カテゴリー別アーカイブ: 03.研修日誌

職場リーダー研修を担当しました(20130212)

 S社労働組合 職場リーダー研修を担当いたしました。概要は以下の通りです。

【職場リーダー研修概要】

<テーマ>「新しい時代をリードする職場リーダーとなるために」

<ねらい>

      1.新しい時代の労働組合の哲学とあり方を学ぶ。

      2.自信と誇りの重要性を学ぶ。

      3.コミュニケーションスキルを学ぶ。

      4.価値観の対話のスキルを学ぶ。

      5.”こころざし”の重要性を学ぶ。

<内容>

セッション1 新しい時代の労働組合の哲学とあり方

 ①新しい時代の労働組合の哲学

 ②B動機のリーダーシップに基づく新しい労働組合の在り方

セッション2 組合員のキャリア支援の基盤となる自信と誇りの重要性

セッション3 組合活動の基盤となるコミュニケーションスキル

 ①コミュニケーションの重要性

 ②コミュニケーションの改善ポイント

セッション4 職場リーダーに必要な価値観対話のスキル

セッション5 リーダーシップの基盤となる”こころざし”の重要性

   ①前向きに生きる

   ②志を定める

 

 会場は鹿児島、2日間にわたるプログラムでした。

 時代の激変とともに労働組合のあり方が問われるようになってきています。従来の「組合員を守るために経営と戦う」といったあり方、もちろんそうしたあり方も大切なのですが、果たしてそれだけでいいのだろうかという問いが今起こっています。

 そうした時代背景の中で、組合の新しい方向性とあり方、および、そのような組合を導くリーダーに必要な要素を探求することをテーマとするプログラムでした。

 新しい時代の組合のあり方には、様々な考え方があると思いますが、私どもは、組合員の本当に幸せな自分らしく力強い職業人生を後押しし、支援するという理想を追求することこそ新しい労働組合のあり方なんだろうと考えております。

 こうした考え方、スタンスは、①成功の保証がないこと ②成果が見えづらいこと ③見通しが立ちづらいこと から、説明責任を引き受け、ポリシーを貫き通すことが、非常に大変であり、リーダーにとって勇気と根気と苦労が必要な哲学なのですが、S社の組合リーダーのみなさんは、こうしたリスクを引き受けたうえで、組合をより真実味ある人間的な、本当に組合員に役に立てるものであるあり方に導くべく、今回の研修を導入された次第です。

 こうした組織の変容を促す勇気ある施策を実現している組合リーダーのみなさんに感服し、敬意を表すると同時に、そうした大切な教育プログラムを担当させていただけましたことを大変光栄に思っております。

 メンバーのみなさんは、私たちがややもすると忘れてしまっている大切なもの=情熱、熱い志、不屈の精神、強さ、一本気、思いやりと優しさ を兼ね備えている誇り高い紳士淑女、気の置けない仲間たちであり、決して器用であるわけではありませんが、信頼のおける頼りがいのある素晴らしいリーダーたちでした。

 鹿児島、桜島の気高さ、雄大さ、強さ、温かさの風土に共通するものがあるような気がいたしました。

 素晴らしいメンバーのみなさん、本当にありがとうございました。またこのプログラムの導入と運営にあたって一方ならぬご支援をいただいた皆さんに心から感謝いたします。本当にありがとうございました。

 厳しい時代ではありますが、こうした素晴らしい人財があれば、どんな困難も乗り越えていけるはずという強い思いを確信できました。みなさん、ともに、よき未来を拓くべく、頑張りましょう。本当にありがとうございました。

新入社員内定者研修を担当しました(20130114)

 先日、都内K社で新入社員内定者研修を担当しました。弊社のアトランティックプロジェクトと言う経営シミュレーションプログラムをベースに2日間で展開しましたが、素晴らしいメンバーとスタッフのみなさんに恵まれて、とても充実したよき学びの場となりました。

 昨日、先方の担当スタッフの方から、参加メンバーのアンケート結果をいただいたので、一部ご紹介しましょう。

新入社員内定者研修”アトランティックプロジェクト”感想】

・初日は非常に緊張していましたが、終わるころには終わるのが惜しいような、すがすがしい気分で終わることができました。内容自体もチーム全体でコミュニケーションを図るもので、同期の方々とも大いに親睦を深めることができました。研修を通して、ますます入社への期待が高まり、仕事への熱意を改められたと思います。

