昨日打ち合わせに行った企業さんは、3年前から新入社員研修でアトランティックプロジェクトを導入いただいておりますが、最近人事のご担当が変わり、新たに採用教育担当になった担当者の方は、昨年度アトランティックプロジェクトを受講していただいた元新入社員の方なのです。早いもので、昨年とは違い、もうすっかりとベテランの雰囲気を持ち、しっかりと仕事に携わっていらっしゃいました。打ち合わせの中で、昨年の新入社員研修の感想をお聞きしたら、「アトランティックプロジェクトが、一番印象に残っており、良い勉強をしたと思う」とおっしゃっていただけたのでした。面と向かって悪口は言えないこととはいえ、過分な感想をいただいて、大変光栄であると同時に、コンサルタント冥利に尽きる思いでした。こうした喜びがあるからこそ、この仕事はやめられませんね。これから4月にかけて新入社員研修が続きますが、今年度も大きな感動と良き学びの場を提供できるように頑張りたいと思います。
カテゴリー別アーカイブ: 02.経営日誌
涙の理由
トヨタの代表、豊田章男氏の涙に共感しましたね。
一連の騒動を受けて、米公聴会に出席しなければならなくなってしまったこと、事情が事情だけに仕方がないのですが、心境的にはとても厳しいものがあったと思います。
そんな公聴会の後で、トヨタアメリカの系列販売店やケンタッキー工場の従業員が集まった集会に参加して挨拶をする際、参加者の予想外の思いやりの拍手と勇気づけられる言葉を受けて、「公聴会で私は一人ではなかった。あなた方や世界中の同僚がともにいてくれた」という挨拶をする際に、感極まって涙が出てしまったわけですが、私は、その涙にぐっとくるものがありました。苦しい時にはお互いに助け合うという古き良き企業の風土、忘れていたけれども企業経営にとってとても大切な思いやりや温かい人間性を垣間見た思いがしたのです。
帰国後、章男氏は、涙の理由についてこう語ったそうです。
「自分が守ろうと思っていたが、実は守られていたのは自分だったと実感したがゆえに図らずも涙が出てしまいました。」
社員を守ろうとして気丈にも孤独な戦いを敢行しようとしたけれども、実は守られていたのは自分だったことを実感したとのこと。それを実感された時は、とても深い感動を覚えられたんだろうと思います。
なんだかんだ言ってもトヨタは日本を代表する会社です。私はトヨタのプリウスに乗っていますが、言われているような不具合は全く感じませんね。何となく、あまりの成功に、嫉妬、言いがかりをつけられている感もあります。
いちユーザーとして、ぜひ今回の出来事にめげることなく、頑張ってほしいと思いました。
そして、豊田章男氏もおっしゃっていましたが、「車を愛し、地球環境に貢献する会社」という理想が実現されて、それこそ新しい人間性の時代をリードする素晴らしい誇り高い会社となられることを祈ります。
だるま市で商売繁盛祈願
調布にある深大寺のだるま市に行ってきました。
毎年3月の上旬に開催される市で、ここ5年くらい毎年恒例行事として来ています。5年前は、売り上げがなく、最悪の経済状況だったときに、気晴らしに来て小さなだるまさんを買ったのですが、そのころを境に、最悪期を脱し、業績が上向いてきたのです。それ以来ゲンを担いで毎年来て、少しずつ大きなだるまさんを購入するようになった次第です。
ここでだるまさんを買うと、お坊さんが梵字で目を入れてくれるのです。
そして、目を入れてくださっただるまさんが、こちらです。
なかなか立派な顔です!どうか本年度もたくさんよい仕事ができますように!
友人が訪ねてくれました
昨日は、友人Fさんが訪ねてきてくれました。Fさんは、会社の経営にもかかわっていただいている大切な友人です。昨日は、私の奥さんのひな祭りのお祝いと称して、遊びに来てくださった次第です。
私どもの幸運なところは、素敵な友人に恵まれているということ。楽しいかたらいの合間には、仕事の今後の方向性なども話し合い、夢が膨らんだ思いです。今後も、素晴らしい友人たちとともに、良い仕事を末永く末広く続けていきたいと思います。Fさんありがとうございました!
