手話通訳者コミュニケーション講座を担当しました(20100115)

 T区役所福祉課が主催の手話通訳者コミュニケーション講座を担当しました。本講座は、4回目であり、実は、昨年度は、予算の関係でいったん途切れた講座ですが、受講された皆さんのアンケートで、復活することになったものです。そこまで私どもの講座を楽しみにしてくださる方がいらっしゃるとお聞きして、大変光栄に思った次第です。

 講座の概要は以下の通りです。

<手話通訳者コミュニケーション講座>

(テーマ)コミュニケーションの深みを探求する。

(ねらい)

1.お互いにパーソナルに知りあう。

2.ノンバーバルコミュニケーションを探求する。

(人数)15名

(時間)18:30~20:30

 

 受講された通訳者の皆さんは、基本的に元気で明るい方々ばかりであり、講座も、元気で明るい楽しい講座になりました。特に今回は、短い時間ながら、コミュニケーションの深みを探求するというテーマを掲げており、言葉によらないコミュニケーション=感情、対人間プロセス、雰囲気、グループダイナミズムなど様々な要素についての理解を深めてみようという野心的な試みに挑戦することになったのですが、それこそ、普段から手話通訳という言葉によらない静かなコミュニケーションに熟練されているみなさんですので、難なく実習を体験し、楽しく体験を振り返ることができた次第です。

 人を理解するときには、その深みと大きさには際限がないこと、所詮は人は分かり逢えないという信念は単なる思い込みであって、人と人とは驚くほどわかりあえること。分かりあえるからこそ嘘のない真実が通る生き生きとしたクリエイティブなチーム(社会)となることを体験を通して学ぶことができたのではないかと思います。

 すばらしい受講者のみなさんでした。ともに学べたことを大変光栄に思っております。素敵な学びの時間をありがとうございました。

手話通訳者研修を担当します

 昨日、恒例の山籠りから帰ってきました。秋田の玉川温泉と乳頭温泉をめぐる一週間の休養でしたが、美しい雪景色の中で、素晴らしい温泉につかり、最高の休養を取ることができました。大自然に感謝です。

 帰って早速ですが、本日夕刻に、東京都T区役所の手話通訳者の皆さんを対象とするコミュニケーション研修を担当します。短い時間ですが、価値ある時間であるように頑張りたいと思います。では、行ってまいります。

恒例の山籠りに行ってきます

 ここ数年、この時期に、毎年、秋田の山奥の温泉に1週間程度山籠りをしております。一応「大学の成績を付ける」作業をしますので、仕事といえば仕事ですが、新年を元気に健康に活動していくための英気を養うことがメインテーマです。すっかり雪景色になった豊かな自然の中で、心身の疲れを癒し、しっかりとパワーをもらってこようと思っています。

 というわけで、勝手ながら、14日まで更新をお休みさせていただきます。

 では、行ってまいります!

暗黒物質の謎

         謎の2粒子、正体は同じ! 大阪大教授が新理論

  ノーベル賞を受賞した南部陽一郎博士の理論からその存在が予測されたヒッグス粒子が、宇宙を満たす謎の暗黒物質(ダークマター)と同じものであるという新理論を、大阪大の細谷裕教授がまとめた。

 ”二つの粒子”は、物理学の最重要テーマで、世界中で発見を競っている。暗黒物質は安定していて壊れないが、ヒッグスは現在の「標準理論」ではすぐに壊れるとされており、新理論はこれまでの定説を覆す。証明されれば宇宙は私たちの感覚を超えて5次元以上あることになり、宇宙観を大きく変える。

 ヒッグスは、質量の起源とされ、普段は姿を現さないが、他の粒子の動きを妨げることで、質量が生まれるとされる。一方、衛星の観測などから宇宙は、光を出さず安定した暗黒物質で満ちていると予想されている。細谷教授は、宇宙が時間と空間の4次元ではなく、5次元以上であると考え、様々な粒子が力を及ぼしあう理論を考えた。その結果「ヒッグスは崩壊せず、電荷を持たない安定した存在」となった。

 欧州にある世界最大の加速器(LHC)では最大の課題としてヒッグスの検出実験が行われる。ヒッグスが不安定なら、崩壊時に観測が可能だが、細谷理論のように安定だと観測できない。ただ、新たな実験手法で検証は可能という。

