カテゴリー別アーカイブ: 03.研修日誌

アトランティックプロジェクト稼働中

 今日は、弊社新入社員研修プログラムであるアトランティックプロジェクトが稼働しています。弊社のお客様が、インターンシップ講座の一部として、企業活動の全体像を教える一助としてアトランティックプロジェクトを活用いただいているのです。そして、この講座は、私ども派遣講師が担当するのではなく、自社で内製化を実現し、自社の数名のスタッフの皆さんが、運営ノウハウを学ばれて、社内トレーナーとして運営されているのです。

 現在に至るまで、講座自体は、数年にわたり、40~50回程度開催されています。私は、導入のファシリテーター養成からお付き合いをさせていただいているのですが、最近では、本当にスタッフの皆さんは、プロのスキルを養われていますね。毎回毎回、本当に生き生きとしたプログラムを営まれており、学生たちにとって、良き学びの場を育まれていらっしゃる。素晴らしい皆さんだと思います。

 今日は、今期開催分の終盤3回分の初日で、終日、本講座を運営されています。今日もきっと学生たちに、会社の全体像、仕事の厳しさと喜び、正しい仕事の進め方、自ら職業人となるにあたって必要な自信と勇気を教えていかれることでしょう。ファシリテーターのみなさん、頑張ってください。応援しています!

J短期大学でキャリア講座を担当しました(20110811)

 都内のJ短期大学で、キャリア講座を担当しました。名付けて「就活自己バージョンアップ講座」です。丸丸2日間にわたる講座であり、猛暑の中、学生たちも大変だったと思いますが、集中をとぎらすことんなく、快く講座に参加してくれて、素晴らしい学生たちのおかげで、充実したパワフルな学びの場となりました。学生のみなさん、そして、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

 今回参加してくれた学生たちは、勇気があると思います。タイトルからして怪しげな講座であり、何をされるかわからない不安もあったと思います。しかも丸丸2日間と言う長丁場の講座など、今まで全く体験したことのない未知の領域で、相当な心配があったのではないでしょうか。そんな懸念を押して、真剣に学ぼうとうした今回の学生たちは、本当に勇者ですよ。そんな素敵な学生たちのエネルギーが、良き学びの場の原動力となりました。

 2日間かかわって良く分かりましたが、学生たちは、一生懸命であり、勇気があり、問題解決力があり、そして、思いやりがある、本当に素敵な学生たちです。ちょっと完璧主義のところが気になりますが、それは、経験とともに、大胆さと確実性に変わっていくことでしょう。こんな学生たちを採用しないのは、企業にとっても重大な機会損失ですよ。採用担当の皆さんには、しっかりと評価して、どんどん内定をあげてほしいと思います。厳しい時代に立ち向かっていこうとする学生たち、その痛みと勇気にとっても共感しました。応援します。頑張りましょう!

 最後に、学生たちのアンケートをご紹介します。

<就活自己バージョンアップ講座アンケート>

・就職活動を行ってきて、何社か落とされ、「どこでもいい」となってた私の心にとても響いた講座でした。

・苦難を乗り越えた人には、すごい幸せが来ると信じてこれからもがんばりたいと思います。ありがとうございました。

・自分を過小評価してはいけないのだと気付いた。他人からの批判を恐れずに、自分がありたいビジョンを目指すことが大切と感じた。

・一人ではできないことも、皆でやればできる。自分は一人ではないと分かった。

・手塚さんがとても熱く語ってくれて、私も頑張らなければと思いました。自分を大切にしようと思えました。

・今回の講座の内容は、自分にとってもとても力になった。今後本格的に買いhさについて調べていきたいと思う。

・自分にはどんな隠れた面があるのか知れました。

・自信がなくて不安だったが、お話を聴いて、頑張ろう!と思えました。

・自分をもっと大切にし、自信をもって行動できるように考えが大きく変わった。

・自分を見つめなおす良いきっかけになった。本当に参加してよかった。ありがとうございました。

・グループワークで知らない人たちでもパズルみたいなことや心理学見たいたもの、など そういったことをしてとても楽しかったです。皆と知り合えてよかった。

・グループワークなど周りの人といろいろな話ができてコミュニケーションを図ることができました。また志を持つことの大切さをじゅうぶんに知ることができました。

・人とコミュニケーションを取ることは楽しいと思いました。勇者を選ぶやつでは自分が人からどのように思われているかを知ることができたので良かったです。自信を持つことは簡単ではないけれど、少しずつ持つことができていければと思いました。

・通常の授業とは異なるグループワークもできて楽しかったです。ほぼ初対面の人とグループワークをやることで、選考の練習にもなりました。

・考え方次第で、たどりつく答えが違うことに気づくことができました。これからは前向きに考えようと思います。

・この2日間で学んだことを就職活動に活かしていきます。ありがとうございました。

 

参加者のみなさん、素敵な感想をありがとう。これからも応援しています。頑張ってください!

