カテゴリー別アーカイブ: ⑩自尊心

あらゆる心の闇は自尊心の欠如より生まれる‐①

虐待、ストーキングなど、日々のニュースで悲しい事件が頻発しています。

なぜこうした事件が起こるのでしょうか?

様々な視点からこうした事件の原因となる加害者の特徴や心理が研究されています。

私どもは、数ある考え方の一つとして、あらゆる心の闇の根本原因は、自尊感情の欠如より生まれると考えています。

健全なハートは、「自分の存在は、根本的に価値があり、尊ぶに値する大切な存在である。」と感じており、「欠点を含めてありのままの自分を受け入れて愛することができる」ので、それほど嘘や虚飾で自分を飾りたてる必要性も感じないし、「自分の人生は、十分な力があり、今後も何とかなる、大丈夫」と感じているので、それほど強烈に自己防衛を強める必要を感じる必要がなく、また、何かを武器と防具として、自分以外のものに依存する必要性も感じないので、基本的にオーブンでこだわりが少なく、人間関係の場でも過剰な緊張はしません。

しかし、何らかの理由で自尊感情を損ねてしまい、自分はダメ人間で生きる価値などないと強く思い込んでしまった人は、事情が全く変わってしまいます。

自尊心の低い人は、その人の内面で、自分自身を攻撃する思考が常に自分を傷つける言葉を放っており、まさに、自己嫌悪の状態にあります。自己嫌悪と謙虚さとは、全く異なるものであり、謙虚さは健全であり、自分も大切だからこそ相手も大切だと認識していますが、自己嫌悪は自分を全く受け入れずに嫌っているという決して健康的ではない心情です。

そして、自分の内面で起こっているそうした強烈な葛藤は、時を経て、外部へと問題が波及してしまうことになるのです。

自己イメージ(自尊心)の名言集

「苦しいときは私の背中を見なさい」澤穂希

 

「誰よりも自分が期待している。自信がなければこの場にいない。

 重圧がかかる選手であることは誇りに思う。」 

          シアトルマリナーズ イチロー

 

「直球でいいんだよ」 ロバート・デニーロ

 

「老後にとっときます。」(CM出演料の使いみちを聞かれて)

          きんさん、ぎんさん104歳の時

 

レポーター :「長寿の秘訣はなんですか?」

泉重千代:「酒と女かのぉ。」

レポーター :「では、女性はどういうタイプがお好きですか?」

泉重千代:「やっぱり、年上の女かのぉ。」  

(泉重千代さん、120歳の長寿ギネス更新の際のテレビ出演より)

 

「私は、運が良い。」松下幸之助 

 

「自分は自分である。何億の人間がいても自分は自分である。

そこに自分の自信があり、誇りがある。」 松下幸之助 

 

「人間というものは、面白いものであり、不思議なものであり、

  必要のない人間というのはいないのである。」 本田宗一郎

 

「人は心ひとつで鬼にも仏にもなる。」  映画 陰陽師 安倍晴明

 

「最後は自分を信じるしかない。…いいか、自分を信じるんだ!」

          ヒクソン・グレイシー

 

「どうして、自分を責めるんですか?

他人が必要なときにきちんと責めてくれるんだから、

いいじゃないですか。」アルバート・アインシュタイン

 

西郷隆盛「窮屈な役人にならずに、お前さァは何バしなはる?」

坂本竜馬「左様さ、世界の海援隊でもやりましょうかな。」

(明治政府の首脳人事の決定の際)

 

「夢を実現させるための秘訣は、好奇心、自信、勇気、

そして継続性だ。そして自信こそが最も偉大だ。

ひとつのことを信じるなら、全面的に、絶対的に、

疑問の余地なく信じなさい。」  ウォルト・ディズニー

 

「あなた自身を最大限に活かしなさい。

あなたにとって、あるのはそれだけなのですから。」
             エマーソン

 

「仁は愛を主とす。人を愛する、己を愛する、同じく仁なり。」

   吉田松陰

 

「この世は何と美しく、人の命は何と甘美なものなのだろう…。」

 瀬戸内寂聴著「釈迦」より

 

