カテゴリー別アーカイブ: 03.研修日誌

課長研修を担当しました(20090808)

 人材派遣会社のH社で、課長研修を担当してまいりました。こちらの企業さんでは、今後の企業成長のためには、企業内コミュニケーションを改善して、団結力を高めて未来に当たる必要があるとの認識で、社長直下に教育機関であるヒューマンバリューセンターを配置し、全社的にコミュニケーションの改善とモチベーションの向上に努力されており、今回のこの研修も、その活動の一環として取り入れていただいたプログラムです。

 プログラムの概要は、以下の通り。

 

(テーマ) 「組織活性化の要としての力強いマネージャーとなるために」

 

(ねらい)
   ①リーダーシップ哲学=自信と誇りの重要性を学ぶ。
    ②リーダーの役割を学び、リーダーとしての自分を振り返る。
   ③部下の力を引き出しチームを活性化する方法を学ぶ。
   ④組織の問題解決能力を高めるために必要な要素を学ぶ。

(カリキュラム)

セッション1「リーダーシップ哲学」

セッション2「リーダーの役割」

  第1ステップ「リーダーシップの理論」

  第2ステップ「リーダーとしての自己チェック」

セッション3「部下の力を引き出す、チームを活性化する方法」

  第1ステップ「120%チーム力を引き出す信頼関係の力」

  第2ステップ「チームを活性化するリーダーシップの5つのポイント」

セッション4「問題解決能力を高めるための要素」

  第1ステップ「力強い職場風土の作り方」

  第2ステップ「3人寄れば文殊の知恵」

 受講されたのは、課長クラス24名の皆さんで、本当にエネルギッシュでパワフルなみなさんでした。総じて元気であり、人と関わり、対話していくことを、心から楽しいと思える、基本的に健康で元気でエネルギッシュな、まさに輝くリーダーのみなさんだったのでした。

 派遣会社でもあり、普段は職場が離れ離れになってしまうことが多く、なかなか話す機会が少ないみなさんでしたが、今回は、じっくりとお互いにかかわることができたのではないでしょうか。プログラムの進展とともに、お互いの肩の力が抜けて、風通しが良くなり、信頼しあえる温かくパワフルな風土が出来上がってきたように感じました。

 研修後の懇親会で、「こんなに肩肘ばらずに本音で楽しく参加できた研修は初めてです。」と光栄な言葉をいただけましたが、何よりの喜びでした。

 厳しい風の吹いている経済の現状ですが、これだけ明るく前向きで青春の情熱を燃やして頑張っている課長がいれば、絶対に会社は大きくなるだろうと心強く感じました。私も、同世代の同じ闘士として頑張っていきましょうと願った次第です。

管理者研修を担当しました(20090807)

 大手家電子会社の管理者研修を担当しました。会場は、神奈川県の戸塚、人数は24名、平均年齢がおおよそ40代後半のメンバーのみなさんでした。
 今回の研修の狙いの体系は以下のとおりです。

(テーマ) 「組織活性化の要としての力強いマネージャーとなるために」

(ねらい)
   ①力強く輝くリーダーとなるためのリーダーシップ哲学=自信と誇りの重要性を学ぶ。
   ②リーダーの役割を学び、リーダーとしての自分を振り返る。
   ③部下の力を引き出しチームを活性化する方法を学ぶ。
   ④組織の問題解決能力を高めるために必要な要素を学ぶ。

 今回のメンバーの役職は、課長であり、すでに、現場の陣頭指揮をとっている、組織のかなめとして力強いリーダーシップをすでに発揮されているマネージャーの皆さんです。しかし、成長には限界はなく、より大きく深く広く成長する可能性に向けてのヒントを得てもらうことが今回の研修のテーマであり、企画の意図でした。

 私とも年齢が近い方が多く、苦労も共通のものを持っているようで、私としては、共感しやすい同士のような感覚で研修に携わることができました。メンバーは、全員男性で、実際にかかわってみると、穏やかで静かな中にも情熱をハートにもっているジェントルマンたちでした。決して器用ではないけれども、人を大切にしたいという志を持ち、挑戦されている姿勢がよくわかります。今回の研修では、
・コミュニケーションを大切にして人を大切にしようとする姿勢は、未来を拓く強力な基盤となること。 
・会社のメンバーは、けっこういい奴であり、力と魅力にあふれる存在であること。
・リーダーとしてもっともっと輝き成長していく可能性があること。
・リーダーとして成長していくための指針と方法
・困難な時代であっても、このメンバーであれば、大丈夫だということ。
そんなことを実感できた1日でした。

 私自身も、素晴らしいメンバーとご一緒できて、さわやかであり、幸せな気持ちになりましたね。社内コミュニケーションの一環として、教育センター長が、研修後に懇親会の場を用意してくださったのですが、その懇親会がまた楽しく、こんな素敵な出会いに感謝した次第です。
 厳しい時代ですが、信念と誠実さをもって立ち向かえば、恐れるものなどきっとないのです。ともに健康に頑張りましょう!

