カテゴリー別アーカイブ: 03.研修日誌

新入社員研修アトランティックプロジェクトを担当しました(20110418)

新入社員研修アトランティックプロジェクトを担当してまいりました。概要は以下の通りです。

 

新入社員研修アトランティックプロジェクト

【ねらい】

(テーマ)  自分らしく力強く輝くビジネスパーソンとなる

(ねらい)
  1.会社の全体像を理解する。

 2.コミュニケーションとチームワークのスキルを学ぶ。

 3.ビジネスパーソンに必要なさまざまな要素(効果的な仕事の進め方、

   組織の仕組み、損益の仕組み、など)を学ぶ。

【スケジュール】(1日プログラム)

午前中 アトランティックプロジェクト 起業編

午 後 アトランティックプロジェクト プロジェクト編

 

 当企業は、東日本大震災で、まさに被災した企業さんです。東北で工場が津波にさらわれてしまい、従業員の何人かはいまだに連絡が取れない状況です。新入社員研修も、いったん中止となったのですが、その後人事や役員の奔走で、新入社員研修くらいはしっかりとやってあげたいという願いのもとに、今回の研修が実現した次第です。

 私も、一連の詳細をうかがっており、その大変さを良く知っているだけに、人事スタッフの皆さんのご努力や新入社員たちの懸命の頑張りに胸を打たれました。そうした大変な努力の末のイベントでもあるので、責任を持って一生懸命に担当させていただきました。

 アトランティックプロジェクトは、企業シミュレーションを通して新入社員にとって必要な要素を体で学びとり、立派な社会人としての一歩を踏み出していこうとするテーマの研修です。実習の過程で、アトランティックカーと呼ばれる古代の乗り物をチーム一丸となって作成するのですが、そのアトランティックカーは、謎の車で、吹いてくる風の方法に向けて、吹いてくる風の力を使って走っていく車なのです。だから、実際にアトランティックカーをうちわであおぐと、仰いでいる人に向かって走ってきます。まさに、逆風に向かって走ってくる。そして、その逆風が強ければ強いほどしっかりと走ってくる。まさに、今の経済環境であり、会社であり、新入社員そのものです。

 当社の新入社員たちも、苦労の末に見事にプロジェクトを成功させて、見事なアトランティックカーを作り、見事に逆風の中を逆風を利用して走らせて、品質検査を感動的に乗り越えることができました。その時ばかりは、新入社員たちも、いい顔をして大喜びをしていました。こういう時代だからなおのこと、その検査が印象に残りました。

 まさに、新入社員たちの迎える現状も甘いものではない。きっと逆風だらけでしょう。でも、彼ら彼女らならば、必ず乗り越えられる。制作したアトランティックカーのように逆風が強ければ強いほど立派に成長していくでしょう。私は、心から彼ら彼女らの未来を祝福したいと思います。乗り越えられない壁などない。未来は必ず開ける。人生とは意外に力強いものです。自分の可能性を信じて、共にがんばりましょう。

サークルリーダー研修を担当しました(20110209)

J大学のサークルリーダー研修を担当しました。概要は以下の通りです。

 

【J大学サークルリーダー研修】

<テーマ>「自分らしく輝くサークルリーダーとなる。」

<ねらい>

 ①リーダーとしての自分を振り返ってみる

 ②コミュニケーションのスキルを学ぶ

 ③リーダーシップのスキルを学ぶ

 ④サークルリーダーとしての目標作り

<内容>

セッション1「リーダーとしての自分を振り返る」

  ①リーダーシップの基盤となる自信と誇りの重要性

  ②リーダーシップの理論と診断

セッション2「コミュニケーションのスキルを学ぶ」

  ①コミュニケーションの重要性

  ②コミュニケーションの改善ポイント

セッション3「リーダーシップのスキルを学ぶ」

  ①3人寄れば文殊の知恵

  ②信頼関係をはぐくむために

セッション4「目標作り」

  ①フィードバックと自己開示

  ②前向きな生き方の重要性

  ③ヴィジョンをつくる

 

<日程>2日間

 

本講座は、今年で4回目の開催になります。こうした大切な講座を連続で担当できますこと、大変光栄に思っております。今年も、学生たちの協力を得て、素晴らしい学びの場となったのではないかと思います。