「人境一如(にんきょういちにょ)・自他不二(じたふに)」禅の法話

 

「私は道である。私は真理である。私はいのちである。」

                             イエス・キリスト

 

「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて、冷しかりけり」

   (本来の面目について)道元

 

「私は、自分の障害を神に感謝しています。

私が自分を見出し、生涯の仕事、

そして神を見つけることができたのも、

この障害を通してだったからです。」  ヘレンケラー

 

「人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ。」 手塚治虫

 

武帝「朕に対する者は誰ぞ。」(私の面前にいるそなたは誰だ)

達磨大師 「不識」    従容録(ショウヨウロク)

 

「北冥に魚あり、其の名を鯤と為す。

鯤の大いさ其の幾千里なるかを知らず。

化して鳥と為るや、其の名を鵬と為す。

鵬の背、その幾千里なるを知らず。

怒して飛べば、其の翼は垂天の雲の若し。」(荘子)

 

「あなたは、この世に望まれてきた大切な人。あなたがなんであり、

どこの国の人であろうと、金持ちの人であろうと、貧乏であろうと、

それは問題ありません。あなたは、同じ神様がおつくりになった、

同じ神様のこどもです。」   マザーテレサ

 

「なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。

僕たちはずいぶん遠くまで探しに行ったけど、

本当はいつもここにいたんだ」 メーテルリンク

自信と誇りの重要性⑤ 健全な自信と誇りを持とう

6.健全な自信と誇りを持とう

私たちは、断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。私たちの可能性は無限であり、本気を出せば、どんな人でも途方も無い力を発揮することができるものです。

私たちは、自分らしく輝いて生きるに値する十分な力量と能力を持っています。

そして、地球は広いといっても、私のような顔と体を持っている人は、私一人であり、宇宙の歴史が長いといっても、私の人生は、それがどのようなものであれ、今までも、今後も、たったの一回であり、とてつもなく尊く価値があるのです。

基本的な態度として、自分の力と可能性と価値を信じるべきであると言えましょう。

自分を信じるからこそ、他人も信じることができるでのです。

  自分を大切にすることができるからこそ、他人も心から大切にできるのです。

自分を信じ、大切にして、元気に人事を尽くすものにこそ天命が下るものではないでしょうか。

自分を大切にする生き方こそが、魅力的に輝く活躍する社会人の基本といえましょう。

自分の可能性を信じること、キャリアの主人公としての自分の力を信じること、そして自分をかけがえのない価値ある存在として受け入れ大切にする事、そんな生き方をお勧めします。

 

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自信と誇りの重要性① 人生の基盤となる自信と誇り

自信と誇りの重要性② 自己イメージのネガティブな影響

自信と誇りの重要性③ 自己イメージのポジティブな影響

自信と誇りの重要性④ 日本人の自信

自信と誇りの重要性⑤ 健全な自信と誇りを持とう

 

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自信と誇りの重要性④ 日本人の自信

4.自己イメージとリアリティ

さて、ここで問題となることが、「はたして、自己イメージは、本当のこと(真実)なのだろうか?」という問いでしょう。

結論から申しますと、心理学上では、自己イメージは、決して本当の自分を反映しているわけではないとされています。自己イメージは、自分がそうだと思い込んでいる自分であり、その人の本当の姿と一致しているわけではないのです。

 

5.日本人の自己イメージ

特に、日本人の自己イメージは、諸外国に比べて、矮小で貧弱で、自分に対してとっても手厳しい
というデータが出ております。

財団法人日本青少年研究所の行った高校生の生活意識に関する調査である「高校生の未来意識に関する調査(2002年)」によると日本、中国、アメリカの高校生の自己イメージに関する興味深い意識の違いを読み取ることができます。

内容を見ると、「自分はだめな人間だと思うことがある」という質問に対して、「YES」と答えた生徒の割合が、中国の生徒36.9%、アメリカの生徒48.3%と比較的低いのに対して、日本人の生徒は73.0%と高くなっていることが分かります。