S大学でキャリア講座を担当しました(20110804)

 S大学で、3日間にわたる集中のキャリア講座を担当してまいりました。全14コマで2単位の夏期集中講座であり、50名の学生が参加してくれました。概要は、以下の通りです。

 

【S大学キャリア講座概要】

(カリキュラムの目的)

<テーマ>「自分らしく輝くキャリアを形成していくための心構えや知識、スキルを体得する。」

<ねらい>
1.自分らしく輝いて生きるために必要な要素を探求する。
2.自分らしくキャリアを形成する上での基盤となるヒューマンスキル(コミュニケーション、自己表現、チームスキル、など)を体得する。
3.志(ヴィジョン)の重要性を理解し、自分のヴィジョンを設定する。
4.就職活動やキャリア形成に必要なさまざまな基礎知識を理解する。

 

(講座内容)

第1講 自分らしく輝くキャリアの基盤となる自信と誇りの重要性
第2講 キャリア形成の理論
第3講 私の強みと弱み、適性を探求しよう
第4講 人生を貫く哲学、私の志を探求しよう
第5講 コミュニケーションの重要性
第6講 コミュニケーションと信頼関係
第7講 コミュニケーションの改善ポイント
第8講 3人寄れば文殊の知恵
第9講 フィードバックと自己開示
第10講 世界の動きと自分の人生
第11講 会社とは、仕事とは
第12講 前向きな生き方を導く考え方
第13講 大志を抱け(キャリアヴィジョン設定)
第14講 夢に向けての行動計画の設定

 

 

 3日間にわたる集中講座であり、学生たちにとっては、生まれて初めての長期講座となりました。折からの節電で、決して恵まれた環境ではないにもかかわらず、学生たちは、集中をとぎらすことなく、しっかりと授業についてきてくれました。

 講座を通して、

・自分には、気をつけるべき短所もあるが、想像を超えた大きな長所、可能性があること。

・自分らしく輝く人生を開くカギは、自信とコミュニケーションと志であること。

・一生懸命に生きれば、未来は開ける。

・前向きに生きることの重要性

・自分も捨てたものではないし、人間関係も絶望的なほどいやなものではないこと。

・世界でたった一人、長い歴史でたった一回のこの人生を大切にすること。

・未来を拓くためのカギは、勇気であること。

・自分ならば、幸せに生きられるということ。

等について、学ぶことができたのではないかと思います。

もともと意欲の高い学生たちなのでしょうか、皆、一生懸命であり、若者らしい情熱を秘めている学生たちでした。素晴らしい学生たちに恵まれて、素晴らしい学びの場とする事が出来たのではないかと思います。学生のみなさん、本当にありがとうございました。

最後に、学生たちが書いてくれたアンケートをご紹介します。

<S大学キャリア講座アンケートより抜粋>

・就活に対する不安がとてもあったのですが、今回の講座でやる気が出てきました。

・決してあきらめないということを思い出させていただき、忘れかけていた大切なことに気づいた。

・とても有意義な3日間でした。自分は、もともと悲観主義だったと思います。すべての面でうまくいかずに悩んでいる中でのこの授業は、とても自分を勇気づけてくれました。

・これからやらなければいけないこと、考え方、志の持ち方、他人から見た自分など、すべてにおいて気付かされ、本当に自己の探求ができました。

・志を強く持ち、将来のビジョンをしっかり表現し、必ず自分の夢を実現させます。

・自分について良く見直すことができたし、会社についてたくさん教えてい頂いて助かりました!!

・初めは軽い気持ちで参加したけど、グループワークとかもあってすごく楽しかった。自分のことから世界のことまで幅広く知識を得られた!

