新刊“To be a Hero”の内容紹介 ⑦ステージ4 求道者

ステージ4 求道者

 放浪者は、成長へのいざない、変容を促す呼びかけを拒否し、現状を維持することを選び、さまざまな困難から逃げまどい、楽しみを求めますが、いつか決して逃げ切れることができないことを悟り、自分の問題に向き合い、その解決策を真剣に探求するようになります。
 かくして、放浪者は、求道者へと変容を遂げることになります。
 求道者は、問題から逃げずに直面する勇気を取り戻し、逆境や困難を乗り越えるためのあらゆる方法を探求していきます。問題の根本的な原因、問題を解決するための方法、苦悩の原因、因果の法則、問題の科学的な分析、心理学、宗教学、など、さまざまな勉強と探求を進めるに従って、この世界に対するより深く正確な知見、自己反省と成長、健全な批判精神と論理的思考力、問題の本質と問題解決に至るための方向性と方法を学ぶことができます。
 求道者が求めることは、問題の原因を知ること、そして、その解決方法を知ること、または手に入れることです。求道者は、逃げまどうことをやめて、立ち止まり、強い意志をもって振り向いて、自分の問題に向き合います。
 「門を叩け、さらば開かれん。」の言葉通り、求道者の道を求める願いが強ければ強いほど、不思議な偶然が起こり、道を開くためのヒントをさまざまなところから得ることができます。どう解決すればよいのかわからなくて悩んでいたが、たまたま立ち寄った本屋さんで見つけた本で突破口を開けた、偶然に出会った見知らぬ人が、いろいろなことを教えてくれるお師匠様になってくれた、やけっぱちになって蹴とばして壊してしまったツボの中から探していた物が見つかった、街を歩いてふと見かけたオーディションに応募したことで思いもよらない未来が開けた、などなど、不思議な共時性というものは、実際に起こるものです。
 しかし、それは、原因が無ければ結果は起こりません。問いがあるからこそ応えがやってくるのです。こうした運命のいたずら、女神の微笑みの幸運と出会うためには、十分な準備が整っている必要があります。放浪者は、自然児、傷ついた子供、放浪者の体験を十分に乗り越え、求道者として問題意識をもって、問題はなぜ起こったのか?どうすればよいのか?を求める強い意志をもったことによって、準備を整えたことになります。そして、自ら汗水たらして行った努力の何十倍もの価値がある宝物、知識や武器、ツールや叡智などのさまざまな形の賢者と出会うのです。
 しかし、一方で、求道者は、柔軟性のなさと疑い深さ、完璧主義、理想主義、狭量による厳格な態度と言った欠点もあります。こうした欠点の度が過ぎると、求道者はせっかくのチャンスを逃してしまうことになります。
 求道者が批判精神や思考力だけに凝り固まり、感受性を失ってしまって、やさしい目や好奇心、聴く耳を失ってしまったら、こうした教えも手にすることはできません。自分に自信がなかったり偶然の幸運を疑って信じられなければ、訪れたチャンスをただの気のせいだと思い込み、目の前の宝を無視してありもしない宝を探し始めることになってしまいます。共時性や幸運は、論理的思考力ではとらえることができない次元の要素であり、この世には分からないことや不思議があることを受け入れる度量が無ければそれを受け止めることはできません。求道者は、自分が十分に準備を整えていることへの自信と、幸運に心を開く信頼感、聴く耳を持つことが大切です。
 求道者が恐れることは、罠にかかること、間違えること、完ぺきではないことです。
 求道者が出会う教えが、全て適切で正しいものとは限りません。そこは玉石混交の世界であり、間違えた教えを真実と勘違いしてしまう罠もあるのです。求道者には、真実とうそを見極める選択眼が必要なのです。
 また、求道者は、完ぺきではないこと、そこに少しでも影があること、間違いがあることを嫌うあまり、問題解決のための求道というよりは、理想主義や完璧主義の隘路にはまり、完璧な方法や、非の打ち所がない仕組みを求めることもあります。目的が問題解決から求道そのものに切り替わってしまうのです。理想を追求するあまり、次から次へと指導者や教えを巡り歩き、ジプシーを繰り広げることもあります。そうした探求が、最終的な問題解決につながる可能性もありますが、時には、放浪者と同じように、本質的で見たくない問題から逃れるための言い訳となっている可能性もあります。あくまでも目的は探求ではなく問題解決であることを忘れてはいけません。  
 求道者にとっての課題は、人生に対する自信と信頼の回復、偶然の出会いやヒント、ひらめきを大切にしてないがしろにしないこと、うそを見極める目と論理性、そして行き過ぎた理想主義や完ぺき主義を乗り越えることになります。

新刊“To be a Hero”の内容紹介】
①おわりに
②ヒーローズジャーニー
③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
④ステージ1 自然児
⑤ステージ2 傷ついた子供
⑥ステージ3 放浪者
⑦ステージ4 求道者
⑧ステージ5 戦士
⑨ステージ6 達人
⑩ステージ7 魔法使い
⑪ステージ8 変革者
⑫ステージ9 勇者
⑫ステージ10 覇王
⑬ステージ11 仙人
⑭ステージ12 賢者
⑮ヒーローズジャーニーの教え

 

 