歯科医院でリーダーシップ研修を担当しました

 九州のS歯科医院でリーダーシップ研修を担当しました。当医院では、ずいぶん前から定期的に研修を実施しており、今回は、2年ぶりの担当となりました。こうして何度も講座を開こうとされていることは、まさに、経営陣やスタッフの勉強意欲が強く、人の成長を大切にしたいというヴィジョンの現れでもあり、大変光栄でもあり、またその誠実さに頭の下がる思いです。
 今回の研修テーマやねらいの体系は以下のとおりです。

<テーマ>「経営センスを学び、より主体的に成長する魅力的なリーダー、そして組織となる」

<ねらい>
 ?主体的に輝くリーダーに必要な自尊心について学ぶ
 ?マンネリから抜け出し、クリエイティブな風土を作るための考え方を学ぶ
 ?ストレス耐性を高める手法を学ぶ
 ?経営センスを学び、より主体的に組織に関わる方法を探究する

<カリキュラム>
午前中 自尊心について 自律訓練法 変化の理論

午後  アトランティックプロジェクト

 S歯科医院は、すでに本当に良いチームであり、信頼感をベースにした風土、主体的で意欲的なスタッフ、人を大切に一生懸命で誠実な経営陣がそろっている日本でも珍しいくらいのクオリティの高い組織であると私は感じております。
 今回は、もう教えることなどないけれども、より大きく成長していけるためのきっかけづくりができればと願い、講座を担当いたしました。
 実際に実施してみて、いつも当医院では感じることですが、本音であり自然であり温かいメンバーと関わっていると、とっても幸せな気持ちになってきます。こんな雰囲気を医院でも出しているのでしょう、地域で一番の人気医院である理由がよくわかります。今回のプログラムでは、そんな現状をよくわかると同時に、より成長していくためのポイントを明確にすることができたのではないかと実感しております。
 こうした素敵な医院で研修を担当できますこと、とても光栄に思っていると同時に、深く感謝しております。本当にありがとうございました。今後も、この素敵な輝きを大切にしていただいて、もっともっと自分も患者さんも幸せにするパワースポットになってほしいと願った次第です。

メンター養成講座を担当しました(20090710)

東京の番組制作プロダクションT社で、メンター養成講座を担当しました。
 メンターとは、語源は、古代ギリシアの盲目の吟遊詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア(The Odyssey)」の中に描かれている「メントル(Mentor)」と言う賢者に由来しています。
 オデュッセイアは、イタカ島の王である英雄オデュッセウスがトロイア戦争に参加した後、エーゲ海を10年間に渡り放浪してついに故郷のイタカ島に帰還する冒険叙事詩です。物語の中で、王が、息子のテレマコスの教育を託したのが、親友メントールであり、メントールは、テレマコスの良き支援者 ・理解者・指導者となり、帝王学を身につけさせ、テレマコスの日となり陰となり、テレマコスの成長を援助することになります。
 その指導者、支援者としてのあり方が、見事であり、偉大であることにちなんで、現在では、支援者や助言者などの役割を果たす人を総括的に「メンター」と呼んでいます。

 現在の「メンター」を分かりやすく身近な例でたとえていえば、昔は、良く近所にいた、子供たちをほめたりしかったりする面倒見のよい(口うるさい?)おじさんやおばさんがいましたが、まさにそのようなおじさんやおばさんが、現代版のメンターのイメージといえるのだろうと思います。

 メンター制度は、もともとは、非行少年少女たちの支援を目的として、年長者が1対1で定期的に少年少女と合い、対話して、彼ら彼女らの生活、心理、生きかたを支援していく方法として試みられたものですが、1980年代後半以後、薬物中毒、妊娠、退学・落第、引きこもり、暴力団への関与、などの青少年問題に対応するために主にアメリカにおいて大きなムーブメントが起こり、現在では、一般的に広く民間ボランティアを中心とする広範な社会運動として取り入れられています。

