カテゴリー別アーカイブ: 04.大学授業日誌

今日から大学授業(2019後期)

早いもので、あっという間に夏休みが終わって、今日から大学の後期の授業が始まります。

夏は、大学の授業が休みであることはありがたかったのですが、本業の企業研修のお仕事がいろいろと忙しく、当ブログの更新もままなりませんでした。

ここ数か月間も、様々な研修、新しいプログラムへの挑戦、などおかげさまで充実した日々を送っておりました。

大学授業の後期は、キャリア形成論とマーケティング的業界研究の2つの授業を担当しており、今日は、キャリア形成論の開始となります。2教室を担当しますが、あわせて100名、今期も素晴らしい学生たちとの出会いが楽しみです。

どちらの授業も、人としての幸せな生き方、力強く輝く社会人としての生き方、キャリアの育み方を学ぶ大切な授業となります。学生諸君に良き学びの場を提供できるよう、彼ら彼女らの生き方を応援できるよう、今年もしっかりとがんばっていきたいと思います。

しかし、本業の方でもやらなければならないこと、書籍の2版の出版、新プログラムの完成と発表、…、なかなか前に進まないのがもどかしくありますが、焦らず丁寧に進めていきたいと思っています。

さて、今年後期も、元気にがんばっていきましょう!

今日で最終講

大学で「プレゼンテーションとディスカッションスキル」と言う授業を担当しておりますが、本日で第15講目、今期の最終講となります。出発まで少しだけ時間があったので、この記事を書いている次第です。

今年も、素晴らしい受講者に恵まれて、とても充実したエネルギッシュで有意義な学びの場となりました。まずは共に学んだ学生たちに感謝したいと思います。

また、当授業にご尽力いただき、ボランティアで学生たちにビジネスマンの生き方を教えてくださったSさん、おかげさまで、良き授業を展開できました。ありがとうございました。

さらに、大学スタッフの方々はじめ、応援くださった皆さん、本当にありがとうございました。

おかげさまで、無事に本日を迎えることが出来ました。

今日は、セルフリーダーシップをテーマとして講義を展開する予定です。

最新の脳神経科学より導き出された「内的家族システム」という考え方より、自尊心を持つこと、勇気を持つこと、そして何よりも、志を持ち、自分の気持ちを裏切らないで生きることの重要性について伝えてきたいと思います。

では、行ってまいります!

大学新授業が本稼働

先日、中学以来の友人から、当ブログ記事の更新がないとのことで、「大丈夫なのか?」と電話をもらいました。「更新がないからどうかしたのではないか?」と心配したとのことでした。

当ブログをご覧いただいている方も、もしかしたらご心配をおかけしているかもしれません。

ご心配をおかけして、ごめんなさい。

私ども家族、仲間ともども皆元気でやっております。

ここ数か月は、いくつかの新しい企画が始まってきており、バタバタと忙しくて更新がままならなかったのです。

新企画の一つは、大学で担当する新しい授業「マーケティング業界研究」でした。

大学の後期の授業であり、本年度から私が担当することになった授業です。

各業界のリーダーの方々にゲストスピーカーとしてお越しいただいて、業界や会社の特徴、業界における社会人としての生き方、キャリアの育み方についてお話しいただくことになります。

ただ、90分すべての時間をゲストスピーカーにお話しいただくのではなく、内30分程度は、学生たちがマーケティングの視点から自分で調べ、研究した業界や会社の特徴を発表し、それを受けてゲストスピーカーに60分程度のお話を頂くという仕組みを作っております。

全15講ある中で、前半の7講は、マーケティングについての基礎を学ぶと同時に、研究発表に向けての準備を整えていく時間として、後半の7講でゲストスピーカーにお越しいただくことになります。

最後の1講は、全体の振り返りとなります。

実は、今日から、後半の学生たちの「研究発表とゲストスピーカーの講演」というメイン授業に入ります。

新企画の授業でもあり、準備の7講の段階で、学生たちがどの程度頑張ってくれるのかについては、前例がないので未知数と言うか、とても懸念していたのです。模造紙で10枚程度の結果を出さなければならないことと、そのために多大な調査とまとめが必要で、時間と労力がかかるので、学生たちの負担が相当大きく、果たして、こんな無茶振りに応えてくれるのかどうかがとても心配だったのです。

