カテゴリー別アーカイブ: 02.経営日誌

今年一年ありがとうございました

 私どもも今日で仕事納めとさせていただきます。

 お世話になった皆さん、本当に一年ありがとうございました。おかげさまで、とても充実した一年となりました。

 実は、2日前の27日に仕事納めにして本ブログでご挨拶をと思っておりましたが、なんと、最後の最後でインフルエンザにかかってしまいました。今、ものすごく流行っているですってね、薬局から取り寄せた診断キットで調べたところ、見事にA型にかかっておりました。とうとう私も、その一人となってしまいました。

 こうなったら覚悟を決めて、ゆっくり休みます。

 年末年始は、寝正月です!

 皆さんも、どうぞくれぐれもお体大切に、ご自愛くださいませ。

 改めて本年一年、ありがとうございました!良いお年を!

正しいということ

 先月10月10日に妻の父、私の義父が亡くなりました。仕事などの関係上、葬儀を10月16日通夜、17日告別式を執り行いました。

 実は、昨年の2023年7月31日に妻の母、私の義母が亡くなっており、続けざまの不幸であり、私どもにとって、特に妻にとっては実母と実父の不幸なので、そのショックと痛みは相当なものだったと思います。それを乗り越えて葬儀をみごとに努め上げました。とても立派だと思います。おつかれさまでした。

 葬儀を主催してくださったのは、妻の実家が檀家となっているお寺、長願寺のご住職 海法龍師と若様です。師には、妻のおばあちゃん、母、そして、今回の父親の葬儀を主宰していただいている縁の深いご住職です。とても立派な私どもが尊敬するご住職です。

 そのご住職に、戒名を頂きました。義父の本名には“正”の文字が含まれており、その一文字を使った素敵な戒名を頂きました。

 戒名の発表の折に、“正”についての解説があり、その法話がとても印象に残ったので当ブログでもご紹介したいと思います。

 ご住職は、“正”という文字は、“いちにとどまる”と書かれており、対立、争いではなく、ひとつであること、共感すること、平和であることを意味するのだとおっしゃるのです。

 私は、それを聞いてとてもびっくりしました。

 私は、“正”と言う文字は、正義や正解を意味するものであり、悪や誤りに対峙するものであって、悪を滅ぼし、誤りを正すものであると思い込んでおり、あくまでも白黒2元の対立する世界の中の一方の在り方、力だと思っていたのですが、ご住職は、そうではないとおっしゃるのです。それは、分離したものではなく、一つであること。お互いに響き合える平和的な一体感、“和を意味するものだとおっしゃったのです。

 そうなんだ、正しいということは、悪者をやっつけて、正義を勝ち取るものではなく、悪者と決めつけずに、裁かないということ。距離を置いて分断せずに、関係の糸を切らないということ。それは、とてもやさしいということなんだと初めて知ったのです。

 私は、そのことを知って、ちょっと打ちのめされてしまいました。

 私にとって“正”とは、悪に勝利することであり、邪を正すこと、けがれを祓い清めることだと思っており、私にとって正しく生きるということは、戦いでもあったのです。

 ウルトラセブンが怪獣をやっつける、ガメラが体を張って悪をやっつける、人が勇気と協力でゴジラをやっつける、こういうことが正義だと思っており、ひそかにそういうヒーローにあこがれていた(る)のです。また、心の奥深くで、そうやって悪をやっつけたい、正義のヒーローになりたいという情熱をもっていたのです。

 しかし、ご住職は、そういう考えは、正しく“正”を理解していないとおっしゃるのです。相対二元の世界になると必ず争いが起こる。故に、二になること分離すること自体が誤りである。ひとつにとどまること、分離しないこと、やな奴だと裁かないこと、人を他人だと思わないこと、和をたっとぶことこそが“正”なのだとおっしゃるのです。

 ちなみに、この“正の意味に興味をもって、“悪”の文字の由来を調べてみました。悪は「亜」と「心」によってできていますが、亜と言う漢字は、「次ぐもの、2番目」と言う意味があるそうです。いわゆる悪とは、2番目の心、分離した心と読み取ることができます。

