年別アーカイブ: 2011年

ファシリテーター養成講座を担当します

 関西の企業さんで、ファシリテーター養成講座を担当してきます。概要は、以下の通りです。

 

【N社ヒューマンスキルトレーニングファシリテーター養成講座概要】

<テーマ>「体験学習による講座を運営するためのファシリテータースキルを体得する。」

<ねらい>
  1.体験学習(ラボラトリーメソッド)の基礎知識を学ぶ。
  2.体験学習の実習を運営するための方法やノウハウを学ぶ。
  3.ヒューマンスキルトレーニング・ファシリテーターとしての哲学、留意点、スキルを学ぶ。

<プログラムの内容>

(初日)

セッション1「体験学習についての基礎知識」
セッション2「知り合うための実習」
セッション3「体験学習の基盤となる哲学」
セッション4(運営サンプルとして)「絵によるコミュニケーション」
セッション5「トライアル」(準備)

(2日目)

第Ⅰステップ「アイスブレイキング」
第Ⅱステップ「効果的なコミュニケーション」
第Ⅲステップ「価値観の対話」
第Ⅳステップ「フィードバック」
セッション6 「まとめ」

 

 N社さんとは、10数年来のご縁を頂いており、弊社創業のころからのお付き合いを頂いております。今回、社内の人事教育担当の皆さんを対象に、2日間にわたって体験学習ファシリテーター研修を担当できますこと、大変光栄に思っております。弊社が、淡々と誠実に良いヒューマンスキルトレーニングを貫いてきたことを評価していただいてのことと存じます。こうしたチャンスを頂けたこと、とても嬉しく、信頼に感謝しております。

 せっかくの素晴らしい機会でもあり、一生懸命に努めてまいりたいと思います。充実した価値ある時間となりますよう頑張ってきます。

 来週は、研修をはじめとして、関西での様々な仕事がらみの出張で、丸丸一週間を不在にします。ですので、このブログも、来週一週間は更新できません。帰社後に、またご報告したいと思います。楽しみにしていてくださいませ。

 では、行ってまいります。

仕事が集中しています

 最近、たまたま仕事が集中しており、猛烈な忙しさに圧倒されています。来週は、関西出張、その翌週は、3日間の大学のキャリア講座、その翌週は、2日間の大学のキャリア講座と続いており、そのための準備が相当ボリュームが大きく、スケジュール的にぎりぎりに状態です。また、しかも、アトランティックプロジェクトの受注もいただいており、その手配も同時進行している状態です。

 こんな時代に、こんなにたくさんの仕事をいただけていることが、弊社にとっては奇跡であり、、本当にありがたく感謝しています。

 今日も終日頑張って準備となります。忙しく好調の時こそ、気を緩めることなく、慎重に、注意深く、丁寧に仕事をしていきたいと思います。では、今日もがんばります。

ステップアップ研修を担当してきました(20110719)

 九州のS歯科医院にて、ステップアップ研修を担当してまいりました。概要は以下の通りです。

【S医院 ステップアップ研修概要】
<テーマ>「新しい時代の組織の在り方を学び、個人として、医院として、成長の可能性を探求する。」

<ねらい> 
 ①新しい時代の組織の在り方を学ぶ。
 ②価値観のコミュニケーションスキルを高める。
 ③自分と組織の新しい可能性を探求する。

<内容>

ステップ1「新しい時代の組織論」
    ①成長する組織の要件

    ・強欲の資本主義から意識の高い資本主義への変容

    ・今後成長を遂げる組織の要件

  ②新しい時代の組織論

    ・B動機とD動機

    ・B動機による組織とD動機による組織の強みと弱み

    ・新しい時代の組織に必要な要件

ステップ2「価値観のコミュニケーション」

  ①価値観の対話の留意点
    ②実習「高価な薬」
    ③受け入れるという事

ステップ3「自分と組織の可能性」
    ①人と組織の可能性を開くためのコミュニケーション
    ②実習「風の卵の物語」
    ③人と組織の無限の可能性について

