カテゴリー別アーカイブ: 02.経営日誌

春の気配

昨日(1月19日)横浜に行った際に撮った写真です。

なんと、河津桜が一輪咲いていましたよ。

 

河津桜は、2月頭から咲き始めるのが通常だそうなので、少し早いかもしれませんね。

少し、春の気配を感じることができました!

 

営業開始しました(2024)

 本日より、新年の営業を開始いたします。

 新年早々、能登半島の大地震が起こり、あけましておめでとうございますとは言えない悲しい状況となっております。被害が大きかった輪島は私が授業を担当している大学と縁の深いお寺があるところであり、また、私のお客様にも、新潟や北陸に工場や社屋をお持ちの方もいらっしゃるので、他人事ではない心境でおります。

 被災された方々には、心からお悔やみ申し上げると同時に、いち早く救助が進み、被害が広がらないことをお祈り申し上げます。

 2024年は、辰年。辰年は時代を動かす変革や転機が起こる激動の年と呼ばれています。

 年初早々に波乱の幕開けとなりましたが、より大きな変革に向けての前兆であるようにも感じます。

 ウクライナ戦争とガザ地区でのイスラエルとハマスを巡る戦争の激化、G7の凋落とBricsの台頭、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア、イランが正式にBricsに加盟したことによる脱ドル化の動き、それに伴って予想されるドルの価値の暴落、性的幼児人身売買にかかわっていたエプスタインが所有した児童性愛の島と呼ばれていた通称エプスタイン島に訪問した全名簿が公開されたこと、それに伴って幼児性愛犯罪にかかわった可能性のある、その多くがセレブであり権力者である人達の名前が明らかになったこと、それに伴って従来の権力のおぞましい所業や腐敗ぶりが非難されるようになってきたこと、など、新年早々、能登半島地震以外にも、とても大きな出来事が頻発しています。

 明治維新の時は、まさに革命であり、今まで当たり前だと思っていたことのすべてが変わりました。それも黒船来航から明治政府の設立まで15年と言うとても短い時間で大革命が起こりました。きっと革命とはそういうものなのかもしれません。

 今年も、明治維新の時のように、いままでは常識と考えられていたことのすべてが変わるような変革が起こる雰囲気が濃厚のように感じます。古くて腐敗した権力や構造が倒れ、新しい可能性が立ち上がってくることは歓迎ですが、革命には血がつきものでもあり、短時間で激しい変化が起こることに伴う暴力や破壊が心配です。

 どうか、これ以上の痛みや悲しみを体験することなく、世界がより平和で幸せなありかたに変わっていきますように。

 それから、私どもの仕事ももちろん頑張ります!辰年の勢いにあやかって、今年も良い仕事をたくさんいただいて、人の本当に幸せな生き方の応援をしていきたいと心から願っております。気概だけは、私どもの元気と勇気と信頼の回復をテーマとした仕事で、世界平和に貢献したいと願っております。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

今日で仕事納め(2023)

 はやいもので、今年もとうとう年末ですね。

 当社も、本日で、仕事納めとさせていただきます。

 今年は、いろんなことがあった年でもあります。

・株式会社ファシオさんと提携し、ファシオさんの「デリバル」においてオンライン講座を開講したこと。

・営業スキル教育系の新しいプログラムに挑戦し、成功したこと。

・多くのお客様に恵まれて、多くの大切な研修を担当させていただいたこと。そして、それにしっかりとお応えできたこと。

など、すてきなことがたくさんあった反面、当社を陰に陽に支えてくれた義母が亡くなったことなどとても悲しいこともありました。

 こうして1年をふりかえってみると、山あり谷ありの日々であり、一生懸命に忙しくがんばらせていただいた一年でもありました。なんとか乗り越えるとができたのも、お客様はじめ、お取引先の方々、協力会社のみなさん、当ブログを読んでくださっている方々、友人たち、そして家族のおかげです。みなさん、ほんとうにありがとうございました。あらためて心から感謝申し上げます。

 年末は、どこかにでかけるとか、特別な何かをするとかではなく、のんびりと過ごしたいなぁと考えております。でも、飽きっぽいので、本当にそうなるかは定かではありませんが…。

 みなさんも、どうぞお体大切に、良いお年をお迎えください!