 また、“誤”と言う漢字の由来も調べてみました。そのままではよくわからないところがあったので、つくりである“呉の旧漢字を調べてみると、“吴”となり、上の“口”は、「神への祝詞を入れる器」と言う意味であり、下は、“人”と“二”で構成されています。(“天だと思いましたが、横棒の上下の長さが逆です)

 ですから、“誤”をわたしなりに分析すると、「神に言うことと人に言うことが異なり、二つになる」こと解釈することができます。(あくまでも私独自の解釈です。学者さんに言うと怒られるかもしれません。)

 なんと、悪と言う文字は、1つにとどまらずに二つになること、誤と言うことは、誰にも同じことを言うのではなく、神と人とで違えてしまうこと、つまり、悪は心が分離すること、誤は言うことが分離すること、どちらも“一つであることを捨てて分離することだと私は解釈しました。

 そうすると、ご住職が仰る“正”の意味がよくわかります。そして、私が解釈していた正のありかたが、いかに間違えていたかがよく分かります。

 なんと、私が正しいと思い込んでいた正義や正解は、決して正しくなかったのです。相手とどこかでつながっている一つの存在と言う感覚を捨てて、一線を引いて敵と認識すること自体が誤りであり、「悪をやっつける、邪を正す」と攻撃することは、まさに悪であったのです。正義の杖を振りかざして悪を責めるときに感じるあの快感は、決して天のものではないということが痛烈にわかりました。私は、反省しなければなりません、ある意味、正義を貫くという生き方がかっこよく感じ、そう生きていましたが、知らず知らずのうちに道を誤ってしまっていたかもしれません。悪だと決めつけた人を責めた時から、私が悪になってしまったのかもしれません。

 ご住職の法話を通して、そうしたとても強くて痛くてありがたい学びをさせていただきました。今後は、対峙してやっつける強さではなく、理解して受け入れて癒やすやさしさを身につけていきたいと思います。なんとなく漠然とは感じていたことですが、和尚さんのお話をお聞きして、はっきりと分かりました。義父の葬儀を通して、とてもありがたい学びを頂くことができました。ありがとうございます。

 義父は、まさに“正”の人だったと思います。人の欠点や間違いに寛容で、いつもフレンドリーでいてくれました。考えてみれば、生意気で攻撃的な私をも、ふわっと包んでくれていた、決して見捨てることはなかった、そんな気がします。長年にわたってご縁を頂けて、とても光栄に感じています、いろいろと不快な思いをさせたこともあったと思いますが、どうぞご容赦ください。

 父ちゃん、わたしには気づけなかったけど、いろんな愛をくれていたんだね、やさしさをありがとう。心から感謝申し上げます。

 父ちゃん、長年にわたり本当にごくろうさまでした。そして、ありがとうございました。 合掌

 

アトランティックプロジェクトのシーズンが始まりました

 当社では、新入社員研修で活用いただけるプログラムとして、アトランティックプロジェクトという経営シミュレーションの体験型研修プログラムを発表しておりますが、4月に入って、とうとうそのシーズンが始まりました。

 先週も、2社の新入社員研修を担当させていただきました。1社は、入社式直後の午後半日で、もう1社は、3日間を使ってプログラムを展開しました。新入社員の皆さんにとって、社会人人生の第一歩となる大切な研修を担当させていただけて、とてもとても光栄に思っております。

 どちらの研修も、ご担当者の皆さんやすばらしい新入社員のメンバーのご協力で、とてもおだやかで楽しく、充実した意義深い学びの場となりました。社会人になったとはいえ、どうあればいいのか?どうすればいいのかが分からない不安な状態から、社会人として活躍するための考え方や方法、知識を学んで、すこし勇気が湧いてきて、希望をもって職場に向かっていけるようなターニングポイントになれたような実感があります。これもご担当者、新入社員メンバーの皆さんのおかげです、ご縁を頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

 アトランティックプロジェクトは、当社の講師が研修を担当させていただくこともできますが、企業の人事研修担当の方自らが実施頂けるようにマニュアル化などの内製化支援もさせていただいております。

 本シーズンでも、多くの企業、多くのご担当者の方が、本プログラムを選んでくださって、実施頂けることになっています。大切な研修で本プログラムをご活用いただけて、とてもとても光栄に存じます。せっかくご利用いただけるからには、価値ある時間になりますように、大成功されますように、心からお祈りしております!心からエールをお送りしております!!がんばってくださいね!!