また、「計画を立てるときは、それをやり遂げる自信がある」という質問に対して「YES」と答えた生徒の割合が、中国の生徒73.5%、アメリカの生徒86.3%に対して、日本人の生徒は38.0%
と低くなっていることが分かります。

要するに、日本の高校生の73%が、自分はだめな人間だと思うことがあり、計画をやり遂げる自信のある生徒は38%しかいないことを示しています。

この自己イメージが事実であるならば、事実を人生の基軸としているので問題はないのですが、はたして、これらの自己イメージは事実なのでしょうか。

もし、計画をやり遂げることができる優秀な生徒の割合が、中国人は73.5%、アメリカ人86.3%に対して、日本人38.0%であることが事実であるならば、事実をありのままに認識していることになるので問題は無いのですが、果たしてそれは事実でしょうか?

当然のことながら、まったく事実ではありません。

身長や体重が違ったとしても、もって生まれた才能や潜在性、可能性に違いがあるはずがありません。

人は断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。本気を出せば、一部の天才だけではなく、誰もが素晴らしい仕事を成し遂げる力をまどろませていることは、大脳生理学上の間違いのない事実です。

できないと信じているのは自分だけの思い込みであって、もともと持っている可能性に優劣などあるわけがありません。

しかし、全く同じ人物であっても、一方は「必ずできる!」と信じて、もう一方は「絶対にできない」と信じて長年活動したとしたら、結果には大きな違いが出てきてしまうでしょう。

私たちは、私たちの自己イメージをよく見直してみる必要があります。

「できない」と思い込んでいることは、事実する能力が無いのでしょうか?

「価値が無い」「資格が無い」と思い込んでいることは、いったい誰が決めたことなのでしょう?はたしてそれは真実なのでしょうか?

グリム童話で、呪われてカエルに変えられた王子様のように、自分で受け入れてしまい信じ込んでしまった自己イメージで自分を罰し、投獄してしまい、自分の可能性を閉ざしてはいないでしょうか?

自分の自己イメージを再検討してみましょう。(続く)

 

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自信と誇りの重要性③ 自己イメージのポジティブな影響

②自己イメージのポジティブな影響

しかし、一方で、自己イメージは、人間の偉大で気高い生き方を導くこともあります。

20世紀の卓越した経営者である松下幸之助(パナソニックの創始者)は、その大きな成功を遂げた理由を問われた時に、いつも答えていたことは「私は運が良い」でした。

確かに彼の成し遂げた偉大なる成功の結果だけをみれば、「なるほどそうかもしれない」と思いますが、しかし、松下幸之助の人生を振り返ってみると、決して運が良い人生とは言えない出来事がとても多いことが分かります。むしろ、思いもよらない不幸の数ならば、決して他人と引けはとらないと言えましょう。

しかし、どんな困難に直面しても、「私は運が良い」ことを信じて、決してあきらめることなく努力し、問題に正面から立ち向かっていった結果、とてつもなく大きな成功を切り開いて来たと言えるのです。まさに、自分への信頼が可能性を拓いた事例といえましょう。

次に、尊敬すべき偉大なる先哲がどのように自分自身を認識していたかの事例を書きますので、参考に見てみましょう。

<リーダーたちの自己イメージ>

「誰よりも自分が期待している。自信がなければこの場にいない。重圧がかかる選手であることは誇りに思う。」シアトルマリナーズ イチロー

「老後にとっときます。」(CMの出演料の使いみちを聞かれて)きんさん、ぎんさん104歳の時

「この世は何と美しく、人の命は何と甘美なものなのだろう…。」 瀬戸内寂聴著「釈迦」より

「あなたは、この世に望まれてきた大切な人。あなたがなんであり、どこの国の人であろうと、金持ちの人であろうと、貧乏であろうと、それは問題ありません。あなたは、同じ神様がおつくりになった、同じ神様のこどもです。」  マザーテレサ

いかがでしょうか?

