昨日打ち合わせに行った企業さんは、3年前から新入社員研修でアトランティックプロジェクトを導入いただいておりますが、最近人事のご担当が変わり、新たに採用教育担当になった担当者の方は、昨年度アトランティックプロジェクトを受講していただいた元新入社員の方なのです。早いもので、昨年とは違い、もうすっかりとベテランの雰囲気を持ち、しっかりと仕事に携わっていらっしゃいました。打ち合わせの中で、昨年の新入社員研修の感想をお聞きしたら、「アトランティックプロジェクトが、一番印象に残っており、良い勉強をしたと思う」とおっしゃっていただけたのでした。面と向かって悪口は言えないこととはいえ、過分な感想をいただいて、大変光栄であると同時に、コンサルタント冥利に尽きる思いでした。こうした喜びがあるからこそ、この仕事はやめられませんね。これから4月にかけて新入社員研修が続きますが、今年度も大きな感動と良き学びの場を提供できるように頑張りたいと思います。
新入社員研修打ち合わせラッシュ(20100310)
ここ数日新入社員研修向けの打ち合わせが立て込んでおります。弊社では、アトランティックプロジェクトという体験型の新入社員研修プログラムを発表しておりますが、そのアトランティックプロジェクトをご利用いただけるお客様と詳細な打ち合わせを詰めているところです。
アトランティックプロジェクトは、個人的にとても思い入れのあるプログラムであり、大好きな経営シミュレーションプログラムでもあります。せっかくご利用いただける企業さんにとって最高のプログラムとなるように全面的にバックアップできればと思っております。4月の本番に向けて、頑張ります。
在り方の重要性
理想郷が自分を幸せにしてくれるんじゃない。
幸せな自分のまわりに、理想郷が作られるんだ。
「いまここ」阿部敏郎より引用
涙の理由
トヨタの代表、豊田章男氏の涙に共感しましたね。
一連の騒動を受けて、米公聴会に出席しなければならなくなってしまったこと、事情が事情だけに仕方がないのですが、心境的にはとても厳しいものがあったと思います。
そんな公聴会の後で、トヨタアメリカの系列販売店やケンタッキー工場の従業員が集まった集会に参加して挨拶をする際、参加者の予想外の思いやりの拍手と勇気づけられる言葉を受けて、「公聴会で私は一人ではなかった。あなた方や世界中の同僚がともにいてくれた」という挨拶をする際に、感極まって涙が出てしまったわけですが、私は、その涙にぐっとくるものがありました。苦しい時にはお互いに助け合うという古き良き企業の風土、忘れていたけれども企業経営にとってとても大切な思いやりや温かい人間性を垣間見た思いがしたのです。
帰国後、章男氏は、涙の理由についてこう語ったそうです。
「自分が守ろうと思っていたが、実は守られていたのは自分だったと実感したがゆえに図らずも涙が出てしまいました。」
社員を守ろうとして気丈にも孤独な戦いを敢行しようとしたけれども、実は守られていたのは自分だったことを実感したとのこと。それを実感された時は、とても深い感動を覚えられたんだろうと思います。
なんだかんだ言ってもトヨタは日本を代表する会社です。私はトヨタのプリウスに乗っていますが、言われているような不具合は全く感じませんね。何となく、あまりの成功に、嫉妬、言いがかりをつけられている感もあります。
いちユーザーとして、ぜひ今回の出来事にめげることなく、頑張ってほしいと思いました。
そして、豊田章男氏もおっしゃっていましたが、「車を愛し、地球環境に貢献する会社」という理想が実現されて、それこそ新しい人間性の時代をリードする素晴らしい誇り高い会社となられることを祈ります。
だるま市で商売繁盛祈願
調布にある深大寺のだるま市に行ってきました。
毎年3月の上旬に開催される市で、ここ5年くらい毎年恒例行事として来ています。5年前は、売り上げがなく、最悪の経済状況だったときに、気晴らしに来て小さなだるまさんを買ったのですが、そのころを境に、最悪期を脱し、業績が上向いてきたのです。それ以来ゲンを担いで毎年来て、少しずつ大きなだるまさんを購入するようになった次第です。
ここでだるまさんを買うと、お坊さんが梵字で目を入れてくれるのです。
そして、目を入れてくださっただるまさんが、こちらです。
なかなか立派な顔です!どうか本年度もたくさんよい仕事ができますように!
友人が訪ねてくれました
昨日は、友人Fさんが訪ねてきてくれました。Fさんは、会社の経営にもかかわっていただいている大切な友人です。昨日は、私の奥さんのひな祭りのお祝いと称して、遊びに来てくださった次第です。
私どもの幸運なところは、素敵な友人に恵まれているということ。楽しいかたらいの合間には、仕事の今後の方向性なども話し合い、夢が膨らんだ思いです。今後も、素晴らしい友人たちとともに、良い仕事を末永く末広く続けていきたいと思います。Fさんありがとうございました!