 一方、暗黒物質候補も09年末、「発見の可能性」が報告されたが、細谷理論と矛盾しないという。

 細谷教授は昨年8月に欧州の物理学誌に新理論を発表。秋に来日した南部博士にも説明した。南部博士は「今まで誰も気づかなかった見方で、十分あり得る」と評価したという。

 小林富雄・東京大教授(素粒子実験)の話「美しく素晴らしいアイデア。数年で新理論を検証できる可能性がある」

 ◆標準理論 物質や力の成り立ちを説明する理論。宇宙の四つの力のうち重力を除いた電磁気力や弱い力、強い力を説明する。物質になぜ重さがあるのかを説明する南部博士の理論などが基礎になっている。

(2010年1月5日03時07分  読売新聞)

 

 物理学の世界では、私たちが目で見て認識している物質=私たちが認識できている素粒子は、宇宙全体の数%に過ぎず、70%以上が暗黒エネルギーと呼ばれる未知のエネルギーによって、20%以上が暗黒物質と呼ばれる未知の物質によって占められていると考えられています。

 この物理学的な世界観は、一般的な世界観を吹き飛ばしてしまうくらいの迫力がありますね。なぜなら、私たちが世界だと認識している世界は、全宇宙の数%であり、その大半が、現在私たちでは認識できない謎にみちているということなのですから。 もしかしたら、宇宙は、私たちの全く理解の及ばないところで、多くの世界が広がって、そこでいろんなドラマが繰り広げられているのかもしれないのですよ。

 このような視点から考えると、私たち人間は、科学技術も進化していろんなことを知っているように思いこんでいるけれども、宇宙的な視点からすると、幼稚園児にもなっていない状況なのかもしれませんね。なにしろ、 宇宙の90%以上の存在が、私たちからは見えないので、分からないのですから。

 いつも私は思うことがあって、それは、「なぜ宇宙はこんなにも穏やかで平和で美しいのに、地球上では、醜い争いと搾取と虚偽がまかり通っているのか?」という問いなのですが、その問いの答えは、シンプルに、「私たちが真実を知っていないから」なのかもしれません。全宇宙の数%の知識を基盤に政治や生き方、常識が構築されているということ、これは、もしかしたら、とんでもない勘違いや思い込みを私たちの常識、哲学としてしまっていることになるのかもしれません。

 私たちは、もっともっと謙虚になるべきなのだろうと思います。なにしろ、宇宙全体の数%しかわかっていないのですから。すべてを知っているような思いでいる人は、まさに井の中の蛙、そんなちっぽけな思い込みを基盤に、すべてを裁いたり、批判したり、ばかにしたり、攻撃したりする愚は、きっとすべきではないんだろうと思います。

 願わくば、私自身、柔軟でしなやかな心を持って、世界の様々な真実に対して理解を深めていくことができますように、今年は、そんな、学習の年としていきたいなぁ、などと思った次第です。

あけましておめでとうございます(2010)

新年、明けましておめでとうござます。

 昨年末の30日31日と、実家の両親も手伝ってくれて、アトランティックプロジェクト(新入社員研修プログラム)の教材のリサイクル作業をしました。作業量は、今までにないくらいの多さであり、2日ではできないと思っていながらも、とうとうやり遂げてしまい、とてつもない忙しさの年末になってしまいました。やってもやっても終わらない膨大な作業量に、文句ひとつ言わず、やり遂げるまで作業をやめない実家の両親と妻のたくましさに感服すると同時に、作業が完了してホッとしており、感謝しております。

 そんなわけで、忙しい年越しでしたが、にぎやかで楽しい年越しでもありました。

 今年は、①日々の仕事を丁寧に一生懸命にすること、②教育の現場を穏やかで明るく充実したやさしい聖なる場とすべく努力すること、③もっともっとたくさんの仕事を増やしてより広く深く大きく社会に活躍していくこと、を目標に頑張っていきたいと思います。

 激動の現代であり不安の大きい時代ではありますが、見えてきた光が大きくなってきていることも確かです。きっと素晴らしい年になることでしょう。大いなる希望を持って、良い仕事をしていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末のご挨拶

 とうとう年の瀬となりました。お世話になった皆さん、本ブログをご覧いただいているみなさん、本当に色々とありがとうございました。

 今年は、「To be yourself 」の出版、WEBの全面改定、多くの研修のお仕事、大学でのキャリア講座、キャリアアドバイザー、など、本当に充実した1年を過ごさせていただきました。これも、ご縁ある方々のご支援の賜物であり。心から感謝しております。

 実は、明日から年末まで、私の実家の両親が手伝いに来てくれて、アトランティックプロジェクトのリサイクルの仕事をします。ですから、実際の仕事納めは、年末31日となるのですが、このブログでは、一足先に年内の更新はお休みさせていただき、仕事納めとさせていただきます。

 本年は、本当にありがとうございました。よいお年をお迎えください。

サークルリーダー研修を担当しました(2009)

