗が多いからこそ学生たちと共に学びなさいと課題を頂いているのかもしれません。
おかげさまで、本授業も2006年から担当しているので18年目となります。本年度も充実したパワフルで楽しく意義深い授業になりますように!
では、行ってきます!
経営シミュレーション教材 新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」の体験会である「アトランティックプロジェクト トライアル」を開催します。
「アトランティックプロジェクト」とは、ヴィーナスアソシエイションが発表している経営シミュレーションによる研修教材です。総合的な新入社員研修プログラムとしても編成されております。
新入社員研修プログラムはじめ、チームビルディング、コミュニケーション、リーダーシップ等をテーマとした研修で広く活用いただけます。
採用企業数200 社、総受講者数8,000 名の多くの実績を持ちます。
導入していただいた多くの企業の皆さまから、コミュニケーションやチームスキルの養成、動機づけやリテンション対策、同期の絆づくりなど、若手の人材育成に効果的であると、大きな反響と高い評価をいただいております。
このトライアルでは、新入社員研修プログラムとしてのアトランティックプロジェクトの内容を一部実習体験も交えてご説明すると同時に、プログラムのメイン部分である経営シミュレーション実習としてのアトランティックプロジェクトを実際にご体験いただいて、内容と雰囲気、効果や運営方法をご理解頂けるようにご案内いたします。
プログラムを通して、アトランティックプロジェクトの内容と効果をご理解いただくとともに、アトランティックプロジェクト導入をお考えの方には、運営方法を学び、ファシリテーターを養成する機会ともなっています。
アトランティックプロジェクトのご紹介コースでもあり、参加は無料となっています。アトランティックプロジェクトに興味をお持ちの方や、運営方法を学びたい方は、ぜひご参加をご検討いただければ幸いです。
【アトランティック プロジェクト トライアル 開催概要】
<講座名>経営シミュレーション教材 新入社員研修プログラム「アトランティック プロジェクト トライアル」
<日程>2024年9月26日(木)
<開催時間>午後1時~5時
<場所>一般財団法人産業人材センター『霞会館』
(地下鉄日比谷線「六本木」下車徒歩7分)
<参加費>無料
<お申し込み方法>
「アトランティックプロジェクト トライアルに参加希望」と明記の上、会社名、氏名、ご連絡先を以下のフォームにてお送り下さい。
私は、大学の授業を3つもっています。一つは、キャリア形成論で自分らしく幸せな生き方を探求する講座です。二つ目は、プレゼンディスカッションスキル演習で、就職活動に必要なコミュニケーションやチームスキルを学ぶ講座です。三つめは、マーケティング業界研究で、マーケティングの視点から業界や会社について理解を深めていく講座です。いずれも半期の講座です。
今週から、その二つ目のプレゼンディスカッションスキル演習が始まりました。半期ですので、全15講座、7月末まで続きます。
今週は、第一回目の講座であり、3限と4限の2コマを担当してます。今期は、両方合わせて80人強の学生たちが集まってくれました。例年感じることですが、最近の若者は、実は、とても誠実で一生懸命な方が多いです。私は、今の若者たちが大好きです!今期も、まさにそのような素敵な学生諸君が集まってくれました。
私もプロとして十分な準備を整えて真剣に授業に当たりますが、学生たちも、授業に真剣に向き合ってくれているようです。教員と学生が、ともに集中して真剣に向き合い、穏やかに楽しく意欲的に学ぼうとする場は、とてもエネルギッシュですがすがしく、そこにいるだけで癒され、元気を頂けるような充実した場になります。そうした学びの場だからこそ、質の高い、意義深い大切なことを学ぶことができるのだと思います。
学生たちと共に、そうした学びの場を育んでいけることは、この上ない光栄なことで、楽しく、幸せなことだと思います。なんて恵まれた仕事をしているのでしょうか、本当にありがたいことだと思います。
全15回、来週は、2回目となります。この授業が始まると、あっという間に夏になります。今期も、良き授業となるように、しっかりとがんばりたいと思います。願わくば、授業を取ってくれた学生たちにとって、価値ある授業でありますように!