アトランティックプロジェクト紹介動画

 当社のホームページ上に、アトランティックプロジェクトに関する紹介動画をアップしました。

 以前は、体験説明会を開いて、ご体験いただきながらプログラムの詳細をご案内するイベントがあったのですが、コロナをきっかけとして休止しております。

 コロナ禍も随分収まってきたので、そろそろ再開しなければならないと思いながらも、忙しさにかまけてなかなか思い通りにはなりません。

 その代わりと言ってはなんですが、ご案内用の動画を作成し、サイト上でご覧いただけるようにしました。

新入社員研修「アトランティックプロジェクト」紹介動画

経営シミュレーション実習「アトランティックプロジェクト」紹介動画

実習をご体験いただくことが一番プログラムをご理解いただく良い方法ではありますが、動画による解説でもずいぶん雰囲気はご理解いただけるのではないかと思います。

 自画自賛ではありますが、アトランティックプロジェクトは、人を癒し、勇気づけるとても良いプログラムだと思っております。多くの企業さんの教育研修のお役に立てると信じております。当動画が、少しでも多くの皆さんとのご縁につながりますように!

 

せっかくですので、本ブログでも、動画自体をアップします。

新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」ご案内の動画

・プログラムの概要のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

・プロジェクト編のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

・キャリアヴィジョン編のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

・起業編のご案内_体験型新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」

 

経営シミュレーション実習「アトランティックプロジェクト」ご案内の動画

 

義母の百箇日にちなんで

 昨日は、亡くなられた妻の母親、私にとっての義母の百箇日の法事の日でした。法要を執り行ってくださったのは、横須賀の長願寺のご住職、海法龍師でした。

 長願寺は、妻の実家のお墓をお世話頂いている浄土真宗のお寺であり、ご住職は、以前から妻の実家の法事など、何かととてもお世話になっている方です。

 今年の7月末に義母が亡くなった時にも、心を込めたご葬儀を執り行ってくださって、その後、初七日、四十九日を経て、昨日百箇日の法要と、一連の法要を営んでいただきました。

 昨日も、いつも通り、長願寺の厳粛で精妙であたたかく優しい雰囲気の中、お経をあげてくださって、故人を偲び、供養することができました。本当にありがたいことでした。

 ご住職とは、妻のおばあちゃんが亡くなった時、いまから23年前、2001年からのご縁であり、今年の義母のご葬儀からずいぶん深いお話もさせていただき、私の会社にも関心を持ってくださって、いろいろとご意見ご感想を頂いて勇気づけていただいております。

 昨日の百箇日においても、読経の後の講和で、亡くなった義母に多大なお世話になった当社ヴィーナスアソシエイションにちなんだお話をしてくださり、いたく感じ入った次第です。

 ご住職は、当社の理念である「元気と勇気と信頼の回復」ということは、教典的にも的を得ているとおっしゃってくださったのです。

 せっかくのお話でしたので、当ブログでもご紹介したいと思います。ただ、あくまでも私の解釈であり、ご住職のお話そのものではないことをご了承いただきたいと思います。私が覚えている範囲内で整理しており、そこには勘違いや誤解があると思います。間違えたところもあるかもしれません、それはあくまでも私の解釈の間違い、誤解であります。その点ご了解いただければ幸いです。

 ご住職は、浄土真宗の経典である無量寿経(むりょうじゅきょう)というお経の中では、元気と勇気と信頼の回復と言うことは、本来の自分に帰れ、浄土に帰れということを意味しており、的を得ているとおっしゃってくださったのです。

 無量寿の無量とははかり知れないということ、無限であるという意味であり、寿の意味は、命、ですから、無量寿経の意味は「無限である命の教え」ということになります。

 経典の中に、「帰命無量寿如来(きみょうむりょうじゅにょらい)」という一文があります。文中の「如来」はいわゆる如来さまのことです。如来さまは高い叡智と慈悲と徳を持たれた存在で、偏在されている存在ですが、象徴としての仏像で表現され、如来と言う名前でお呼びしているとのことです。