 東京のK大学で、サークルリーダー研修を担当しました。

 人数は130名。概要は以下の通りです。

 

<k大 サークルリーダー研修概要>

<テーマ> 「自分らしく輝くサークルリーダーとなる」

<ねらい>
   ①リーダーシップの哲学・考え方を学ぶ。
   ②コミュニケーションのスキルを高める。
   ③リーダーシップの理論を学びスキルを高める。
   ④サークルリーダーとしての目標を作る。

<スケジュール>1日コース

(午前中)
セッション1「リーダーシップの基礎」

 ①リーダーシップの原点となる「自信と誇り」の重要性について

 ②リーダーの役割とあり方

(午後)

セッション2 コミュニケーション・スキル

 ①コミュニケーションの重要性

 ②コミュニケーションの改善ポイント

セッション3 リーダーシップ・スキル

 ①力強いチームを作るためのポイント

 ②チームの力を引き出す

セッション4 サークルリーダーとしての目標作り

 学生課のスタッフの方々と当初予定していた人数は50名程度だったのですが、ふたを開けてみると申し込みが130名と、驚くほど多くの学生が呼び掛けに応えてくれれました。これからサークルを背負って立つリーダーとなるために、自分を磨きたいと思っている向学心ある学生諸君が多いということのなのでしょう。これは、うれしい悲鳴でもあり、当初予定していたさまざまなことが変更を余儀なくされたので、どうなる事かと心配しましたが、会場も、学食食堂に急きょ変更し、スタッフも動員して何とか対処が間に合い、無事に終了することができました。

 学生たちも、さすがはサークルリーダーとなる学生たちであり、基本的に明るく元気で前向きです。個人的には、全体にかもし出されている体育会系のノリと雰囲気が大好きでした。

 プログラムは、大人数でもあったので、こまごまと時間がかかることが多く、全体的に押せ押せになってしまいましたが、サークルリーダーとして必要な考え方、理論、スキルを学び、自信を持って現場に立ち向かっていってもらえる心構えを持っていただけたのではないかと思います。

 私自身も、1日素晴らしいメンバーとともに力ある学びの場でともに学べたことをとても光栄に思っています。メンバーの皆さんのサークルリーダーとしての大活躍を祈りたいと思います。

大学キャリア形成論今期の授業が終了しました

 T大学のキャリア形成論の今期の授業が昨日終了しました。半期の講座であり、3限目と4限目の2教室を担当しました。12回にわたる長期の講座でしたが、素晴らしい学生たちのおかげで、彼ら彼女らとともに本当に充実した素晴らしい学びの場でともに人生について学ぶことができました。

 学生のみなさん、本当にありがとう。みなさんの在り方を受けて、私自身もとてもさわやかな気持ちになり、良き勉強をすることができました。本当にありがとうございました。

 人生において大切なことは、自分を信じること、自分の幸せ=こころざしをあきらめないこと、友人を大切にすること、であることをぜひ忘れずに、これからも今までのように生き生きと元気にたくましく未来を切り開いてほしいと願っています。きっと困難にも直面することもあるかもしれませんが、皆さんだったら必ず突破できると私は信じています。

 決して安全で保障された世の中ではありませんが、ともに幸せに向けて、力強く生きていきましょう!皆さんの人生に祝福あれ!

サークルリーダー研修を担当します(20091222)

あすは、都内のK大学において、サークルリーダー研修を担当します。当初は、60名程度と考えられていた受講生だったのですが、多数の申し込みがあり、結果的には、130名が参加することになりました。

こんなに多数の学生さんを対象にすることになるとは、思いもよらなかったことで、驚いていると同時に、心配しておりますが、こうなった以上は、頑張らないといけません。せっかく集まってくれた皆さんにとって価値ある時間となるように、しっかりと頑張りたいと思います!

アトランティックプロジェクト体験説明会を実施しました

18日(金)弊社新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」の体験説明会を実施しました。師走の忙しい時期にもかかわらず、素晴らしメンバーに恵まれて、素敵な時間を過ごすことができました。

アトランティックプロジェクトは、だんだん認知度が上がってきており、協力していただける仲間の会社も次第に増えてきております。今回は、友人のFさんも応援に駆け付けてくれました。Fさん、ありがとうございました。感謝しています。

 自画自賛で恐縮ですが、本プログラムは、長年教育に携わってきた私にとっても、最高の教育プログラムの一つであり、自信と誇りを持てるプログラムでもあります。きっとこれからも受講いただく皆さんに多くの貢献ができるものと確信しております。

 これからも、頑張って、どんどん広げていきたいと思います!