・たった一度の人生だから、全力を出さなきゃもったいないということ。また、グループワークを通して新たな自分に出会った。

・手塚さんの話は、ストレートに心に届いてきた。講義やグループワークの時間もとてもバランスが良かったです。いい緊張感を持ちながら、楽しく学ぶことができました。

・自分でもわからないことはまだあるんだなと気付いた。今まで気づかなかった自分を知れてよかった。

・否定的に物事を捉えてしまうことは、いろいろと損しているんだと思いました。明るく前向きに考えていこうと思いました。

・自分についてまだまだ知らなかったことが次々と発見されていって、講義の内容がとても深いものだと思った。

・コミュニケーションの大切さを学んだ。苦手だと思ってたグループワークが、やってみたらとても楽しかった。

 

皆さん素晴らしいアンケートをありがとう!皆さんの自分らしく力強く輝くこれからの人生を心から応援しています。ともに幸せに生きましょう!

ファシリテーター養成講座を担当しました(20110730)

 N社ヒューマンスキルトレーニングファシリテーター養成講座を担当してまいりました。概要は以下の通りです。

 

【N社ヒューマンスキルトレーニングファシリテーター養成講座概要】

<テーマ>「体験学習による講座を運営するためのファシリテータースキルを体得する。」

<ねらい>
  1.体験学習(ラボラトリーメソッド)の基礎知識を学ぶ。
  2.体験学習の実習を運営するための方法やノウハウを学ぶ。
  3.ヒューマンスキルトレーニング・ファシリテーターとしての哲学、留意点、スキルを学ぶ。

<プログラムの内容>

(初日)

セッション1「体験学習についての基礎知識」

 ・体験学習とは

 ・体験学習の歴史

 ・体験学習の留意点

セッション2「知り合うための実習」

 ・実習「他者紹介」

 ・ふりかえりについて

セッション3「体験学習の基盤となる哲学」

 ・自己イメージの心理学

セッション4(運営サンプルとして)「絵によるコミュニケーション」

セッション5「トライアル」(準備)

 ・体験学習の運営方法

 ・準備の重要性

 ・担当分けと準備

(2日目)

第Ⅰステップ「アイスブレイキング」
第Ⅱステップ「効果的なコミュニケーション」
第Ⅲステップ「価値観の対話」
第Ⅳステップ「フィードバック」
セッション6 「まとめ」

 

 受講された方々は、すでに教育担当者として現役で活躍されていらっしゃる方々8名の皆さんです。すでに、ご自分自身で素晴らしいスタイルをお持ちでいらっしゃる方々ばかりであり、体験学習についてもずいぶん体験を持ち基礎的なことは十分ご存じの方々ばかりですが、今回は、それだけにこだわることなく、快く講座を受け止めて、受講してくださいました。もともと3日間で行うプログラムを2日で圧縮しているので、少々無理のあるプログラムであるにもかかわらず、受講メンバーの皆さんのおかげで、素晴らしい充実した良き学びの場とすることができました。皆さん本当にありがとうございました。

 体験学習は、実は、研修方法の中で最も難しいものと言われています。学ぶ対象が、知識のレベルではなく、感情や意識と言った深いものを探求すること、何が起こるか分からないということがあり、それを上手に使いこなすためには、それ相応のスキルが必要なのです。また、講義は、何度も練習すれば誰でも何がしかのことはしゃべれる様になるし、グループ討議形式は、司会進行方法を学べばうまくいきますが、体験学習の場合は、それをうまくやるためのテクニックなどありません。それをうまくやるためには、テクニックと言うよりは、人を大切にするという哲学、思いやりこそが必要なのです。そのような意味において、今回のメンバーは、ファシリテーターにぴったりの人たちばかりでした。見かけは決してそうは見えませんが、心根の優しい、教育に情熱を持った、温かい人たちばかりなのです。だから、素晴らしいファシリテーターになられると、私は確信いたしました。

 私は、この、体験学習という方法が大好きなのです。人が本当にそう生きたい生き方を応援できる方法、本当の意味で人の役に立てる方法、人が自分らしく輝いて生きる後押しができる方法だと思っているのです。ぜひ、メンバーの皆さんも、この体験学習をこれからもどんどん運営されて、人を勇気付けられるような良い研修をたくさんしてあげてほしいと思います。

 今回の研修が、そんな今後に少しでも貢献できたとしたら、大変光栄です。ファシリテーターの兄弟のみなさん今後も、ともに頑張りましょう。

 