しかし、ふたを開けてみたら、驚くほど真剣に、一生懸命にやり遂げてくれたのでした。私からの無茶振りを見事に乗り越えてくれました。学生たちには心から感謝したいと思います。乗り越えてくれなければ、授業自体が成り立たなくなってしまうような企画だったからです。

今日から7回、学生たちの発表が続きます。またそれを受けてのゲストスピーカーの方々の講演も実施されます。どのような展開になっていくのか、少々心配もしておりますが、とても楽しみです。良き授業となるよう、がんばってきたいと思います。

そのほかにも、新しい企画が進んでいます。

提携先と新しい講座を企画、実施しております。いくつかの講座を形にしてきましたが、最近特に注目しているプログラムが「イノベーション」です。イノベーションと言うテーマは、改めてご紹介しますが、私どもの行っているテーマとリンクするところが多く、実にユニークなプログラムをつくれそうです。全く新しいタイプの実習も開発できそうです。これに関しては、また後日ご紹介させてください。

という訳で、おかげさまで忙しくさせて頂いており、いろいろと元気で頑張っております。

ご心配をおかけして申し訳ありませんが、できるだけ更新もしていきたいと思っています。

今後ともよろしくご支援のほどお願い申し上げます!

大学でマーケティング論を担当します

 現在、横浜の大学で単位認定の授業を2講座担当しておりますが、来年度から、新たにもう一講座担当することになりました。キャリア教育の一環となる授業であり、マーケティングの視点から業種業界を研究するキャリアスキル講座です。
 当大学でお世話になっている教授が昇進されて、管理業務に忙しくなってしまうため、従来担当していたその授業を実施することができなくなってしまったこともあり、私がその授業を引き継ぐという形で担当させていただくことになりました。
 来年後期からは、週2日が大学の授業日となり、会社経営をしている私的には営業上少々厳しいところもあるのですが、やりがいのある仕事でもあり、学生たちにとってもきっと役に立てる講座になるだろうとも思っておりますので、しっかりと頑張りたいと思います。
 従来担当していた講座は、キャリア形成論とプレゼン・ディスカッションスキル演習と言う授業であり、いずれも生き方や人間関係スキルに関するものですが、今回の講座は、戦略論、マーケティング論がテーマとなるもので、まさに問題解決スキルがテーマとなるものです。
 私は、人が自分らしく力強くキャリアを育むために必要なことは、人間関係スキルと問題解決スキルの2つが必要だと考えており、これで、大まかにいえば、たくましく幸せに生きる方法の全体像を学生たちに伝えることができるということになり、私にとって納得できる授業を展開できるということになります。
 私は、マーケティングの考え方と言うものは、厳しい現代社会を生き抜く上での強力な武器の一つとなりうる有用なツール、考え方だと思っております。
 選択と集中、無用な戦いを避けること、戦うならば必勝を狙うという事、そうした強くたくましい、主体的でチャレンジングな生き方、方法を授業を通して学生たちに伝えていきたいと思います。
 私にとっても新しい挑戦の始まりです。良き授業となりますように!

大学の授業が始まりました(2017後期)

横浜の大学でキャリア関係の授業を2つ担当しておりますが、その一つが昨日から始まりました。

本講座は、生き方講座ともいえる講座で、長期的に自分の幸せな人生について探求し、輝いて生きるために必要な様々な知識とスキルを学び、力強く生きていく一歩としてもらうことがテーマの講座です。

本講座を初めて担当したのが2006年なので、今年でかれこれ11年目になります。

若者たちに生き方と言う大変重要なテーマを探求することになる講座を担当できることを、私自身とても光栄に思っております。

私のような決して自慢できるような生き方をしているわけではない存在が、こうした授業を担当できること自体がまず奇跡のようなことなのですが、素晴らしい学生たちに恵まれて充実した学びの場となっていること、大学スタッフの皆さんの惜しみないご協力をいただけて立派な実績を重ねてこられてきていること、学生たちが、この学びの場を通して本当に自分らしく輝いて力強く勇気をもって自分の幸せな人生を生き始めていることがとてもとてもうれしい奇跡であり、私の人生にとっても、極めて大きな意味を持つ大切なお仕事となっております。