本講座では、『果たしてリーダーとしてやっていけるのか』という不安を持っている新任のサークルリーダーたちが、リーダーとしての考え方やすべき事、チームを活性化するためのポイントなど、リーダーシップに関する様々な要素をさまざまな視点から学び、自信と勇気を持ってサークルに立ち向かっていく第一歩となることを願って企画しているプログラムです。

今回も、結果的に、充実した時間を過ごせたと同時に、さまざまな気づきと学びを得ることができたのではないかと思います。以下、メンバーの感想をいくつかご紹介しましょう。

 

【研修アンケート】

・私って言うほどだめじゃないと分かった。自信が持てた。何かつかめた気がします。

・新しく1年生が入る前に、このような話が聞けて良かったです。しっかりと準備して、主将として部員が安心してついてこられるような存在を目指します。とても勉強になる話をありがとうございます。これをいかに自分が部に還元できるかが大事だと思います。頑張ります。

・夢と目標とコミュニケーションと”自分”を大事にすることの大切さに気づけたと思います。

・2日間を通して、講義・じっしゅうともに自分のサークルに戻った時に参考になるようなものばかりだった。

・グループを組んでの実習は、どれもコミュニケーションにかかわる大切なものだったと思う。次第にメンバーの皆さんとも打ち解けることができて楽しかった。自己開示や”聴く・応える”というのは難しいとも思うけど、ぜひ実践したい。

・もともと人見知りをしてしまう性格だったけど、最初に受けた講義(自信と誇りの重要性)で少し考え方(気の持ちよう)が良い方向に変わったことと、同じグループの人が笑顔で聴いてくれたり、話しやすい雰囲気作りをしてくれたことがあり、最近の自分にはないスピードで初対面の人と話せるようになったので(新しい自分が開拓できた)満足です。

・参加できてとても良かったです。やる気がまた一段とアップしました。これからこの講座で教わったことを活かして頑張ります。

・長いようであっという間の時間でした。お話は、とても分かりやすく、リーダーとしての必要なものが何なのか気づくことができました。

 

 

参加者のみなさん、素晴らしい感想をありがとうございます。長丁場にわたる人間関係訓練の講座を学びきった皆さんは、まさに勇者ですよ。まさに、これからが本番ですので、自信と勇気を持って頑張ってください。応援しています。本当にありがとうございました。

手話通訳者のコミュニケーション講座を担当しました(20110131)

 先週は、手話通訳者のコミュニケーション研修を担当しました。T区役所の主催の講座で、今回で5回目となります。これだけ担当させていただけることは、大変光栄なことだとありがたく感謝しております。プログラムの概要は以下の通り。

 

【手話通訳者コミュニケーション研修概要】

<ねらい>価値観のコミュニケーションに必要なポイントを学ぶ。

<ステップ>

1.価値観のコミュニケーションの留意点

2.実習「高価な薬」

3.小講義「受け入れるということ」

 

 受講された方々は、12名です。いずれも、手話通訳者としてご活躍されていらっしゃる方々ばかりで、意識と意欲が高く、講座も、楽しく温かく充実した元気な場となりました。

 短時間ではありましたが、価値観のコミュニケーションの留意点、よく聴くということ、同意するのでも従うのでも好きになるのでもなく、受け入れるのだということ。受け入れる力は、北風ではなく太陽の力なのだということ、について、理解を深めていくことができたのではないかと思います。

 メンバーの皆さん、素晴らしい学びの場をともに共有できましたこと、大変光栄です。本当にありがとうございました。願わくば、来年またお会いしましょう。

リーダー研修とコミュニケーション研修を担当しました(20101126)

大阪のN社にて、リーダー研修とコミュニケーション研修を担当しました。概要は以下の通りです。

 

N社リーダー研修

<プログラムの目的>

  テーマ「力強く魅力的なリーダーとなるために。」
      1.価値観の対話のポイントを学ぶ。
      2.志の重要性を学ぶ。

 

<プログラムの内容>

セッション1「価値観の対話」 

 ①価値観の対話の留意点

 ②実習「高価な薬」

 ③小講義「受け入れることの重要性」

 

セッション2「志の重要性」

 ①新しいマネジメントの在り方

   「あめとムチによるマネジメント」から「ヴィジョンによるマネジメント」へ

 ②私のヴィジョン  

 