 研修は、これからもまだまだ、今期は、5月末まで続きます。長丁場となる繁忙期ですが、私も含めて、みなさん、くれぐれも健康に気を付けて、元気で乗り切りましょう!

タッカー・カールソン氏のプーチン大統領との対談

 アメリカのジャーナリスト、タッカー・カールソン氏が、危険を顧みずにロシアにわたり、プーチン大統領との対談に成功しました。私は、歴史的な快挙だと思います。彼の勇敢な仕事は、きっと世界の未来を大きく変えると思います。当ブログでも、対談の日本語バージョンをご紹介したいと思います。

 当動画は、X(旧ツイッター)に投稿されてから約23時間で再生回数が1億5000万回を突破したそうです。1億5000万とは、日本の人口1億2409万人以上です。そのまま見た人の人数と解釈するのは危険ですが、あえてそう解釈して計算すると、世界人口の80億人に対しておよそ2%、つまり、23時間ですでに世界中の100人に2人は当動画を見たことになります。マスコミ以上です。

 動画をご覧いただければおわかりの通り、プーチン大統領は、西側諸国の一般の人たちが認識している世界観とは全く異なる視点を提示してくれています。

 願わくば、世界中に存在しているうそや隠し事に光が当たり、真実が明らかになることを通して、支配や暴力、無益な戦争が終わり、平和が実現しますように。

勇気あるジャーナリスト

 アメリカのジャーナリスト、タッカー・カールソン氏がモスクワに渡り、プーチン大統領とインタビューを決行したというニュースをご紹介します。

 タッカー・カールソン氏は、もともとFOXテレビのニュース番組の人気司会者でしたが、突然解雇されてしまいました。しかし、ジャーナリストとしての仕事を辞めることなく、その後、独自で動画を作成し、X(旧ツイッター)で発表しています。

 彼の発表する動画は、驚異的な視聴者数をカウントしており、ドナルドトランプ氏との対談は2億3000万回以上も再生されています。

 今回、プーチン大統領との対談が発表されれば、それと同等かそれ以上のとてつもなく多くの人たちがそれを見ることになると思います。

 今までの私たちが認識してきたプーチン氏は、侵略者であり、独裁者であり悪者でしたが、それはあくまでも私たちを取り巻くマスコミの情報によってつくられているイメージであり、真実ではありません。今回、プーチン氏との対談を見ることによって、本当のプーチンさんの姿を見ることができることになります。

 タッカーカールソンは、西側諸国のテレビは、ゼレンスキーのインタビューはたくさんするけれどもプーチン氏の意見や発言は無視していると言ってます。また、それは、プロパガンダ(宣伝)だとも言っています。戦争が関わっている、人を殺す最も醜いプロパガンダだと言ってるのです。

 タッカー・カールソンは、一人のジャーナリストとして、正しいことを報道する使命を遂行することに挑戦しています。正しいことには危険がつきものであり、彼も当然、とてつもない危険を冒して行ったことになります。

 すでに、彼のインタビュー内容がまだ発表されていないにもかかわらず、欧州議会ではEU国家への入国禁止を含む対ロシア制裁の対象リストに名前をいれるべきだという主張が出てきています。

 私は、タッカー・カールソン氏の勇気に敬服します。本当に勇敢な戦士、真のジャーナリストなのだと思います。

 今回紹介した動画は、プーチン氏とインタビューする前の動画作成の意義と意気込みを告知するためのものです。本動画で、カールソン氏は、

「(西側諸国の政府は)自分たちがコントロールできない情報を恐れているのです。
でもあなたがおそれることはありません。
我々はこのインタビューでのプーチンの発言に同意するよう勧めているわけではありません。
見ることを勧めています。
できるだけ多くのことを知るべきです。
自由な市民のように奴隷ではなく自分で判断するのです。」