新刊“To be a Hero”の内容紹介 ⑥ステージ3 放浪者

ステージ3 放浪者

 傷ついた子供は、自分を害するさまざまな出来事に傷つきますが、それらの出来事は、未熟な今の在り方を指摘し、より高い成長を促すメッセージでもあり、そのピンチをチャンスとしてとらえ、自らの成長に向けての努力をする必要があります。しかし、多くの場合、今まで慣れ親しんでいたあり方、考え方、習慣、態度を変えたくない気持ちが強く、現状を維持することに固執して、新しいチャレンジをすることを拒否します。
 しかしながら、未熟な現在のありようを続ける限り、痛みを伴う体験=変容を促すメッセージはとめどもなく起こり続けることになり、傷ついた子供は、そうした痛みから逃れるためのあらゆる方法を探ります。
 かくして、傷ついた子供は、放浪者へと変容を遂げることになります。
 放浪者は、恐怖や苦悩から逃れるためのありとあらゆる方法を探していきます。助けてくれる人、機関、知識、科学、宗教、気晴らし、束の間の楽しみ、趣味、悩みを共有して相談できる友人、などなど、痛みや苦しみ、内面の傷の疼きから逃れるためのさまざまな方法を研究しながら見聞を広げ、まともにぶつかりあわずに上手にかわす方法、たとえ投げ飛ばされても上手に受け身をとって怪我をしない方法、ディフェンスの技術を身に着け、次第にたくましくなります。友人と友情をはぐくむ方法や、時には逃げることも大切だということ、困難の中でもリラックスをして楽しめる自分なりの方法などを学びます。
 放浪者が求めることは、困難から逃れること、今の自分の在り方や日常の習慣を維持して変えないこと、執着している何かを失わないことです。不満や問題があることは知っていても、放浪者にとって日常は、これ以上の危険性のないそれなりに安心できる場所であり、居心地の良い領域なのです。また、自分に降りかかった課題に取り組むためには、全く新しい希望と危険が待ち受けている未知の世界に踏み出さなければならないことを知っており、自分がそこでやっていける自信がなく、怖気づいているのです。
 しかし、この世に変わらないものなど存在しません。今の自分の在り方も日常の習慣や生活も、時間の流れとともに変わっていくものであり、成長を促すメッセージは、良いこと悪いことの両面からさまざまな形で次々に訪れて来ます。放浪者は、この変化への呼びかけを拒絶し、変わらないことを選ぼうとしてあがきますが、決してその望みはかなえられることはありません。
 放浪者は、さまよい逃げまどいながらも、明るさを忘れず、束の間ではありながらも楽しさや喜びを求めます。仲間ともに語り合い、気晴らしのゲームを楽しみ、ちょっとした冒険を繰り広げながら、次第に子供っぽさから卒業し大人の流儀を身にまとうようになります。周囲の人たちにとって、放浪者は、痛みを分かち合える気のいいやつであり、助け合える良き友です。苦しみの中にあっても明るさを忘れず、楽しく明るさをもたらし、場を盛り上げてくれる仲間なのです。
 しかし、一方で、放浪者は、そうした狭く小さな世界の中の限定された安定の中から出ようとしません。自分の中に課題があることを知っていながら、その問題を先送りしてばかりで直面しようとしません。問題を乗り越えるための努力をする代わりにそのような野暮な努力を冷笑します。真実に向き合う代わりに嘘をついて誤魔化します。苦しみに直面する代わりに気を紛らわせるための束の間の楽しさに依存します。友情を大切にする一方で気に入らない人や嫉妬を覚える人には関係改善の努力をせずに冷淡に突き放します。間違いを正そうとする代わりに仲間外れになることを恐れて悪行につきあいます。仲間受けを良くするために蛮勇をみせて虚勢をはることはありますが、基本的には失敗を怖がって挑戦をしようとしません。放浪者は、放浪を通してさまざまな知識や技術を磨き、多くのことができるようになりますが、それは、あくまでも限定的なもの、先が見通せて確実に解決ができることが保証されている問題への対処法であり、広い世界の中の不確実な事柄には対処できません。放浪者は、本質的により大きな可能性を持った存在なのであって、そのような狭く限定された力にとどまり続けることはできません。どんなにごまかしても、成長への課題や高い壁は消えることはありません。どんなに打ち消しても、自分の内面で芽生えた理想や夢は打ち消すことはできません。長い目で見た場合には、いつかは心地よい日常、自分にとっての楽園を後にして冒険に出る必要があるのです。
 放浪者にとっての課題は、自分自身の可能性を信じること、執着を手放すこと、夢を持つこと、そして、ちょっとした挑戦をすることと言えます。ただし、大それた挑戦やリスクテイキングは必要ありません。ちょっとした勇気が大切なのです。行ったことのない所に行ってみる、食べたことのない食べ物を食べてみる、着たことのない色の服を着てみる、難しそうな本を読んでみる、正直になってあやまってみる、自分の弱みを言ってみる、相手に愛を伝えてみる、などなど、大きなことをすることに意味があるのではなく、ちょっと勇気が必要なことを丁寧に挑戦し、じっくりと味わってみる、そんな身の丈に合った挑戦が意義ある成長に結びつくことになります。

新刊“To be a Hero”の内容紹介】
①おわりに
②ヒーローズジャーニー
③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
④ステージ1 自然児
⑤ステージ2 傷ついた子供
⑥ステージ3 放浪者
⑦ステージ4 求道者
⑧ステージ5 戦士
⑨ステージ6 達人
⑩ステージ7 魔法使い
⑪ステージ8 変革者
⑫ステージ9 勇者
⑫ステージ10 覇王
⑬ステージ11 仙人
⑭ステージ12 賢者
⑮ヒーローズジャーニーの教え

 

 

新刊“To be a Hero”の内容紹介 ⑤ステージ2 傷ついた子供

ステージ2 傷ついた子供

 天真爛漫な自然児ですが、いつまでもそのままのあり方ではいられません。内面に自己中心的で周囲への配慮が欠けたわがままなあり方がある限り、周囲からの指摘や注意、叱責を受けることになります。人との一体感を喜び、無条件で愛し愛されることを期待する自然児は、相手と自分が分離して心理的な距離が生まれたことや叱責されてありのままの自分が否定されたことに驚き、孤独感を感じショックを受けますが、そのような事態を拒否や無視をし続けることもできずに、楽園の在り方から好むと好まざるとにかかわらず放り出されて、自分の欠点を補い、自立への道を歩むことになります。
 こうして、自然児は、この世の暴力、裁き、コントロール、恐怖、恫喝、怒り、悲嘆の洗礼を受けて、傷ついた子供へと変容を遂げることになります。
 傷ついた子供は、やさしくない、思いやりのない、愛のない態度、暴力、嘲笑、差別、酷い扱いを受けることによって、この世の現実を学ぶことになります。自然児が、困難に直面した時に、泣いたり微笑んだりして人を操ろうとするのに対して、傷ついた子供は、その方法にも限界があることや本質的問題解決にならないことを悟り、自立する必要があることを感じて、自立心を養うことができます。また、傷ついた子供は、痛みの体験を通して、自分の内面を反省し、成長につなげていく力を養います。さらに、傷ついた子供は、痛みを知ることを通して、他者の痛みもわかるようになります。痛みをもたらすものに対抗しようとする正義感とともに痛みを持った者への共感を学び、やさしく強くなるのです。
 傷ついた子供が求めるものは、再び心からの安心と安定を感じること、再び楽園に戻ることです。しかし、残念ながら、現実が楽園ではない以上、その望みはかなえられることはありません。どこを探しても楽園はこの世には見つけられないのだという確信、絶対の正義はないのだという気づき、依存ではなく自分で作らなければならないのだという覚悟を得るまでは、希望のない探求が続きます。
 傷ついた子供は、自分で自分の面倒を見ることを通して、人の世話をする力を養い、人の面倒を見ることができるようになります。自分同様に傷ついた弱いものをみると、湧き上がる正義感に基づいて、弱い者たちを守り、よく面倒を見ることがあります。傷ついた子供は、自分よりもっと弱い者たちに対する救済者、やさしい兄、姉なのです。時に、悪や権力に立ち向かい、反撃する反逆者となることもあります。傷ついた子供は、弱い者たちのために立ち上がる勇者でもあるのです。
 しかし、一方で、傷ついた子供は、自分に起こる障害やトラブル、痛みが、起こるべきではなかったことであり、それが起こってしまったことによって自分は被害を受けた被害者であると認識しています。悪いのは自分ではなく相手や出来事の方で、変えるべきは自分ではなく相手であると考えるのです。それは、多くの場合傷つきなくないという思いから、または、自分が正しいと言う先入観からやってくる誤解であって、真実ではありません。しかし、一旦出来上がった被害者意識の考え方、自己憐憫、ゆがんだ自己イメージの枠組みは、その後の人生にも長期にわたって影響を与えることになります。
 こうした考えは、ヒーローズジャーニーの視点から見ると、必ずしも妥当とは言えません。どのような英雄譚であっても、苦労や痛みのないものはありません。この世で生きる限りは、どのような人であっても困難や痛み、苦悩はつきものなのだということを意味するのだろうと思います。ですから、体験する困難は、起こるべきではなかった不運な事故なのではなく、成長のための必然だったとも考えられることができます。たとえ耐えられない苦痛であっても、起こった出来事には必ず前向きな意義が隠されている。だから、そこからの教訓や気づき、学びを得て、成長につなげることが大切なのだと言えるのです。
 また、傷ついた子供は、不快な出来事、嫌味で嫌いな人たち、苦悩や困難に出会うと、不平や不満がたくさん沸き起こってきて、時には人に愚痴をこぼしたり、反撃に出たり、落ち込んだりします。まれに、度が外れた危険な暴力に打って出たり、自傷行為など極めて危険な行為に及ぶ場合もあります。そうした態度は行動は、被害者意識や正義感から起こるものではありますが、そのような正義感は、多くの場合、自分勝手な狭い了見で解釈された誤解や思い込みであり、自分は正しく妥当だと思っても、他者の共感や賛同を得られることはなく、トラブルを引き起こす原因となります。
 また、ヒーローズジャーニーの視点からも、いつまでもそのような態度でいることは慎んだ方がよいということになります。なぜならば、不平不満、愚痴ばかりを言うだけで一生を費やす英雄の人生など存在しないからです。何につけ、人のせいにして文句ばかり言っているのでは、成長することはできません。人は、無意識でいると、自分で気は気づかないうちに自己防衛機構が働き、自分を顧みずに自分は正しくて相手が間違えている悪であると決めつけて文句を言いがちになりますが、それは自己防衛プログラムの自動反応のなせる業であって、決して真実ではないし自分らしい本来の在り方ではありません。自分らしく楽しく幸せな生き方を志すならば、起こる出来事を良くも悪くも受け止めること、どんなことが人生の中で起こっても、それは起こるべくして起こったことと歓迎し、受け止めることが大切なのだと言えます。
 傷ついた子供が、最も恐れることは、虐待されることと搾取されることです。そして、そうした自分では解決が難しい事態や困難に出会った時に対処する方法は、他者に助けを求めること、もしくは、相手に追従することです。誰かにこの窮地を救ってくれるように助けを求めるか、虐待者に対してその要求に追従することによって難を逃れようとします。しかし、助けを求めるにしても自分の窮地や弱みを正直に語る勇気が無ければ難しいし、虐待者の要望に答えたからと言って難を逃れられるとは限りません。もっと酷い要求を突き付けてくる可能性だってあるのです。そこで必要なことは、追従するのではなく勇気をもって断ることなのだと言えましょう。
 傷ついた子供にとっての課題は、困難を受け入れること、自分の弱さを受け入れること、謙虚であること、心を開いて自分の弱みを正直に告白する勇気を持つこと、そして、虐待に対してNoと言える力を養うことです。

