大志を抱く(澤田さんの事例)

 澤田秀雄氏という20代の青年がいた。

 福岡の古くうす暗く狭いマンションの一室でヒデインターナショナルという格安航空チケットを販売する会社を経営していた。

 澤田氏は、GパンとTシャツでおおよそ社長らしからぬ恰好をしており、事務所は、貧乏そうな雰囲気であるが、言うことだけは大きかった。

 「将来は、旅行業界で日本一の会社になって、ホテルも航空会社もやるよ。海外にも支店をつくるし、移動は自家用ジェット機だ。」

 現実と言うことのあまりの格差に、この人は大ぼら吹きだ、誇大妄想病か詐欺師だと思った。しかし、何度会ってもいつも同じことを熱っぽく語った。

                                   (参照:逆転バカ社長 石風社) 

 

 このヒデインターナショナルは、この5年後(1990年)株式会社エイチ・アイ・エスと社名を変更し、1996年にスカイマークエアラインズを設立し、2004年に東証で一部上場し、2006年ついにJTBを抜いて国内旅行業界で一位となる。

 ありえなかった澤田氏の夢は、20年後にはすべて実現したのである。

キャリア講座ラッシュ

月火水と別々の大学でキャリア講座を担当してきました。

 

月曜は、T大学のキャリア形成論であり、今回の概要は、以下の通りです。

【T大学キャリア形成論】

<テーマ>「自分らしく輝いて生きるために必要な要素」

<内 容>①大脳生理学から見た”自分らしく輝いて生きるためのポイント”とは

       ②自分らしく力強く生きる人生を導く志の重要性

 

火曜は、J大学の就職活動グループワーク講座であり、今回の概要は以下の通りです。

【J大学就職活動グループワーク講座】

<テーマ>「コミュニケーションの改善ポイント」

<内 容>①面接の留意点

       ②実習「ポスターを復元せよ」

       ③コミュニケーションの改善ポイント

       ④内定を取れる学生の特徴

 

水曜は、J短期大学の就活に役立つコミュニケーション講座で、概要は以下の通りです。

【J短期大学 就職活動に役立つコミュニケーション講座】

<テーマ>「コミュニケーションの重要性」

<内 容>①コミュニケーションの重要性

       ②実習「絵によるコミュニケーション」

       ③コミュニケーションと信頼関係

 

 後期は、基本的に毎週講座が続きます。

 忙しくはなりますが、こうしたやりがいのある講座を担当できることは、とても光栄であり、ありがたく思っています。せっかく集まってくれる学生たちにとって、価値ある時間となるように一生懸命に頑張りたいと思います。

夢を語る力③ 「マイルストーンとしての目標」

③マイルストーンとしての目標

 目標とは、ヴィジョンに向けてのマイルストーンであり、中間地点におけるありたい目安です。

 前述のとおり、ヴィジョンが、本当にそうしたい喜びを伴うリアルゴールだとしたら、目標は、たいていの場合は、ヴィジョン実現のための苦労や努力や犠牲という位置づけになることが多いのではないでしょうか。

 しかし、職場の中で、多く見かけるのが、まさにこの目標であり、この目標の向こう側にあるヴィジョンは、背景画として注目されていないのです。

 確かに目標は大切であり、無視することはできませんが、それだけでは、機械的な生命力のない職場ともなりかねません。やはり、リーダーとしては、仕事の意義、大胆な夢、希望と喜びを語る必要もあるのではないでしょうか。

 夢を語るためには、勇気が必要です。実現の確信がなければそうそう語れるものではありません。しかし、勇気こそがリーダーに期待される特性であります。勇気と情熱をもって夢を語っていこうではありませんか。

夢を語る力② 「ヴィジョン」

②リアルゴールとしてのヴィジョン(夢)

 ヴィジョンとは、長期的な目標であり、夢と言い換えることができるかもしれません。古来から、ヴィジョンには不思議な力があると言われており、活きた夢を内面に育み、人に語り、努力を続けた人たちが、魅力的なリーダーとなり、夢を実現してきたのです。

 しかし、このヴィジョンは、それを思い浮かべた時に本当の心からの喜びを感じられるものでなければ機能しません。通常私たちが目標や方針を考えるときには、リアルゴールではなく、途中の手段としての目標に注目しがちです。

 たとえばダイエット目標を設定するときには、「1週間で3キロ減量!」「毎日、ジョギング、腹筋、腕立て伏せ!」「1日2食は、野菜のみ!」「継続は力なり!」「断ビール!」など、思い浮かぶ目標は、苦難と努力と犠牲の連続であり、それを見て心から喜べるものではありません。しかし、こうした喜びを感じられない目標は、ヴィジョンとして機能しないのです。ヴィジョンとは、本音でそうしたい、そうなると心から嬉しいと感じる夢であり、この場合は、「南国で水着を着て泳ぐ楽しむ自分の姿」こそがヴィジョンと言えましょう。

 ヴィジョンは、自分の人生のみならず、職場においても必要です。職場としてどんな未来像を理想とするのか?どんな夢があるのか?何を実現できれば心から嬉しいと感じられるのか?こうした問いに、リーダーとして向き合い、項目をあげて、自分の言葉として語れる必要があります。あなたの職場のヴィジョンはどんな事ですか?

