たいせつな事は、どれだけたくさんの事をしたかではなく、どれだけ心をこめたかです。
マザーテレサ
すがすがしい若者たち
昨日は、大学のコミュニケーションの授業を担当してきましたが、人と正面から向き合いかかわろうとする時の学生たちの誠実さと真剣さとぎこちなさに、とてもすがすがしい思いをしました。よく、コミュニケーションは苦手で不得意という若者が多くいますが、それは、単に思い込んでいるだけであって、実際にこうしたエクササイズに一歩踏み込んでみると、驚くほどお互いに誠実に一生懸命に語り、聴くことができる。人間関係にちょっと警戒して臆病になっているだけで、ちょっとした勇気を出して一歩踏み出すと、思いのほか世界が広がるものなのだなぁと改めて実感しました。
よく最近の若者は、チャラ男が多く、いいかげんという風評を耳にすることがありますが、決してそんなことはありませんね。不器用ではあるけれども、真剣で純粋で一生懸命で誠実であろうとする、そんなすがすがしい美徳を持っている素晴らしい人たちだと思います。
これからも、しばらくコミュニケーションの講座は続きますが、より自分らしく力強いヒューマンスキルを身につけてもらえるように頑張りたいと思います。
キャリア形成論 第5講目
今日は、大学の授業です。今担当している授業は、長期的に自分らしく力強く輝く生き方を学ぶキャリア形成論です。早くも今日で5講目です。前回までは、自己探求がテーマでしたが、今回からしばらくは、コミュニケーションがテーマとなります。グループワーク中心の講座となります。何せ受講者人数が多いものですから、運営が少々心配しておりまが、頑張って、良い授業にしたいと思います。では、行ってまいります。
就活対策講座「準備を整えて勝利した先輩の事例」④(最終章)
その様な状況になると、戦いはこちらのペースとなり、持ち前の元気と明るさが前面に出て、彼女は明らかに迫力が出てきた。その結果、いくつかの内定を得ると同時に、まったく不可能ではあるけれども思い出作りのためにと受けた倍率が宝くじ並みの国内航空会社を受けたところ、以外にも最終面接まで到達してしまった。もちろん最初から本気で行きたいとは思っていなかった会社なので最終面接では落とされたが、今までは落とされたならば「私が悪いのだ」と思い込んでしまっていたが、もはやそうは思わず、「落とすのは会社側の問題で、こちらから願い下げだ」という超強気の気持ちになれたとの事。
そして、就活を通して、本当に自分がやりたい仕事が明確となり、その仕事に挑戦できる本命の企業に、見事に内定を確定して、彼女の就活戦線は勝利で終わった。必死の3日間のトレーニングのわずか1ヵ月後のことである。
4ヶ月間にわたり、必死になって活動したにもかかわらず、箸にも棒にもかからずに結果を出せなかった学生が、たった3日間で形勢を逆転させて、1ヶ月で勝利を手にしたのだ。
覚えておいてもらいたい、就活とはそういうものなのだ。裁かれているのは、あなたそのものではなくあなたの準備しているものなのであり、準備が粗末であれば、あなたそのものが粗末な人だと思い込まれてしまう。だからこそ、徹底した準備と練習であなたをしっかりと表現する必要がある。それが出来れば勝利は目の前である。
就活対策講座「準備を整えて勝利した先輩の事例」③
徹底したトレーニングを経て、ある程度納得の行く答え方が出来るようになった彼女は、エントリーを再会した。当時の彼女は、すっかりと自信を失い、対人恐怖症のような状態になっていたので、面接そのものを恐れていた。だから本当は、面接になど行きたくなかったのだ。しかし、幸か不幸か、エントリーが通った会社と面接の予約が取れたので、「どうせだめだろう」という気持ちに圧倒されながらも、残った勇気を奮い立たせて面接に向かった。その結果、あっけなく1次面接をパスしたのだ。
4ヶ月にわたりあれだけ頑張って通らなかった1次面接が、あっけなく通り、驚いた彼女は、他の会社でも試したくなり、どんどん面接に行くようになった。驚く事に、練習の後では、とんとん拍子に面接がパスしていくのだ。そんな成功体験を経て、今までは、面接官と会う事が恐ろしかったのだが、特訓の後は、面接官にあって自己表現できることが楽しみになり、今までは、面接官に突っ込まれて質問される事が恐怖だったのだが、特訓の後は、「そこが言い足りなかったところでよく聞いてくれた」と喜んで質問に答えるようになり、面接に対する意識が、180度劇的に変わったのだ。
