昨日、大学の前期授業、プレゼンディスカッションスキル講座が終了しました。
就職活動やキャリアを形成する上で大切な自己表現やプレゼンテーションのスキル、チームワークやコミュニケーション、対話のスキルを学ぶ講座であり、全15回の講座となります。
本年度も、すばらしい学生たちに恵まれて、とても良き学びの場となったと思います。
受講してくれた学生諸君にとっては、大学生活において、予想だにしなかったような出来事=コロナ感染症の広まり、ロックダウンや、人間関係に関する事細かい規制、それに伴って希薄になる人間関係、などなど、さまざまな困難がつき次と起こって、そんなことが起こってない時代に比べてずいぶんと不自由で不安なキャンパス生活を送っている学生が多いのではないでしょうか。
さまざまな障害や問題が次々と起こるので、戸惑って、少々気持ちが疲れている学生も多いと思いますが、受講してくれた学生は、そんな困難な中にあっても、決してめげることなく、授業に向かってくれたと思います。逆に、そうした困難があるからこそ、普段は考えないような人生の深い意味、生き方、哲学を考えることができたと思います。
授業の中では、グループワークが多く、人間関係に不慣れな学生たちにとっては、少々ストレスフルなところもあったかもしれませんが、逆に、寂しさを強いられる環境の中だからこそ、人間関係の価値や大切さを理解し、高い意識をもってグループワークに参加してくれたと思います。
その意味で、環境の厳しさとは逆に、学びも深く、意義深いものがあったのかもしれません。
良い授業となったと思います。これもひとえに受講してくれた学生の皆さんのおかげです。あらためて感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
コロナ以前まではせっかく回復基調にあった経済も、コロナ後の世界的な混乱を受けて、好調や安定とは決して言えない状況となっています。
きっと今後学生たちが迎える就職活動は決して甘くはないのだと思います。もしかしたら、そうした逆境の中で、とても苦労をする学生たちも出てくるかもしれません。
しかし、彼ら彼女らでしたら、逆にそうした環境を逆手にとって、大きく成長していくことでそう。決してくじけることなく、本当の自分の幸せなキャリアに向かって立ち向かっていってくれると思います。
授業が終了したとはいえ、今後も、受講してくれた学生たちに心からエールを送りたいと思います。何かできることがあれば、心から応援していきたいと思います。彼ら彼女らの人生に幸ありますように!