 一方、企業においても、現在活躍している人たちには、メンターとして面倒を見てくれた存在が、かなり多くの割合で存在し、企業社会の中で、輝くためには、メンターの存在が欠かせないものであることが、各種の研究で明らかになってきました。
 また、新入社員などの未熟練者をいち早く戦力とするためにも、優れた教育方法が必要であり、そのためには、単に機能的なことを指導するだけではなく、キャリアを含めた総合的な支援をするほうが、最終的には、モチベーションなどの問題も含め、企業にとっても効果的であることが次第に明らかになるようになり、現在では、そのような総合的な個人の成長を支援できるメンター制度を取り入れる企業が増えてきました。

 今回のT社での研修は、こうした、後輩指導にあたるメンターを養成する講座を今回開催する運びになりました。メンバーは13名、1日という短い時間でしたが、メンバーに恵まれて、充実した場となったのではないかと感じております。講座の内容は、①メンター、メンタリングの意味と重要性を学ぶ ②メンターの役割を学ぶ ③メンタリングの基盤となる考え方、哲学を学ぶ ④メンタリングの場で使える実践ツール(ノウハウ)の使い方を学ぶ の4点です。
 1日の講座にしては、内容が盛りだくさん過ぎて、とても忙しいプログラムになってしまいました。受講されたメンバーには、せわしない思いもさせてしまったのではないかと心配しています。ただ、お伝えした内容は、とても実践的で現場での強い武器になるものばかりですので、現場でご活用いただけることを心から願っております。

 メンタリングは、本来は、自然発生的に起こることが望ましいのですが、人間関係が希薄化している現在、人為的に制度として取り入れることが大切だと思います。経費はほとんどかからずに、大きな成果を生み出す方法でもあり、今後も組織の戦略的な手法としてどんどん活用されていくと思います。組織の中に、対話を生み出し、パフォーマンスに大きなインパクトを与える方法を、弊社なりに今後とも広げていきたいと願っております。

中学校での講座の感想文

 先日、横浜のW中学校で、「自信と誇りの重要性」をテーマに講演会を実施したのですが、その際に聴講してくれた学生たちから、感想文が届きました。中学生にとって長時間の話でもあり、かつ、内容も難しいので、この企画を頂いた当初は、どうなる事かと心配もしていたのですが、感想を読ませていただくと、私どものメッセージを子どもたちはしっかりと受け止めて、自分自身に生かしてくれているようで、とっても嬉しく、感動いたしました。
 とっても感動したので、その中のいくつかの感想をご紹介したいと思います。

中学3年生 Tさん(女性)
まず、先にすべてをひっくるめて、お礼を言わせてください。
ありがとうございました。
手塚さんのおかげで、自分の中で欠けているものを思い出せたような気がします。
話を聞いている中で、たくさん心に響くものがありました。
特に一番心に残ったのが「自分を愛さずに人を愛せるか」という言葉で。聞いた瞬間、自分の前に立ちはだかり、たくさん悩まされました。「ああそうかもしれない」とか「違う、そんなわけない」と思いがぐしゃぐしゃにこんがらがって、話を最後まで聞けないかもしれないと不安になりましたが、内容を聞いて考えるうちに、題名どおり、自信と誇りの大切さがものすごくよくわかりました。
この知識を生活に、特に自分の精神につなげられたらいいなと思います。
本当にいいお話でした。お忙しいなか本当にありがとうございました。

3年M君(男性)
かがやいてやるぞ~!!
ためになる講習をどーも
ありがとう?

3年I君(男性)
今まで自分のイメージ、自分で自分のことをどう思っているかなんてどうでもいいと思っていたけれど、それが自分の方向性というものを決めているということをネズミの話などでとてもわかりやすく説明してくれたので、少し前向きな考え方ができるようになったような気がします。今までに考えたこともなかったような話が聞けてよかったです。ありがとうございました。

2年Mさん(女性)
最初あまり期待せず、「どうせつまらないものなんだろう」と思ってたけど、いざ話を聞くと、興味ある話や初めて知ったことがたくさんあって面白かったです。
話を聞いて100%自信を持てたわけじゃないけど、前よりやもてたような気がしました。
先生ありがとうございました。

3年Aさん(女性)
「前向きに明るく楽しく生きていけたら、人生は楽しくなる。」
っていうのは本当なんだなーって感心しました。
私は、あまり自分に自信を持っていないので、これから何かに挑戦するときは、「私ならできる。」と自信を持とうと思いました。
今回の講演は、自分に自信を持つ大切さを教えてもらいました。
なので、ポジティブに明るく元気よく毎日過ごすことが私の目標となりました。
私は、この講演会に参加できて、とてもうれしかったです。
本当にありがとうございました!

