先日、山梨の高校でキャリアプランニング力育成講座と題して、講演会を担当してまいりました。
講演の概要は以下の通り。
【山梨県K高校キャリアプランニング力育成講座講演会概要】
講演テーマ:「自尊心と志の重要性を学ぶ」
時間:50分
対象:2年生240名
内容:
1.自尊心の重要性
・自尊心とはありのままの自分を大切にできる健康な心情
・自尊心は良くも悪くも人の人生に強烈な影響を及ぼす
・否定的な自尊心は、凶悪少年犯罪、幼児虐待、学級崩壊、うつ、などの原因となる。
・健全な自尊心は、人の力強く輝く人生を導く(偉人達の事例)
・自尊心をめぐる誤解(自尊心は「自分は悪くない」と主張することではない)
・自尊心と傲慢さやうぬぼれの違い
・人は決して無力ではない、自分を信じて堂々と生きよう!
2.夢を持つことの重要性
・夢とは自分の本音の理想、志、大きな希望
・夢には力がある(スポーツ選手、企業家の成功事例)
・自分の夢を描いてみよう
講座は、50分という短時間であり、内容の割には時間が短く、急ぎ足での講演となりました。
高校生たちは、体育館に集合し、地べたに座りながら講演を聞いてくれました。
午後の眠くなる時間ではありましたが、集中力のある学生たちで、しっかりと静聴してくれましたよ。
担当の先生によると、反響も大きかったそうです。
私は、こうした話を若い時期に聞いておくことは、極めて大切なことだと考えております。
日本の場合は、健全な自尊心が厳しい人生を生き抜くための基本的な安心感、安定感、よりどころとなる心の基地、基盤となるものであるにもかかわらず、自尊心を良くないものだと勘違いしている人が多く、その要素がなければ、犯罪や非行、うつや病気などの原因ともなりうるとても大切なものであるにもかかわらず、自分を大切にすることがタブーとされているようなところがあるので、人生の早い時期にそのような誤解をとき、自分に向き合う健康で元気で明るい態度を育んでおくことに大きな意義があるのだと考えているです。
ですので、学校関係の講演は、私にとっての意義深いライフワークとして、今後も大切にしていきたいと思います。
今年は、高校の講演は2度目であり、3月にも山形の高校で担当してまいりました。
実は、その高校は、上杉謙信公の本拠地の近くでありました。
今回の講演した高校の神社の近くには、武田神社があり、言わずと知れた武田信玄公の祭られている神社さんです。
なんと、かつての宿敵同士の本拠地近くの高校でお話をさせていただいたことになります。
特に意味があるわけではありませんが、なにか不思議なご縁を感じた次第です。