 しかし、「如来」と言う言葉には「のごとくが来る」と言う意味もあるとのこと、いわゆる「気高い叡智と慈悲と徳を持たれた存在のごとくが(あなたに)来る」という解釈もできるということ。いわゆる私たちにも如来としての可能性があって、いつかそうなれるという約束を意味する言葉でもあるのだと解釈できるということです。言い換えれば、本来の自分の本質こそが如来と言う存在なのだともいえるのだろうと思います。

 ですからその意味を踏まえると「帰命無量寿如来」とは、「無限なる命である本来の自分へと立ち返れ」と理解することもできるとのこと。まさに、当社の理念である元気と勇気と信頼の回復に通じるものがあるので、当社の理念は決して間違えていないとおっしゃっていただけました。とてもありがたいお言葉を頂けました。とてもありがたく、光栄なことだと感じ入った次第です。

 また、われわれを取り巻く世界には、娑婆と浄土とがあるとのこと、娑婆は、愛が不足している恐怖の強い世界であり、人と人とがばらばらであり、人は他人と距離を置き、うそや隠し事をして都合の良いように他人を操作し支配し、他から力を奪う世界であり、苦しみから逃れられない耐え忍ぶ世界であるとのこと。

 一方で、浄土とは、母のおなかの中にいた時のような絶対の安心と信頼のある世界であり、みな仲良く親しい兄弟として受け入れ、正直さを通して理解し共感しあい、協力し合って幸せな社会をつくっていける世界であり、関係性を通して限りない命と力と光を引き出す、光輝く世界であるとのこと。

 現代は、五濁悪(ごじょくあく)と呼ばれる汚れと濁りのある末法の世界であり、苦しみの世界であるけれども、一人一人がしっかりと学び成長することによって、この世を浄土としていかなければならないとも仰っていただきました。信頼の回復と言うことは、まさに、浄土の回復につながると言うことなのだとも仰っていただきました。とても光栄なことです。

 ちなみに「帰命無量寿如来」の後には「南無不可思議光(なむふかしぎこう)」と言う言葉が続きます。南無は、帰依するという意味、信じ拠り所とするという意味です。不可思議とは思議、すなわち思考や考えでは及ぶことができないという意味です。ですから、意訳すると「ちっぽけな思考では及びもつかない偉大なる光を信じ、拠り所とする」と言う意味になると思います。

 偉大なる光と言うものは存在しているが、それは思考では認識することも理解することもできない。だから、思考を主として生きている私たちの煩悩だらけのエゴでは及びもつかないし、ましてやそれに気に入ってもらおうとか、自分に取り込もうとか、術を使って利用しようとか、一切の操作やコントロールはできない存在であり、できることは、ただひたすら帰依すること、信じ、拠り所とすること、すなわちせわしなく自己防衛に勤しむエゴを降伏させて身命を捧げるという意味なのだろうと解釈しています。そういうことこそが他力本願と言う意味なのかもしれません。そうだとしたら、他力本願は、他人任せの気楽な生き方と言うよりは、自分のすべてをかけた命がけの営み、ごまかしようのない厳しい真実の道と言うことなのだろうと思います。

 今回は、そうした道を歩まれているご住職から、貴重でありがたいお言葉を頂きました。とてもうれしかったし、光栄でした。ありがとうございました。

 願わくば、疫病が広がり、超過死亡が普通となり、第三次世界大戦がはじまりそうな瀬戸際にいる、まさに世紀末の様相を呈している現代の社会が、ご住職が言われるように、一人一人が自立し、学習し、成長することによって、浄土の社会となりますように。

大学後期授業が始まりました(2023)