【N社コミュニケーション研修】

<プログラムの目的>

 テーマ 「チームの持っている素晴らしい可能性を引き出し、チーム力を高める。」

 ねらい  ①チームや組織を活性化するために必要な要素を学ぶ。
      ②コミュニケーションとリーダーシップのスキルを学ぶ。
      ③効果的なマネジメントに必要な要素を学ぶ。
      ④経営センス(感覚)について理解を深める。

 

<プログラムの内容> 実習「プロジェクト”C”」

 

 

 前回の記事でも書いたとおり、N社の研修は、今年で5年連続5回目となります。全社員を対象としている年一回の行事的な研修でもあり、とても大切な位置づけとなっており、そのような場を担当できますこと、本当に光栄に思っております。今年のプログラムは、事前に先方のスタッフの皆さんと何度も打ち合わせをして練りに練ったプログラムでした。事前のトライアルなど、多くのお手数と御意見打ち合わせをしていただいたおかげで、本当に素晴らしい学びの場を展開できたのではないかと思います。ご支援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。また、プログラムが無事に成功できただけではなく、おかげさまで、新しい実習も開発できたという弊社にとってうれしいイノベーションも起こりました。本当にありがとうございました。

 さて、ここで、少しN社をご紹介させてください。N社は、大手生保の特例子会社という位置づけの会社です。社員の大半の方々が障がいを持たれた方であり、会社は、障がい者の皆さんに対して、仕事をしやすい環境を整備し、バックアップしていく体制を整えているのです。ですから、社屋全体に徹底した気遣いが行き届いており、コピー機の高さ、トイレの設計、バリアフリーなどはもちろんのこと、たとえば、階段に関しても、車いすを利用できるような設計になっています。もちろん手すりも完備されています。

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また、廊下も、色覚に障がいのある方のために、壁と床と天井の違いがはっきりとわかるようなデザインとなっています。
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 N社は、その業績が認められて、業容を拡大し、実は、昨年、旧社屋の隣に新しい社屋を建て増ししました。新社屋は、ちょうど旧社屋と同じ大きさなので、従来の2倍の大きさになった次第です。これだけの特例会社の規模は、日本においては他にはありません。まさに、日本一の会社となったわけです。新社屋の建設に伴って、旧社屋の内装もすべて改築してきれいになりました。

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まるでホテルの様な落ち着いたオフィスです。

 こうした気遣いと思いやりは、単にハードウエアに限ったものではなく、経営陣や管理者のみなさんのマネジメントにも洗練されたクオリティの高い思いやりが行き届いています。社員スタッフに深い関心を持ち、よく理解して、本当に必要な支援を丁寧にしていく素晴らしいリーダーの皆さんです。

 今回の研修では、難しいグループワークを導入し、できるできないは別として、難しい課題に挑戦する運びとなったのですが、受講された皆さんは、皆さん情熱的にその課題に挑戦し、見事に乗り越えることができました。そのグループワークを観察させていただきわかったことは、まさに、思いやりと心遣いが全社に行き届いているのだということ。お互いに痛みを知っている人間として、クオリティの高い優しさと思いやりをもって人とかかわっているのです。まさにコミュニケーションとはこういうことを言うのだろうと改めて実感いたしました。きっと、この会社で起こっている思いやりを日本全体の会社で実現できたら、きっと国力が大幅に高まるでしょう。さらに、全世界に広げたら、必ず平和ですべての人が幸せに生きられる別世界が実現できることでしょう。思いやりには、相当大きな可能性があると思いました。

 こうした素晴らしい会社の研修を担当できましたこと、心から光栄に思っております。N社の皆さん本当にありがとうございました。また、来年、プログラムを練り上げて挑戦したいと思います。また来年お会いしましょう。

内定者研修の感想

 先日担当した内定者研修アトランティックプロジェクトのアンケートが回収され、コメント集をいただきました。その一部をご紹介します。

 

【内定者研修の感想】

・模型を作る作業の中で、「利益を出す」を勉強することに非常に驚きがあった。ただ模型を作るだけではなく、メンバー間の役割分担や助け合う意識など、チームとして一つのものを作り上げることの難しさを痛感した。終わった後の達成感も個人の作業では体験できないものだった。