新刊“To be a Hero”の内容紹介】
①おわりに
②ヒーローズジャーニー
③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
④ステージ1 自然児
⑤ステージ2 傷ついた子供
⑥ステージ3 放浪者
⑦ステージ4 求道者
⑧ステージ5 戦士
⑨ステージ6 達人
⑩ステージ7 魔法使い
⑪ステージ8 変革者
⑫ステージ9 勇者
⑫ステージ10 覇王
⑬ステージ11 仙人
⑭ステージ12 賢者
⑮ヒーローズジャーニーの教え

 

 

新刊“To be a Hero”の内容紹介 ④ステージ1 自然児

ステージ1 自然児

 自然の恵みと家族の庇護、世話を受けながら生きる純粋無垢で素朴な子供です。まさにダイヤモンドの原石であり、途方もない可能性に満ちています。
 自然児は、周囲の思いやり、配慮や庇護、世話を受けることによって、自己信頼や他者への信頼の気持ち、愛し、愛される方法。そして楽観性を育むことができます。
 自然児が求めるものは、安全であり続けること、安心であり続けることです。自然児は、弱く傷つきやすい存在であり、生きていくためには周囲の庇護や面倒、配慮が必要なのです。自然児は自分がそうした弱さを持つ特別な存在なので、周囲から面倒を見られ庇護を受けることが当然であると認識しており、周囲の配慮が自分の期待よりも低かった場合は、見捨てられる不安や被害者意識が惹起されて、火が付いたように泣き、怒ります。親の庇護や恵まれた環境が、いかに特別なもので、楽園であり、ありがたく感謝すべきものであるのかがまだ分かっていないのです。
 自然児は、純真な心と、元気いっぱいであふれんばかりの生命力に満ちており、とても魅力的です。相手に対して無条件の関心と愛でかかわり、相手の言うことを一生懸命に聴いて吸収し、自分のものとしていきます。周囲の人たちは、そうした自然児の天性の明るさや無条件の愛に癒され、元気を取り戻します。自然児は、その存在そのものが太陽なのです。
 しかし、一方で、自然児は、自分は特別な存在で、無条件に愛されること、庇護や配慮や面倒を見てもらうことは当たり前で、いつまでも満たされるべきものであるという自分中心の極めて利己的な枠組みを持っており、時に、わがままで、周囲への配慮に欠けるところもあります。
 また、痛みや困難、悪意、人生の苦労については、その存在を知らないか、または体験しても起こるべきことではないと考えており、それを拒否するか、無視しがちです。「闇なんか存在しない」「この世には良い人しかいない」「闇があっても私には関係ない」と考えています。
 自然児が最も恐れることは、見捨てられることです。自分には力が無いと思い込んでいる自然児にとって、見捨てられることはすなわち死を意味します。ですので、それを避けるために、泣き、怒り、時に笑顔や甘えで相手に関心を向けてもらい、面倒を見てもらえる方法を学びます。
 自然児にとっての課題は、依存からの脱却と感謝の心です。一つ目には、他者や周囲に期待するのではなく、自分で自分の面倒を見れるように自立する力を身につけること。そして、二つ目には、自分の面倒を見てくれる周囲の愛や配慮を、当然のことと思うのではなく、そこには相手の努力と犠牲があることを理解し、感謝することが必要です。

新刊“To be a Hero”の内容紹介】
①おわりに
②ヒーローズジャーニー
③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
④ステージ1 自然児
⑤ステージ2 傷ついた子供
⑥ステージ3 放浪者
⑦ステージ4 求道者
⑧ステージ5 戦士
⑨ステージ6 達人
⑩ステージ7 魔法使い
⑪ステージ8 変革者
⑫ステージ9 勇者
⑫ステージ10 覇王
⑬ステージ11 仙人
⑭ステージ12 賢者
⑮ヒーローズジャーニーの教え

 

 

新刊“To be a Hero”の内容紹介 ③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス

 ヒーローズジャーニーは、神々の神話のエッセンスをまとめたものですが、この英雄譚は、人の生き方の参考にもなります。過酷な世界の中で生を受け、困難に立ち向かいながら生きる人の生き方も、また英雄の生き方ととてもよく似ているからです。ここでは、ヒーローズジャーニーの考え方をもとにして、それを人の人生にあてはめた場合の生き方を探求していきましょう。ここでは、ヒーローズジャーニーの考え方をもとにして、人が変容し、成長していくプロセスを独自に12のステージに編成しなおして解説しています。

ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
ステージ キャラクター 概要
ステージ1 自然児 人の闇の側面(痛み、悪意など)の存在を知らないか拒否、無視する
ステージ2 傷ついた子供 人生の困難の犠牲者となる
ステージ3 放浪者 困難や痛みから逃げまどい、すべき課題を先延ばしにする
ステージ4 求道者 困難の突破口を探し求め、可能性と出会う
ステージ5 戦士 可能性を求めて慣れ親しんだ日常から抜け出す覚悟を決める
ステージ6 達人 成功の保証がない不確実で危険な課題でも成功に導く
ステージ7 魔法使い 今までにはない自分独自の全く新しい方法を編み出す
ステージ8 変革者 不可能を可能にする
ステージ9 勇者 最大の試練を乗り越え、宝を得る
ステージ10 覇王 宝の新しい可能性を巡って新しい体制を作る
ステージ11 仙人 さまざまなしがらみから解放されて自由となり、本来の自分になる
ステージ12 賢者 自分が学んだことを後輩へと伝えていく

 

新刊“To be a Hero”の内容紹介】
①おわりに
②ヒーローズジャーニー
③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
④ステージ1 自然児
⑤ステージ2 傷ついた子供
⑥ステージ3 放浪者
⑦ステージ4 求道者
⑧ステージ5 戦士
⑨ステージ6 達人
⑩ステージ7 魔法使い
⑪ステージ8 変革者
⑫ステージ9 勇者
⑫ステージ10 覇王
⑬ステージ11 仙人
⑭ステージ12 賢者
⑮ヒーローズジャーニーの教え

 

 

新刊“To be a Hero”の内容紹介 ②ヒーローズジャーニー

 本シリーズでは、新刊“To be a Hero”の一部の内容をご紹介しています。今回の投稿は、第4章「勇者への冒険」の第1節「ヒーローズジャーニーの理論」です。

<以下、電子(Kindle)書籍“To be a Hero”一第4章「勇者への冒険」第1節「ヒーローズジャーニーの理論」より抜粋>

 アメリカの哲学者ジョセフ・キャンベル(1904 – 1987)は、ネイティブ・インデアンの神話を皮切りとして、幼少期から世界中の神話に興味を持ち、読破していきました。世界中の多くの神話を研究した結果、どの神話にも共通する一連のパターンがあることに気づきました。場所も時代も異なる無数のバリエーションがある神話の中で、いくつかの共通する同じストーリーの英雄伝説が繰り返し語られていることに気づいたのです。キャンベルは、その共通する一連のテーマや流れを『ヒーローズジャーニー(英雄の旅)』と名づけました。
 このヒーローズジャーニーの考え方は、その後、多くの文化面に影響を与えることになります。ジョージルーカス監督が、「スターウォーズ」を製作する際に、このヒーローズジャーニーを活用したことは有名な事実です。現代ではスターウォーズだけではなく、多くの物語、映画が、この理論に影響を受けていると言われています。
 また、ヒーローズジャーニーの考え方は、文化面のみならず、心理学やキャリア教育にも活用されるようになりました。神々が勇気をもって未知の世界に挑戦し、多くの試練を経て成長していく姿は、人が苦悩を乗り越えてたくましく生きる人生ととてもよく似ており、人のキャリアや人生のひな形にもなると考えられています。この困難が多い世界の中で生きる生き方の指針と考えると、とても参考になることが多いと考えられているのです。現在では、心理学やキャリア教育においても、このヒーローズジャーニーは、人の人生を肯定的に前向きにに考えていくための有効なツールとして、多くの場で活用されるようになってきています。
 本章では、このヒーローズジャーニーの理論を紹介していきたいと思います。ヒーローズジャーニーの考え方を参考にしながら、自分らしくたくましく幸せに生きる生き方を探求していきましょう。

1.ヒーローズジャーニーの理論

 ヒーローズジャーニーの創作者であるキャンベル博士は、「千の顔を持つ英雄(上下)」(人文書院)において、その理論を展開しています。千の顔を持つ英雄の中では、神々が日常から旅立ち、試練を経てに故郷に戻ってくるプロセスを17のステップで整理しています。その後、ハリウッドの脚本家、ストーリー開発の一人者と言われるクリストファー・ボグラーが「神話の法則」(ストーリアーツ&サイエンス研究所)を出版し、より簡素で分かりやすい12のステップの流れを発表しました。ここでは、ボグラーのヒーローズジャーニーの理論をご紹介していきましょう。

 

①ヒーローズジャーニーの全体像

 ボグラーの「神話の法則」で紹介されているヒーローズジャーニーの全体像、一覧は、以下の通りです。

ヒーローズジャーニーの全体像
ステージ
第一幕
出立、離別
(英雄の決断)
ステージ1 日常の世界
ステージ2 冒険への誘い
ステージ3 冒険への拒絶
ステージ4 賢者との出会い
ステージ5 第一関門突破
第二幕
試練、通過儀礼
(英雄の行動)
ステージ6 試練、仲間、敵対者
ステージ7 最も危険な場所への接近
ステージ8 最大の試練
ステージ9 報酬
第三幕
帰還
(行動の結果)
ステージ10 帰路
ステージ11 復活
ステージ12 宝をもって帰還

 ヒーローズジャーニーでは、数々の神話には、以上のような共通するテーマや流れがあると考えられています。
 日常で普通に暮らしていた英雄は、旅に出る意志を固め、二度と戻れない旅に出ます(第一幕 出立、離別)。
 故郷を後にした英雄は、仲間と出会い、敵と戦うなど、数々の試練を通して成長し、最大の試練で勝利を得ます(第二幕 試練、通過儀礼)。
 そして、故郷に帰還し、故郷に宝を持ち帰る(第三幕 帰還)のです。
 以上の大きな流れの中で展開される12のステージに関して、以下、その詳細を解説していきましょう。

 

②ヒーローズジャーニーの12のステージ

ステージ1 日常の世界

 旅立つ前のヒーローの日常です。しばしば、日常のヒーローは、問題の多い環境の中で、欠乏や困難の中で苦労している欠点の多いキャラクターとして描かれます。

 

ステージ2 冒険への誘い

 助けを求められる、ひらめく、天命を受ける、事故にあう、投獄される、などなど、良くも悪くも、外的もしくは内的な出来事によって、日常の習慣のままではいられない立場に追いやられてしまいます。それらの出来事は、今までのやり方や知識、現在のリソースでは解決することができません。ヒーローは、何らかの形で、全く新しい挑戦を試みなければならなくなるのです。

 

ステージ3 冒険への拒絶

 全く新しい冒険に出る必要性に迫られたヒーローですが、ヒーローの周囲の人たちは、そうした必要は全く感じていません。むしろ、ヒーローの気づきや危機意識は、突飛であり、笑いものの対象となります。周囲の人の価値観とヒーローの価値観に解離が起こるのです。ヒーローは、自分の気づきの方が間違えているかもしれないと感じ、周りの人から嘲笑されたり非難されることを恐れ、または、それなりに安定している日常の生活を失うことを恐れ、または、未知なる冒険に不安を感じ、一歩踏み出すことを躊躇します。このままではいけないという必要性は理解しながらも、だからと言ってそこまでのリスクを背負うことが正しいのかどうかを迷うのです。

 