 

 S歯科医院さんとは、10年来のお付き合いであり、ここ10年の経済社会環境の激変の中で、共に成長することができた戦友でもあります。こうした素晴らしい仲間とともに大切なことを学べる機会を頂けることは、大変光栄なことです。皆さん本当にありがとうございました。

 S医院のスタッフの皆さんは、みんな気のおけない仲間であり、明るく元気で、まわりを照らす太陽のような人たちです。今回は、激しく変動する社会経済環境の中で、暗い世相に付き合う必要はなく、自分たちは自分たちらしく、今まで通り明るく元気で誠実に生きればよいということ、周囲の騒がしさに巻き込まれるのではなく、自分たちの明るさで、周囲を照らすことが大切なのだということを確認できた研修会となりました。

 こうした時代に、こんなに素晴らしい方々と出会い、意義深い学びをすることができるこのご縁に深く感謝したいと思います。S医院は、本当に良きチームです。なでしこジャパンが大活躍したように、医院もこれからももっともっと活躍していくことと思います。

 新しい時代をリードする仲間として、共にがんばりましょう。これかも大活躍されていくことを心からお祈り申し上げます。

明日から九州出張です

明日から九州に出張です。ずいぶん長くご縁を頂いているS医院さんで、研修を担当してきます。研修の概要は以下の通り。

【S医院 ステップアップ研修概要】
<テーマ>「新しい時代の組織の在り方を学び、個人として、医院として、成長の可能性を探求する。」

<ねらい> 
 ①新しい時代の組織の在り方を学ぶ。
 ②価値観のコミュニケーションスキルを高める。
 ③自分と組織の新しい可能性を探求する。

<内容>

ステップ1「新しい時代の組織論」
    ①成長する組織の要件
    ②新しい時代の組織論

ステップ2「価値観のコミュニケーション」
    ①価値観の対話の留意点
    ②実習「高価な薬」
    ③受け入れるという事

ステップ3「自分と組織の可能性」
    ①人と組織の可能性を開くためのコミュニケーション
    ②実習「風の卵の物語」
    ③褒めることの重要性

 

 今回の研修は、先般当医院で実施されたモラールサーベイを受けてのプログラムとなります。経済社会環境の悪化に伴って、従来通りのやり方がそのままでは通用しづらくなってしまっている現在、今後どういう方向性を目指すべきなのかについて学び、ヴィジョンに向けて信頼関係をもった良きチームとして立ち向かっていく体制を作るというテーマです。

 S医院さんとは、本当に長くご縁を頂いており、それだけ、信頼を寄せていただいているということであり、大変光栄に思っております。今回の研修も、医院にとって、メンバーにとって、価値あるものであるように一生懸命に頑張りたいと思います。

 出張は、研修のほかに、さまざまなことを含めて、今週いっぱい行ってまいります。帰りは、17日の日曜日となります。それまで、当ブログは、お休みをさせていただきます。帰ってきたら、また、結果のご報告をいたします。楽しみに待っていてください。

 では、行ってまいります。

今日が最終講

 今日が、前期の授業の最終講です。前期の授業は、プレゼンディスカッションスキル演習という授業でした。就職活動におけるグループワーク面接や、面接対策の授業です。

 今年も、就活環境が厳しかったせいか、学生たちもより真剣に授業に向き合ってくれました。本当に良い学生ばかりであり、彼ら彼女らならば、絶対に社会人になってから活躍する。だから、きっと、幸せに向けての最高の内定を得ることでしょう。本講座が、そのような力強いキャリアに向けての後押しに少しでもなれることを祈っています。

 今日が最終講ですが、学生にとっては、今日がスタートの日となります。彼ら彼女らの人生を応援できるよう、頑張りたいと思います。

 では、行ってまいります。

実は何も分かってない

私は、ずいぶんいろんなことを分かっているつもりでいるが、

実のところは、何も分かっていない。

疑問があっても、言葉で整理がつけば、

分かったつもりになるが、

実態は決して言葉の様なものではない。

命があるから生きている。

でも、いのちって何?

