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今のあなたはどの勇者? ―「16人の勇者」自己理解ワークを公開しました

 

私たちは、自分のことを分かっているようで、意外と分かっていないのかもしれません。

人と意見が食い違ったとき。
すぐに答えが出ない問題に直面したとき。
自分の弱さや迷いに向き合うとき。

そんな場面で、私たちはどんな反応をしているのでしょうか。

このたび、書籍『16人の勇者 ~人としての成長の地図~』をもとに、自分の傾向を振り返るための自己理解ワークを公開しました。

いくつかの質問に答えると、いまの自分がどのような傾向にあるのかを、ひとつのマップ上で確かめることができます。

これは、性格を決めつけたり、人を分類したりするためのものではありません。
自分を知ることは、自分を固定することではなく、これからの可能性に気づくことでもあります。成長のプロセス、一過程として、現状と課題、今後の方向性についてのヒントとしていただければ幸いです。

もちろん無料ですし、実施に当たって個人情報の登録も必要ありません。よろしければ、気軽に試してみてください。

▶「16人の勇者」自己理解ワークはこちら

このワークの背景にある考え方は、書籍『16人の勇者 ~人としての成長の地図~』にも綴っています。

新しい本を出版しました

アマゾンKindleにて、新しい本を出版しました。

タイトルは「16人の勇者 ~人としての成長の地図~」です。
電子書籍としても、ペーパーバックの書籍版としてもご購入いただけます。

当ブログでも紹介してきた最近の文章を一冊の本にまとめてみました。

第1章 日常の中のロゴス
真実はどこにあるのか?と言う問い。
それは、隠されているのではなく、全てがあらわになっているのではないか。ただ、我々がそれを見ていないだけなのではないか。
それは、遠くに追いやられているのではなく、手足息より近くにあるのではないか。ただ、我々がそれに気づいてないだけなのではないか。
そうした問いから始まります。

第2章 ネガティブケイパビリティ
日常の真実と出会うための基盤となる心構え、考え方について、ネガティブケイパビリティの理論を通して解説します。

第3章 エゴと自己防衛
いまここにある、手足息より近い真実を認識することができない原因と、それを取り戻すための大きな道筋について、ユング心理学を通して解説します。

第4章 16人の勇者
この本のタイトルである16人の勇者について解説しています。16人の勇者は、人としての成長の在り方を、1次元的、直線的ではなく、2次元的、面として複合的にとらえるユニークな人としての成長の地図です。自分がいまどのような状況にあり、どのような道を選んで現在にまで至ったのか、今の強みと課題は何なのか、今後の成長の可能性はどのような方向性があるのか、などについて、分かりやすく把握することができます。

自分らしく幸せに生きるための方法を探求されている方、人生の岐路の中で困惑し、突破口を求めている方、あるいは、人の成長について学びたい方、人の成長を支援したいと願っている方々にとって、新しい視点をもたらし、新しい道や突破口を見つけ出すヒントとしていただけると思います。

あくまでも数ある考え方の一つであり、単なる仮説に過ぎませんが、私のような痛みや困難を抱えた人や自分らしく幸せに生きることをこころざしている人たちにきっとお役に立てると信じております。
願わくば、この本が、多くの同志たちにとって価値あるものでありますように!

 

 

お客様の動画で紹介されました

お客様の公式動画にて、当社のアトランティックプロジェクトの研修の様子が紹介されました。

今年(2026年)の4月の新入社員研修の様子を紹介されている動画なのですが、その中で、私どものアトランティックプロジェクトの様子も紹介されています。

大変光栄なことです!

はやいものです。もうすでに半年たってしまいました。みんな、職場に配属されて頑張っていることでしょう!

彼ら彼女らの将来に祝福がありますように!

夢、希望に関する名言

「それを夢見ることができるならば、
            あなたはそれを実現できる。」  ウオルト・ディズニー

「私は、実はたわいのない夢を大切にすることから革新が生まれると思っている」      井深大

 「誰にだって成功できる。
  成功は環境や教育とは無関係。
  ”自分に何かが出来る”と信じることだ。
  人の言うことは気にするな。」                          ジョン・レノン

「目標を一つひとつ定めて、着々と大道を歩もう。
  それが結局は確実な発展につながる。」   松下幸之助

「志定まれば、気さかんなり。」  吉田松陰

「山頂に向かって、日の出に向かって、希望に向かって踏み出した最も弱い一歩が、
 最も大きな嵐よりも強い」  ジョセフ・マーシャル

「この世を動かすのは希望だ」 マーティン・ルーサー・キ ング

「コロンブスの最も偉大な業績は目的地に達したことではなく、
 目的地に向かって碇を上げたということだ」 ヴィクトル・ユーゴー

「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」  井上靖

「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」  高橋歩

「笑われるくらいの夢がちょうどいい」  イチロー

「夢を追いかけて失敗するほうが、夢のない成功よりずっといい」 チャールズ・チャップリン

「他人の意見で自分の本当の心の声を消してはならない。
 自分の直感を信じる勇気を持ちなさい。」  スティーブ・ジョブズ

「青年よ、大志を抱け。
 それは金銭に対してでも、自己の利益に対してでもなく、
 また世の人間が名声と呼ぶあのむなしいものに対してでもない。
 人間が人間として備えていなければならぬ、
 あらゆることをなし遂げるため、青年よ大志を抱け。」ウィリアム・スミス・クラーク