・1つのプロジェクトを動かすメンバーの一員という立場の難しさ、楽しさを感じた。実現したい目標の設定の中で、考えなければいけない要素が多く困難で少し大雑把になってしまった。資材・工具の発注や計画策定、品質基準書や作業工程見積もりなど、本格的な作業ができ、貴重な体験であった。進捗が遅れ、リカバリーや役割分担に苦労したが、製品が完成した時の達成感や品質を満たせたときの感動はとても大きかった。

・全体を通じて、メンバーとの積極的な意見交換や、向上心の大切さを理解することができた。グループが良くなるには、知識・技術はもちろんだが、結束力が一番重要なのだと実感した。課題のどれもが、小手先の知識や技術でどうにかなる問題ではなく、情報交換や役割分担、結束力が完成に近づく一番の方法だった。入社後も自身の知識・技術向上はもちろんだが、新入社員という立場は理解しつつも、積極的に意見交換をしていきたい。

・横のつながり、縦のつながりを気づこうとされている姿勢をとてもよく感じた。同期の一人一人、これから出会う社員の一人ひとりを大切にしながら、会社に貢献していきたいと強く思った。

・研修が終了した今、一日も早く会社の一員として働きたいという強い思いがある。会社との初めての出会いで抱いた憧れの感情が、研修の中で「実際に働けるんだ」という現実のものとなり、そのことに深い感動を覚えた。

・自分の現状把握や課題分析など、さまざまな面で有意義な時間であった。自分ではチームとして仕事をしていくことの意味を分かっているつもりであったが、全く理解してニア勝ったことを痛感した。チームとして働く際の本当に必要なものを理解することができた。

・徐々にグループワークの重要性が上がっていく研修内容で、最終的には、グループとしての結束感を高めることができた。非常に時がたつのが早く感じ、楽しく取り組むことができたので非常によかった。内定者同士のつながりが強くなり、社会人として重要なことを学べた。

・研修を終え、4月からこの会社で働くという実感を持つことができた。入社まであと半年近くあるが、あと半年しかない。この短い時間で受けた研修をもとに、自分ができる範囲で実生活に少しずつ反映していきたい。

 

 受講された内定者のみなさん、素敵な感想をありがとうございました。入社までの半年、体に気をつけて、思いっきり遊んで、学生時代を謳歌してください。来年の4月からは、共に社会人として頑張りましょう。きちんと卒業することも忘れないように!

コミュニケーション研修を担当しました(20101017)

小売大手の労働組合で、コミュニケーション研修を担当しました。概要は以下の通りです。

【コミュニケーション研修 ”Adventure to Encounter”】

 <プログラムの目的>
  「コミュニケーションスキルを高め、チームのすばらしい可能性を引き出す。」

      1.コミュニケーションの原点である自信と誇りの重要性について学ぶ。
      2.コミュニケーションの重要性と意義を学ぶ。
      3.コミュニケーションを改善するためのポイントを学ぶ。

<プログラムの内容>1:00~5;00

  セッション1「自信と誇りの重要性」

   ・講義「自己イメージの心理学」

 

  セッション2「コミュニケーションの重要性」

    ・実習「絵によるコミュニケーション」

    ・小講義「コミュニケーションと創造性」

 

 セッション3「コミュニケーションの改善ポイント」

   ・実習「ポスターを復元せよ」

   ・小講義「コミュニケーションの改善ポイント」

 

 参加メンバーは、29名。千葉の九十九里浜にある美しい環境のホテルで、半日にわたって、コミュニケーションについて、さまざまな視点から探求していく展開となりました。参加メンバーの皆さんは、組合をリードしていく代表者であり、職場リーダーとして、現場で活躍する若きリーダーの方々です。

 忙しい中を縫って、しかも、休日の土曜日に、活動の一環として参加してくださった意識の高いみなさんばかりであり、研修は、最初から、とても集中度の高い、クオリティの高い雰囲気の中で展開していきました。醸し出されるエネルギーの高さと集中力には、圧倒されそうなものがありました。素晴らしい充実した学びの場となったのではないかと思います。参加メンバーの皆さんと応援してくださったスタッフの皆さんのおかげであり、心から感謝申し上げます。

 研修を通して、「コミュニケーションは、大切であること」「メンバーひとりひとりのポテンシャルと可能性にはとても大きなものがあること」「仲間の力は偉大であること」「たったひとつの思いやりと勇気でコミュニケーションはいくらでも改善できること」「本気になれば、困難であっても乗り越えられること」「そして、何よりも、自分たちは、未来を拓く上での十分な力量と可能性を持っていること」を学ぶことができたのではないかと思います。