いずれにしても、尊敬すべきリーダー達は、決して自分を卑下したり、罰したり、否定したりすること無く、むしろ、大切にし、心から愛し、信じていたことをうかがい知ることができます。

自己イメージが健全でパワフルである場合、人の輝かしい生き方を導く可能性があるのです。

これまでの事例から、自己イメージは、良くも悪くも、人の健康や職業、生き方、人生の様々な側面に、とても大きな影響を与えるということが分かりました。(続く)

 

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自信と誇りの重要性⑤ 健全な自信と誇りを持とう

 

 

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自信と誇りの重要性② 自己イメージのネガティブな影響

2.自己イメージとは

「あなたは誰ですか?」と問われたら、あなたは、どう答えるでしょう。

きっと名前、性別、職業、年齢、経歴、健康、性格など様々な答えが思い浮かぶことと思います。心理学的には、それらの自分なりの答えを”自己イメージ(アイデンティティ)”と呼びます。

自己イメージは、人生におけるさまざまな経験、周囲からの期待、役割などを通して、自分の内面にはぐくまれていく自画像いえましょう。

 

3.自己イメージが人生に与える影響

この自画像ともいえる自己イメージは、そのあり方によって、その人の仕事、対人関係、家族、健康、性格、など、人生のあらゆる側面に大きな影響を及ぼすと言われています。それが、肯定的なものであれ否定的なものであれ、良くも悪くも相当大きな影響を与えることになるのです。

以下、自己イメージが与える影響について探究していきましょう。

 

①自己イメージのネガティブな影響

まずは、否定的な自己イメージが本人に与える影響について事例をご紹介していきます。

近年、犯罪が低年齢化しており、少年少女たちが驚くほどの残虐な手口で犯罪を犯す事件が頻発しております。それを受けて、家庭裁判所調査官など有識者が集まり、凶悪少年犯罪の事例を研究し、レポートを発表しました。レポートは、「重大少年事件の実証研究」と題して司法協会より平成13年に出版されています。このレポートによると、凶悪犯罪を起こす少年に共通する特徴の一つとして「自己イメージの悪さ」が挙げられています。

少年が、自分自身を、「価値の無い人間」「愛される資格が無い人間」であると(真実ではないのに)思い込むことによって、対人関係に問題が起こり、結果的に犯罪につながってしまったのではないかと考えられているのです。

否定的な自己イメージは、少年犯罪だけではなく、他の様々な問題の背景にあると考えられています。

近年、幼児虐待に関する事件も多発するようになってきていますが、なぜ、母親が愛するわが子に虐待を繰り返してしまうのか、その理由について様々な調査がなされています。調査の結果、虐待を繰り返す母親に共通する心理的な特徴に、”自尊感情の欠如”があることが分かりました。「自分は愛されてない」「自分は愛される資格がない」「自分に価値があるとは思えない」と心の底で思っている母親たちが、自分自身に厳しく自罰的であるように、自分自身の延長と認識している子供に牙をむいてしまうのではないかと考えられているのです。

また、近年クローズアップされてきたメンタルヘルスの問題、自殺問題、学校における学級崩壊、いじめ問題、など、現代を彩る様々な諸問題の背景に、このネガティブな自己イメージが影を落としていると考えられているのです。

このように、自己イメージが否定的な場合は、人の健康や生き方に重大な悪影響を及ぼす可能性があるのです。(続く)

 

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自信と誇りの重要性⑤ 健全な自信と誇りを持とう

 

 

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自信と誇りの重要性① 人生の基盤となる自信と誇り

単行本『To be Yourself』ヴィーナスアソシエイション出版 より抜粋 )

 

1.自分らしく輝く人生の基盤となる自信と誇りの重要性

人が、自分らしく、幸せに輝いて生きるためには、いったいどんなことが必要なのでしょうか?

知識?体力?お金?健康?