ステージ4 賢者

 新しい旅に出ることをためらうヒーローに、助言をし、さまざまな準備を整えさせて、旅に出る勇気を与えてくれる賢者が現れます。賢者は、神、師匠、親、などの人として現れる場合もあれば、強力な武器、剣、魔法の道具、本、知識、等の形で現れる場合もあります。ヒーローは、そうした助けを得て、自分の気づきへの信頼を回復し、人の言うことではなく自分が受け止めた使命、危機意識、希望と夢、価値を選ぶ決断をし、腹を決めます。
 賢者は、いつもヒーローにとってやさしく慈悲深い存在として現れるとは限りません。時には、自分が気づいた脅威によって身内が傷つけられたり、大きな事故が起こったりなど、ネガティブな事件がその役割を果たすこともあります。時に、ヒーローは、そうしたショックを通して、自分の気づきや危機感が、周囲の人たちの言うような勘違いではなく、間違いない真実であることを確信し、迷いを断ち、冒険に出る覚悟を決めるのです。

 

ステージ5 第一関門突破

 旅に出る覚悟を決めたヒーローが、現在のなじみのある日常を捨てて、新しい未知な世界に入ろうとする時に、第一関門となる障害が出現します。異なる世界をつなぐゲートには、必ず難攻不落の門と門番がいるのです。ヒーローは、戦ったり、取引をしたり、出し抜いたりして、なんとか関門を突破し、全く未知なる新しい世界に一歩足を踏み出すことになります。関門の守護者は、ヒーローの障害にはなりますが、悪人ではなく、必ずしも乱暴に戦い、倒さなければならない存在というわけではありません。むしろ、やり方によっては、協力者、味方になってくれて、後々助けてくれる可能性もあるのです。ヒーローは、上手にこれを乗り越えるための器量が問われることになります。

 

ステージ6 試練、仲間、敵対者

 旅に出たヒーローが入り込んだ世界は、多くの場合、故郷の日常の在り方とはかけ離れた世界であり、常識の通用しない全く新しい可能性、または思いもよらない危険に満ちた世界となります。ヒーローは、そのような世界を手探りで探求し、非日常の特別な世界のルールを学び、謎を解き、なじんでいくことになります。旅の途中で、さまざまな試練に出くわしながら、新たな協力者を得たり、敵対者と戦うことを通して旅に必要な友情や信頼を育むスキル、体力や格闘の能力、問題解決のスキルを磨いていきます。

 

ステージ7 最も危険な場所への接近

 ヒーローは、旅のプロセスで、問題の本質を次第に見抜き、その問題を作り上げている最も強く恐ろしい怪物の正体をつきとめたり、根本的に問題を解決するための道具や方法=宝のありかを見出します。敵の親玉の怪物の住む場所や、 宝の隠されている場所は、特別な世界の中でも最も危険な場所です。そこは、ドラゴンの住む恐ろしい洞窟であり、魔王が支配する地獄であり、出口の見えない迷宮です。いわゆる死の土地であり、一歩踏み込めば、命の保証がない、とても危険な場所なのです。
 ヒーローは、それを恐れ、時にそこから来る使者に傷つけられ、逃げまどいながらも、仲間を見つけ、ともに戦い、戦いながらそれの正体と弱点を学び、獲得した知識や力、スキルとともに、その難関に挑戦することになります。作戦を立て、計画を練り、武器と防具をそろえて準備を整え、その最も危険な死地に赴きます。

 

ステージ8 最大の試練

 ヒーローは、最も危険な場所で奈落の底に落とされ、最大の恐怖と向き合い、死の淵を垣間見ることになります。最大の恐怖は、ドラゴンのような外的な存在の場合もあれば、自分の内面に封じ込めて直面することを避けていた傷のような内面の存在の場合もあります。
 この「最大の試練」のステップは、死と再生の通過儀礼でもあります。ヒーローは、最大の敵に攻撃されて、傷つき、倒れ、一度死ぬか、死んだようになります。ヒーローにとって最悪な瞬間、陰鬱とした絶望、最も危ない緊迫した時間となります。しかし、ヒーローは、その絶望の果て、奈落の底で、ドラゴンとは自分の恐怖であることを直覚し、それは幻想であることを見極め、勇気を取り戻して立ち上がり復活します。そして、生まれ変わり、成長した自分になって、敵に打ち勝つのです。
 こうした最悪の試練に出会うことは、ヒーローの宿命でもあります。ドラゴンがいないヒーロー伝説は存在しません。ヒーローは、七難八苦、癒しようがない悲しみ、痛み、憎悪、救いようのない絶望、乗り越えられない壁に出会うことは運命なのです。
 ヒーローは、そうした試練の中で、刃折れ矢尽き、友と離ればなれとなり、力を失います。彼は孤独であり、望みはなく、暗く惨めであり、もはや誰にもこんな自分を見られたく無いと絶望の中で膝を抱えます。
 しかし、夜明け前こそが一番暗いことを決して忘れません。一番苦痛に満ちている瞬間が、一番の幸福への始まりの瞬間であること知っているのです。神は乗り越えられない試練は与えないという真実を信じており、絶望の極みで勇気を奮い立たせて立ち上がります。自分の中にまどろんでいる力、今まではその存在を知らず、気づかず、期待もしていなかった驚くべき可能性に気づき、新しい自分に目覚めるのは、そのような時です。
 そうしてヒーローは、奈落の底で目覚め、再生し、新しい力をまとった新しい自分として反撃に出るのです。

 

ステージ9 報酬

 生死をかけた危機を乗り越え、最大の敵に勝利したヒーローは、探し求め続けていた宝物を手に入れます。宝物は、魔法の剣や霊薬のような物質的なものである場合もあるし、助け出すことができた人との愛と友情などの関係性である場合もあるし、名誉や平和、悟りなど精神的、象徴的なものである場合もあります。
 ヒーローは、愛する者たちのために危険を承知で死地に赴き、最大の障害をのりこえ、勝利を手にすることによって、英雄の称号を得ます。本来の自分の可能性や潜在性が解放されて新しいステージの自分となり、より魅力に富んだ輝かしい存在へと変容を遂げることになるのです。

 

ステージ10 帰路

 最大の試練に勝利を得たヒーローは、宝物を故郷に持ち帰るために、日常の世界に戻ることを決意します。しかし、その帰路は、多くの場合、スムーズではありません。敵の残党が宝物の奪還を目指して追って来るかもしれませんし、最後の死力を振り絞って復讐の戦いを挑んでくるかもしれません。特別な世界の秘密を日常の世界に持ち出すことを快く思わない存在から帰還を邪魔されるかもしれません。日常の世界に行くことができないヒーローの仲間、契約者が、反乱を起こすかもしれませんし、得た宝物を奪おうとする新たな敵が追ってくるかもしれません。
 多くの場合は、帰還の際に、そうした追う者たちから逃れようとする追走劇が展開されていくことになります。追いつ追われつのレースの中で、ヒーローは、学んだ魔法や武器で追跡者を撃退します。時に窮地に追い込まれると、特別な世界で手に入れたものを、追って来る者たちに目くらましとして投げつけでることで、少しずつ身軽になっていきます。特別な世界と日常の世界を分ける境界を潜り抜けるための準備をしていくのです。

 