 私は、横浜のとある私立大学で、キャリア関係の授業を3つ担当していますが、先月末よりそのうちの後期の2つの授業が始まりました。

 すでに、来週で3講目となります。今期も、授業を選んでくれた学生諸君は、とても素敵な若者たちであり、共に良い授業を展開できそうです。

 授業だけではなく、本業の研修の仕事も、年末に向けて少し忙しくなってきます。おかげさまで10月初めの内定者研修から始まり、リーダーシップ系の講座が続きます。

 私がサラリーマンを辞めて独立したのは39才の時でした。実は、その時は、この研修業界に身を置くことを少しためらっていました。だって、とてもとても不安定な業界ですし、やっていける自信が無かったのです。

 だから、いろんなことに挑戦してみたのですが、不思議なことにご縁がついてお仕事を継続的に頂けたのは、この教育の仕事でした。いまでは、その偶然が本当にありがたいことと感じています。

 他に頼ることなくすべて自社が開発したノウハウでプログラムを作り、自分が信じる考え方や哲学をその中に遺憾なく反映させ、何一つ不本意なことをしたり言ったりすることなく、本当にそう伝えたいことを伝える。そして、何よりも受講して下さった方々に喜んでいただける、時には、一生おつきあいするような深い縁を頂けるのです。

 むろん環境面での厳しさはありますが、今まではすべて家族と協力し合って乗り越えることができたし、今後もきっと乗り越えられないものはないでしょう。苦労もありますが、それをはるかに上回るような喜びがこの仕事にはある。私たちは、本当に恵まれていると思います。ありがたいことです。

 後期の授業が始まると、あっという間に冬になってしまいます。世の中は、変な疫病や戦争、天変地異が頻発し、まさに黙示録の様相を呈していますが、願わくば、これ以上の痛みや苦しみが起こることが無く、世界が平和で幸せな年末を迎えることができますように。そして、当社のお仕事も、とてもとても良い研修を実施できて、皆さんに心から喜んでもらえますように!

ジャニーズだけではない

ジャニーズの性加害問題について、連日大々的に報道されています。史上最大の性加害問題の一つだともいわれていますよね。

この件は、ずいぶん以前から数名の告発者によって暴露されてきたことですが、まったく問題視されていませんでした。マスコミがまともに取り上げなかったからです。せっかくの勇気ある告発に対して誰も関心を持たなかったものですから、被害者は増え、事態はどんどん深刻なものになってしまいました。

もちろん加害者が、責任を負うべきものですが、問題なのは加害者だけではありませんよね。知っていながらそれを全く報道することが無かったマスコミも責任重大です。

マスコミは、多くの大衆の常識を作り上げる力があります。みな、マスコミが言うように認識し、考え、行動するようになるのですよ。だから、マスコミは、大きな権力と責任がある。

ジャニーズの問題は、マスコミが単に知らなかったということではなく、それに触れると何かと都合が悪くなるので、言うべきなのに言わなかったという理由であり、自分の都合のために意図的にもみ消したということなんだろうと思います。

マスコミの持っている社会的責任、使命に反する行為であり、結果的にマスコミも加害者側だった、加害者とグルだったと言われても仕方がありません。その意味でジャニーズの問題は、加害者だけの問題ではなく、マスコミも同罪なのだと思います。私たちは、マスコミが、善意と使命感だけで仕事をしているわけではなく、自分の都合のためには平気で隠し事をしてうそをつくのだということを理解しておかなければなりません。要するに、マスコミの言うことをうのみにしてはいけないということなのだと思います。

マスコミが意図的に、問題を無視したり、歪曲して報道してきたことは、ジャニーズに限られたことではありません。原発問題、ウクライナ問題、米国情勢、BRICSなどなど、まだまだたくさんの罪を背負っていると思います。

今日は、その中の一つ、とても大きな問題であるコロナワクチン問題についての勇気ある発言を紹介したいと思います。一般社団法人ワクチン問題研究会が設立され、昨日の2023年9月7日に記者会見が行われました。その記者会見の中で、代表理事であり、京都大学名誉教授であり、また医師でもいらっしゃる福島雅典先生の発言です。