さまざまな考え方があると思いますが、そのたいせつなものの中の一つに、私は、「自信と誇り」があると考えています。

人は、確かに完璧ではないかもしれませんが、決して欠点だらけの無力な存在ではありません。本気を出せば、どんな人でもとても素晴らしいことを成し遂げる力と可能性を持っています。

基本的に自分を大切にすること、自分の人生を信頼できること、前向きであること、そして勇気を持って挑戦していくことは、自分のもともと持っているすばらしい素質や力を引き出す重要なカギであると言えましょう。

ここでは、「自己イメージの心理学」を題材にして、この「自信と誇りの重要性」について解説していきたいと思います。(続く)

 

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自尊心の重要性⑤(最終回) カマスの教え

魚のカワカマスを使った実験があります。カワカマスと餌になる小魚をガラスで仕切ってしまうと、餌を取ろうとしたカマスが何度もガラスにぶつかってしまい、最終的には、捕食をあきらめてしまうのですが、仕切っていたガラスを取り外した後でも、カマスは、餌に食いつこうとはしなくなるのです。

度重なる不快な痛みを体験すると無力感を感じうつ状態となり、普段できることができなくなるという学習性無力感の典型的な実験です。

このことは、かますだけではなく、私たちにも当てはまることなのではないでしょうか。私たちは、多くの痛みを体験して、どんどん萎縮して、小さく小さく回遊するようになってきたのかもしれません。チャンスが目の前にやってきても、「どうせだめだから」「どうせ罠だから」と思い込んで飛びつくこともせずに、ただ、日常の習慣を繰り返してしまっているのかもしれません。

今、私たちは、「自分はこんなもんだ」と思っている自分は、狭い了見で解釈し思い込んでいる矮小なイメージであり、もしかしたら、もっともっと大きい壮大な存在、地球大、宇宙大のスケールなのかもしれません。本来の姿は、想像をはるかに超えるくらいに明るく、元気で、大胆かつ勇敢で、楽しく、思いやりにあふれ、自由で壮大なのかもしれません。

私たちは、自分にしろ他人にしろ、萎縮し、恐怖でトゲトゲしくなった、ちっぽけな姿をその人そのものだと思い込んでしまっていないでしょうか。そのような欠点は、そのひとの本質ではありません。傷つき追い込まれた結果として現れてきた一時的な生傷やかさぶたであって、その人そのものの姿ではありません。人は断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。人の可能性や潜在性は、今見えているちっぽけな姿とは比べようもないほど大きく、想像をはるかに超えて壮大なのですから。

では、どうすれば、どうすれば、他人の欠点ではなく長所を見て、長所を伸ばすことができるのでしょうか?心理学の真理としてこんな言葉があります。

「他人を変えようとするならまずは自分から」

まずは、自分の欠点ではなく、長所を大切にしませんか。欠点をなじるのではなく、長所を伸ばしていきませんか。自分を大切にしませんか。自分を愛を持って受け入れて尊重しませんか。

自分を大切にできるからこそ、他人も大切にできる。自分を愛せるからこそ、他人も愛せる。自分を信頼できるからこそ、他人も信頼できる。本当のところ、自分の潜在性や可能性は、今の想像をはるかに超えて大きいのですから。自分の人生の力強さ、可能性の大きさを大切にしませんか。そんな生き方をお勧めします。

 

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自尊心の重要性①「自尊心とは」

自尊心の重要性②「自尊心を巡る誤解」

自尊心の重要性③「自尊心とプライドの違い」

自尊心の重要性④「欠点は治らない」

自尊心の重要性⑤「カマスの教え」

 

動画「自尊心の重要性」

 

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<関連書籍>

電子書籍『自尊心の重要性』

 

単行本『実践就活マニュアル』

電子書籍版『実践就活マニュアル 第1巻 就活に必要な心構え』

 

<動画「自尊心の重要性」>

①自尊心とその影響

 

②自尊心とプライドの違い

 

③日本における自尊心の現状

 

④自尊心と生き方

 

自尊心の重要性④ 「欠点は治らない」

伝説の打撃コーチと呼ばれる高畠導宏さんは、自分のコーチ体験を踏まえて、「欠点は治らない」と断言されています。彼の指導方針は明確であり、欠点を矯正しようとするのではなく、長所を伸ばそうとするのです。長所を褒め、選手の長所を引き出すことができる的を得た練習方法を工夫し、勇気づけて、ともに練習を繰り返すことで、見違えるように選手が力をつけて、結果的に30人以上のタイトルホルダーを育てることができたのです。