キャリアアドバイザーを担当しています
毎週火曜日は、J大学のキャリアアドバイザーを担当しています。今日も午後からの担当となります。
3月は、就活の前半の山場です。4月の内定獲得に向けて、学生たちも正念場です。学生たちが、全力で戦えるように一生懸命に支援をしていきたいと思います。
では、頑張ってきます。
幸福度調査実施へ
幸福度調査、実施へ 朝日新聞2010年3月1日 朝刊
鳩山由紀夫首相は28日、菅直人副総理や仙谷由人国家戦略相、松井孝治官房副長官らと首相公邸で協議し、6月に予定している新成長戦略のとりまとめに向け、国民の「幸福度調査」を実施することを決めた。仙谷氏は「成熟社会の成長の意味を考える」としており、今後、調査の方法や項目を早急に詰める。
協議後、仙谷氏は「単なる数字のGDP(国内総生産)だけじゃない成長をどう作っていくか。そのために実感として、国民が何をどのように感じ、思っているかをどのように調査できるかを話した」と記者団に語った。
「幸福度」については、フランスのサルコジ大統領が昨年、GDPの計算方法を見直し、長期休暇や環境への貢献などの「幸福度」の指標を加える考えを表明している。(岩尾真宏)
成長戦略の指針として新たに幸福度を加えようとするアイデアですが、とても素晴らしいことだと私は思います。こうした調査を実施して、政策などに反映させる仕組みができ始めたら、社会が大きく変わっていくかもしれませんね。経済は、もちろん大切ですが、強欲さを追求するあり方には、多くの人たちが嫌悪感を感じ始め、そのようなあり方を推し進める従来型の資本主義のありようを否定し始めています。どんなにお金を持っていても、幸福感を感じることができないのならば、何の意味もない。大切なことは、生きている喜びや平和、家族や友人との愛や人間らしい成長を実感できることなのだろうと思います。そんな社会を目指しての第一歩になることを祈りたいと思います。
愛が起こるとき
思考は、その感情的で感傷的な中身ともども、愛ではない。
思考は常に、愛を否定する。
思考は記憶に基づいている。しかるに、愛は記憶ではない。
思考は、その本性上、分離的なものである。
時間と空間、分離と悲嘆の感覚は、思考過程から生まれる。
それゆえ、思考過程が終わるときに初めて、愛がありうるのである。
「生と覚醒のコメンタリー」クリシュナムルティ
高校生内定率過去最大の下落
高校生の内定率5年ぶり低水準=文科省 時事通信 2010年02月24日
今春卒業を予定する高校生の就職内定率が昨年12月末時点で前年同期比7.5ポイント減の74.8%だったことが23日、文部科学省の調査で分かった。この時期の内定率は2年連続で悪化し、下落幅は過去最大。最近では2004年12月末に次ぐ低い水準となった。
調査は、教育委員会などを通じ全国の高卒予定者の状況をまとめた。就職希望の18万3223人のうち、内定を得たのは13万7128人。残る4万6095人は就職先が決まっていなかった。
内定率は男子が7.3ポイント減の79.7%、女子が7.8ポイント減の68.5%。都道府県別では沖縄の46.0%から富山の91.0%まで差が付いた。
学科別にみると看護科が50・0%、普通科が65.1%で苦戦。高かったのは工業科の88.4%、福祉科の80.6%などだった。 (了)
高校生の内定率の下落幅が過去最大で、2004年に次ぐ低い水準となったとのこと。今年の就活生は、とてつもない逆風の中で戦い続けなければならない。単に年のめぐりあわせでこうも就活環境が変わると何とも理不尽なものを感じてしまいます。しかし、苦あれば楽あり、痛みは成長への糧となるとも言われており、きっと就活生の苦労は、意味のないものではなく、将来の大きな幸せに必ずつながるものと信じて応援していきたいと思います。
ただ、長年就活生の応援の仕事をしてきた私にとっては、人生が、こうも企業や経済環境に振り回されてしまうということに、少々憤りを感じてしまいます。学生たちも、自分のキャリアを考える上で、会社に頼る生き方だけではなく、自分自身の力で生きる生き方、たとえば、起業、個人事業、農業、職人、専門家、などの個人の力で生きる生き方を模索する必要があるように思えます。
独立自尊、福沢諭吉さんが若者たちに伝えたメッセージですが、まさに現代、この独立自尊の精神が必要なのかもしれません。「あてになるのは大きな企業や組織ではなく、自分自身である」という考えは、間違いなく真理の一つなのだろうと思います。私自身は、10年ほどサラリーマンを体験したのちに独立しましたが、明らかに幸せなのは、独立後でしたね。確かに所得は不安定になりましたが、使用人の立場から経営者の立場に、振り回される人生からリードする人生に、脇役から主役の人生に、被害者意識の人生から幸せを実感する人生へと大きく変わったのです。学生たちにもこの幸せをぜひ実感してほしいですね。社員にしてもらうだけが人生ではないのですよ。自分で人生をつくれる力を人は持っているもの。ぜひ自分の可能性を信じて、早い段階から独立自尊を視野にいろんなことにチャレンジしてほしいと思います。