と仰っています。本当にその通りだともいます。

「人間にとって最大の罪は、他者への憎しみではなく、他者への無関心である。つまり無関心こそ、非人道的な行為の源泉なのだ。」ジョージ・バーナード・ショー

 名言にもある通り、無関心は罪なのだと思います。戦争で亡くなった人が何万人いようともそれは単なる数字であって私には関係ないと感じることは、決して名誉なことではないのだと思います。

 この黙示録ともいえる時代、わたしたちは、何らかの使命をもってこの時代を生きているのだと思います。まずは、世界に対して関心をもって真実を知ろうとすることは、その使命の第一歩なのではないでしょうか。

春の気配

昨日(1月19日)横浜に行った際に撮った写真です。

なんと、河津桜が一輪咲いていましたよ。

 

河津桜は、2月頭から咲き始めるのが通常だそうなので、少し早いかもしれませんね。

少し、春の気配を感じることができました!

 

営業開始しました(2024)

 本日より、新年の営業を開始いたします。

 新年早々、能登半島の大地震が起こり、あけましておめでとうございますとは言えない悲しい状況となっております。被害が大きかった輪島は私が授業を担当している大学と縁の深いお寺があるところであり、また、私のお客様にも、新潟や北陸に工場や社屋をお持ちの方もいらっしゃるので、他人事ではない心境でおります。

 被災された方々には、心からお悔やみ申し上げると同時に、いち早く救助が進み、被害が広がらないことをお祈り申し上げます。

 2024年は、辰年。辰年は時代を動かす変革や転機が起こる激動の年と呼ばれています。

 年初早々に波乱の幕開けとなりましたが、より大きな変革に向けての前兆であるようにも感じます。

 ウクライナ戦争とガザ地区でのイスラエルとハマスを巡る戦争の激化、G7の凋落とBricsの台頭、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア、イランが正式にBricsに加盟したことによる脱ドル化の動き、それに伴って予想されるドルの価値の暴落、性的幼児人身売買にかかわっていたエプスタインが所有した児童性愛の島と呼ばれていた通称エプスタイン島に訪問した全名簿が公開されたこと、それに伴って幼児性愛犯罪にかかわった可能性のある、その多くがセレブであり権力者である人達の名前が明らかになったこと、それに伴って従来の権力のおぞましい所業や腐敗ぶりが非難されるようになってきたこと、など、新年早々、能登半島地震以外にも、とても大きな出来事が頻発しています。

 明治維新の時は、まさに革命であり、今まで当たり前だと思っていたことのすべてが変わりました。それも黒船来航から明治政府の設立まで15年と言うとても短い時間で大革命が起こりました。きっと革命とはそういうものなのかもしれません。

 今年も、明治維新の時のように、いままでは常識と考えられていたことのすべてが変わるような変革が起こる雰囲気が濃厚のように感じます。古くて腐敗した権力や構造が倒れ、新しい可能性が立ち上がってくることは歓迎ですが、革命には血がつきものでもあり、短時間で激しい変化が起こることに伴う暴力や破壊が心配です。

 どうか、これ以上の痛みや悲しみを体験することなく、世界がより平和で幸せなありかたに変わっていきますように。

 それから、私どもの仕事ももちろん頑張ります!辰年の勢いにあやかって、今年も良い仕事をたくさんいただいて、人の本当に幸せな生き方の応援をしていきたいと心から願っております。気概だけは、私どもの元気と勇気と信頼の回復をテーマとした仕事で、世界平和に貢献したいと願っております。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

今日で仕事納め(2023)

 はやいもので、今年もとうとう年末ですね。

 当社も、本日で、仕事納めとさせていただきます。

 今年は、いろんなことがあった年でもあります。

・株式会社ファシオさんと提携し、ファシオさんの「デリバル」においてオンライン講座を開講したこと。

・営業スキル教育系の新しいプログラムに挑戦し、成功したこと。

・多くのお客様に恵まれて、多くの大切な研修を担当させていただいたこと。そして、それにしっかりとお応えできたこと。

など、すてきなことがたくさんあった反面、当社を陰に陽に支えてくれた義母が亡くなったことなどとても悲しいこともありました。

 こうして1年をふりかえってみると、山あり谷ありの日々であり、一生懸命に忙しくがんばらせていただいた一年でもありました。なんとか乗り越えるとができたのも、お客様はじめ、お取引先の方々、協力会社のみなさん、当ブログを読んでくださっている方々、友人たち、そして家族のおかげです。みなさん、ほんとうにありがとうございました。あらためて心から感謝申し上げます。