W中学校の生徒の皆さん、素敵な感想文を本当にありがとう。私も、中学校での講演は初めてでしたが、こうした感想を頂けると、本当にやってよかったと思っています。
本当にありがとうございました。

3月13日に、山梨のY高校で、全校生徒を対象に、今回同様「自信と誇りの重要性」と題して講演会を行う予定です。このようなチャンスを頂いて、子どもたちに、私たちの大切にしているメッセージを送れることは大変光栄なこと、さまざまな問題がある学校教育に、このような形で少しでも貢献できればと願っております。
このW中学校の感想文で、私どもも勇気と元気を頂きました。来月の山梨の高校でも頑張ってまいりたいと思います。

大手建設会社でコミュニケーション研修(20050617)

 建設業界における外資系の大手企業で、コミュニケーション研修を実施してきました。

 このプログラムは、コミュニケーションを学ぶことを通して、合併後の企業文化の統合、安全管理、会社全体としてのチーム力の向上を目的として、全社的に展開していた研修であり、今回は、その最終回でありました。
 場所は、大阪で、24名の関西地区の精鋭たちが集まり、2005年6月16日、9時から5時までの開催となりました。

 「どんな研修であり、どんなことをされるのだろう」といった懸念を押してのご参加であり、雨の中、決して楽しく、期待に胸膨らませている雰囲気とは言えない中でのスタートとなりました。
 しかし、プログラムを進めていく中で、
「コミュニケーションの基本は、自分を大切にし、可能性を信じる気持ちが重要であること」
「信頼関係は、演技や特別なテクニックが必要なのではなく、正直なコミュニケーションを通して懸念が解消されれば自然に起こることであること」
「コミュニケーションに必要な能力は、いま十分に持っており、リラックスがそれを引き出すカギであること」
「チームに信頼関係が起これば、とても大きな潜在性と可能性が引き出されること」
といったメッセージを、体験を通して実感し、学んでいくことになりました。
 その過程で、硬く緊張し、とげとげしく皮肉っぽかった雰囲気が、やわらかく、情熱的でやさしい雰囲気へと変容し、最終的には、自分たちはよい仲間であり、決して捨てたものではなく、例え困難があっても、粘り強く乗り越えていく十分な力があることを改めて確認することができました。

 私も、一日担当させていただき、大阪の文化でもあるのでしょうか?楽しく、明るく、本音であり、突込みが激しく、またさりげなくやさしく、あついエネルギーに満ちた皆さんとご一緒させて頂いて、私自身も元気を頂いたような気がいたします。以前からもそう思っていましたが、改めてすばらしい会社だなぁと実感いたしました。厳しい時代ではありますが、ともに頑張ってすばらしい未来を開きましょうと願ったしだいです。

<プログラムの概要>
題名:アドヴェンチャー トゥ エンカウンター(出会いへの冒険)
ねらい:コミュニケーションを学び、チーム力を高める
内容
(午前中)
セッション1「コミュニケーションの重要性」
・コミュニケーションは、21世紀の重要な企業戦略の1つであること
・輝いている人や組織は、コミュニケーションを何よりも大切にしている。
・コミュニケーションの基本は、自信と誇りであること

セッション2「なぜコミュニケーションが重要なのか」
実習「絵によるコミュニケーション」
・信頼関係は、特殊な能力や努力によって作るものではなく、誰もが体験する懸念を解消する=肩の力を抜くことを通して、自然に起こることである。
・懸念を解消するプロセスを促進するものは、まさにコミュニケーションである。

(午後)
セッション3「コミュニケーション改善のポイント」
実習「ひょうたん山」
・楽観性…自分やチームの力と可能性を信じること
・リラックス…お互いの誤解を減少し、懸念を解消すること
・あきらめないこと…コミュニケーションはそんなに生易しいことではないこと
・勇気…勇気がコミュニケーションの第一歩であること
・そして耳を傾けること…最後には聴くことが関係性を創造すること

セッション4「3人寄れば文殊の知恵」
実習「脱出!スノーマウンテン」
・信頼関係に基づいたコミュニケーションは、チームにまどろんでいる途方もない潜在性と可能性を引き出す。
・基本としての信頼があること、よきチームであることは、すばらしい未来を拓くためのカギとなる。