就活対策講座「準備を整えて勝利した先輩の事例」②
当時の彼女は、就活戦線に敗北し、すっかりと自信を失い、暗く落ち込んだ様子で、持ち前の大きな声もなりを潜めて、小さな声で「最近は、就活のことよりも富士の樹海の事ばかり考えてしまう」と言った。
私は、一通り彼女の活動の概要を聞き、彼女の問題は、ひとえに準備不足にあると判断し、「怯んではいけない。裁かれているのは、あなたそのものではなく、あなたの準備してきたものなのだ。あなたの準備はあまりに粗末で、あなたそのものの素晴らしさのほんのひとかけらも表現できていない。あなたのすばらしさを表現できるように、この一覧表にある質問に対してそれぞれ1分で答えられるようにしっかりと考えて準備を整え、徹底的に練習して、リベンジマッチに挑むように!」と上記の<代表的な質問一覧表>を渡し、準備を整えるように檄を飛ばした。学生は、一旦こうしようと思うと徹底的にやり遂げるタイプであり、ボイスレコーダーを購入し、それぞれの質問に対する答え方を徹底的に練習した。その練習は、ただひたすら終日独り言を繰り返すものであり、3日間にも渡って徹底的に行われた。ご両親が「この子はストレスでおかしくなってしまったのではないか」と心配するくらいのすさまじい特訓だったのだ。
就活対策講座「準備を整えて勝利した先輩の事例」①
私が担当した学生の事例を紹介しよう。彼女は、大柄で元気がよく、声が大きなはつらつとした学生である。大学3年生の12月から就活を開始し、持ち前の行動力を活かして、積極的に企業訪問を繰り返した。しかし、厳しい就職氷河期と呼ばれた就活環境下で、思い通りには事が運ばずに、多くはエントリーシートの段階で落とされ、例え書類選考が通っても、一次面接で、すべて敗退してしまった。「下手な鉄砲数うちゃ当たる」の格言を信じて、落ち込む気持ちを奮い立たせてエントリーを繰り返し、4ヶ月で50社を訪問した。しかし、そんな努力をあざ笑うかのように事は進まず、すべての企業で2時面接まで進む事が出来ずに敗退してしまったのだ。疲れ切ってどうしても前に進む事が出来なくなってしまい、4月上旬にキャリアアドバイザーである私のところに相談に来たのだ。
コミュニケーション研修を担当しました(20101017)
小売大手の労働組合で、コミュニケーション研修を担当しました。概要は以下の通りです。
【コミュニケーション研修 ”Adventure to Encounter”】
<プログラムの目的>
「コミュニケーションスキルを高め、チームのすばらしい可能性を引き出す。」
1.コミュニケーションの原点である自信と誇りの重要性について学ぶ。
2.コミュニケーションの重要性と意義を学ぶ。
3.コミュニケーションを改善するためのポイントを学ぶ。
<プログラムの内容>1:00~5;00
セッション1「自信と誇りの重要性」
・講義「自己イメージの心理学」
セッション2「コミュニケーションの重要性」
・実習「絵によるコミュニケーション」
・小講義「コミュニケーションと創造性」
セッション3「コミュニケーションの改善ポイント」
・実習「ポスターを復元せよ」
・小講義「コミュニケーションの改善ポイント」
参加メンバーは、29名。千葉の九十九里浜にある美しい環境のホテルで、半日にわたって、コミュニケーションについて、さまざまな視点から探求していく展開となりました。参加メンバーの皆さんは、組合をリードしていく代表者であり、職場リーダーとして、現場で活躍する若きリーダーの方々です。
忙しい中を縫って、しかも、休日の土曜日に、活動の一環として参加してくださった意識の高いみなさんばかりであり、研修は、最初から、とても集中度の高い、クオリティの高い雰囲気の中で展開していきました。醸し出されるエネルギーの高さと集中力には、圧倒されそうなものがありました。素晴らしい充実した学びの場となったのではないかと思います。参加メンバーの皆さんと応援してくださったスタッフの皆さんのおかげであり、心から感謝申し上げます。
研修を通して、「コミュニケーションは、大切であること」「メンバーひとりひとりのポテンシャルと可能性にはとても大きなものがあること」「仲間の力は偉大であること」「たったひとつの思いやりと勇気でコミュニケーションはいくらでも改善できること」「本気になれば、困難であっても乗り越えられること」「そして、何よりも、自分たちは、未来を拓く上での十分な力量と可能性を持っていること」を学ぶことができたのではないかと思います。