基本的に、人材を育成する方向性として、欠点を矯正するよりも長所を伸ばすこと、自信を砕くのではなく自尊心をはぐくむほうが、結果的に大きな成果につながるといえましょう。影は、目立つので、つつきたくなりますが、日のあたる側面のほうが圧倒的に大きいことを忘れてはいけません。人は、確かに欠点を持っている完ぺきではない存在ですが、断じて無力ではありません。その人の可能性や潜在性は、人の見立てや思い込みよりも、はるかに大きいのです。それをちっぽけにしか見れないのは、リーダーの器量のなさ、自身の勝手な絶望から来る偏見と言えましょう。自分自身に絶望している人は、他人にも可能性よりも絶望を見出します。自分自身を嫌っている人は、他人にも愛すべき長所よりも憎むべき欠点を見出します。リーダーとして、そんな偏見の罠に陥ってはいけません。自分にしろ、他人にしろ、人は、断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。影よりの光のほうが圧倒的に大きく、その潜在性と可能性は、想像をはるかに超えて、壮大なのですから。(続く)

 

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自尊心の重要性①「自尊心とは」

自尊心の重要性②「自尊心を巡る誤解」

自尊心の重要性③「自尊心とプライドの違い」

自尊心の重要性④「欠点は治らない」

自尊心の重要性⑤「カマスの教え」

動画「自尊心の重要性」

 

 

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<動画「自尊心の重要性」>

①自尊心とその影響

 

②自尊心とプライドの違い

 

③日本における自尊心の現状

 

④自尊心と生き方

 

自尊心の重要性③ 「自尊心とプライドの違い」

 日本では、この自尊心と傲慢さは、同じようなものと同一視されてしまっているようですが、英語では、自尊心と傲慢さは、はっきりと言葉で違えて認識しています。自尊心は、Self-esteemであり、傲慢さは、Prideと表現されて、それぞれは、全く違うものであると認識されているのです。

 Self-esteem(自尊心)とPride(プライド)の違いを整理してみると、 次の事が言えると思います。

 

<Self-esteem(自尊心)>

・自信に由来する

・自分の存在そのものを尊いと感じる

・欠点も含めて自分を受け入れられる

・聴く耳を持つ

・失敗にめげずチャレンジング

・基本的に安心

 

<Pride(プライド)>

・劣等感に由来する

・他者と比較して、自分が上(下) と感じる

・自分の欠点の存在を許せず責める

・人の話を聞かない

・失敗を恐れて防衛的、保守的

・基本的に不安

 

○Self-esteem(自尊心)は、自信に由来するのに対して、Pride(プラ イド)は、自信の欠如=劣等感に由来する。

 だから、本当の自尊心は、決して傲慢ではない。礼儀正しい紳士淑女であり、自分も大切にすると同時に仲間も大切にする。 一方、プライドは、本当の自分は欠点だらけで弱く、嫌な奴だと思い込んでいるので、それがばれないように隠したり、逆にあたかも強くふる まったりするので傲慢、うぬぼれとなる。

 

○Self-esteem(自尊心)は、自分の存在そのものに価値があると感じる のに対して、Pride(プライド)は、他者との比較において、自分が上(また は下)と認識する。

 だから、プライドは、自分の価値がいつも他者との比較の中で決定する ので、自分の価値は、常に揺らいでおり、脅威にさらされている。 一方、自尊心は、自分の価値を認識するのに他者は必要ない。 他者がどうあれ、自分の尊さには揺らぎがないのだ。

 

○Self-esteem(自尊心)は、欠点も含めて自分を受け入れて尊重すること ができるが、Pride(プライド)は、自分に欠点があることを許せない。

 自尊心は、発展途上の自分が好きであり、自分が完璧ではなくともそれを自然に受け入れることができる。だから、他人にも完璧さを求めないし、欠点ある他人を快く受け入れる。 一方、プライドは、自分に欠点があることを許せないので、他者から欠点を指摘されると猛烈な恐怖と怒りを感じる。だから、完璧になどなれるわけが ないのに、完璧ではない自分でいることが不安であり落ち着かなく、欠点を隠そうとして傲慢になる。自分の欠点を憎むように、他人の欠点にも敏感で それを嫌う。だから、他人にも完璧さを求め、基準を押し付け、矯正しようとする。