 メンバーの皆さんは、職場リーダーとして、厳しい時代である現在の職場の矢面に立って頑張っているみなさんばかりです。だからこそ、エネルギーと集中力と負けん気と問題解決能力に秀でている素晴らしい方々だと実感いたしましいた。私自身も、素晴らしいメンバーとともに学ぶことができて、エネルギーと集中を分かち合い、とてもさわやかで元気を頂けました。素晴らしいメンバーの皆さん本当にありがとうございました。

 厳しい時代ですが、未来を拓くために共に闘う戦士として、これからもがんばっていきましょう。

 そして、講座の中で、「実は、このプログラムは、続きがあるんです!」と申し上げましたが、また、いつか今回の講座の続きを担当させていただき、再びお会いできますことを楽しみにしております。

 

内定者研修を担当しました(20101007)

 2日間にわたって、東京の大手IT企業グループで、内定者研修を担当してまいりました。プログラムは、弊社のアトランティックプロジェクトで、受講された内定者のみなさんは、15名。素晴らしいスタッフの皆さんと受講者の皆さんのとともに、充実した良き学びの場を展開できたと実感しております。研修の概要は次の通りです。

 

Kグループ内定者研修「アトランティックプロジェクト」概要】

<テーマ> 自分らしく輝く魅力的なビジネスパーソンとなるための第一歩を踏み出す。

<ねらい>
  1.企業活動の全体像を理解する。
  2.コミュニケーションとチームスキルを体得する。
  3.プレゼンテーションスキルの向上を図る。
  4.ビジネスパーソンに必要な知識(損益のしくみ、仕事の進め方、組織のしくみ、等)について学ぶ。

<日程> 2日間

<スケジュール>

初日  午前中「第1部 キックオフ編」   午後「第2部 プロジェクト編」

2日目 午前中「第3部 プレゼンテーション編」   午後「第4部 キャリアヴィジョン編」

 

 受講者は、現在大学生であり、2日間という長時間にわたる研修は、生まれて初めてのことだろうと思いますが、集中をとぎらすことなく、真剣に講座に向かってくれました。おかげさまで、本当に素晴らしい充実したエネルギーの高い学びの場とすることができました。本当にありがとうございました。

 プログラムは、4部構成であり、第一部でチームを作り、第二部でプロジェクトを遂行し、その結果できあがったアトランティックカーを第三部でプレゼンテーションを行い、第4部でプロジェクト全体の成功を祝うと同時に将来のヴィジョンを定める、といった一連のプロジェクトチームシミュレーションを展開する展開となりました。

 回を追うごとに、内定者たちは、絆が強まり、どんどんよいチームへと変貌を遂げて行く様子が手に取るように分かりました。今年の内定者たちは、個性が強く、魅力的な個々人であると同時に、あくが強いメンバーでもあるので、チームとしてうまくやれるかどうかの心配がありましたが、そんな懸念を払しょくするように、見事なチームワークを成し遂げてくれたと思います。メンバー個々人も、当初はどことなく固い様子だったけれども、展開とともにどんどん自由になり、表情が変わり、持ち前の元気さと明るさをいかんなく発揮して、それぞれのステップで要求される課題を見事に乗り越えてくれました。中でも、創作実習的な要素の強いプレゼンテーション編において、ゼロから何かを作り出すという最も難しい課題に挑戦し、見事な作品を生み出してくれたことが印象的でした。各チームのプレゼンテーションは、それはみごとなものであり、あんな短時間で準備したとは思えないほどの完成度の高さであり、笑いと感動とドラマのある素晴らしい結果を残してくれたと思います。

 一連の体験を通して、会社経営の全体像と、そのドラマティックでロマンティックな側面、仕事の厳しさと本質的な面白さ、チームと仲間の素晴らしさと大切さ、そして、自分自信の素晴らしい潜在性と可能性を学びとることができたのではないかともいます。

 受講してくれた内定者の皆さんは、これから社会人としてのいろんな体験が待ち受けているのだろうと思います。そんな体験の中には、うれしいことばかりではなく、大変でつらいものもあるかもしれません。しかし、どんな体験であれ、大きな志に向けた糧であるということを忘れずに、乗り越えられる冒険に付き物の障害なのだということを忘れずに、勇敢に立ち向かい、力強く自分らしく幸せなキャリアをはぐくんでもらいたいと切に願います。素晴らしいメンバーのみなさん、ともに幸せに生きましょう!

