体験学習とは? Tグループの実際

Tグループは、「人間関係スキルの向上、個人の人間的成長、グループスキルの向上」などを目的として開催される集中セッションであり、通常5泊6日程度の合宿で開催されることが多いといえます。
 下図は、私が受講したTグループの実際のスケジュールです。

 

主催:南山短期大学 人間関係研究センター
日時:1990年9月14日~19日
場所:御岳名古屋市市民休暇村

 プログラムは、主に、Tセッションと呼ばれる80分にわたる集中セッションが、休憩を挟んで1日4回程度繰り返され、6日間全体で、おおよそ14回程度開催されます。
 Tセッションでは、椅子だけが人数分円形に並べられており、ファシリテーターとメンバーは、自由に着席します。
討議内容は、何も決められておらず、すべてがその場で起こったことを元に進められていきます。学習の素材は、「いまここ」であり、今ここで起こっていることがらや人間関係、ダイナミックスを個々人が言語化して、お互いに対話することを通して理解を深めていく展開となるのです。ですから、そこで話し合われる内容は、過去の出来事や末来の対策ではなく、まさに、今ここにいるメンバーに対して感じていること、自分の気持ち、気づきが話し合われることになります。

 主に、昼食後の午後一番には、Gセッション(全体会)と呼ばれるセッションが実施されることがあります。Gセッションとは、Tセッションとは違った状況の中で、プロセスへの理解を促進するために実施されるセッションで、あらかじめ構造化された実習やツールを使用して自分について、自他の影響関係について学ぶことになります。実習は、たいていよく工夫されており、刺激的で、楽しいことが多く、グループで起こっている人間関係やダイナミックスが浮き彫りになり、探求しやすくなることが多いといえましょう。

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