 ところで、話は変わりますが、来週は、月曜日から3日間、S大学で、キャリア講座を担当します。本講座も、やりがいのある講座であり、若者たちの人生に貢献できるように一生懸命に頑張ってきたいと思います。というわけで、来週もしばらく更新できませんが、帰ってきたら、またご報告したいと思います。楽しみにしていてください。

ステップアップ研修を担当してきました(20110719)

 九州のS歯科医院にて、ステップアップ研修を担当してまいりました。概要は以下の通りです。

【S医院 ステップアップ研修概要】
<テーマ>「新しい時代の組織の在り方を学び、個人として、医院として、成長の可能性を探求する。」

<ねらい> 
 ①新しい時代の組織の在り方を学ぶ。
 ②価値観のコミュニケーションスキルを高める。
 ③自分と組織の新しい可能性を探求する。

<内容>

ステップ1「新しい時代の組織論」
    ①成長する組織の要件

    ・強欲の資本主義から意識の高い資本主義への変容

    ・今後成長を遂げる組織の要件

  ②新しい時代の組織論

    ・B動機とD動機

    ・B動機による組織とD動機による組織の強みと弱み

    ・新しい時代の組織に必要な要件

ステップ2「価値観のコミュニケーション」

  ①価値観の対話の留意点
    ②実習「高価な薬」
    ③受け入れるという事

ステップ3「自分と組織の可能性」
    ①人と組織の可能性を開くためのコミュニケーション
    ②実習「風の卵の物語」
    ③人と組織の無限の可能性について

 

 S歯科医院さんとは、10年来のお付き合いであり、ここ10年の経済社会環境の激変の中で、共に成長することができた戦友でもあります。こうした素晴らしい仲間とともに大切なことを学べる機会を頂けることは、大変光栄なことです。皆さん本当にありがとうございました。

 S医院のスタッフの皆さんは、みんな気のおけない仲間であり、明るく元気で、まわりを照らす太陽のような人たちです。今回は、激しく変動する社会経済環境の中で、暗い世相に付き合う必要はなく、自分たちは自分たちらしく、今まで通り明るく元気で誠実に生きればよいということ、周囲の騒がしさに巻き込まれるのではなく、自分たちの明るさで、周囲を照らすことが大切なのだということを確認できた研修会となりました。

 こうした時代に、こんなに素晴らしい方々と出会い、意義深い学びをすることができるこのご縁に深く感謝したいと思います。S医院は、本当に良きチームです。なでしこジャパンが大活躍したように、医院もこれからももっともっと活躍していくことと思います。

 新しい時代をリードする仲間として、共にがんばりましょう。これかも大活躍されていくことを心からお祈り申し上げます。

キャリアオリエンテーション講座を担当しました(20110707)

大学の特別授業であるキャリアオリエンテーション講座を担当しました。概要は以下の通りです。

J大学キャリアオリエンテーション講座概要】

<講座のねらい>

自分らしく輝いて生きるためのポイントを学ぶ。

<講座の概要>
 第1部 時代の変化と求められる人材像

   ・激動する経済環境→主体性

   ・IT化する職場→コミュニケーション

   ・強ストレス社会→ストレス耐性

 第2部 自信と誇りの重要性

   ・傲慢さとの違い

   ・自己イメージの心理学

   ・健全な自己イメージの形成に向けて

 第3部 志を持って主体的に生きる

   ・志とは

   ・志のちから

   ・ヴィジョンを持って本気で生きよう

<時間>1コマ90分

<対象>1年生110名

 

 折からの節電で、教室の温度設定は28度となっており、これだけの人数が入ると、相当暑苦しい環境でしたが、学生たちは、集中を途切らすことなく、最後まで講座に耳を傾けてくれました。真剣に話を聞いてくれることに気を良くして、一生懸命にしゃべってしまいました。

・人は、断じて欠点だらけの無力な存在ではない。
 その可能性は、人の想像をはるかに超えて大きい。

・まずは、自分を大切にしよう。
 完璧になど、ならなくとも良い。発展途上の自分を信頼しよう。
  
・自分の大きな可能性を大切にしよう。
 あなたには、自分らしく幸せに生きることができる十分な力がある。
 
・あなたは、ダイヤモンドの原石。磨けば輝く。
 自分の大いなる可能性を引き出そう。

・志を持って熱く生きよう。あなたは、自分の人生の主役であり、脇役ではない。

・忠実であるべきものは、偉い人や組織ではなく、自分の志である。

・暗い世相に付き合う必要はない、大きな夢を持って自分らしく真剣に青春を生きよう。

★本気で学ぼう!
  学生の本分は、勉強にあり。大学は英知の宝庫。
  広く関心を持ち、深く探求しよう。
  本気の勉強は、より知的で魅力的な自分へとあなたを変えるだろう。