 最後に、ご協力いただいたスタッフのみなさん、そして受講者のみなさん、本当にありがとうございました! 

就活対策講座を担当しました

 昨日、東京都のS短期大学において、就活対策講座を担当しました。概要は以下の通りです。

 

【後学期就活リベンジマッチ 講座概要】

<カリキュラムの目的>

テーマ「就活を継続中の2年生を対象として、就活のスキルをバージョンアップして、就職活動後半戦に立ち向かう体制を作る。」
 
1.就活を勝ち抜くための心構えを学ぶ。

2.「自己PR」の見直しと再構築

3.「志望動機」の見直しと再構築

4.面接を勝ち抜くための実践スキルを体得する。

 

<カリキュラムの内容>

セッション1 就職活動を勝ち抜くための心構え

1. 就職活動の目的は、自分が幸せになる事であり、内定を取る事ではない。
2. 就職活動において貫かなければならない基軸は、自分の幸せ(夢と哲学)、そして自信と誇りである。
3. 就職活動とは戦いである。
4. 戦いに勝ち抜くために必要な事は、戦略と武器と防具である。
5. 戦略を練り、最強の武器と防具を作って後半戦に立ち向かおう。

 

セッション2 自己PRの見直しと再構築

1. 就活は、戦いの場。自己PRは、戦いを勝ち抜くための、最強の防具でなくてはならない。
2. 自己PRは、体系的・戦略的に作らなければ、威力を発揮しない。
3. 自己PRをつくるときには、弁護士・宣伝局長の立場で書くべし。検事・裁判官の視点はNG。
4. 最強の自己PRの作り方

 

セッション3 志望動機の見直しと再構築

1. 就活は、戦いの場。志望動機は、戦いを勝ち抜くための、最強の武器でなくてはならない。
2. 志望動機は、体系的・戦略的に作らなければ、威力を発揮しない。
3. 最強の志望動機の作り方

 

セッション4 面接スキルを高める

1. 勝利の方程式を作り、徹底的に練習し、戦場に臨むべし。
2. 実践面接マニュアル
3. 面接突破のための秘訣

 

<時間>1日間 10:00~17:00

<人数>約30名

 

 おおよそ30名の学生たちと、終日、就活をテーマに、熱く学ぶことができました。学生たちは、就活戦線の真っただ中にあり、しかも、前半戦は不調に終わり、後半戦に向けて待ったなしの厳しい状況の中での勉強であることもあり、本当に真剣なまなざしで、講座に向き合ってくれました。弊社独特のグループワークなどの動きのあるワークがまったくないシンプルに勉強だけの講座でしたが、彼女らの集中力と真剣さで、教室は、強いエネルギーに満ち溢れていました。私自身も、素晴らしいメンバーと終日かかわることができて、とても楽しく、さわやかな気持ちになりました。こんなにも素晴らしい学生たちを、企業は、採用しないほうがどうかしている。しっかりと素晴らしさを見て、内定をあげてほしいですね。

 講座の終わりに書いてくれたアンケートの一部をご紹介します。素晴らしいメンバーのみなさん、素敵なアンケートを本当にありがとう。皆さんは、若く、エネルギッシュで、明るく元気で、困難な状況にあっても逃げることなく立ち向かって壁を乗り越える素晴らしい力のある人です。自分の潜在性と可能性を信じて、就活戦線を勝ち抜き、ぜひとも幸せに人生を力強く生きてください。心から応援しています!

 