○Self-esteem(自尊心)は、聴く耳を持つが、Pride(プライド)は、分からなくても人に聞けない。

 自尊心は、オープンマインドであり、分からないところがあれば謙虚に他者の言葉に耳を傾け、教えてもらい、結果成功することができる。一方、プライドは、分からないところが自分にあることを他者に知られることを恥じ、恐れて、他者に素直に聞けない。だからわからないままあてずっぽうで事に当たり、失敗する。

○Self-esteem(自尊心)は、失敗にめげることなく、前向きにチャレンジングに生きるが、Pride(プライド)は、失敗を恐れて防衛的、保守的に生きる。

 だから、プライドの人生は、壁を作り、分離感を強め、引きこもり、攻撃的に被害者又は加害者として生きるが、自尊心の人生は、壁を乗り越え、分かち合い、知恵と愛と勇気をもって創造者として生きる。

 

○したがって、Self-esteem(自尊心)は、日常が安心と喜びであるのに対して、Pride(プライド)は、日常が不安と恐怖との戦いである。

 だから、自尊心の人生は、基本的に明るく元気で信頼に満ちている。健康的で、平和で、クリエイティブ。自分らしく勇気を持って人生の冒険に乗り出すことができる。一方、プライドの人生は、素晴らしい自分の潜在性や可能性よりも醜い自分の欠点の存在に焦点が当たり、それを克服することがテーマとなるので、基本的に後ろ向きであり、戦いであり、不安である。本来の自分らしさ、明るく大胆で温かい側面が封じ込められ、生き残りをかける猛々しい本能の側面で生きることになる。本来そうあるはずではなかった痛くみじめな自分らしくない生き方を選ぶことになるのだ。

 

<プライドではなく自尊心を持って生きよう>

 基本的に、人が成長する方向性として、欠点を矯正するよりも長所を伸ばす事、 自信を砕くのではなく自尊心を育む事の方が、結果的に大きな成果につながると言えましょう。

 影は、目立つので、つつきたくなりますが、日のあたる側面のほうが圧倒的に大きい事を忘れてはいけません。人は、確かに欠点を持っている完璧ではない存在ですが、断じて無力ではありません。その人の可能性や潜在性は、人の見立てや思い込みよりも、はるかに壮大です。

 それをちっぽけにしか見れないのは、そう認識す るエゴの器量のなさ、自身の勝手な絶望から来る偏見と言えましょう。そんな勘違いの罠に陥ってはいけません。人は、断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。本気を出せば、どんな人でも素晴らしい仕事を成し遂げる力を持っています。

そんな自分に自信を持って生きてみませんか。

完璧な存在になどなる必要はまったくありません。

「もう少し背が高ければ自信がもてるのだけど・・・」

「もう少し頭がよければ自信が もてるのだけど・・・」

などとけちくさい事を言ってはいけません。

人は、皆、発展途上の存在であり、完璧になどなることは、そもそもできません。

発展途上の自分を大切にしましょう。

発展途上の自分を信じてみましょう。

発展途上とは言え、あなたには今のあなたの想像をはるかに超えた可能性がまどろんでいます。

あなたの人生は思っている以上に頼もしい力があるのですから。

そんな力と可能性を大切にしてみませんか。(続く)

 

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自尊心の重要性①「自尊心とは」

自尊心の重要性②「自尊心を巡る誤解」

自尊心の重要性③「自尊心とプライドの違い」

自尊心の重要性④「欠点は治らない」

自尊心の重要性⑤「カマスの教え」

動画「自尊心の重要性」

 

 

<関連書籍>

電子書籍『自尊心の重要性』

 

単行本『実践就活マニュアル』

電子書籍版『実践就活マニュアル 第1巻 就活に必要な心構え』

 

 

<関連プログラム>

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<動画「自尊心の重要性」>

①自尊心とその影響

 

②自尊心とプライドの違い

 

③日本における自尊心の現状

 

④自尊心と生き方