★本気で挑戦しよう!
  サークル活動、ボランティア、アルバイト、創造活動、など、
  どんなことでもいいから本気で情熱を傾けてみよう。
  情熱を傾けた一生懸命体験は、
             よりたくましく力強く粘り強い人間へとあなたを変えるだろう。

★本気で関わろう!
  多くの人と誠実に関わり、たくさんの体験談を聴き、そして自分を語り、
  価値ある信頼関係・絆を育もう。
  本気の愛と友情は、よりスケールの大きな輝く自分へとあなたを変えるだろう。

 

 学生のみなさん、暑苦しい中で、熱く長い話を嫌がらずに聞いてくれてありがとうございました。短い時間でしたが、素晴らしい皆さんと共に学べて、とても楽しく、元気を頂いた気がします。話にもありました通り、皆さんには、自分らしく輝く生き方を実現する十分な力がある。その可能性を大切にして、本気で頑張ってみてください。応援しています。

 

サークルリーダー研修を担当しました(20110629)

先日の日曜日、都内大学サークルリーダー研修を担当してきました。概要は以下の通りです。

【K大サークルリーダートレーニング概要】

<プログラムのテーマ> 「自分らしく輝くサークルリーダーとなる」

<プログラムのねらい>
   ①リーダーシップの原点となる自信と誇りの重要性を学ぶ。
   ②コミュニケーションのスキルを高める。
   ③リーダーシップのスキルを高める。
       ④サークルリーダーとしての目標をつくる。

<プログラムの内容>
セッション1「自信と誇りの重要性」

セッション2 コミュニケーション・スキル

  ①コミュニケーションの重要性 実習「絵によるコミュニケーション」

  ②コミュニケーションの改善ポイント 実習「ひょうたん山」

セッション3 リーダーシップ・スキル

 ①力強いチームを作るためのポイント 前向きな風土を育むために

 ②信頼関係を育む 実習「15人の勇者」

セッション4 サークルリーダーとしての目標作り

<プログラムの時間> 9:30~5:30

 

 本プログラムは、受講人数が多かったので、2回に分けて、2週にわたって実施されました。今回はその2回目です。人数は、50名弱。日曜日にもかかわらず、多くの学生が集まってくれました。

 当日は、ちょうどどんよりとした曇り空で、蒸し暑い一日であり、折からの節電の中、空調が28度に設定されているので、しかも、これだけの人数が集まると室温も相当上がってしまい、決して快適とはいけない状況の中でしたが、学生たちは、集中力を途切らすことなく、真剣に、積極的に、高い集中のもとで研修に参加してくれました。

 献身的で温かいスタッフの方々と、素晴らしい学生たちとともに、充実した価値ある学びの場を体験できたのではないかと思います。

 研修の終わりに学生たちがアンケートを書いてくれましたので、ご紹介します。

【K大サークルリーダー研修アンケート】

・自分の苦手な面である人見知りも、ワークを通して少しは克服できたのではないかとも思うし、サークルリーダーとしてだけではなく、自分の将来のことに対しても、とても役に立つ事柄だったので大満足です。

・ただ楽しい、と思う活動ではなく、その活動を通して多くのことを学べました。コミュニケーション力がなぜ必要なのか・・・、明確ではありませんが、自分の中に何かがしっかり入ったと思っています。今後、就活なり、さまざまな面なり、頑張ります。ありがとうございました。

・正直、就活で悩んで悩んで自分を追い詰めてネガティブになってたんです。それが、研修で、”ネガティブが自分を悪くする”というのを本当に学んだように思います。元気になりました。絶対何とかさせてみます。

・夢を決してあきらめないこと、自尊心をもつことって、すごく大切でステキなことなんだなと感じました。不安ばかりの今まででしたが、とても自信を持てたし、これからもポジティブにそして前向きに生きていこうと思いました。

・私は、今まで周りの環境に流されやすく、他人に流されやすい性格でしたが、今日の研修で、もっと自信を持ち、自分の信念を貫こうと決意しました。自分の持つ少しの可能性もムダにしないで伸ばしていこうと思いました。