【就活対策講座 就活リベンジマッチ アンケート】

・ふだん聞くことのできない貴重なお話をたくさん聞けました。落ち込んでいましたが、いろいろなお話を聞いていやされました。

・今までダメだったのは準備が足りなかったことに気づかせていただきました。私を否定された訳ではないこと印象に残りました。

・今日の講座で自分に自信がつきました。ありがとうございました。

・自分に自信が持てたし、長所がいっぱいあることに気づいた。

・今日学んだ事を活用して、これからの就職活動をさらに努力して、内定を勝ち取りたいと思います。このような講座を開いていただき、ありがとうございました。

・今までの就活講座と比べて、とても具体的でリアリティがあり、参考になるものだった。

・これからの面接に本当に役立つ講座でした。今日、この講座に参加してよかったです。面接に対する意識がだいぶ変わりました。

・今日講座に参加してよかった。今まで自分の何が良くなかったのかが少しわかったような気がした。自己PRや志望動機を見てくれたから自分の自信にもつながると思う。

・自分を責めてはいけないということを学んだ。

・就活に対するまた頑張ろうという気持ちが高まった。今までとは違う新鮮な気持ちになれた。

・今までとは違う志望動機や自己PRの書き方を知れた。

・志望動機の書き方があることにビックリした。

・私の何が問題で、何がポイントで、何をすべきかがはっきりした。

・今まで就活うつで、暗くて仕方なかったが、前向きに取り組むこと、超強気で行くことの大切さを知れて、自分に少し自信がついた。

・受かるためのパワーをためるようなプログラムでした。

キャリア講座を担当しました(201008)

S大学において、3日間にわたる集中キャリア講座を担当しました。概要は以下の通りです。

 

【S大キャリア講座概要】

<テーマ>「自分らしく輝くキャリアを形成していくための心構えや知識、スキルを体得する。」
<ねらい>
  1.自分自身を探求し、自分の留意すべき点や素晴らしい可能性に気づく。
 2.自分らしくキャリアを形成する上での基盤となるヒューマンスキル(コミュニケーション、自己表現、チームスキル、信頼関係、など)を体得する。
 3.志の重要性を理解し、自分のヴィジョンを設定する。

<プログラムの内容>
[初日]

セッション1  「自信と誇りの重要性」

セッション2 「キャリア形成の理論」

セッション3 「コミュニケーションとは」

セッション4 「コミュニケーションの重要性」

セッション5 「効果的なコミュニケーション」

[2日目]

セッション6 「前向きな生き方」

セッション7 「私が輝くとき」

セッション8 「価値観のコミュニケーション」

セッション9 「関係の中の自分」

[3日目]

セッション10 「世界の動きと私の人生」

セッション11 「私の志」

セッション12 「会社とは、仕事とは」

セッション13 「私のヴィジョン」

<受講者数>51名

<日時>8月2日~4日(3日間) いずれも10時~17時

 

 本講座は、通常であれば半期の講座であり、半年にわたってゆっくりと学んでいくプログラムとなっておりますが、今回は、夏期集中講座ということで、3日間にわたり集中的に学ぶ構成となっています。

 学生にとっては、3日間の長期にわたる集中講座は、多分生まれて初めてのことだと思います。概要しか書かれていないそっけないシラバスを見て講座を選んでくれた学生たちは、とっても勇気がいったと思います。だって、どんな講座なのかもわかりませんし、どんな先生が担当するのかもわかりません。どちらかといえば、期待よりも不安のほうが大きかったのではないでしょうか。しかし、それを押して、51名もの学生たちが、本講座の呼びかけにこたえてくれました。夏休みという大切な時間を使って、しかも、大きな不安を押して本講座を選んでくれた学生たちは、本当に勇者だと思います。参加してくれた学生のみなさん、本当にありがとうございました。

 プログラムは、初日、二日目は、自己探求とコミュニケーションをテーマに、3日目は志を定めることをテーマに学んでいきました。当初は、どんな講座なのか分からない状況で、不安でいっぱいだった学生たちも、プログラムに慣れてきてくれて、次第次第に自由になってきたように思えます。自分に自信と誇りを持つべきであること、自分の人生の力強さをもっと信じるべきであること、勇気を持って人とかかわっていくべきであること、人間関係は思っているほど捨てたものではないこと。そもそも自分自身もそれほど捨てたものではないということ。そんな事柄を学び、そして、今後どう生きたいのか?どんな哲学で人生を貫きたいのか?どんな夢を持って人生を開いていきたいのか?という難しい問いに真剣に真正面から取り組んでいくことができました。

 学生たちは、みな一生懸命に、誠実に、真剣に、集中してこうしたテーマに取り組んでくれました。彼ら彼女らは、みな一様に元気であり、若々しく、エネルギッシュで、どこかしら不安で自信なさげであり、でも一生懸命で、本当にさわやかな若者たちでした。私自身、学生諸君と3日間にわたる勉強をともにできて、とてもさわやかな気持ちになりました。とても楽しく充実したエキサイティングな3日間でした。学生のみなさん、共に学べましたこと、大変光栄に思っております。本当にありがとうございました。