そう、本講座の受講生の中から、どんどん活躍する若者たちが出てきていることが私の大きな自慢なのです。

東大、一ツ橋、早稲田、慶応といった一流大学出身者がいる中で100人の内定者代表として10月の内定式で祝辞を述べた学生、

授業の最後で「自分はプロ野球選手になる」と宣言して本当にプロ野球選手になって活躍している卒業生、

近隣の企業さんとタイアップして商品を開発し、ボランティア活動の一環としてその商品をヒットさせているボランティアプロジェクト、

そして、昨日、またとてもうれしいお知らせを学生からもらったので、ぜひ紹介したいと思います。

大学がある横浜市鶴見区を中心に発行されているタウンニュースにて、記者として取材し、鶴見を紹介する記事を見事に書き上げたのです!

細井君記事2

タウンニュースで鶴見の特集がなされたようで、鶴見区内の伝統や文化、スポットや魅力を紹介する特別企画に、大学生の有志8人が記者となり記事を書いたようです。その記者の中に、私の授業を受けてくれた学生が参加しているのです。彼が書いた記事がこちらです!

細井君記事1

どうですか、題して「鶴見から禅文化の発信を」、深く本質的なことを簡潔明瞭にまとめてありますよね、実に分かりやすく興味深い記事です。記事の素晴らしさもさることながら、企画の紙面のトップバッターですよ!一番目立つところですよ!これは本当にすごいことです!

今まで体験したことのない全く未知の課題だっただろううに、きっと起こってきた難題にひるまずにやり遂げるということは、まさに勇者の仕事、親バカと言われるかもしれませんが、わたしはとてもうれしいのです。

こういう立派なことを達成して、その喜びを報告に来てくれるというのは、本当に教育者冥利に尽きる、大変光栄なことだと思います。彼には心から感謝したいと思います。

今年の当授業の受講者は、2教室で100人を超えています。昨日初めての授業でしたが、皆真剣に集中して授業に参加してくれました。今年もきっと良き授業となるでしょう。

授業のコンセプトは「人は断じて欠点だらけな無力な存在ではない、その人の可能性は想像をはるかに超えて大きい」ということ、今年の受講学生諸君も、こうした学びを通して自分自身の素晴らしさに気づき、ぜひとも自分らしく力強く生きる生き方にい一歩踏み出してもらいたいと願った次第です。

大学授業でリーダーシップ

大学授業で、自己探求とリーダーシップをテーマとした講座を担当しました。

当講座では、特別講師としてご参加いただいた友人のSさんが、リーダーシップのレクチャーをご担当いただきました。

Sさん、どうもありがとうございました。

Sさんは、2万数千人の大きな労働組合組織のトップであり、今回は、普段トップとしてリーダーシップを発揮されているうえで、大切にしていることをお話しいただいた次第です。

今回のSさんのレクチャーは、ボランティアであり、大学側からは何もお礼を差し上げることができない中で、全てご好意で駆けつけてくださいました。若者たちに大切なことを伝えていきたいというSさんの志からくるご好意であり、心から感謝申し上げます。

お話は、具体的でわかりやすく、学生たちからも大好評で、授業が終わった後で、多くの学生から質問などがなされていました。

Sさん、おかげさまで、すばらしい授業となりました、ほんとうにありがとうございました。

今回は、ファイブファンクションと言う弊社の心理分析ツールを利用しながら、自分自身の強みや弱み、そしてリーダーシップの探求を深めていきました。本講座は、生き方講座でもあり、今後、さまざまな視点から自分自身を探求していくことになります。

友人のご協力のおかげで、ますます授業も充実してきており、今後もよき学びの場となるよう頑張っていきたいと思います。

若者たちの活躍

私は、神奈川県の大学で、授業を担当しておりますが、その授業を選択してくれている学生から、こんな素敵な連絡をもらったので、当ブログでもご紹介します。

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(以下、記事の内容)

鶴見大学の地域貢献ボランティアサークル風露(ふうろ)の香(か)(鈴木謙太郎代表=人物風土記で紹介)が、文房具メーカー・ゼブラ(株)と協働で寄付金付きボールペンの販売を開始した。販売には区内老舗文房具店・(株)マルハチ(八木幹雄代表取締役社長)=鶴見中央=が協力。寄付金は、生活困窮世帯などの小中学生を支援する「つるみ元気塾ほっとりんく」の運営資金に充てられる。