・普段は勇気が出ず、ゼミなどでも自分から意見を言うことができないのですが、今日は、いつもと比べるとかなり積極的になれました。また、人にほめてもらったことで、自分を受け入れることができるようになれたことがとても嬉しいです。今日書いたヴィジョンに向かって生きていきます。本日は本当にありがとうございました。

・グループで情報を持ちより、地図を作ったあとのフィードバック。人から、しかも今日初対面の人たちから客観的に評価をもらい、グループの中での自分の立ち位置を知ることができました。もっと伸ばしたい点、新たに伸ばすべき点が見つかったことが良かったです。

・今日も部会があり、自信をなくしかけていた所だったので、すごくタイミングが良かったです。もっとかしこまった内容なのかと思っていたのですが、楽しい実習で、グループでわいわいとできたのでおどろきました。楽しいのにためになることをたくさん教えていただいて、満足しています。

・本当に諦めないことの大切さを教えていただき、一度、諦めていた夢をもう一度頑張ってみようと思えるようになりました。ありがとうございました。

・参加する前は、リーダーシップという言葉に少し抵抗があったのですが、実際参加してみて部員のどのようなリーダー像が求められているのか、また、それには自分がどのようにあるべきなのかなど、自分を見つめなおす良い機会となりました。

・普段考えないこと、考えようとしてないことなどを改めて考える機会になったと思います。まだ、人生の方向性を決められていない私ですが、これから先、今日の研修で学んだこと、感じたことを忘れずに、ぶれない人間を目指していきたいです。

 

メンバーのみなさん、素敵な感想をありがとうございます。私自身、一生懸命で、情熱的で、さわやかな素晴らしい皆さんと共に学べて、本当に楽しく、光栄でした。これからサークル活動に、就活に、みなさんでしたら、きっと素晴らしい活躍をしていくことだろうと思います。頑張ってください、応援しています!

プレゼンテーション研修を担当しました(20110628)

K大学で、プレゼンテーション研修を担当しました。概要は以下の通りです。

K大学プレゼンテーション研修

(テーマ) 「プレゼンテーションのスキルを高める」

(ねらい)
   ①プレゼンテーションの基礎を学ぶ。
   ②プレゼンテーションのスキルを高める。

 

(プログラムの内容)

セッション1「プレゼンテーションの基礎」

    ・プレゼンテーションとは

    ・プレゼンテーションの心構え

    ・プレゼンテーションの技術とポイント

    ・プレゼンテーターに必要な要素

セッション2「プレゼンテーションのスキル」

    実習「フォーチュンプロジェクト」

(時間)午後1時~5時

(対象)奨学金を受けている非常勤職員

 

 半日という短い時間でしたが、素晴らしいメンバー、スタッフとともに、とっても素敵な楽しく充実した学びの場を体験することができました。

 受講メンバーは、18名。非常勤職員とはいえ、奨学金を受けている大学生であり、単に金銭的な支援をするのではなく、就労体験をさせることを通して、支援される金銭の意義と意味を明確にすると同時に、社会に出て活躍していくための基礎を学ぶ機会を提供しようとする制度に自ら参加している学生たちです。

 それにしても、K大学は、学生を思いやり愛し育もうとするその心意気と、気前の良い面倒見の良さをもっていますよね。だって、就労させるということは、できれば学生には見せたくない組織の内面を直接見せてしまう恐れがあるということでもあり、手間暇かけて、一人前にさせるべく教育するということであり、ちょうど教育し終わったころには卒業してしまうのです。学校の将来の労働力としては、期待できないのです。まさに、自分のためではなく、学生のため、奨学金を受け取る学生を思いやって作った制度であり、学校としては献身的な制度なのですよ。しかも、その学生たちに、私のような外部講師(外部講師を呼ぶということは、相当なお金がかかるということ)を呼んで研修を受けさせる。しかも研修は、他にマナー研修など、いろんなバリエーションがあるとのことです。私は、K大学の学生を思いやる愛情の深さに感動しました。

 また、そのような、深い思いやりの結果として出てきた研修企画を担当できる責任の重大さに身が引き締まる思いになると同時に、任せていただいたことに大変光栄に思った次第です。

