月別アーカイブ: 2014年11月

A社中堅社員研修(20141116)

 先日、都内A社で、中堅社員研修を担当してまいりました。1日のプログラムであり、職場を活性化する力強いリーダーとなることをテーマとして、①リーダーに必要な要素を学ぶ、②コミュニケーションの重要性と改善ポイントを学ぶ、③チーム力を引き出すポイントを学ぶ の3つをねらいとしてプログラムが組まれています。

 A社の中堅社員のみなさんは、強い集中力と注意深さを必要とする仕事をするチーム、しかも、チームの多くは契約社員のみなさんで、年上の方も多いメンバーを束ねるリーダーたちであり、すでに力強いリーダーシップを発揮しているわけですが、より自分らしく力強くを目指して学んでみることに挑戦しようとすることが今回のテーマです。また、現在は中堅社員ですが、しだいしだいにより大きな役回り、例えばマネージャーのようなより大きな活躍を期待されるようになってきているわけであり、今回の研修は、そのような状況の下で、ステップアップに向けての第一歩を踏み出してみようとする試みでもあります。

 金融関係の職場でもあり、同じ社内といえども、セキュリティがかかっており、自由にフロアーを行き来できるような状況ではなく、今回会したメンバーのほとんどが初対面でもありました。

 当初は、ゆっくりと淡々と穏やかに関わり合いが始まり、次第に打ち解けあい、最終的には、よき家族、仲間のような温かく柔らかく力強く元気な雰囲気となりました。

 プログラムを通して

 ・リーダーシップの原点に自尊心があること

 ・コミュニケーションこそが、職場をよりよくするための原点であること

 ・前向きでたくましい風土を作ることこそがリーダーの勤めであること

 ・信頼関係は、育めるものであり、信頼の風土は、あらゆる問題解決につながるということ

そんな大切なことを学ぶことができたと思います。

 素晴らしいメンバーとともに、素敵な学びの場を作ることができたと思います。

 スタッフのみなさんとメンバーのみなさんに心から感謝申し上げます。

 今回のプログラムは、今月中にもう一度、他の中堅社員のみなさんに行う予定です。次回も大成功であるよう、頑張りたいと思います。

頂いたご感想

先日、弊社のメルマガ”ヴィーナス通信2014年秋号”を配信したところ、ありがたいご感想をいただいたので、お送りくださった方のご了承をいただいて、こちらで掲載させていただきます。

ヴィーナス通信秋号では、弊社の家族のコミュニケーション講座「伝説の車を復元せよ」より、子供向けのコミュニケーション論を抜粋して掲載したのですが、そのコミュニケーションについての文章に対する感想をいただきました。

以下、感想をご紹介します。

【Tさんのご感想】

平素内容の濃い情報提供を頂きましてありがとうございます。

 

今回のテーマは、「コミュニケーションについて」は、夫婦・親子・家族・友人・教師と生徒・職場における上司・部下・同僚そして国と国等々の関係において最も不足しているのではないかと思います。

 

この原因はどこにあり?、それぞれの起こっている現象にどのように対処していったらよいのでしょうか?に丁寧にアドバイスしているのでとても嬉しくなりました。

 

このような内容を義務教育に取り入れて学んでいけば、世の中が良くなっていくとおもいますが、如何でしょうか?

 

読書会の若い仲間に添付して送信させて頂きます。

ありがとうございました。

 

【お送りくださった読書会の方からの感想】

こんばんは。

 コミュニケーションについての資料、ありがとうございました。

 読んでみて以下の部分が印象に残りました。

 ●チームをよりよくするためにはどんなことをすることが必要なのか。
  ↓
 「懸念を解消していくことが、チームの成長につながる」

 ●チームが強くなるために必要なことは、
  ↓
 「何か特別なことではなく、お互いの不安や恐怖を解消して、心を開くことが一番大切な事」

 ●懸念を解消して、チームのもっているすばらしい力を引き出すためには、どうすれ ばよいのでしょうか?
  ↓
 「本質的で最も効果的な方法がコミュニケーションであると言えましょう。」

 「なぜならば、懸念は、お互いに分かり合うことができなければ、解消されることはないからです。」

 「信頼関係というものは、……、懸念を、正直なコミュニケーションを通して取り除いていけば自然にできあがる」

 コミュニケーションをよりよくするためのポイント、としていくつかありましたが、

 2.話すこと

 6.そして耳を傾けること、と。

 これらを読んでいて、コミュニケーションをよりよくするための方法が、読書会のなかに多く含まれているような気がしました。

 読書会のような形で、自分の考えを話したり、相手の話に耳を傾けたりすることによって、お互いになんとなくですが分かり 合うことができてきているような気がしますし、ギブ博士の言う「4つの懸念」と いうものがなくなるように思います。

 手前みそですがこんなことを思いました。

 

Tさん、読書会の方、素敵なご感想をありがとうございます。こうした感想をいただけますと、人に対して優しく熱い同じ思いを共有できるようで、とても勇気づけられます。

日本には、目立つことはないけれども、こちらの読書会さんのように、すばらしい関わりようが起こっている素敵なコミュニティがある。きっとこうした人間性豊かな場は、静かに、ゆっくりと、大きく広まってきているのだろうと思います。そう考えると、日本も捨てたものではないなぁと改めて感じ言った次第です。

改めて、Tさん、読書会のみなさん、ありがとうございました。