 年末は、どこかにでかけるとか、特別な何かをするとかではなく、のんびりと過ごしたいなぁと考えております。でも、飽きっぽいので、本当にそうなるかは定かではありませんが…。

 みなさんも、どうぞお体大切に、良いお年をお迎えください!

アトランティックプロジェクト紹介動画

 当社のホームページ上に、アトランティックプロジェクトに関する紹介動画をアップしました。

 以前は、体験説明会を開いて、ご体験いただきながらプログラムの詳細をご案内するイベントがあったのですが、コロナをきっかけとして休止しております。

 コロナ禍も随分収まってきたので、そろそろ再開しなければならないと思いながらも、忙しさにかまけてなかなか思い通りにはなりません。

 その代わりと言ってはなんですが、ご案内用の動画を作成し、サイト上でご覧いただけるようにしました。

新入社員研修「アトランティックプロジェクト」紹介動画

経営シミュレーション実習「アトランティックプロジェクト」紹介動画

実習をご体験いただくことが一番プログラムをご理解いただく良い方法ではありますが、動画による解説でもずいぶん雰囲気はご理解いただけるのではないかと思います。

 自画自賛ではありますが、アトランティックプロジェクトは、人を癒し、勇気づけるとても良いプログラムだと思っております。多くの企業さんの教育研修のお役に立てると信じております。当動画が、少しでも多くの皆さんとのご縁につながりますように!

 

せっかくですので、本ブログでも、動画自体をアップします。

新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」ご案内の動画

・プログラムの概要のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

・プロジェクト編のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

・キャリアヴィジョン編のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

・起業編のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

経営シミュレーション実習「アトランティックプロジェクト」ご案内の動画

 

義母の百箇日にちなんで

 昨日は、亡くなられた妻の母親、私にとっての義母の百箇日の法事の日でした。法要を執り行ってくださったのは、横須賀の長願寺のご住職、海法龍師でした。

 長願寺は、妻の実家のお墓をお世話頂いている浄土真宗のお寺であり、ご住職は、以前から妻の実家の法事など、何かととてもお世話になっている方です。

 今年の7月末に義母が亡くなった時にも、心を込めたご葬儀を執り行ってくださって、その後、初七日、四十九日を経て、昨日百箇日の法要と、一連の法要を営んでいただきました。

 昨日も、いつも通り、長願寺の厳粛で精妙であたたかく優しい雰囲気の中、お経をあげてくださって、故人を偲び、供養することができました。本当にありがたいことでした。

 ご住職とは、妻のおばあちゃんが亡くなった時、いまから23年前、2001年からのご縁であり、今年の義母のご葬儀からずいぶん深いお話もさせていただき、私の会社にも関心を持ってくださって、いろいろとご意見ご感想を頂いて勇気づけていただいております。

 昨日の百箇日においても、読経の後の講和で、亡くなった義母に多大なお世話になった当社ヴィーナスアソシエイションにちなんだお話をしてくださり、いたく感じ入った次第です。

 ご住職は、当社の理念である「元気と勇気と信頼の回復」ということは、教典的にも的を得ているとおっしゃってくださったのです。

 せっかくのお話でしたので、当ブログでもご紹介したいと思います。ただ、あくまでも私の解釈であり、ご住職のお話そのものではないことをご了承いただきたいと思います。私が覚えている範囲内で整理しており、そこには勘違いや誤解があると思います。間違えたところもあるかもしれません、それはあくまでも私の解釈の間違い、誤解であります。その点ご了解いただければ幸いです。

 ご住職は、浄土真宗の経典である無量寿経(むりょうじゅきょう)というお経の中では、元気と勇気と信頼の回復と言うことは、本来の自分に帰れ、浄土に帰れということを意味しており、的を得ているとおっしゃってくださったのです。