発言の中で、先生は

「マスコミが聞いてくれない、聴いてくれたらこんなことにならなかったはずだ。…これは薬じゃない。核酸医薬と言われるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて、あえて言いましょう、殺人ですよ、虐殺が起きたと言っていい。これは生物兵器によるホロコーストに近いんじゃないですか。」

と、強烈な発言をされています。見て見ぬふりをしてきた、又はうそをついてきたマスコミの在り方を強く非難しています。ここまでのことを言うからには相当の覚悟がおありなのだと思いました。勇気ある発言だと思います。とても大切な知見だと私は思っており、当ブログでも紹介したいと思います。

感謝と言うこと

 先月末7月31日に妻の母、私にとっての義母が亡くなりました。

 8月4日に通夜、昨日5日に葬儀と告別式を執り行いました。

 親族や友人にお集まりいただいて、少ないながらもやさしく温かい雰囲気の中で執り行われました。ご列席いただいた皆様には心から感謝申し上げます。

 お葬式全体を通して読経を上げていただいたのは、横須賀長願寺のご住職でした。

 心のこもったお経で、とても精妙なしめやかなお葬式となりました。

 故人もきっと喜ばれたと思います。

 私が今の会社を立ち上げてサラリーマンを退職し独立したのは39才の時でした。明けの明星のように時代をリードする会社でありたい、人を勇気づけ元気を取り戻してもらえるような会社でありたいと願って、志高く立ち上げたものの、経営は決して楽ではありませんでした。

 お客様は少なく、商品もまだまだ力不足であり、まったく軌道には乗れませんでした。そうした不安定で危険な綱渡りをしていた時に支えてくださったのが義母でした。ずいぶんお金の無心をしたと思います。今、当社がこうしてあることができるのは、実は、ひとえに義母の当時の犠牲があったからなのです。義母は、顔色一つ変えずに、嫌味も一つ言わずに、ニコニコと大切な大切なお金を貸してくれたものです。

 おかげさまで、会社は軌道に乗り始め、現在は、多くのお客様と自信のある商品に恵まれて、日々楽しく仕事をさせていただいております。これもひとえに義母のおかげでした。本当にありがとうございました。

 義母が調子を悪くし始めたのは、ちょうどコロナの出始めのころでした。骨粗しょう症で入院し、治療したものの歩けなくなってしまったのです。階段や段差が多い家では現実的に生活することができないので、施設に預けることになりました。施設では良く面倒を見てくれていたのですが、ちょうどコロナの時期と重なり、まったく面会に行くことができませんでした。3年間預けっぱなしとなってしまった次第です。頂いたご恩に何も報いることができずに、逆に悲しい思いを強いてしまった次第です。

 施設の中で、義母はどんどん体調を崩してしまい、今年の3月から食事をとることができなくなり、6月末に施設を出て病院に入院し、その一か月後7月31日に息を引き取られた次第です。

 葬儀を執り行いながら、義母への感謝の思いと同時に、どうしても申し訳なさ、罪悪感がぬぐい切れずに、とても穏やかで聖なる雰囲気の中で、やさしく温かく癒される雰囲気の中で葬儀は執り行われていったわけですが、何かもやもやとするものを拭い去ることができなかったのです。

 昨日、初七日の法要で一連のお葬式がひと段落したわけですが、葬儀が終わってご住職とお話をさせていただいた折に、そのもやもやを思い切って話してしまいました。

「ありがとうと言う気持ちと同時に、ごめんなさいというきもちがあるんですよね」

そうしたら、ご住職が思いもよらないことを言ってくれたのです。

「ありがとう は、ごめんなさい と言うことなんだよ」って。

ありがとうは、「感謝」と言うことですが、

「感謝」と言う漢字にレ点を打ってさかさまにすると、

「謝(あやまる)を感じる」ということ、

すなわち、ごめんなさいと言うことなのだとおっしゃるのです。

私は、そのことを聞いて、思わず涙がこぼれてしまいました。

実は、ありがとうの背景には、その割にはしてやれることが少なかったという後悔、

むしろ迷惑をかけてしまったという罪悪感が織り込み済みなんだということを理解したのでした。

それにしても、日本語は美しい、こんなに深い意味が隠されていたなんで全く知りませんでした。

 私が感じたもやもやは、実は超古代の人たちも感じていたことであり、漢字を通して連綿と語り継がれてきた感情だったのですね。なんと、もやもやがあったのは、私だけではなかったのです。