・2日間という短い期間で、初対面の方とこれほどまでに絆が深まったことはなかった。最初はぎくしゃくしていたが、いつの間にか溶け込んでいて、信頼関係が多少なりとも生まれていたと感じたことも印象に強い。それほどまでに濃い内容の研修を受けることができ、満足と同時にうれしい気持ちでいっぱいである。

・非常にためになる研修であった。実際の業務で役に立つだけではなく、コミュニケーションをとるうえでの心構えも身についた。また、自分自身についても考えさせられることが多く、これから社会人になるという意識と責任をより強く感じるようになった。

・全体的に大変面白い上に、勉強することの多い、濃密な時間を過ごすことができた。ゲーム感覚の作業を夢中で取り組んだからこそ、いつの間にか得て実行していた重要なファクターを頭で理解し、行動で吸収できたのだと思う。またコミュニケーションをとる機会が多かったのも、チームで働くために必要なスキルを向上させる助けになっていたのだと思う。

・研修と聞き、ビジネスマナーや業界の知識など、勉強勉強というイメージを持っていたので意外であった。講師の方のお話を聞いたり、チームで意見交換したり、手作業をしたりと、長時間にもかかわらずメリハリがあり、どのセッションも集中して取り組めた。自分自身を見つめることも多く、一つの成長の足掛かりとなった。

・多くの先輩や内定者の方々とかかわることができ、「この方々と一緒に仕事をしたい」という気持ちがさらに強くなりました。

・他の内定者と親睦を深めることができ入社前の不安がなくなりました。

・実際に皆と一緒になって行動できたことは良い経験となりました。研修前に少なからず不安を持っていましたが、また春に集まることが楽しみになりました。

・参加前は、チームに迷惑をかけないだろうか、コミュニケーションは図れるだろうかなどネガティブなことを考えていたが、進行に従っていたら、その不安はいつの間にか無くなっていた。チームで議論をしたり作業をしたりするのが、こんなにも楽しいことなのかと思う機会が何度もあった。最終日にはこのチームで何か仕事がしたいと思えるくらい、コミュニケーションも図れたと思う。本当に貴重で素晴らしい体験をすることができて、大変満足している。

 

 内定者のみなさん、素敵な感想をありがとうございました。私も、決して器用ではないけれども、さわやかで誠実な皆さんと共に学ぶことができて、とてもうれしく思っています。

 勝負は入社後です。それまで、くれぐれも健康を大切に、しっかりと単位を取って、万全を期して4月を迎えてくださいね。みなさんなら必ず成功できる。私が保証します。実社会は決して甘いところではありませんが、共にがんばりましょう。応援しています!

内定者研修を担当しました(20121031)

先日、都内K社の内定者研修を担当しました。プログラムは、弊社新入社員研修アトランティックプロジェクトをアレンジして実施しました。概要は以下の通りです。

【K社内定者研修”アトランティックプロジェクト“概要】

<テーマ>自分らしく魅力的に輝くビジネスパーソンに向けての第一歩を踏み出す。

<ねらい>

 1.企業活動の全体像を理解する。

 2.コミュニケーションとチームスキルを高める。

 3.プレゼンテーションスキルを高める。

 4.キャリアヴィジョンを定める。

<内容>

セッション1「キックオフ編」

  ・企業活動の全体像

  ・コミュニケーションの重要性と改善方法

セッション2「プロジェクト編」

  ・効果的な仕事の進め方

  ・企業財務の仕組みと見方

  ・組織の仕組みと効果的なポイント

セッション3「プレゼンテーション編」

  ・プレゼンテーションの基礎

セッション4「キャリアヴィジョン編」

  ・自信と誇りの重要性

  ・キャリアヴィジョンの重要性と作り方

  ・私のキャリアヴィジョン

 

 内定者のみなさんは、24名。皆さん厳しい就活戦線を勝ち抜いた精鋭たちです。研修の冒頭から、かれらの愛嬌と誠実さが発揮されており、初対面にもかかわらず、よく周囲に気づかいコミュニケーションを積極的にとっている様子がよくわかりました。この講座で、何かを学んでみたいなという気持ちがよくわかり、私としても、とてもうれしく、ありがたい状況でした。

 講座が始まってから、のちの展開も、2日間の長丁場でしたが、学生のみなさんも、嫌な顔一つせずに講座に集中し、彼ら彼女らのヒューマンスキルと問題解決スキルがいかんなく発揮されて、困難な課題を見事に乗り越えながら、大切なことを学んでくれました。