 最後に、学生たちが書いてくれたアンケートの一部抜粋をご紹介します。

 

<S大キャリア講座アンケート抜粋>

・自分がいかに小さいワクの中で生きていたのかと思った。もっと夢を見ていいのだと感じた。

・人生の哲学を大いに学べました。

・受ける前は何をやらされるのか不安でしたが、講座はとても和やかで良い雰囲気でした。大変勉強になりました。感謝しています。

・私は、いつも自分に自信がなく、なにか失敗や嫌なことがあるといつもマイナスなことばかり考えていました。しかし、人間はやればできるということを学び、自分の人生観が変わりました。

・何事にもおくせずに立ち向かい、不安はあるけれども前向きにというポジティブなことを学びました。

・大学の授業も必要だと思うが、こういった授業が増えることを望みます!

・将来のために非常に役に立った。就活に向けて、いろんな面を見直して頑張ろうと思った。

・これから将来に向けて、自分に自信を持つことの大切さ。また夢をかなえることは誰にでもできるということ。そして、その成功した例を聞くことができて、とても満足しました。

・とても分かりやすい資料がたくさんあり、これからの人生の中で、私を前向きにしてくれる資料が多くあるので大切にしていきたいと思います。

・3日が短すぎる。もし可能であれば5日になりたい。

・ビジョンや志がとても大事であきらめなければ誰にでも可能性があるということ。コミュニケーションが不得意だったけれど、知らない人と1から話してみて、楽しかったです。

・人生の上で、大変貴重な体験だった。

・とても楽しかったです。それに自分の道がかたまった。

・ありがとうございました!!忘れていた自信を取り戻せました!

 

 学生のみなさん、素晴らしい感想を、ありがとうございました。私自身も、素晴らしいさわやかな皆さんとともにできたこと、本当に楽しく嬉しかったです。

 本講座を受講してくれた学生諸君の宿題は、「幸せに生きること」。私も幸せでは負けません。ともに、素晴らしい人生を歩みましょう!本当にありがとうございました!

 

アトランティックプロジェクトを担当しました(20100730)

 大手IT企業で、インターンシップ講座としてのアトランティックプロジェクトを担当しました。研修の概要は以下の通りです。

<プログラム名>アトランティックプロジェクト

<日程>10:00~5:30

<テーマ>企業人に必要な知識やスキルを学び、学生から企業人への第一歩を踏み出す。

<ねらい>

1.企業活動の全体像を学ぶ

2.企業人に必要なコミュニケーションとチームワークのスキルを学ぶ。

3.企業人に必要な知識やスキル(仕事の進め方、会社の仕組み、損益の仕組み、など)を体得する。

 

夏休みという貴重な時間を押して集まってくれた学生諸君とともに、素晴らしく充実した一日を過ごすことができました。学生の皆さんは、みな真剣で一生懸命であり、正直でさわやかな方々ばかりでした。私自身も終日担当してとてもすがすがしい気持ちになりました。学生の皆さんありがとうございました。

一日という短い時間でしたが、いろんな気づきがあったと思います。ぜひその体験とご縁を大切にしていただければと願っております。

中でも、会社というものは、確かにリスキーであり、利益を上げることは至難の業であり、大変な努力が必要であるけれども、その本質はロマンであり、胸をわくわくさせる壮大な冒険なのだということ。

働くということは、確かに大変であり、時間に追われ、膨大な問題解決に追われ、クオリティを問われる試練でもあるけれども、本質的に、とてつもない喜びなのだということ、その達成感は何にも勝る宝なのだということ。

人間関係は、確かに痛みが多くてつらいことが多い要因でもあるけれども、決して捨てたものではないということ、たった一日で初対面の人たちとこんなにも素晴らしいチームを作れるということ、正直に正面から向き合えば、こんなに分かり合えるということ、その可能性は無限であるということ。

何よりも、自分自身も捨てたものではないということ、こんなに立派に仕事をやり遂げる力が十分にあるのだということ、その可能性と潜在性は、想像以上に大きいのだということ。

そんな事柄を学んだのではないかと思います。

これから、就活に向けて、いろんな大変なことがあるかと思いますが、今回の学びを活かして、ぜひとも幸せなキャリアに結び付けてもらいたいと願っております。学生のみなさん、頑張ってください!