ステージ11 復活

 追跡者をかわすことができたヒーローは、特異な世界と日常の世界を分ける関門をくぐり、日常の世界へと帰還します。その際、ヒーローは、特異な世界でつけてしまった垢、汚れ、穢れを落とし、浄化されて新しい存在に生まれ変わることになります。
 多くの場合、このみそぎと復活のプロセスは、最大の試練に次ぐ第二の試練ともなります。ヒーローとしての徳性、学びを得られていない場合は、境界を守る門番が、その関門を通ることを許してはくれません。宝物を日常の世界に持ち込む事と引き換えにヒーローの大切なもの、時には命を求められるかもしれません。また、ヒーローが特異の世界になじみすぎてしまい、日常の世界に戻ることを嫌がる可能性もあります。また、ヒーローが手にすることができた宝物の価値を日常の世界の人たちが理解できずに無視するか、もっと悪いことに悪用するかもしれなく、その危険性の方が高いと絶望してしまうかもしれません。さらに、日常の世界の権威が、ヒーローが持ち帰る宝物をほしがって奪いに来るかもしれませんし、逆にその力を警戒して、宝物を破壊、もしくは日常世界で活用ことをあらゆる手を尽くして阻止するかもしれません。それらの試練は、ヒーローが本当に教訓を学び取って成長し、英雄としての資格を得ることができたのかどうかのテストであり、失敗すれば、すなわち日常の世界にとっての死を迎えることになります。
 ヒーローは、こうした試練に対して、冒険で学び獲得した能力と武器によって乗り越えることができます。その勝利は劇的であり、冒険に旅立つ前は勝てなかった相手、圧倒的な力の差から屈服せざるを得なかった敵であっても、成長した勇者として立ち向かい、見事に勝利をおさめます。こうして、ヒーローは、全ての困難を克服して、真の勇者となって、日常世界に生まれ変わることになるのです。

 

ステージ12 宝をもって帰還

 冒険を終えてヒーローは、故郷に戻ってきます。その際、ヒーローは、冒険を通して得ることができた宝物や教訓を持ち帰ります。ヒーローが持ち帰った宝物は、癒しの力を持った魔法の薬、荒廃した土地をよみがえらせる聖杯、王国の復活、友情、支配からの解放、世界に役立つ知識、世界を変える叡智、などさまざまな可能性があります。ヒーローを迎える故郷は、ヒーローが持ち帰る宝物によって、より良いコミュニティとなり、喜びと健康と平和を手にすることができるのです。こうして、ヒーローの一つの冒険が幕を閉じることになります。

新刊“To be a Hero”の内容紹介】
①おわりに
②ヒーローズジャーニー
③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
④ステージ1 自然児
⑤ステージ2 傷ついた子供
⑥ステージ3 放浪者
⑦ステージ4 求道者
⑧ステージ5 戦士
⑨ステージ6 達人
⑩ステージ7 魔法使い
⑪ステージ8 変革者
⑫ステージ9 勇者
⑫ステージ10 覇王
⑬ステージ11 仙人
⑭ステージ12 賢者
⑮ヒーローズジャーニーの教え

 

 

新刊“To be a Hero”の内容紹介 ①おわりに

 最近kindleより発表した新刊“To be a Hero”の内容を、何回かのシリーズで、部分的にご紹介したいと思います。

 まずは、最後のご挨拶、メッセージから。

・・・・・・・・・・・以下、“To be a Hero” おわりにより・・・・・・・・・・・
 以上を持ちまして、“To ba a Hero ~自分を生きる勇者となる~”を終了します。

 この本にここまで付き合ってくださった読者の皆さんに、心から感謝を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。

 本シリーズでも書きましたが、実は、私は、子供時代から若いころにかけて、自分を好きになれずに、前向きになれずに、何かと生きづらさを感じていました。私と同様に、生きづらさを感じている人は多いのではないでしょうか。
 実際に、この地球上で生きることは、決して楽なことではないと思います。世界には、戦争や暴力がはびこり、経済は不安定で貧困や餓死が存在しています。うそや陰謀、権力の不条理がまかり通り、悲しみや憎悪や悪意がそこかしこに見受けられます。人生の中には、絶えず心配事があり、想定しないトラブルがやってきて、困難や苦しみに放り込まれ、誰も助けてくれません。確かに、この世には、地獄の側面が存在しています。
 しかし、だからと言って絶望して肩を落として生きなければならないというわけではありません。恐怖や痛みに支配されて人生を棒に振る必要もありません。私たちには可能性があるのです。

 天国で天使たちにかこまれて、天使として生きるのは簡単です。誰でも苦労なくできるでしょう。しかし、地獄の中で、天使として生きるのは容易ではありません。朱に交われば赤くなるのことわざの通り、邪悪に囲まれて生きれば邪悪の影響を受けてしまうのは必至です。しかし、地獄にあっても自分の中の良心を信じて悪を選ばず、悪鬼たちの脅迫に屈することなく、恐怖にこうべをたれることなく勇気をもって立ち向かい、思いやりと愛、光をもって生きる生き方も存在します。それは、いばらの道であり、周囲の誰にもほめられない、むしろ嘲笑され、裏切者扱いされる可能性がある危険な道です。勇者は、その困難に立ち向かう人であり、誰にもできない難しさがあるからこそ輝かしくかっこいいのだと思います。
 きっとそうした勇者は、この世界に人知れずたくさんいるのだろうと思います。周囲の冷淡さに迎合せずに、思いやりとやさしさを忘れない人、周囲の不平不満の輪に入らずに感謝を忘れない人、小さく弱いものたちにやさしく語りかける人、見て見ぬふりをしないで不正を指摘する人、自分の失敗を誤魔化さずに正直に語る人、家族を愛し大切にする人、道路を掃除して街を清める人、人知れず世界の平和を祈る人、飢えに苦しんでいる人にやさしくパンを差し出す人、そうした人たちは、全て勇者であり、きっと勇者こそが今の地球を救っているのだと思います。

 いま、地球は、黙示録の真っただ中にあります。環境問題、温暖化、飢餓と疫病、世界経済の不安定、テロと戦争と核兵器など、深刻な問題に直面しています。末法の世でもあり、最も仏の教えから遠のいている時代でもあるように思えます。だからこそ、恐怖の持つ力は強大で、その力に屈服してしまった恐怖の代理人たちも数多く存在しています。
 いま、地球では、その存亡をかけた壮大な綱引きが行われているのだろうと思います。引きずり落そうとする勢力と、何とか救い上げようとする勢力が力いっぱい引き合い、拮抗状態にあるのだと思います。現状で動きが無いように見えても、背景にはすさまじい力が渦巻いているのです。
 相反する強い力が均衡状態にある状況下では、ちょっとした力の変化が、重大な変化をもたらします。問題の大きさと個人の力の小ささに絶望してあきらめてしまい、一人でも綱を引っ張ることを止めてしまったら、均衡が崩れてアッと言う間に引きずり落されてしまうかもしれません。
 逆に、粘り強く、一生懸命にがんばる勇者たちに勇気づけられて、一人、二人と仲間が増えるかもしれません。張り詰めたコップの水をこぼすためには、たった一滴の水で十分です。今のような張り詰めた時代には、一人一人の力は偉大です。たった一人の力で地球を救えるかもしれません。

