私は、横浜のとある私立大学で、キャリア関係の授業を3つ担当していますが、先月末よりそのうちの後期の2つの授業が始まりました。
すでに、来週で3講目となります。今期も、授業を選んでくれた学生諸君は、とても素敵な若者たちであり、共に良い授業を展開できそうです。
授業だけではなく、本業の研修の仕事も、年末に向けて少し忙しくなってきます。おかげさまで10月初めの内定者研修から始まり、リーダーシップ系の講座が続きます。
私がサラリーマンを辞めて独立したのは39才の時でした。実は、その時は、この研修業界に身を置くことを少しためらっていました。だって、とてもとても不安定な業界ですし、やっていける自信が無かったのです。
だから、いろんなことに挑戦してみたのですが、不思議なことにご縁がついてお仕事を継続的に頂けたのは、この教育の仕事でした。いまでは、その偶然が本当にありがたいことと感じています。
他に頼ることなくすべて自社が開発したノウハウでプログラムを作り、自分が信じる考え方や哲学をその中に遺憾なく反映させ、何一つ不本意なことをしたり言ったりすることなく、本当にそう伝えたいことを伝える。そして、何よりも受講して下さった方々に喜んでいただける、時には、一生おつきあいするような深い縁を頂けるのです。
むろん環境面での厳しさはありますが、今まではすべて家族と協力し合って乗り越えることができたし、今後もきっと乗り越えられないものはないでしょう。苦労もありますが、それをはるかに上回るような喜びがこの仕事にはある。私たちは、本当に恵まれていると思います。ありがたいことです。
後期の授業が始まると、あっという間に冬になってしまいます。世の中は、変な疫病や戦争、天変地異が頻発し、まさに黙示録の様相を呈していますが、願わくば、これ以上の痛みや苦しみが起こることが無く、世界が平和で幸せな年末を迎えることができますように。そして、当社のお仕事も、とてもとても良い研修を実施できて、皆さんに心から喜んでもらえますように!