 研修は、冒頭の1時間で、プレゼンテーションの基礎について学び、その後、体験実習を通してプレゼンスキルを磨いていく展開となります。もともと持っている学生たちのメンタリティが、前向きで、元気で明るいからなのでしょう。全体的に楽しく明るく元気な雰囲気で展開していきました。短い時間でしたが、さまざまな体験を通して、次のような事柄を学ぶことができたのではないかと考えております。

 ・プレゼンテーションとは、メッセージを相手のハートに届けること。

 ・大切なことは、カッコよさや形式ではなく、場の信頼関係である。

 ・大切なことは、技巧ではなく、誠実さである。

 ・プレゼンテーターに必要なことは、超能力ではなく、今の自分を信じる自尊心である。

 ・良いプレゼンテーションに必要な最低限のポイント(目的、脚本、裏付け)

 ・前を向き、目をそらさずに、大胆に表現すること。

 ・誠実さは、どんなテクニックをも凌駕する。

 ・完璧じゃなくとも大丈夫、発展途上の自分を信じて堂々と表現しよう。

 

 当日は、受講者だけではなく、受講者の職場で受講者を指導している大学職員の方々も、応援に駆け付けて参加してくれました。どこまでも面倒見の良い大学です。そのような大きな愛情の中で、本当に充実した良い学びの場となることができたと思います。素晴らしいメンバー、そしてスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

T社新入社員研修を担当しました(20110427)

T社新入社員研修を担当しました。概要は以下の通りです。

 

T社新入社員研修概要】

(テーマ) 「自分らしく輝く力強いビジネスパーソンとなる。」

(ねらい)
   ①輝く企業人の要件=自信と誇りの重要性を学ぶ。
    ②コミュニケーションスキルを高める。
   ③ビジネスマナーを身につける。

 

(プログラムの内容)

セッション1「力強く輝く企業人の要件=自信と誇りの重要性」

セッション2「コミュニケーションスキルを学ぶ」

セッション3「ビジネスマナーを身につける」

 第1ステップ「電話応対」

 第2ステップ「来客応対・客先訪問」

 

 T社は、東北に多くの支店があり、東日本大震災で、大きな被害を受けた会社です。4月上旬に新入社員研修を予定していたのですが、被災対応でそれどころではなくなり、いったんキャンセルとなっていました。しかし、役員や人事スタッフの皆さんが、社員の安全確保や調整をやり遂げた上で、新入社員研修も、粘り強く開催できるように奔走頂いて今回の4月下旬の開催を実現することができました。弊社としても、そのような大切な思い入れのある研修を担当できますこと、大変光栄であると同時に大きな責任を感じながら担当させていただきました。

 研修は、9時から3時半までの短時間の研修でしたが、スタッフの皆さんや参加メンバーのご協力を頂いて、楽しく充実した学びの場となることができたのではないかと思います。

・輝く企業人として力強いキャリアを育むために必要なことは、自信と誇りであること。

・どんなに能力があっても、職場でかわいがってもらわなければ新入社員は使い物にならないということ。

・コミュニケーションは、テクニックではなく、感謝、思いやり、謙虚、自尊心と言った哲学や生き方であること。

・ビジネスマナーはテクニックよりも誠実さ、丁寧さが大切であり、下手は下手なりに一生懸命にすることが大切であること。

・職場で、不安をもたずに電話応対や来客応対ができるようになるということ。

・新入社員として当面大切にすべきことは、あきらめない気持であること。

など、新入社員にとって、大切な事柄を、学ぶことができたと思います。

 新入社員の皆さんは、一様に真剣で集中して学んでくれました。やはり、東日本大震災のショックはまだ残っているのでしょうか。例年にも増して、一言一言がハートに響いている様子が分かりました。中には、大震災でお父さんを亡くされた方も一人いらっしゃいました。大変厳しい体験の直後で社会人として再出発することになった皆さんですが、一様にいい顔をしていましたね。きっと彼ら彼女らならば、いい仕事をしますよ。私が保証します。素晴らしい可能性と潜在性をもった皆さん、当面いろいろと大変な思いをすることもあろうかと思いますが、何があってあきらめずに、共にがんばりましょう。 

 スタッフのみなさん、そして新入社員の皆さん本当にありがとうございました。皆さんのご活躍を心からお祈り申し上げます。

IT企業で新入社員研修を担当しました(20110419)

都内のIT企業J社で新入社員研修を担当しました。J社では、新入社員が4名以下だったので、グループワーク中心のアトランティックプロジェクトは実施できず、少人数用のプログラムでの実施となりました。概要は以下の通りです。