 寄付金付きボールペンは、ゼブラ(株)が全国各地の大学や社会福祉協議会などと協働して実施している企画。同社製の筆記具にオリジナルのデザインを加え販売し、売上の一部を寄付するというものだ。

学生は昨年から、NPO法人あしほが区から委託を受け運営する元気塾で学習支援活動を継続。生活困窮世帯の子どもたちの現状に触れ、「何か手助けを」と考える中、企画を知り今年2月からスタートした。

販売については、区内出身で同サークル代表の鈴木さんが、「長くあるマルハチさんにお願いしたい」と、同店に直談判。学生らの思いを聞いた八木社長が全面協力を約束し、店頭での販売が決まっていた。八木社長は「貧困問題が身近にもあると知り、地元の企業として支援の手助けができればと思った」と話す。

夜間学習の夕食代に

 ボールペンは1本200円(税込)で、500本製作。日本で貧困状態にある子どもたちの現状を知ってもらおうと、リーフレットも作った。昨日24日から、鶴見銀座商店街にあるマルハチ本店と、JR鶴見駅西口のミナール店で販売されているほか、今後は区内企業や団体等に学生が営業販売も行っていくという。

集まった寄付金は、元気塾で今年度から始まった、週1回の夜間学習時に提供する食事代などに充てられる予定だ。

助成無しに愛の手

 元気塾の夕食付き夜間学習支援は、助成金のない中、昨夏から開始。現在通う6人の子どもの家庭は共働きが多く、「孤食の問題を解決するために夕食の団らんは重要」と施設長の須田洋平さんは語る。

支援は寄付金を募りながら継続しているが、資金調達は常に課題だという。そんな中での企画に須田さんは、「ボランティアだけでなく、資金確保までしてもらえるのは本当にありがたい」と感謝する。

鈴木代表は、「現状を知るにつれ、何かしたいという気持ちが強くなった。500本完売を目ざしたい」と意気込んでいる。

タウンニュース(http://www.townnews.co.jp/) 2015年9月25日号 より抜粋

ボランティアの一環として、寄付金付きボールペンを企画開発したとのこと。しかも、文房具メーカー・ゼブラ(株)さんや、販売には大学の地元の老舗文房具店・(株)マルハチさんとの協力を得て制作、販売されるに至っているとのことです。

これは、すごいことではありませんか。私は、とても立派だと思いますよ。協力関係者との信頼関係をはぐくみ、協力体制を固め、現実にお金を動かし、形を創造する。言葉でいうのは簡単ですが、そのプロセスの中では、きっとさまざまな困難があったはずです。それを乗り越え、結果をだし、さらには地元のニュースの記事になる。さすがではありませんか。

丹精込めて作り上げた作品がこれ!

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どうですか、おしゃれではありませんか。一本200円と少々高めですが、「10本まとめて買った!」くらい言ってあげたいですね。

今回学生たちが、貢献したいと願ったことがらがこのことです。
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画像が小さくてごめんなさい。
内容を私なりに解釈して概略お伝えしますと、

・6人に一人、日本にいて経済的に困窮し、貧困と言う状態で生活している子供たちの割合。

・それは、一クラス30人の教室の中で5人が該当するのだということ。

・子供たちを巡る環境は、貧困だけではなく、虐待、育児放棄、両親の不仲から生じる家庭環境の悪化など、ますます悪化の一途をたどっている。

・子供たちのために何かできることはないだろうかと言う志のもとで、学生たちが行動を開始した。

・この寄付金付きボールペンの企画は、つるみどりプロジェクトの一環として生まれた。つるみどりプロジェクトとは、温かい目で子供たちを見つめ、応援し、子供たちが大きく羽ばたいてもらいたいという願いを込めて名付けた。

・こうした企画のボールペンを買っていただいてありがとうございました。

おおよそこういう内容が書かれているようです。わたしは、こうした学生たち誇りに思いますね。素晴らし活動、今後の学生たちの活躍に、心からエールを送りたいと思います。

大学授業前期終了(2015)

 先日、大学の前期の授業「プレゼン・ディスカッションスキル演習」が終了しました。就職活動に櫃よなプレゼンテーションとディスカッションのスキルを体得することをテーマに、全14講の授業を展開してまいりました。