 ご住職のお話をお聞きして、何かそれでいいんだよ、と言ってもらえたような気がして、許されたような気がして肩の荷が下りた気がして涙が止まりませんでした。

 今回の義母のご葬儀は、こうした、とても大切なことを私に教えてくださった機会でもありました。本当に私は恵まれており、ありがたいことだと感じ入った次第です。

 かあちゃん、本当にありがとう、そしてごめんなさい。 合掌

 

オンライン講座「ポジティブ心理学」をリリース

 当社は、オンライン教育の配信サイトデリバル」を運営されている株式会社ファシオさんとご縁を頂いて、当社のオンライン講座をデリバル上で発表させていただいております。

 オンラインによる教育を実現できるオンラインスクールのシステムは、当社の夢の一つであり、ずいぶん昔からいろいろな勉強と挑戦をしていたのですが、セキュリティやコンテンツ管理の問題など、乗り越えられない問題が多く、頓挫しておりました。

 どうしたものかと思いあぐねていたところに、ファシオさんからお声をかけていただいたのでした。

 実際にファシオさんの運営される「デリバル」を拝見すると、本当に見事に作られており、私の理想とするクオリティを越えたシステムを構築されていらっしゃる。コンテンツを発表される企業さんも利用されている企業さんもいずれも信頼のおける優良企業ばかりであり、私どもとしても願ってもないチャンスを頂けたことになります。

 昨年度、よろこんで仲間に入れていただき、「デリバル」の公式チャンネルとして当社のオンラインコンテンツを発表させていただけることになりました。

 当社ヴィーナスアソシエイションのデリバルにおけるトップページはこちらとなります。

デリバル  ヴィーナスアソシエイションtop

 当社として、こうしたチャンスを頂けていることは、本当に光栄なことと思っております、ファシオさん本当にありがとうございます。

 さて、昨日、そちらのデリバル上で、当社の新しいコンテンツを発表させていただきました。

ポジティブ心理学」です。

 当社としてとても大切にしている考え方、理論、哲学であり、当社を代表する講座の一つでもあります。多くの方々にご覧いただいて、自分らしく輝く生き方の糧としていただければと願っております。

 実は、昨年にも一つ講座をアップしております。「自尊心の重要性」です。

 これで、デリバル上で発表できている講座は、2つとなりました。

 今後は、もっともっとたくさんのコンテンツを発表して、できれば、組み合わせることによって研修プログラムとして紹介できるようになればと志しています。

 オンライン教育も、当社の大切な今後の方向性、夢の一つであり、ファシオさんのデリバルは、その夢を実現できるとても大切なツールであります。せっかくいただいたチャンスを生かして、今後もがんばっていきたいと思っています!

アトランティックプロジェクトのシーズン

 今月に入ってから、オンライン研修のお仕事をたくさんいただいており、とても忙しい日々を過ごしております。
 コロナ禍によって、いろんな困難がやってきましたが、オンライン研修を開発できたことだけは、とてもとてもうれしい出来事でした。
 オンラインでは人間関係は学べないと思い込んでいましたが、オンラインだからこそ、直接会えない制約の中でこそ、思いやりややさしさが浮かび上がり、人間関係の本質的な尊さを学び、人間関係に対する信頼を回復できるような気がします。
 今月末まで研修の流れが続き、充実した日々を過ごさせていただいております。

 片や、当社の一番の売れ筋であるアトランティックプロジェクトのシーズン、4月の新入社員研修のシーズンもやってきております。
 今年も、おかげさまでたくさんの企業様にご活用いただけております。
 現在、研修と並行して、抜かりなく準備を進めている最中です。
 今年は、5月の末までお仕事を頂いております。
 充実した良き学びの場となるよう一生懸命に頑張りたいと思います!