 

<J社新入社員研修概要>

【プログラムの目的】

(テーマ) 「自分らしく輝く力強いビジネスパーソンとなる。」

(ねらい)

 ①輝く企業人の要件=自信と誇りの重要性を学ぶ。

 ②自己探求を深め、自分の強みを引き出す。

 ③ビジネスマナー(電話応対、客先訪問、営業活動の基礎知識)を身につける。

 ④企業人の基礎知識(会社の仕組み、仕事の進め方、報告連絡相談の仕方)を学ぶ。

 ⑤力強いキャリアを育む基盤となる前向きな生き方を学ぶ。

 ⑥キャリアヴィジョンを設定する。

【プログラムの内容】

(初日)

セッション1「力強く輝く企業人の要件=自信と誇りの重要性」

セッション2「ファイブファンクションによる自己探求」

セッション3「ビジネスマナーを身につける」 第1ステップ「電話応対」

 ・営業の基本(営業とは、営業の心構え、営業の全体像)

 ・マナートレーニング (電話応対関係)

 ・実習「日本商事を訪問せよ(電話応対編)」
 

(2日目)

セッション3「ビジネスマナーを身につける」 第2ステップ「来客応対・客先訪問」

 ・マナートレーニング(来客応対・客先訪問編)

 ・実習「日本商事を訪問せよ(客先訪問編)」

セッション4「企業人の基礎知識」

 ・会社とは

 ・効果的な仕事の進め方

 ・報告・連絡・相談について

セッション5「前向きな生き方」

セッション6「キャリアヴィジョン」

 

 J社は、学卒採用が、今年で初めてとのことで、従って新入社員研修も今年が記念すべき第一回目となります。そのような大切な研修を担当させていただけましたこと、大変光栄に思っております。少人数での受講で、しかも、私のように暑苦しい講師と面と向かい合っての2日間で、受講された方々は大変だったと思いますが、意識と人柄が素晴らしい方々であり、集中を切らさず真剣に受講してくれました。素晴らしいメンバーとともに、素晴らしい学びの場を展開できたと思っております。メンバーの皆さん本当にありがとうございました。

 J社は、社員スタッフの皆さんの人柄が素晴らしいだけではなく、会社自体の持っているテクノロジーも素晴らしく、ある意味で革新的なテクノロジーを扱っていらっしゃいます。ソフト開発にかかる経費や人材をおおよそ半分から3分の1にすることができるだけではなく、その難しさからすべてを外部委託せざるを得なかった情報システム構築を内製化できるという今までのソフト開発では考えられなかった、ソフト開発を根本から変えてしまうことができる革命的なテクノロジーを扱っている会社です。いろいろとお話をうかがって、私のベンチャー精神も大きく刺激されました。この会社は、間違いなく伸びますね。だって、ある意味でソフト開発のOSでもあり、あらゆる情報産業の基盤ソフトとなるものだからですよ。

 社長さんのお話をお聞きして、日本で事業を開始した当初は、全く信じてもらえず、魔法のようなキワモノ扱いで、なかなか売り上げにつながらない苦しい時期だったけれども、リーマンブラザーズ以降、本格的にソフト開発に対するコスト削減が叫ばれてから一気に受注が拡大してきたとのこと。

 こうした革命的なノウハウは、信頼が浸透し始めたら一気に大拡大するものです。いまがちょうどその時期に差し掛かっているのかもしれません。

 新入社員のOさんは、就活で苦労されて、130社に断られたとこのと。130社と言うと相当の苦労です。そんな苦労にもめげず、あきらめずに、折れずに立ち向かっていったからこそ、こうした素晴らしい会社とのご縁ができたのだと思います。逆に、130社の中で、内定が取れなくて良かったですよ。本当の勝利の女神は、最悪の中でもあきらめないでもう一歩踏み出しいた時にやってくるもの。そんな勝利をOさんは得たのだと思います。これから、迎える現実には、厳しいものもあると思いますが、Oさんならば、大丈夫。私が保証します。素晴らしいチャンスを手にしたのですから、ぜひとも頑張って大きく成長してください。心から応援しております。

 J社のみなさん、今回の新入社員研修でさまざまなご協力やご支援を頂けましたこと、心から感謝しております。皆さんの今後のご発展とご活躍を心からお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。