夢を語る力① 「哲学(志)」

<夢を語る力>

哲学(志)とヴィジョンと目標は、リーダーにとっての3種の神器です。リーダーは、この3つの視点から、活きた言葉で夢を語り、部下の力を結集しなければなりません。

 

①人生の基軸となる哲学(志)

 輝くリーダーの多くは、人生を貫くこころざしとなる哲学をハートに抱ています。

 言葉にすれば、「愛」「勝利」「正義」「力」「思いやり」など、青臭い陳腐な言い古された言葉であるけれども、そんな言葉を生きた言葉として胸に根付かせて、真剣にそう生きている人たちがいますが、そんな人たちこそが、年をとっても青春を生きており、筋が通っており、魅力的で、ぶれない逞しいリーダーとして活躍しているのです。

 逆に、ハートに志を持たない人は、主体的ではなく、反応的に従属的に生きており、たとえ若くとも心は年老いているのです。自分らしく輝く力強いリーダーとして、より大きな良い影響力を発揮していく上でも、自分の志と哲学をもう一度見直してみませんか。

ラビ・バトラの近未来予測

 ラビ・バトラ氏は、経済学者であり、サザン・メソジスト大学の教授を務めながら、数々の経済予測の本を出版されています。彼の経済予測は、現実に的中することで有名であり、その鋭い分析と予測に多くの尊敬を集めています。

 今日は、彼の2008年1月出版の著作「2010年 資本主義大爆裂」の近未来経済予測をご紹介します。ラビ・バトラ氏によれば、2008年初めの段階で、数年後はこんな年になると予測していました。

<近未来の経済予測>

予測1 原油価格は100ドルを超えて高騰し続ける

予測2 「サブプライム住宅ローン危機」は再三爆発する

予測3 2008年、米大統領選挙は民主党の勝利

予測4 アメリカの大企業の破綻が続発する

予測5 日本の好況は2008年半ばか末まで

予測6 2009年に、イランが新たな中東の火種となる

予測7 アメリカの資本主義は数年内に終焉する

予測8 2009年後半から2010年に前半に世界的な重大危機

予測9 中国も2010年に危機到来

予測10 日本でも新たな経済システムの胎動が起こる

 

 こうみると、一つ一つ順番に予測が実現してきているようで、分析の鋭さに驚くと同時に空恐ろしさを感じます。

 ラビ・バトラ氏によると、今は、古い社会経済体制が崩壊し、新しいシステムが始まる歴史的な大転換の真っただ中にあると考えられています。古い経済社会体制は、貧富の格差の究極の拡大や強欲の追求による腐敗などで自壊し、新たに、富の集中を排除した倫理的で持続可能な経済システムに変わっていくだろうと彼は考えているのです。

 彼の考える新しい経済社会体制は、プラウト経済と呼ばれており、詳細については、また別件でご紹介したいと思いますが、希望を持てるシステムといえる体制で、今の激動の時代は、新しい未来に向けての生みの苦しみの時代なのかもしれないとも思いました。

人生の意味

そもそも、我々が人生の意味を問うてはいけない。

我々は人生に問われている立場であり、

我々が人生の答えを出さなければならないのだ。

  

                フランクル

J短大で就活支援講座が始まります

 今日から、J短大で、「就職活動に役立つグループワーク・コミュニケーション講座」と題して、就活支援講座を担当します。講座のテーマは、「就職活動に役立つグループワークとコミュニケーションのスキルを学ぶ」ことであり、就活に向けての基礎知識と面接対策としてのグループワークやコミュニケーションスキルを学ぶことが狙いとなります。

 夕刻の4:30~6:00の90分を1回として、全7回にわたって実施します。今日から11月にわたる長期の講座となります。

<講座概要>

(講座のねらい)
 1.就職活動に向けての基礎知識と対策を学ぶ。
2.就職活動に役立つグループワークとコミュニケーションのスキルを学ぶ。

(カリキュラムの内容)
テーマⅠ 就職活動に向けての基礎知識と対策
 1. 就職活動とは
 2. 就職活動に向けての心構え=自信と誇りの重要性
 3. ヴィジョンの重要性

テーマⅡ グループワークとコミュニケーションのスキル
 1.採用面接で重視されるポイント=コミュニケーションスキルと情熱
 2.グループ面接の傾向と対策
 3.効果的なコミュニケーション
 4.3人寄れば文殊の知恵
 5.価値観のコミュニケーション
 6.グループディスカッションのスキル

(カリキュラムの概要)
実施回数:全7回
時間:4:30~6:00

 

 

 今日はその第一回目で、就職活動に向けての心構えについて学ぶことになっております。昨今の就活をめぐる環境は、本当に厳しく、学生たちにとって、今まで体験したことのないようなつらく苦しい戦いを強いられている状況です。そんな中で、少しでも学生たちにとって幸せで本当にそういきたい生き方を歩む後押しができればと願っております。

 

 

 

うれしいお知らせ

 昨日のブログにも書きましたが、台風直撃の中、アトランティックプロジェクトを実施された友人のFさんより、夕刻連絡があり、大成功だったとご連絡をいただきました。台風という状況が状況だっただけに心配していましたが、ホッとしました。とっても嬉しいお知らせでした。

 Fさんによると、やはり、交通機関の遅れなどで、開始時間が1時間程度遅れてしまったとのこと。それでも色々とやりくりして、対応できたとのことでした。メンバーの感想も、「1日がとても短く感じた」「モチベーションアップにつながった」「コミュニケーションが高まった」「日々の仕事の改善につながる」などと、好評であり、結果的に満足度も高く、非常に良い研修ができたとのことでした。

 こうした研修は、プログラムの力が3割、ファシリテーターの力が7割で、結局は人の力が成功不成功を決めるものです。今回の成功も、Fさんのご準備と情熱がもたらしたもの、本当にお疲れ様でした。そしてプログラムを大切に使ってくださってありがとうございました。弊社としても、大変誇らしく感じた次第です。