当社では、新入社員研修で活用いただけるプログラムとして、アトランティックプロジェクトという経営シミュレーションの体験型研修プログラムを発表しておりますが、4月に入って、とうとうそのシーズンが始まりました。
先週も、2社の新入社員研修を担当させていただきました。1社は、入社式直後の午後半日で、もう1社は、3日間を使ってプログラムを展開しました。新入社員の皆さんにとって、社会人人生の第一歩となる大切な研修を担当させていただけて、とてもとても光栄に思っております。
どちらの研修も、ご担当者の皆さんやすばらしい新入社員のメンバーのご協力で、とてもおだやかで楽しく、充実した意義深い学びの場となりました。社会人になったとはいえ、どうあればいいのか?どうすればいいのかが分からない不安な状態から、社会人として活躍するための考え方や方法、知識を学んで、すこし勇気が湧いてきて、希望をもって職場に向かっていけるようなターニングポイントになれたような実感があります。これもご担当者、新入社員メンバーの皆さんのおかげです、ご縁を頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
アトランティックプロジェクトは、当社の講師が研修を担当させていただくこともできますが、企業の人事研修担当の方自らが実施頂けるようにマニュアル化などの内製化支援もさせていただいております。
本シーズンでも、多くの企業、多くのご担当者の方が、本プログラムを選んでくださって、実施頂けることになっています。大切な研修で本プログラムをご活用いただけて、とてもとても光栄に存じます。せっかくご利用いただけるからには、価値ある時間になりますように、大成功されますように、心からお祈りしております!心からエールをお送りしております!!がんばってくださいね!!
研修は、これからもまだまだ、今期は、5月末まで続きます。長丁場となる繁忙期ですが、私も含めて、みなさん、くれぐれも健康に気を付けて、元気で乗り切りましょう!
「勇気とは恐怖心の欠落ではなく、それに打ち勝つところにあるのだと学んだ。
勇者とは怖れを知らない人間ではなく、怖れを克服する人間のことなのだ。」
ネルソン・マンデラ
「人は何度やりそこなっても、「もういっぺん」の勇気を失わなければ、かならずものになる。」
松下幸之助
「壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」イチロー
「リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる。」 モハメッド・アリ
「人生はどちらかです。
勇気を持って挑むか、棒に振るか。」ヘレン・ケラー
「あなたが入ることを恐れる洞窟にはあなたが求める財宝が眠っている。」ジョセフ・キャンベル
「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。」 岡本太郎
「人生に失敗がないと人生を失敗する。」 斎藤茂太
「夢を求め続ける勇気さえあれば、
すべての道は必ず実現できる。」ウォルト・ディズニー
「為せば成る
為さねばならぬ 何事も
成らぬは人の 為さぬなりけり」上杉鷹山
「神は我々に成功など望んでいません。
挑戦することを望んでいるのです。」マザー・テレサ
「夜明け前が一番暗い。」西洋のことわざ
「傷とは、光があなたの中に入り込んでくる場所だ。」ジャラール・ウッディーン・ルーミー
「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の本当の味はわからない。」 ゲーテ
「人生が最も過酷になった時にこそ、
自分の内なるより深い力を見つけるための好機がやってくる。」ジョセフ・キャンベル
「他人の意見で自分の本当の心の声を消してはならない。
自分の直感を信じる勇気を持ちなさい。」スティーブ・ジョブズ
「成功は、失敗しないようにすることではない。
失敗とはほとんどの場合、成功が何であるかを会得していくプロセスである。」
スティーブ ジョッブス
「創造性を回復する道の途中で、いつもスマートでいることなど不可能だ。
創造性を回復するためには、喜んで下手なアーティストにならなければならない。
初心者であることを自分に許そう。」ジュリア・キャメロン
「本当の勇気は「弱さ」を認めること」ブレネー・ブラウン
「あなたができると思うこと、あるいは夢見ていることがあれば、今すぐ始めなさい。
大胆な行動は、天才と力と魔法を呼び起こす。」 ゲーテ
「あなたの至福に従いなさい、
そうすれば宇宙は壁しかなかった所で扉をあけてくれるだろう。」 ジョセフ・キャンベル
「誰かを深く愛せば、強さが生まれる。誰かに深く愛されれば、勇気が生まれる。」老子
「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。
探せ、そうすれば、見いだすであろう。
門を叩け、そうすれば、あけてもらえるであろう。」イエス・キリスト
「音に驚かない獅子のように、
網にとらえられない風のように、
水に汚されない蓮のように、
犀の角のようにただ独り歩め。」釈迦
「狭い門から入れ。
滅びにいたる門は大きく、その道は広い。
そしてそこから入って行く者が多い。
命に至る門は狭く、その道は細い。
そしてそれを見いだす者が少ない。」イエス・キリスト