 無量寿の無量とははかり知れないということ、無限であるという意味であり、寿の意味は、命、ですから、無量寿経の意味は「無限である命の教え」ということになります。

 経典の中に、「帰命無量寿如来(きみょうむりょうじゅにょらい)」という一文があります。文中の「如来」はいわゆる如来さまのことです。如来さまは高い叡智と慈悲と徳を持たれた存在で、偏在されている存在ですが、象徴としての仏像で表現され、如来と言う名前でお呼びしているとのことです。

 しかし、「如来」と言う言葉には「のごとくが来る」と言う意味もあるとのこと、いわゆる「気高い叡智と慈悲と徳を持たれた存在のごとくが(あなたに)来る」という解釈もできるということ。いわゆる私たちにも如来としての可能性があって、いつかそうなれるという約束を意味する言葉でもあるのだと解釈できるということです。言い換えれば、本来の自分の本質こそが如来と言う存在なのだともいえるのだろうと思います。

 ですからその意味を踏まえると「帰命無量寿如来」とは、「無限なる命である本来の自分へと立ち返れ」と理解することもできるとのこと。まさに、当社の理念である元気と勇気と信頼の回復に通じるものがあるので、当社の理念は決して間違えていないとおっしゃっていただけました。とてもありがたいお言葉を頂けました。とてもありがたく、光栄なことだと感じ入った次第です。

 また、われわれを取り巻く世界には、娑婆と浄土とがあるとのこと、娑婆は、愛が不足している恐怖の強い世界であり、人と人とがばらばらであり、人は他人と距離を置き、うそや隠し事をして都合の良いように他人を操作し支配し、他から力を奪う世界であり、苦しみから逃れられない耐え忍ぶ世界であるとのこと。

 一方で、浄土とは、母のおなかの中にいた時のような絶対の安心と信頼のある世界であり、みな仲良く親しい兄弟として受け入れ、正直さを通して理解し共感しあい、協力し合って幸せな社会をつくっていける世界であり、関係性を通して限りない命と力と光を引き出す、光輝く世界であるとのこと。

 現代は、五濁悪(ごじょくあく)と呼ばれる汚れと濁りのある末法の世界であり、苦しみの世界であるけれども、一人一人がしっかりと学び成長することによって、この世を浄土としていかなければならないとも仰っていただきました。信頼の回復と言うことは、まさに、浄土の回復につながると言うことなのだとも仰っていただきました。とても光栄なことです。

 ちなみに「帰命無量寿如来」の後には「南無不可思議光(なむふかしぎこう)」と言う言葉が続きます。南無は、帰依するという意味、信じ拠り所とするという意味です。不可思議とは思議、すなわち思考や考えでは及ぶことができないという意味です。ですから、意訳すると「ちっぽけな思考では及びもつかない偉大なる光を信じ、拠り所とする」と言う意味になると思います。

 偉大なる光と言うものは存在しているが、それは思考では認識することも理解することもできない。だから、思考を主として生きている私たちの煩悩だらけのエゴでは及びもつかないし、ましてやそれに気に入ってもらおうとか、自分に取り込もうとか、術を使って利用しようとか、一切の操作やコントロールはできない存在であり、できることは、ただひたすら帰依すること、信じ、拠り所とすること、すなわちせわしなく自己防衛に勤しむエゴを降伏させて身命を捧げるという意味なのだろうと解釈しています。そういうことこそが他力本願と言う意味なのかもしれません。そうだとしたら、他力本願は、他人任せの気楽な生き方と言うよりは、自分のすべてをかけた命がけの営み、ごまかしようのない厳しい真実の道と言うことなのだろうと思います。

 今回は、そうした道を歩まれているご住職から、貴重でありがたいお言葉を頂きました。とてもうれしかったし、光栄でした。ありがとうございました。

 願わくば、疫病が広がり、超過死亡が普通となり、第三次世界大戦がはじまりそうな瀬戸際にいる、まさに世紀末の様相を呈している現代の社会が、ご住職が言われるように、一人一人が自立し、学習し、成長することによって、浄土の社会となりますように。