・輝く企業人の要件は、自信とコミュニケーションと高い志であること。

・どんなに問題解決能力のある新入社員でも、職場でかわいがってもらわなければ使い物にならないということ。だからこそ、自らコミュニケーションの努力が必要であること。

・仕事につまらない仕事など存在しないということ。どんな末端の仕事であっても、経営には無くてはならない重要な仕事なので、しっかりと真剣に丁寧にやり遂げることが必要であること。

・自分も、捨てたものではない。本気を出せば、本当に良い仕事ができる力があるということ。

・かかわればかかわるほど関係は深まり、信頼すればするほど信頼関係は深まるということ。

・胸に大きな志を持って熱く生きることが大切だということ。

・志に向けてあきらめず前に進めば必ず道は開けるということ。乗り越えられない壁などないということ。

 

そうしたメッセージを講座を通してしっかりと学ぶことができたのではないかと思います。本当に充実した素晴らしい講座でした。

一方ならぬ形で研修をバックアップしてくださったスタッフのみなさんに、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。また、共に学んだメンバーのみなさんにも、心から感謝申し上げます。本番はこれから。しっかりと卒業して、4月の本番に備えてくださいね。みなさんでしたら、必ず出世していきますよ。私が保証します。共にがんばりましょう!

組織風土診断結果説明会を担当しました(20121024)

 先日は、組織風土診断結果説明会を担当しました。当該企業さんの全経営陣が集まって、すでに行われている組織風土調査結果について、理解と探求を深め、今後の方向性を検討することがテーマとなります。

 会場は、福島の郡山です。普段から様々な要因で苦労されている福島支部の方々も交えながら、福島の現状についての情報共有も行われました。

 いろいろとお話をお聞きしましたが、福島は、やはり、本当に大変です。体験している痛みや困難は、並大抵ではありません。いろいろな要素がありますが、最も困難な要素は、”まだ終わっていない”ということ。災難は、現在進行形であり、この先の見通しもつかない状況であり、事態は刻一刻と悪化している状況なのです。

 経済状況的には、震災3県のうち、2県は、あらかた震災前に戻っているとのことですが、福島だけは戻っておらず、この先も戻る見通しがつかない状況です。そんな中で、福島でふんばって頑張っている人たちがいて、そんな人たちに、本当に頭が下がる思いでした。

 風土診断から見えてきた当該企業さんの特徴は、職人気質であるということ。今回こうした場でかかわって、ますます当社は、良い意味での職人肌の会社さんなんだなということがよくわかりました。自分の仕事に誇りを持って、現場を最も大切にして、現場で働く人たちを大切にして、良い仕事を成し遂げていくことに情熱を傾けている。上を見るのではなく、しっかりと現場を見る、権威になびくのではなく、現場の都合を最優先する、理屈ではなく人の気持ちや真実を重んじる。だから、小細工や小賢しさは通用しない会社なのです。みな真剣なのですよ。一見とっつきづらく気難しく感じるのですが、実に爽やかで情熱的でまじめなのです。不器用で誤解されやすいのですが、まっすぐで真剣なハートで生きているのです。

 福島の報告の中で、こんな報告がありましたね。あの大震災の中、一人も退職した人や職場を放棄した人がいないそうです。あのときの恐怖は、相当大きくて、私は、震災後、すくに西に逃げてしまいましたが、ここ福島で、一人もそういう人がいなかったそうです。相当なプロ意識と使命感がなければできないことだと思います。私は、心からそうした職人気質を持った社員の人たちを尊敬しましたね。

 1日かけて、会社の現状と今後の方向性について、多くの経営陣の方々と真剣に探求していきましたが、実に充実した場となりました。こうした素晴らしい経営陣がいる会社は、必ず成長していきますね。私はそう確信しました。こうした素晴らしい会社にかかわれていることを大変光栄に思っておりますし、今後もますます良い貢献ができればと願っております。

 スタッフのみなさん、参加メンバーのみなさん、本当にありがとうございました。今後もいろいろ大変な環境には変わりありませんが、力を合わせれば、大丈夫。共にがんばりましょう。

新入社員フォローアップ研修を担当しました(20121010)

 先週、新入社員フォローアップ研修を担当してきました。プログラムは、弊社経営シミュレーション実習アトランティックプロジェクトをベースに置いたオリジナルのプログラムです。概要は以下の通り。