 いま、地球は暗く、問題のとてつもない大きさと深刻さにめまいがする思いになると同時に、個人の無力さに暗澹たる気持ちになりますが、だからと言って、決してあきらめたり絶望してはいけません。
 闇がどんなに深くて強大だとしても、光に勝る闇はありません。光は闇に勝利するのが定めです。しかし、闇の中で光の存在を信じることは容易ではありません。光を信じるということは闇を敵に回すということであり、とてつもない危険が待ち受けているということでもあります。光のサイドに立って、闇の強大さに立ち向かうには、一世一代の勇気が必要であり、その困難な挑戦に踏み出せる人は、そう多くはありません。

 その数少ない中の一人は、あなたです。

 あなたがこの文章に目を通していることは、偶然ではありません。あなたには、このような時代に生まれ、立派に生きて地球に何らかの貢献するという使命があります。
 あなたは、まさに地球を救う一人の勇者なのです。

 被害者意識に甘えて、強い分離感に身を任せてはいけません。勝つべきものは、相手ではなく、自分自身なのです。
 道ができることを待っていてはいけません。あなたが道をひらくのです。
 導く人がいないことを言い訳にしてはいけません。だからこそあなたの出番なのです。
 準備が整ってないと先送りにしてはいけません。そこに行くからこそ奇跡が起こるのです。
 誰かの許可を得る必要などありません。あなた自身を権威として進むのです。
 皆がそうだからと言って、絶望に身を染めてはいけません。注意深く生き残って一隅を照らす光となるのです。

 あなたには、泥沼に落ちようとしている仲間を救い出す責任がああります。
 知っているなら、あきらめても手を緩めてもいけません。真に仲間を守る戦士になるのです。

 あなたは、断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。あなたは勇者です。
 背伸びして勇者になるわけではありません、あなたはもともと勇者だったのです。
 あまりに厚い雲に遮られて勇者だったことを忘れてしまったのであって、今本当の自分を思い出したのです。
 自分の力と責任の大きさに怖気づかないでください。あなたの勇者としての可能性を信じてください。
 注目が集まることに尻込みしないでください。あなた自身の魅力とパワーを信じてください。
 立ちふさがる壁の高さにひるまないでください。それがどんなに苦しい困難であってもあなたに乗り越える力ができたからこそやってきた教材なのです。

 夜明け前が、最も暗いことを忘れてはいけません。
 今がつらく、苦しいとしたら、それは、単に夜明け前だということなのです。
 人の苦しみや思いとは無関係に、天の計らいは淡々と進行します。
 日は沈み、そしてまた昇ります。

 明けない夜は、ありません。
 もし今が、とても悲しく、苦しく、希望がなく、憎悪の極みだとしたならば、
 それは、闇の終わりだということ。
 夜明けが近いということです。

 だから決してやけになってはいけません。
 あなたなら大丈夫。あなたならできる。
 あなたは今思っているほどちっぽけな存在ではありません。
 あなたには、想像をはるかに超える途方もない潜在性と可能性がまどろんでいる。

 自分を信じてこうべを上げ、肩の力を抜いて大志に向けて一歩踏み出しましょう。
 そう、夜明けは近い。
 奇跡は必ず起こります。
 なぜならば、あなたは、もともと勇者なのですから。

新刊“To be a Hero”の内容紹介】
①おわりに
②ヒーローズジャーニー
③ヒーローズジャーニーをもとにした人の成長プロセス
④ステージ1 自然児
⑤ステージ2 傷ついた子供
⑥ステージ3 放浪者
⑦ステージ4 求道者
⑧ステージ5 戦士
⑨ステージ6 達人
⑩ステージ7 魔法使い
⑪ステージ8 変革者
⑫ステージ9 勇者
⑫ステージ10 覇王
⑬ステージ11 仙人
⑭ステージ12 賢者
⑮ヒーローズジャーニーの教え

 

 

電子書籍 新刊を出しました

 新しい電子書籍をKINDLEで出版しました。タイトルは、「To be a Hero ~自分を生きる勇者となる~」です。

 “To ba a Hero”は、自分らしく力強く輝いて生きるための方法、中でも、リーダーシップをテーマとした本です。自分を好きになれずに、前向きになれずに、何かと生きづらさを感じていた私が、さまざまな人や仕事、考え方と出会い、少しずつ楽になって、少しずつ成長し、現在では、人材育成企業の代表として日々楽しく仕事をし、家族との人生を楽しめるようになってきたプロセスから学んだ事柄をまとめて、作りました。

 単なる私的な考えということではなく、ポリヴェーガル理論、分離脳研究、内的家族システム、ヒーローズジャーニーなどの、最新の脳神経科学や心理学の考え方を取り入れながら、できるだけ分かりやすく、自分らしく輝いて生きるために参考になる考え方や方法を提供しております。

 なお、本誌は、自尊心の心理学シリーズの第3巻と言う位置づけです。第1巻は2014年に「自尊心の重要性:自尊心の心理学入門」として、第2巻は2017年に「自尊心が全てを変える: 自尊心回復の7原則」として、電子書籍で出版しております。それぞれの巻のテーマと内容は以下の通りです。

自尊心の心理学シリーズ 各巻のテーマと内容
巻名 テーマと内容
第1巻「自尊心の重要性:自尊心の心理学入門」 自尊心が人生に与える重大な影響とその対策について書かれている。

第2巻「To be a Hero:自尊心回復の7原則」

自尊心を回復し、健全でたくましい生き方を取り戻すための原則や考え方について書かれている。

第3巻「To ba a Hero:自分を生きる勇者となる」

痛みを含めた自分の全てを受け入れて、内面の葛藤を癒し、本来の自分として内外ともにリーダーシップを発揮して生きる方法について書かれている。

 

 本書は、シリーズの第3巻目にあたります。シリーズの中では最も深いところまで踏み込んで、生きづらさの本質的原因やその対策、力強く生きるための方法、セルフリーダーシップの確立とリーダーとして生き方について解説しています。

 本書を完成させるまでには、ずいぶん苦労しました。新しく書き足さなければならない文章が大量であり、想定以上の時間と労力がかかったのです。ページ数で言えば、A4版で150ページほど、シリーズの中では、最もボリュームが大きいです。

 中には、ずいぶん思い切ったことも書かせていただいております。私の普段はあまり表明していなかった価値観や哲学、考え方も、はっきりと言い切って書かせていただきました。自画自賛ですが、相当魂がこもった力作だと思っております。

 本書では、「人は断じて欠点だらけの無力な存在ではない。その本質には、今の想像をはるかに超える偉大さ、大きな可能性がまどろんでいる。」と考えており、そのような本来の自分の輝かしい潜在性に気づき、引き出していくことをテーマとしています。

 あくまでも数ある考え方の一つであり、単なる仮説に過ぎませんが、私のような痛みや困難を抱えた人や自分らしく幸せに生きることをこころざしている人たちにきっとお役に立てると信じております。どうか、最後までお付き合い下さい。

 願わくば、この本が、読者の皆さんにとって価値あるものでありますように!