「あなたにできること、あるいはできると夢見ていることがあれば、今すぐ始めなさい。
 向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です。」  ゲーテ

不安の真相

不安はどこからともなくやってくる。

どれほど自信満々に生きていても、
夜の静けさの中で、それは、突然、やってくる。

この先、大丈夫だろうか
私は、これでいいのだろうか
いつか、すべてを失うのではないか

不安は不快だけれども、なくすことはできない。
また、大丈夫だよって軽々しくなだめることはできない。
不安は正直だし、ごまかしがきかないのだ。

けれど、不安と共にあることはできる。
不安は、敵ではない。
それは、自分がまだ答えを知らないということを教えてくれる。
不安は、問いなのだ。

すぐに答えを出そうとしなくていい。
答えの出ない問いと共にいる。

「今の自分には答えが出せない」ことと、「答えが存在しない」ことは違う。

今の私の認識には限界がある。
だから、今の私の力だけで答えを出そうとすれば、
結局は、既知の枠組みでしか答えは出てこない。

今は分からない。でも、分からないことを理由に絶望しなくていい。

問いを手放さず、 不安と共にあり、分からないものを分からないまま抱えている。
するといつか、自分では考えつかなかった答えが、
今の狭い枠組みを越えたところから、ふっとやってくる。

世間が押し付ける価値観とルールに同調することなく、誰も見向きもしない違和感と共にいる。
するといつか、今の自分の認識を越えたところから、 新しい智慧がやってくる。

成長とは、正解を知ることではなく、今まで正解だと思っていたものを手放すこと。
古い自分を手放すことであり、未知の自分へ踏み出すこと。
だから危険な道でもある。
だからこそ、成長には「信頼」が必要になる。
古い自分を手放しても、自分そのものが消えるわけではない。
放たれた問いは、プロセスを動かし、時を経て必ず答えになって戻ってくる。

だから、不安から逃げなくていい。
不安に立つのだ。

不安は、未知の智慧へ向かうための、
そして、新しい自分に向けて一歩踏み出していくための、
ありがたい道しるべなのだから。

 

後期授業の始まり(2026)

 私は、横浜の大学で、後期はキャリア関係の授業を2つ担当しています。一つは、生き方講座ともいえる講座で長期的に自分らしく幸せに生きる生き方を探求する講座であり、もう一つは、まさに就活がらみの業界研究をテーマとした講座です。

 それらの第1講目が、今日、明日より始まります。

 最近の若者は…、などと言われることが多い学生たちですが、私が関わる若者たちは、みんなすてきな気のいい奴らです。

 私の講座は、夢とか志とか、勇気とか自尊心とか、今のAI時代ではちょっと古そうで、受け入れてもらえなさそうな言葉がしょっちゅう出てくる講座です。

 今どきの若者は、そういう言葉は響かないんじゃないかって言う人もいますが、多分誤解なんだと思います。テクノロジーがどんなに進化発達しても、結局のところ、縄文時代にあったような家族の愛とか丁寧な生活、静かで穏やかな生き方が大切だという本質的な部分は、何千年たっても変わりはしないんだろうと思います。

 コスパとかタイパとか、せわしない小賢しい価値観が蔓延する世の中だからこそ、こうした本質に対する希求心は強いのかもしれません。

 個人的には、正直、最近のトレンドとか合わせるような器用なことはできなくて、今期もべたな感じてやっていこうと思います。

 私が関わる若者たちは、決して、そういう不器用でまっすぐな言葉を嫌いませんし、逆に、そういう言葉を待っていたという感じで、快く受け入れて、共に学んでくれています。本当に素敵で気のいい奴らだって思います。

 これから15回の講座が冬まで続きます。いったん始まったら、一気にクリスマス、年末になってしまうのです。

 いろいろある世の中ですが、授業の教室だけは、静かで穏やかで充実した神聖なる成長の場となればいいなぁと思っています。良き授業になるようがんばります!

 では、行ってきます!

 

改訂しました

 以前より、アマゾンの電子書籍向けに出版していた“自尊心の心理学シリーズ”の3冊を、改訂しました。昨日、改訂分が無事に承認されて、全てが再出版することができましたので、ご紹介します!