【新人フォローアップ研修プログラム概要】

(テーマ) 「力強く輝く中堅社員に向けての第一歩を踏み出す。」

(ねらい)
    ①入社から現在までを振り返り自分の課題を整理する。
      ②企業経営の全体像を学び、全体から見た自分の役割を理解する。
   ③本音で関わる対話力を高める。
   ④自己理解を深め、自分の長所と短所を把握する。
   ⑤力強いキャリアを導くキャリアヴィジョンを設定する。

(日程)2日間

(プログラムの内容)

セッション1「入社から現在までを振り返る」セッション5「ヴィジョンを作る」

セッション2「企業経営の全体像」 

     実習「アトランティックプロジェクト」

セッション3「本音で関わる対話力」

     実習「高価な薬」
  
セッション4「自己理解を深める」

     実習「15人の勇者」

セッション5「力強いキャリアをはぐくむキャリアヴィジョンの設定」

 

 当社とは、新入社員導入研修でも担当させていただいており、メンバーとは、半年ぶりの再会となります。再会して感じたことは、顔つきがしっかりしてきたということ。入社後の半年は、メンバーにとって相当な体験だったのでしょう。磨きに磨かれて、立派な社会人のたくましい顔つきになっていました。

 2日間にわたる研修だったのですが、いろいろと話をお聞きすると、現場では、すでに技術者のプロとしての期待を寄せられており、多くの失敗をしながらも、何とか勉強し、本当にプロとして現場で活躍しているとのことです。

 当社は、人を大切にする方針を明確にしており、そのような風土的な基盤があるからこそなのでしょうが、見事にしっかりと育っているのを目撃すると、本当にうれしくなります。

 本プログラムは、新人の厳しい時期、ややもすると心が折れそうな時期に、自分自身を見つめ、自信を回復し、前向きな気持ちを取り戻し、大きな志を持って職場に戻って行ってもらうことをテーマとしておりますが、参加メンバーやスタッフのみなさんの気持ちのよい協力と参加によって、本当によき学びの場となりました。

 スタッフとメンバーのみなさん、本当にありがとうございました。

 実は、本プログラムは、当社の新入社員が多かったので、同じプログラムを2回に分けて実施することになっております。先週は、その第一回目だったのですが、明日からその第2回目を実施します。

明日からも、懐かしいメンバーと再会できて、ともによき勉強ができます。とっても楽しみです。講座が、充実した素晴らしいエネルギーの場となるよう、頑張りたいと思います。

 

志望動機ブラッシュアップ講座を担当しました(20120710)

短大で、志望動機ブラッシュアップ講座を担当しました。概要は以下の通りです。

 

【志望動機ブラッシュアップ講座】

テーマ「志望動機に磨きをかけて、就活戦線に立ち向かう力を強める。」

 

ねらい

 ①就活を勝ち抜くために必要な心構えを学ぶ。
 ②志望動機を見直し、不足を補い、内定につながるパワフルな志望動機にブラッシュアップを図る。

 

プログラムの内容

  セッション1「就活を勝ち抜くために必要な3つの要素」

   ・自尊心の重要性

   ・志とヴィジョンの重要性

   ・準備の重要性

 セッション2「必勝の志望動機の書き方」

   ・D動機(就社志向、ぶら下がり志向)とB動機(就職志向、プロ志向)

   ・キャリアヴィジョンの重要性

   ・事前調査の重要性

   ・志望動機ネタは、机上ではなく足でかせげ。

   ・志望動機の全体像(志‐ヴィジョン‐自己PR‐企画案としての志望動機)

   ・効果的な志望動機の書き方

 

 

 受講してくれた学生たちは、7月上旬の現時点で、就活がまだ終了していない学生たちです。いろんな苦い体験を経て、少々打疲れている様子も見受けられました。本当に厳しい戦いの中で、孤軍奮闘しているのです。疲れるのも当たり前です。

 なんとか役に立ちたいと願い、今回の講座でも、できる限りの応援をしたつもりです。今回の講座が、学生たちの最強最善の内定獲得に向けての後押しとなることを願っています。彼女たちにとって、最高の未来が開けますように!