ことばで言うといとも簡単そうだけど、

見ようとしても、

その真実をとらえようとしても、

感じようとしても、

どう頑張っても良く分からない。

だから、実は、私は、命って良く分かってないんだ。

あい、かみ、かんじょう、せいしん、あなた、わたし、・・・

きっと、同じように、実は、私は、良く分かっていないんだ。

謙虚に学んでいこう。

ことば以外でそれらを知れるチャンスは、

いまここしかない。

だから、いまここの体験を大切にしよう。

もっともっと丁寧に観察し、謙虚に学ぼう。

もっともっとわかる力ができたら、

いまここは、驚くほど違って見えるかもしれない。

本当の真実が見えるのかもしれない。

そんな、真相を知りたい。

キャリアオリエンテーション講座を担当しました(20110707)

大学の特別授業であるキャリアオリエンテーション講座を担当しました。概要は以下の通りです。

J大学キャリアオリエンテーション講座概要】

<講座のねらい>

自分らしく輝いて生きるためのポイントを学ぶ。

<講座の概要>
 第1部 時代の変化と求められる人材像

   ・激動する経済環境→主体性

   ・IT化する職場→コミュニケーション

   ・強ストレス社会→ストレス耐性

 第2部 自信と誇りの重要性

   ・傲慢さとの違い

   ・自己イメージの心理学

   ・健全な自己イメージの形成に向けて

 第3部 志を持って主体的に生きる

   ・志とは

   ・志のちから

   ・ヴィジョンを持って本気で生きよう

<時間>1コマ90分

<対象>1年生110名

 

 折からの節電で、教室の温度設定は28度となっており、これだけの人数が入ると、相当暑苦しい環境でしたが、学生たちは、集中を途切らすことなく、最後まで講座に耳を傾けてくれました。真剣に話を聞いてくれることに気を良くして、一生懸命にしゃべってしまいました。

・人は、断じて欠点だらけの無力な存在ではない。
 その可能性は、人の想像をはるかに超えて大きい。

・まずは、自分を大切にしよう。
 完璧になど、ならなくとも良い。発展途上の自分を信頼しよう。
  
・自分の大きな可能性を大切にしよう。
 あなたには、自分らしく幸せに生きることができる十分な力がある。
 
・あなたは、ダイヤモンドの原石。磨けば輝く。
 自分の大いなる可能性を引き出そう。

・志を持って熱く生きよう。あなたは、自分の人生の主役であり、脇役ではない。

・忠実であるべきものは、偉い人や組織ではなく、自分の志である。

・暗い世相に付き合う必要はない、大きな夢を持って自分らしく真剣に青春を生きよう。

★本気で学ぼう!
  学生の本分は、勉強にあり。大学は英知の宝庫。
  広く関心を持ち、深く探求しよう。
  本気の勉強は、より知的で魅力的な自分へとあなたを変えるだろう。

★本気で挑戦しよう!
  サークル活動、ボランティア、アルバイト、創造活動、など、
  どんなことでもいいから本気で情熱を傾けてみよう。
  情熱を傾けた一生懸命体験は、
             よりたくましく力強く粘り強い人間へとあなたを変えるだろう。

★本気で関わろう!
  多くの人と誠実に関わり、たくさんの体験談を聴き、そして自分を語り、
  価値ある信頼関係・絆を育もう。
  本気の愛と友情は、よりスケールの大きな輝く自分へとあなたを変えるだろう。

 

 学生のみなさん、暑苦しい中で、熱く長い話を嫌がらずに聞いてくれてありがとうございました。短い時間でしたが、素晴らしい皆さんと共に学べて、とても楽しく、元気を頂いた気がします。話にもありました通り、皆さんには、自分らしく輝く生き方を実現する十分な力がある。その可能性を大切にして、本気で頑張ってみてください。応援しています。

 