自尊心の重要性: 自尊心の心理学入門 (自尊心の心理学シリーズ)  第一巻 自尊心の重要性

 

自尊心が全てを変える: 自尊心回復の7原則 (自尊心の心理学シリーズ) 第二巻 自尊心が全てを変える

 

To be a Hero: 自分を生きる勇者となる (自尊心の心理学シリーズ) 第三巻 To be a Hero

 

 それぞれの本の文章を書いたころは、10~20年前であり、ずいぶんとんがった言い回しや、今読むと、ちょっとずれてるかも、なところもあって、改めて時間をかけて改訂していました。

 ずいぶんよい本に仕上がったと思います。

 多くの人たちの手に届いて、何かのお役に立てますように!

自分を生きる勇者となる

心配しなくて大丈夫、あなたは思いのほか愛されている。
雨はあなたの涙を流し、風は新たな息吹を告げる。
鳥はその美しい歌声であなたを応援し、北極星はあなたの未来に燦然と輝く。

よって立つところがないと言って怯んではいけない。
見渡す限りの大地は、あなたのよってたつ大地だ。

行き詰まってしまったと嘆いてはいけない、
水平線の向こうまで広がる海は、新しいあなたの航路だ。

すべては終わったと絶望してはいけない、
そんなあなたの背中を、太陽はそっと暖めてくれるのだから。

しっかりと目を開けて、もう一度自分を見なさい。
そのみすぼらしいズボンの中では、震えながら懸命に立っている足に気づくはずだ。
あなたの誇りはその震える足にある。

強い心とは、勝利する心ではない。
敗北の中にあっても自分を見捨てない心だ。

傷ついて打ちのめされた自分を許してあげなさい。
傷つけたあいつを許してあげなさい。
それは成長する勇者の証なのだから

つまらないことに、いつまでもこだわるのはやめなさい。
あなたは、いつまでも傷ついた被害者でいる必要はない。
あなたは、もともと自分を生きる勇者なのだ。
しっかりと目を覚ませばそのことを思い出すはずだ。

大丈夫、何とかなる。
あなたが、震える足で一歩踏み出せば、その勇気ある一歩に呼応して、思いもよらない追い風があなたを祝福することに気づくだろう。
あなたはおもいのほか愛されている。
さあ、肩の力を抜いて、前を向き、夢を思い出して、元気を出そう。
新たなる冒険があなたを待ち受けているのだから。

わび・さびとネガティブケイパビリティ

「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を初めて知ったとき、私はどこか懐かしさを覚えた。
十九世紀のイギリスの詩人ジョン・キーツは、それを「不確実さや神秘、疑いの中にあっても、性急に事実や理由を求めない力」と表現した。
一般には「曖昧さに耐える能力」と説明されることが多い。

もちろん、それも間違いではない。
しかし、キーツが本当に語りたかったのは、「能力」ではなく「感受性」だったのではないだろうか。

詩人である彼にとって、「神秘」とは説明できないものではなく、感じるものだった。
世界を分析する前に、世界に心を動かされること。
答えを見つける前に、その美しさに立ち止まること。
そこに、ネガティブ・ケイパビリティの本質があるように思える。

そう考えたとき、私の心に浮かんだのが、日本人が古くから育んできた「わび・さび」の感性である。
古びた茶碗。
苔むした石。
雨上がりの庭。
散りゆく桜。
それらは完成された美ではない。
むしろ、不完全だからこそ美しい。
移ろいゆくからこそ心を打つ。
日本人は、その言葉にならない美しさを「わび・さび」と呼んできた。

私は、ふと思う。
日本人が「わび・さび」として育んできた感性を、キーツは「ネガティブ・ケイパビリティ」としてとらえたのかもしれない。

もちろん、両者は歴史も文化も異なる。
わび・さびは日本の美意識であり、ネガティブ・ケイパビリティはイギリス・ロマン派の詩人が残した言葉である。
だから、同じ概念だと言うつもりはない。

しかし、その根底には共通した精神が流れているように感じる。
それは、世界を理解する前に、世界を味わうという姿勢である。

現代社会は、正解を急ぐ。
曖昧さを嫌い、不確実さを排除し、あらゆるものを説明しようとする。
しかし、本当に大切なものは、説明し尽くすことができない。

人を愛すること。
悲しみを受け止めること。
自然の美しさに心を奪われること。
そして、自分自身と静かに向き合うこと。
それらはすべて、理屈よりも先に感じる世界である。

キーツは、その世界を「神秘」と呼んだ。
日本人は、その世界を「美しい」とつぶやいた。
見ていたものは、同じだったのかもしれない。

ネガティブ・ケイパビリティとは、答えを保留する能力ではない。
わび・さびとは、古いものを愛でる趣味でもない。
どちらも、人間が世界に対して心を開く感受性である。

ここで、西洋と東洋が、感受性でつながった気がした。

世界を支配しようとするのではなく、世界に耳を澄ませること。
説明しようとするのではなく、味わおうとすること。

もし世界に今、本当に必要なものがあるとするなら、それは知識や力ではなく、この静かな感受性なのかもしれない。

世界は、力や正しさによって一つになるのではない。
美しさを共に感じられたとき、人は初めて争う理由を失うのではないだろうか。