メンバーの皆さんは、職場リーダーとして、厳しい時代である現在の職場の矢面に立って頑張っているみなさんばかりです。だからこそ、エネルギーと集中力と負けん気と問題解決能力に秀でている素晴らしい方々だと実感いたしましいた。私自身も、素晴らしいメンバーとともに学ぶことができて、エネルギーと集中を分かち合い、とてもさわやかで元気を頂けました。素晴らしいメンバーの皆さん本当にありがとうございました。
厳しい時代ですが、未来を拓くために共に闘う戦士として、これからもがんばっていきましょう。
そして、講座の中で、「実は、このプログラムは、続きがあるんです!」と申し上げましたが、また、いつか今回の講座の続きを担当させていただき、再びお会いできますことを楽しみにしております。
コミュニケーション研修を担当します
明日は、小売大手の労組主催のコミュニケーション研修を担当します。概要は以下の通りです。
【Kコミュニケーション研修】
<プログラムの目的>
「コミュニケーションスキルを高め、チームのすばらしい可能性を引き出す。」
1.コミュニケーションの原点である自信と誇りの重要性について学ぶ。
2.コミュニケーションの重要性と意義を学ぶ。
3.コミュニケーションを改善するためのポイントを学ぶ。
<プログラムの内容>1:00~5;00
セッション1「自信と誇りの重要性」
セッション2「コミュニケーションの重要性」
セッション3「コミュニケーションの改善ポイント」
当労組さんでは、6年前にも研修を担当しており、今回は、その時の改訂版のバージョンアッププログラムとなります。6年前のプログラムを思い出していただき、再び選んでいただけたことは、大変光栄なことです。日々お忙しくいらっしゃる皆さんが、一同に会するせっかくのチャンクでもあり、充実した素敵な学びの場となれるように、一生懸命に頑張りたいと思います。では、行ってまいります!
就活対策講座「志の重要性」
「そもそも、あなたは、何のために就職したいのだろうか?」
実は、採用担当者が、あなたと会う当初に知りたい事は、この質問の答えである。
あなたなら、この質問にどう答えるだろうか?この答えには、典型的な答え方が2つある。
ひとつは、「就職しないと生活できないし、将来が不安だから」という答え方だ。不安や恐怖にたきつけられて、どこでもいいから内定を得ようと奔走し、内定を得たならば、解雇されないようにしっかりと頑張ろうとする志向を持った学生の答え方である。こうした志向を「就社志向」と呼んでいる。
一方で、「自分にはその道のプロとして輝きたいという夢がある。その夢を実現するために就職したい。」という答え方もある。会社にぶら下がるのではなく、自分の夢を主体的に追い求めようとする生き方を志す学生の答えである。こうした志向を「就職志向」と呼んでいる。
採用担当者は、応募者が、就社志向なのか就職志向なのかを早めに見極めて、就社志向の応募者は、どんどん断ろうとする。ぶら下がり志向ではなくプロ志向、就社志向ではなく就職志向の学生を選ぶのだ。就職できない恐怖や将来が不安な学生の気持ちはわかるが、それから逃れようともがく学生は、至って不利であり、早い段階で敗退する事になってしまう。就活で勝利を目指す学生は、プロ志向、就職志向が必要なのだ。
私の知り合いで、長い間人事畑を歩んできた人事部長がいる。彼は、「実は、最終面接まで残る学生は、何も話さなくとも、ただ座っているだけで判る。」と言っていた。「勝ち残る学生は、何も語らなくとも、雰囲気が違う」そうなのだ。私が、「その様な雰囲気は、どうすればできるのでしょうか?」と聞いたとこ、「きっと志があるかどうかでしょうね」と答えてくれた。
志や夢を持って、それを生きようとする人は、見る人が見ればわかるのだ。考えても見て欲しい、2人の人が待合室で座っているとする。一人は、自信が折れて、あせっており、どこでもいいから内定を取りたがって前のめりになって緊張している。もう一人は、自分の夢に向けて希望に燃えており、自身に道で自然であり堂々としている。そうした2人を見比べると、素人目にも違いがわかるだろう。人事部長の不思議な感覚も、うなづけるものがあるだろう。
就職活動において必要なものの第一は、「こころざし」=「自分の夢と幸せのために就職をするのだという心構え」である。