大学で特別講座を担当してきます

今日は、大学で、特別講座を担当してきます。本講座は、キャリアオリエンテーションプログラムという半期の講座の中の1コマであり、大学1年生を対象として、自分らしく輝いて生きるための要素を学ぶことがテーマとなります。概要は以下の通りです。

 

<講座のねらい>

自分らしく輝いて生きるためのポイントを学ぶ。

<講座の概要>
 第1部 時代の変化と求められる人材像
 第2部 自信と誇りの重要性         
 第3部 志を持って主体的に生きる

<時間>1コマ90分

<対象>1年生110名

 

 当学では、キャリアオリエンテーションプログラムを、全学生必修科目として設定されているとのこと。選択科目ではなく必修です。学生たちの生き方を応援したいという真剣な気持ちがひしひしと伝わってきます。

 今回、そのような大切な講座の一コマを担当できること、大変光栄に思っております。 学生たちにとって、価値のある講座となるように頑張ってきたいと思います。

 では、行ってまいります。

自尊心と傲慢の違い

自尊心と傲慢さは、違う。

むしろ傲慢さは、自尊心の無い人の特徴である。

 

傲慢な人は、自信がない。

本当のところ、自分の本質は、嫌なやつで、必ず人に嫌われるだろうと信じ込んでいる。

本当のところ、自分の本質は、矮小で弱く、真実がばれたら、誰からも相手にされないと信じ込んでいる。

本当のところ、自分は罪を持っており、醜い内面が暴露されたら、許されるわけがないと信じ込んでいる。

だから、人から嫌われまいとして演技をし、

     弱さがばれないように背伸びをし、

     裁かれまいとしてうそをついてしまうのだ。

 

傲慢な人は、自分の欠点を許せない。

傲慢な人は、常に、他人との比較の中で自分を認識するので、常に他人との競争の中で戦っている。

だから、競争の足を引っ張る自分の欠点の存在は、絶対に許せない。

結果として、他人からは見え見えの欠点を無いと言い切り、

完璧になどなれるわけがないのに、完璧なふりをするのだ。

 

本当の自尊心は、決して傲慢ではない。

自分がたとえ完璧ではなくとも、不完全な自分で十分に満足し、感謝できる。

自分は、発展途上であることを知っており、発展途上の自分を信じ、愛せる。

だから、人にも完璧さを求めない。

他人が例え欠点だらけの不快な存在でも、その可能性の壮大さにこうべを垂れて敬服する。

影を目ざとく見つけて責めるのではなく、光をみつめて賞賛するのだ。

 

人は、自分にするように人にする。

自分に攻撃的で、自分に暴言を吐く人は、

他人に攻撃的になり、暴言を吐いてしまう。

その傾向は、相手が自分に近いと思えれば思えるほど強くなる。

だから、自分に近づけば近づくほど、愛すれば愛するほど、その人を攻撃してしまう。

『あなたは私だ』と思えるほど近しく感じる最も愛する人を傷つけてしまうのだ。

 

その不幸の輪廻から解放されなければならない。

だから、自分を責めてはいけない。

だから、自分を大切にすべきだ。

自分を愛せるからこそ、本当に人を愛せるのだ。

自分を信じられるからこそ、本当に人を信じられるのだ。

「自分はだめだけど人は大切」ってどこかしら痛くないかい?

 

人は、ダイアモンドの原石、その輝きの可能性は、無限大だ。

あなたは、可能性の源、未来の種、

光と温度と水を得れば、美しい大輪の花を開かせる。

人は、自分が思っているほどちっぽけな存在ではない。

本当のところ、とてつもなくユニークで壮大で楽しい存在なのだ。

自分の人生がどんなに苦しく悲惨なものだと思っていても、

それは、世界でたった一人、宇宙の歴史でたった一回の、

とてつもなくかけがえのない尊い命だ。

そんな価値ある人生を大切にしよう。

自分自身を愛してみよう。

奇跡はそこから始まるのだから。

 

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