キャリアアドバイザーを担当しています
毎週火曜日は、J大学のキャリアアドバイザーを担当しています。今日も午後からの担当となります。
3月は、就活の前半の山場です。4月の内定獲得に向けて、学生たちも正念場です。学生たちが、全力で戦えるように一生懸命に支援をしていきたいと思います。
では、頑張ってきます。
大学キャリア教育の義務化
「職業指導」全大学で 朝日新聞2010年2月24日朝刊
学生が自立して仕事を探し、社会人として通用するように、大学や短大の教育課程に職業指導(キャリアガイダンス)を盛り込むことが2011年度から義務化される。文部科学省が25日、設置基準を改正し、大学側もカリキュラムや就職活動などの支援体制の見直しに入る。
義務化の背景には、厳しい雇用状況や、職業や仕事の内容が大きく変化するなかで、大学側の教育や学生支援が不十分という指摘がある。さらに新卒就職者の3割が3年以内に離職するなど、定着率の悪さも問題になっていた。このため、大学教育のあり方を議論していた中央教育審議会(文科相の諮問機関)でも、学生支援の充実や、職業指導を明確化する方向性を打ち出していた。
就職支援に関して、各大学や短大は、就職支援センターやキャリアセンターを学内につくって対応している。義務化で、卒業後を意識したカリキュラムやプログラムにし、すでに一部の大学で導入されている職業を考える授業やインターンなどを単位として認定するなどの動きが広がりそうだ。
また就職指導への教育は、7年ごとに受ける第三者の認証評価機関などの評価対象にもなり、結果が公表される。受験生の大学選びの理由の一つになる可能性もある。
日本学生支援機構のまとめでは、就職セミナーやガイダンスなどを実施する大学は全体の91.8%、短大で95.7%。職業意識を育てることを目的にした授業科目を開設している大学は74.3%、短大は72.4%となっている。
具体例として、金沢工業大学では、入学時から4年生まで、必修の科目として将来の進路を考えるカリキュラム「社会で自分を活(い)かして生きていく力」を実施している。また、東京女学館大学では、コミュニケーション能力、IT能力など社会人として必要な10の能力「10の底力」を定めて4年間で基礎、専門科目を通じて伸ばす試みをしている。 (編集委員・山上浩二郎)
大学におけるキャリア教育が2011年より義務化されるとのことです。これは、個人的には素晴らしいことだと思いますね。私もここ10年間大学のキャリア教育とかかわってきましたが、そんな体験からわかることは、今の学生たちには生き方教育の支援が必要であるということです。
よく今の若者は、根気がないだの、言われたことしかやらないだの、ちゃらんぽらんだの色々といわれていますが、私がかかわる学生たちは、全くそんなことはありませんよ。とてもまじめで一生懸命で一本義、正直でやさしく純粋な若者ばかりだと思いますね、ただ、とても傷付きやすくナイーブな側面があり、落ち込みやすく、人間関係においても少々臆病で不器用で保守的なところがあるように思えます。しかし、これは、ひとえに自分の人生に対する信頼と愛のなさに起因することだと私は思っています。要するに、自分には問題を解決する力があるとは思えないし、明るい未来を切り開く可能性もあるようには思えないといった自信のないメンタリティや思い込みを持ってしまっているからなのだと私は思っているのです。
私は、生きる力、自分らしく輝く力の根源は、この自信と誇りにあると考えています。力強く生きるために必要なことは、小賢しいテクニックではないのですよ。自分らしく輝くために必要なことは、リスクに立ち向かう勇気、困難を乗り越えられるという自信、未来に向けての大きな志、そんなベタでずっと昔から言われてきたことではあるけれども、やはり大切なことが、主体的に生きる力の根幹となるのだと思います。
長い間学生たちとかかわって感じることは、この自信が、著しく欠如している学生たちが多いということです。なぜこんな状況になったのかはよく分かりませんが、教育が与えてきた影響はきっと大きかっただろうし、逆に生きる力をはぐくむうえで教育が貢献できることも大変大きいと思います。個人的には、やはり大人が若者たちに、「やればできるよ」「やってなれないことなどない」「人生は捨てたものではない」「あなたは決して無力ではない。本気を出せばきっと良い仕事を成し遂げることができる」「あなたの可能性は、今のあなたが想像している以上に大きい」と言っていく必要があると思います。説教くさいだのオヤジ臭いだのうざいだの言われようが、言うべきことは言う。そんなうるさい大人たちが必要なんだと私は思います。
弊社も、キャリア教育には縁あってずいぶん長い間かかわってきましたが、これからますます追い風を受けて頑張っていきたいと思います。若者たちに、本当にそう生きたい生き方の後押し、自分らしく力強く輝く生き方の応援をしていきたいと思います。
キャリアアドバイザーが始まります(20100216)
今日からJ大学のキャリアアドバイザーが始まります。毎週火曜日、午後、学生と面接をして、就職相談を担当することになります。
昨年から今年にかけて異常ともいえる厳しさを迎えている就職戦線ですが、学生たちに何とか幸せなキャリアをはぐくめるように頑張りたいと思います。
婦人会でコミュニケーション研修を担当します
明日は、神奈川県T市連合婦人会でコミュニケーション講座を担当します。T市では婦人会の活動が活発で、定例的に様々な勉強会を開いていらっしゃるとのこと、私もその講座の一つとしてコミュニケーション講座を担当することになった次第です。
講座は、昨年に続き2度目であり、前年が好評だったのでまたお呼びいただけたとお聞きしております。大変光栄なことであり、栄誉に感じております。
忙しい中を押して参加くださる皆さんにとって価値ある時間となるように頑張りたいと思います。では、行ってまいります!
サークルリーダー研修を担当します(20100204)
明日から2日間にわたって、東京のJ大学で、サークルリーダー研修を担当します。来年3年生になる新任のサークルリーダーを対象に、サークルリーダーとしての心構えやスキル、知識を身につけて、リーダーとして現場で活躍するための基礎を身につけることがテーマです。
不安と期待を胸に、しかも学生たちにとっては、とんでもないほど長丁場の研修に参加するのは勇気がいることだと思います。障害を押して参加してくれた学生たちに、価値ある学びの場を提供できればと願っております。一生懸命に頑張ってきたいと思います。では、行ってまいります!
就活講演会を担当します
東京のJ短大で、来週の月曜日に、就職活動の講演会を担当します。テーマは、「志望動機の書き方」であり、午前中の2限目と午後の3限目の2回にわたって実施、受講者は、200名以上とのことです。
講演会では、単にテクニックとしての志望動機の書き方ではなく、生き方、志、就活の目的、自己PRなども交えながら、すべてが一貫した筋が通った就職活動をすることが成功への秘訣であることを解説してこようと思っています。
就活生たちにとっては本当に厳しい大逆風の中での活動を強いられることになりますが、何とか彼女たちの役に少しでも立てるような価値ある講演としたいと思います。
というわけで、来週の前半は、講演を中心としてバタバタになるので、更新ができません。また後半にご報告したいと思います。