【To be a Hero 目次】
第1章 自分の痛みを受け入れる
 1.ポリヴェーガル理論
  ①ポリヴェーガル理論とは
  ②新化プロセスを記憶する身体
  ③認識や判断ではなく生理的反応
 2.人が人として生きられない時
  ①トラウマの呪い
  ②太古からのサバイバルの叡智
 3.受け入れることの重要性
  ①私に対する対処法
  ②受け入れることの重要性
 <エクササイズ 「受け入れる瞑想」>
  1.姿勢を正す
  2.重力を受け入れる
  3.環境を受け入れる
  4.自分を受け入れる
   ①身体を受け入れる
   ②思考を受け入れ、手放す
   ③感情を受け入れ、共感する
第2章 自分の痛みと和解する
 1.「私」の人格はひとつではない
  ①分離脳研究
  ②分離脳研究から分かってきたこと
  ③左脳の作る「私」という物語
  ④左脳の私は本当の私ではなく、私のスポークスマン
  ⑤広がる私の可能性
 2.内的家族システムによるセルフリーダーシップの考え方
  ①内的家族システム理論とは
  ②トラウマを担う追放者というパーツ
  ③追放者の悪影響から全体を守る防衛者というパーツ
   (1)管理者(manager)
   (2)消防士(firefighter)
  ④誰もが持っている傷ついたインナーチャイルド
  ⑤本当の私=Selfによる癒しと統合
  ⑥Selfとパーツの関係がもたらす「私」の3つの状態
   (1)調和の状態
   (2)葛藤の状態
   (3)機能不全の状態
  ⑦セルフリーダーシップを回復するために
 <エクササイズ 「感情と向き合う」>
  1.自分が今気になる感情を選ぶ
  2.選んだ感情について探求する
   ①感情のメッセージを聴く
   ②感情に名前を付ける
   ③その感情へのメッセージを伝える
  3.感情を癒やす瞑想
   ①受け入れる瞑想から始める
   ②ホオポノポノで感情を癒す
   ③自分の身体感覚の変化を感じる
第3章 人間関係を改善する
 1.分離感
  ①分離感の特徴
   A.境界の性質
   B.分離感の状態
    (1)戦いの状態
    (2)日常生活の状態
    (3)共感の状態
  ②分離感と生産性
  ③分離感と施策
  ④分離感は幻想?
  ⑤自然本来の社会性
  ⑥人と社会の新しい可能性
 2.成功の循環モデル
  ①成功の循環モデルとは
  ②グッドサイクル
  ③バッドサイクル
  ④グッドサイクルの事例紹介
  ⑤自分らしく幸せに生きる基盤
 3.信頼関係を育む
  ①四つの懸念
  ②チームの成長に必要な要素
  ③コミュニケーションの重要性
 4.良いチームを作る
  ①プロジェクトアリストテレス
  ②チームビルディングのステップ
   第1ステップ 受容
   第2ステップ 開示
   第3ステップ 目標設定
   第4ステップ 組織化
  ③チームビルディングのポイント ~受容と開示の重要性~
  ④受容ステップを乗り越えるためのヒント
   (1)まずは自尊心を持つ
   (2)メンバーに関心を持ち、理解を深める努力をする
   (3)メンバーへの批判心を静め、親しい仲間と思ってみる
  ⑤開示ステップを乗り越えるためのヒント
   (1)オープンさと注意深さの両輪が必要
   (2)過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる
   (3)正直さ、オープンさには勇気が必要、一歩踏み出す勇気こそがリーダーの役割
 5.人間関係の悪化を防ぐ
  ①関係性を破綻させる4毒素
   (1)批判・非難(Criticism)
   (2)防御(自己防衛)(Defensiveness)
   (3)侮辱・見下し(Contempt)
   (4)無視・逃避(Stonewalling)
  ②関係性の4毒素の解毒剤
   (1)批判・非難(Criticism)の対処法
   (2)防御(自己防衛)(Defensiveness)の対処法
   (3)侮辱・見下し(Contempt)の対処法
   (4)無視・逃避(Stonewalling)の対処法
 6.大切なことは少しの勇気
  ①人間関係にまつわる懸念に対処するための3つの方法
   (1)引きこもる
   (2)空気を読む
   (3)自他ともに尊重し、本音で関わる
  ②少しの勇気が人生を変える
 7.最強最善のスキル=積極的傾聴法
  ①何を聴くのか
   ステージ1「事実・状況を聴く」
   ステージ2「感情を聴く」
   ステージ3「考え・ニーズを聴く」
   ステージ4「価値観(本音)を聴く」
   ステージ5「ひらめき・精神性」
  ②「きく」の5つのステップ
   ステップ1 聞かない
   ステップ2 聞くふりをする
   ステップ3 選択的に聞く
   ステップ4 注意して聞く
   ステップ5 共感的に聴く
  ③積極的傾聴法
   (1)積極的傾聴法の原則く
   (2)積極的傾聴法の技法
 <エクササイズ 「積極的傾聴法」>
第4章 勇者への冒険
 1.ヒーローズジャーニーの理論
  ①ヒーローズジャーニーの全体像
  ②ヒーローズジャーニーの12のステージ
   ステージ1 日常の世界
   ステージ2 冒険への誘い
   ステージ3 冒険への拒絶
   ステージ4 賢者
   ステージ5 第一関門突破
   ステージ6 試練、仲間、敵対者
   ステージ7 最も危険な場所への接近
   ステージ8 最大の試練
   ステージ9 報酬
   ステージ10 帰路
   ステージ11 復活
   ステージ12 宝をもって帰還
 2.ヒーローズジャーニーをもとにした生き方のステージ
   ステージ1 自然児
   ステージ2 傷ついた子供
   ステージ3 放浪者
   ステージ4 求道者
   ステージ5 戦士
   ステージ6 達人
   ステージ7 魔法使い
   ステージ8 変革者
   ステージ9 勇者
   ステージ10 覇王
   ステージ11 仙人
   ステージ12 賢者
 3.ヒーローズジャーニーの教え
  ①全てのステージが必要である
  ②勇気こそが成長を促す
  ③勇者の人生にドラゴンはつきもの
  ④新しい挑戦こそが自分の中の未知なる偉大さを引き出す
第5章 勇者となる
 1.勇 者
 2.暴 君
 3.自分を生きる勇者となるために
おわりに

心のくもりを乗り越える

「明歴歴 露堂堂(めいれきれき ろどうどう)」 禅語
真実は、いまここで、一点の曇りもなく明らかになっており、堂々と姿を現している。
それが分からないのは、あなたの心が曇っているからだ。

 

「愛の反対は、憎しみではなく無関心。」 マザーテレサ

 

「自らの恐怖心を理解することが、物事を本当に見るということの始まりである。」 ブルース・リー

 

「本当の勇気は「弱さ」を認めること」 ブレネー・ブラウン

 

「闇は、闇で追い払うことはできない。光だけがそれを可能にする。
憎しみは憎しみで追い払うことはできない。愛だけが、それを可能にする。」 キング牧師

コミュニケーションの名言

「順境と逆境を経験して、友情はいよいよ堅固なものになっていく。」 諸葛孔明

 

「人と人との友情は、賢者でも結ぶのが難しいのに、愚者はあっさりほどいてしまう。」
シェークスピア

 

「垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。」 アリストテレス

 

「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない。」
レイモンド・チャンドラー