 最後に、書いてくれたアンケートをご紹介しましょう。

<志望動機ブラッシュアップ講座アンケート>

・私は普段、自分に自信が持てないことが多いため、今回のセミナーに参加してお話を聴き、少し勇気付けられました。志望動機を考える際のコツも教えていただいたので、企業研究をしっかりと行い、取り組みたいと思っています。

・今まで満足のいく志望動機が書けず、自信を持って就活に臨むことができなかったのですが、今回の講座を受けてどうゆう志望動機を書けば魅力的なものになるのかが良く分かりました。これからは自信を持って強気で就活を進めていきたいと思います。

・自信が少しつきました。次のしめきりがせまっている。ESと履歴書を今回の方法で書こうと思います。

・モチベーションを下げてしまったことがもったいなかったと思うほど、前向きに就職活動をしていきたいと思うようになりました。企業研究を徹底的に行います。

・志望動機の細かい構造についてや質問されるであろう答えに対しての答えをしっかりと考えてよく重要性を知ることができました。

・書き方についていつも悩んでいたけれど、「夢」や「ヴィジョン」を明確にして、3年目には何がしたい!というような目標を立てて説明すると、印象に残りやすいのだなと例文を読んでみて感じました。これから、どのように志望動機を書けばよいのか、イメージをつかむことができました。

・必要な心構えなど知ることができて良かった。志望動機をきちんと見てもらえて欠点を見つけてもらえてよかった。

・面接が近いので、本日教わった志望動機の書き方を参考に、「夢」や具体的な「ヴィジョン」をもう一度練り直して、面接官にいくら突っ込まれても困らないように話す内容を明確にしておきたい。

 

みなさん、素晴らしい感想をありがとう。皆さんのこれからの大成功を祈っています。皆さんならできる。応援しています、頑張ってくださいね!

プレゼンテーション研修を担当しました(20120703)

都内k大学でプレゼンテーション研修を担当しました。研修の概要は以下の通り。

【プレゼンテーション研修概要】

(テーマ) 「プレゼンテーションのスキルを高める」

(ねらい)
   ①プレゼンテーションの基礎を学ぶ。
   ②プレゼンテーションのスキルを高める。

 

(プログラムの内容)

セッション1「プレゼンテーションの基礎」

  ・プレゼンテーションとは、メッセージを相手のハートに届けること。PPテクではない。

  ・プレゼンテーションに必要な心構えは、①自信 ②リラックス ③誠実さ

  ・プレゼンテーションの技術とポイント

  ・プレゼンテーターに必要な要素

セッション2「プレゼンテーションのスキル」

    実習「フォーチュンプロジェクト」

 

 半日という短い時間でしたが、素晴らしいメンバー、スタッフとともに、とっても素敵な楽しく充実した学びの場を体験することができました。

 研修は、前半にプレゼンテーションの基礎について学び、その後、体験実習を通してプレゼンスキルを磨いていく展開となります。

 若者たちにとって、難関の一つであるプレゼンテーションについて、さまざまな体験を通して様々な気づきや学びを得ることができたのではないかと思います。

 ・プレゼンテーションとは、メッセージを相手のハートに届けること。

 ・歴史上の名プレゼンは、たいていの場合、シンプルで素朴。

 ・売れてる営業やプレゼンは、決して技巧的ではない。

 ・売れてる営業やプレゼンは、シンプルで、分かりやすく、心に響く。

 ・大切なことは、カッコつけやテクニックではなく、誠実さである。

 ・大切なことは、形式ではなく、信頼関係である。

 ・プレゼンテーターに必要なことは、完璧さではなく、発展途上の自分を信じる自尊心である。

 ・良いプレゼンテーションに必要な最低限のポイント(目的、脚本、裏付け)

 ・前を向き、目をそらさずに、大胆に表現すること。

 ・誠実さは、どんなテクニックをも凌駕する。

 ・完璧じゃなくとも大丈夫、発展途上の自分を信じて堂々と表現しよう。

 

 当日は、素晴らしいスタッフ、メンバーに恵まれて、充実した講座となることができました。素晴らしいメンバー、そしてスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

チームワーク研修が終了(20120626)

 全3回にわたるチームワーク研修が終了しました。本プログラムは、大学のサークルのファミリートレーニングとして実施したプログラムであり、1日のプログラムを全3回にわたって実施しました。先日、その3回目が終了したところです。

 サークル内のコミュニケーション活性化し、より強く活躍できるサークルへと成長を遂げることをテーマとした研修でしたが、素晴らしいメンバーとスタッフの皆さんとともに、素晴らしい時間を共有し、より高い成長に向けてのきっかけづくり、第一歩とすることができたのではないかと思います。