 授業に参加してくれた学生たちの協力を得て、とても充実した、集中力のある、楽しくパワフルな学びの場となりました。当授業を取ってくれた学生諸君、本当にありがとうございました。私自身も素晴らしいメンバーと共に学べて、とても楽しかったし、私自身の気づき、学びにもなりました。本当にありがとうございました。

 それから、当授業は、第一回目の講座で、労働組合の全国組織の副委員長をお勤めのSさんにもお越しいただいて、ありがたい講義をいただいております。Sさんは、以前人事の採用を担当されていたことがあり、その実体験を交えて、就活に向かう心構え、誠実さの重要性、前向きに道を開くことの重要性についてお話しいただき、学生たちを勇気づけていただきました。

 Sさん、おかげさまで、学生たちは、その後も真剣に授業に向き合ってくれて、本当に良い教室になりました。こころから感謝申し上げます。ありがとうございました。

 今どきの若者は、・・・・。などといろいろと若者たちの覇気のなさなどが嘆かれておりますが、実際に彼ら彼女らと関わってみると、全くそんなことはない。学生たちは、私どもの熱いメッセージをしっかりと受け止めて、響きあえる、気のおけない、明るく元気で情熱を持ったさわやかなすばらしい若者たちです。

 彼ら彼女らでしたら、きっと自分らしく力強く未来を開き、困難にも簡単にはめげることなくたくましく生きていくことでしょう。そんな学生たちの人生に心からエールを送りたいと思います!

大学授業 今期最後の授業

 大学での今期の授業が、先日無事終了しました。半期の授業であり、自分らしく力強くキャリアをはぐくみ生きていくうえでの必要な心構えやスキル、ポイントを学ぶことをテーマとした講座で、同じ講座を2教室受け持っています。

 今年も、受講するすばらしい学生諸君に恵まれて、とても充実した静かで穏やかでパワフルな学びの場となりました。担当する私自身も、とても楽しく、いろんな気付きを与えてくれた講座でした。これも素晴らしい学生諸君のおかげでもあり、心から感謝したいと思います。

 5年前にこの授業を受けてくれた学生の一人が、その後、社会人野球で活躍し、さらには、今年ドラフトで楽天球団にはいり、今年からプロ野球の選手として活躍することになりました。この授業が功を奏してというわけではありませんが、私としては、大いに自慢であり、何もできませんが、大いに応援したいと思っております。楽天に入団したかっこいいアンダースローのピッチャー、加藤正志選手です。

 授業の最終段階では、将来の理想、夢、ヴィジョンを設定するのですが、今期受講してくれた学生たちも、力強い大きな志を設定し、実現に向けての一歩を踏み出してくれました。

 そうは見えませんが優しいところがあって、そうは見えませんが胸に熱いものをもっていて、決して器用ではありませんが、事に当たっては真剣に一生懸命に頑張る、そんな彼ら彼女らが、とても大好きです。こころから学生たちの人生を応援したいと思います。

 皆さんの未来に栄光がありますように!

大学後期の授業(2014)

 大学の後期の授業が始まりました。授業は、キャリア形成論という半期の授業であり、単なる就活講座ではなく、長い人生をどう生きるのかと言った生き方を探求する講座です。

 自分らしく力強く輝く人生、幸せな人生、そんな人生を生きるために必要な知識やスキルを学ぶことが狙いとなります。

 とはいえ、そういうことの答えを私が持っているわけではなく、学生たちとともに、さまざまな体験や対話から共に探求する展開となります。

 先日、第一回目の授業を実施してまいりました。同じ授業を2教室担当しているのですが、どちらの教室も60名弱、多くの学生が受講してくれました。シラバスでは、やる気のないものは受講しないでほしいなどの厳しいことを書いているので、それを理解して授業を選択してくれた学生たちであり、しっかりとした志をもった学生が多く、第一回目の授業も、とても集中して講義を聞いてくれました。初めから、私が目標とする静かで穏やかでパワフルな教室となりました。やはり、T大学の学生たちは、すばらしい学生たちが多いですね。

 講座は、全13回。来年の1月まで続きます。学生たちにとって、人生の糧となるような、本当にそう生きた生き方の後押しができるような、よき授業となるよう頑張りたいと思います。