 参加したメンバーの感想をご紹介しましょう。

チームワーク研修感想】

・今回は、このチームワーク研修で部の中の雰囲気がとても変わったように思います。夏合宿を迎えるにあたって、この研修を部で受けたことができて本当に良かったです。ありがとうございました。

・特に印象に残ったことは、皆が納得のいくまで話し合えば、よい結果につながるということです。今まで、私もあまり意見を言わないので、多数決とかで決めていたなと反省しました。

・今日学んだことを、日々のサークル活動に活かしていこうと思いました。1年生も入って、部員数が増えたので、意思の疎通が少し難しくなってきたので、今日やったプログラムなどの一部を実際に実践してコミュニケーションをとっていきたいです。

・私はネガティブ志向な人間であったので、ポジティブ思考はできる人間のたわごとだと考えていた時期があったが、ネガティブ志向は嫌な事への自己保身、受身な姿勢だったのだなぁとしみじみ思いました。感情論でなく理論的、経験談からよく実感できました。

・「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聴く」ことの大切さを感じ、どうやって折り合いをつけるか、と言うことを学ぶことができました。「他人を思いやる」ということを常に考えていたいと思いました。

・とても良い経験になりました。つっかかっていたことがすっきりして、少し自分に自信を持てるかもしれないです。マイナス思考を努力でプラスに変えていきます。ありがとうございました!

・最近は、サークル活動に対して消極的だったし、リーダーであることを重く受け止めて、マイナス思考だったけど、ありのままの自分で、もっとみんなを理解したり、信頼し合ったり、チームのメンバーひとりひとりが大きな人になっていけたら良いなと思いました。ありがとうございました。

・まわりは意外と私のことを見てるんだと思いました。逆に私が相手を分かっているようで、理解できていなかったことがあるんだと気付かされました。意見が言える新しい自分と出会えました。

・普段、練習会で顔を合わせている同期や先輩方と、このようなチームワークの作業をすることによって、初めて知ったこともあり、いつもより打ち解けた感じで話ができたので、とても良い機会でした。

・今日は、一日ありがとうございました!最近、自分の可能性を殺してしまうような考え方をしていて。落ち込んでいたのですが、今日の研修で、一言じゃ表せないほどすばらしい体験を経て、前向きな気持ちになれました。

 

メンバーのみなさん、素敵な感想をありがとうございました。皆さんとともに学んで感じたのですが、皆さんは、間違いなくこれからもっともっと成長し、強くなりますよ。私が保証します。ちっちゃく萎縮するのではなく、堂々と自分らしく勇気を持って可能性に立ち向かっていきましょう。皆さんなら、本当にそうしたい未来を開けますよ。心から応援します!ありがとうございました。

チームワーク研修を実施しました(20120613)

 先日、K大学で、チームワーク研修を担当しました。チームワーク研修は、初めて実施したユニークなプログラムであり、大学のサークルを対象として、サークルのチーム力を高めることをテーマに、サークルメンバー全員でファミリートレーニングを展開するという企画です。

 6月中に、全3回を実施することになっており、先日実施したのは、その第一回目でした。第一回目は、3サークルのメンバーが集まり、サークルごとにチームを作り、人数の多いサークルは分割し、全部で5グループで実施することになった次第です。

 講座の概要は、以下の通りです。

【チームワーク研修概要】

<テーマ>「チーム力を高める。」

<ねらい> 1.コミュニケーションのスキルを高める。

        2.チーム力を引き出す「前向きな考え方」を学ぶ。

        3.チームワークのスキルを高める。

 

<プログラムの内容>

セッション1「コミュニケーション・スキル」

  ①コミュニケーションの重要性

    実習「意外な私」

  ②信頼関係と創造性

    実習「絵によるコミュニケーション」

セッション2「チームの力を引き出すポイント」

    実習「ロスト イン スペース」

セッション3「チームワーク・スキル」

 ①力強いチームを作るためのポイント

     小講義「未来を拓く前向きな生き方」

 ②チーム力を高める

       実習「ポスターを復元せよ」

 

 参加してくれたサークルやメンバーは、普段から、良きチームとして活躍している仲間であり、意識が高いメンバーでもあります。ですから、会場は、最初から楽しく和気あいあいとした雰囲気であり、プログラム全体も、非常にエネルギッシュで集中度が高く、元気で明るく、意義深い学びの場となることができました。

 受講してくれたメンバーが、感想を書いてくれたので、ご紹介します。

 

【チームワーク研修感想】

・チームは、一人ひとりの意見や、協力すること、相手のことを考える大切さがわかりました。これから楽観的にみんなで意見を出し合えるチームにしていきたいです。

・「自分に自信をもてば、自ずと結果はついてくること」「人生は、栄光も悲劇も自分自身で作ることができる。」「人に投げかけられないことは、自分にも投げかけられない」ことを学んだ。

・リーダーシップは、一人でするものではなく、個人がしっかりするということだということ。頼るばかりでなく、自分もしっかりとして○○部が良い雰囲気で活動できたら良いと思った。

・チームの主将としてまとめるのに苦戦したり思うように行かないことが多く悩んできました。今回、コミュニケーションの仕方だったり、さまざまなことを教わったので、それらを活かして「懸念」を解消して今年絶対3部昇格します。

・まだ入ったばかりのサークルだけど、仲良くなる機会にもなったし、すごくためになるお話が聞けました。

・今回は、部員のほとんどが参加したので、普段部活では見られない一面を見ることができてとっても楽しかった。お互いに高め合うことで、ますます良い関係が築けたのではないかと思います。

・相手の意見をしっかり聞いて理解することがとても大切だと感じました。また、自分の意見も理解されるよう分かりやすい言葉や内容で話すことも重要だと思いました。何事も悲観的ではなく、楽観的に考え、周りの人にも良い影響を与えられるような人になりたいです。

・この部活のメンバーに出会えてよかったと思いました。これから、今日学んだことをいかして、よりよいチームにしていきたいです。

・個人での考えでは不足がたくさんあっても、皆で意見を出し合うことで、1つの物事も様々な角度から見ることができると学びました。

・部活動でしか会わない部員たちの良いところを発見できた。

・ピンチ、チャンスは準備ができていないと来ないって言う言葉は、まさにそうだと思いました。しっかりみんなと一緒に楽しく仲良く精いっぱい準備したいと思います。

・正直、今日何をやるのかが分からないできたので、めんどくさいなと思っていましたが、こんなに学ぶことができて、本当に良かったし、自分のこと、チームのことで新たに発見することもできました。

 

メンバーのみなさん、素敵な感想をありがとうございました。蛇足ですが、アンケート結果は、満足度が10段階評価で、9.96。つまり一人が9で、後全員が10をつけてくれました。こんなこと初めてです。メンバーたちにとってもスタッフや私にとっても本当に楽しい時間だったのだと思います。すばらしいメンバーたちとスタッフの皆さんに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました!

まだ2回ありますので、今後もがんばります!

 

アトランティックプロジェクトを担当しました。(20120424)

2日間にわたって、労働組合の研修として、アトランティックプロジェクトを担当してまいりました。概要は以下の通りです。

 

【K労働組合研修アトランティックプロジェクト概要】

<テーマ>

コミュニケーションを図り、チーム力を高める。

 

<内容>

第1部「キックオフ編」

第2部「プロジェクト編」

 

 本講座は、実は、昨年度に実施する予定だったのですが、東日本大震災の影響で一旦中止となり、今年になって、再び企画がよみがえって実施することができたプログラムです。

 また、通常のアトランティックプロジェクトは、損益計算も含めた経営シミュレーションとなっておりますが、今回は、組合向けのプログラムと言うことで、損益計算の部分をカットして、純粋な組織実習、プロジェクトチームシミュレーションとして改造し、実施しました。

 メンバーの皆さんは、クールで知的で、かつ、熱い情熱をハートに持った方々であり、プログラムの展開とともに、ほぼ初対面のグループでしたが、最終的にはファミリーの様な温かく熱く優しい雰囲気のチームとなりました。

 プロジェクトを成功させたときの達成感と会場に響き渡る喜びの声がとても印象的でした。

  さまざまなご協力を頂いて、2日間のプログラムは、充実した元気いっぱいで楽しく意義深いものとなったのではないかと実感しております。

また、プログラムを遂行する上で、スタッフの皆さんの並々ならぬご協力を頂き、ご支援と丁寧できめ細かいご協力を頂いて、本当にありがたく、ご献身に感動いたしました。皆さん、プログラムの成功にかける意気込みが大きく、情熱を共有できた実感があります。素晴らしいスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。