私は、横浜の大学で、キャリア関係の授業を担当しています。前期一つ、後期2つの授業を担当しており、その後期の授業も残すところ、あと1回となりました。
授業の一つは、業界研究に関する授業であり、企業のゲストスピーカーをお呼びして、業界に関する情報を得ると同時に、学生たちも自ら業界や企業の研究をして、ゲストスピーカーも含めた多くの人の前でプレゼンテーションをするという内容となっています。
学生たちにとっては、単に話を聴いているだけではなく、自らも研究発表するという、しかも、企業の人事担当者の前でプレゼンをするというとても負担の大きな課題を乗り越えなければなりません。
本授業は、ですから、学生たちの協力なくしては成り立たないタイプの授業なのです。
学生たちに相当大きな負担をかけることになるのですが、研究発表のセッションは、全員無事に終了し、見事に立派に発表をしてくれました。私もとても誇らしい思いです。
おかげさまで、通常の企業研究や業界研究にはない深い学びができる場となったと思います。これも、ゲストスピーカーの皆さんはもちろん、学生たちのおかげです。本当にありがとうございました。
学生たちは、入学から現在まで、コロナ禍で振り回されるような学生生活を送ったものも多いと思います。時には期待と違う体験をしたり、思い通りにはならない理不尽さを感じた人も少なくないと思います。その意味では、気の毒な世代でもあります。しかし、困難の中でこそ成長は起こるものです。時代の犠牲者ではなく、それを乗り越える勇者として成長を遂げてほしいと常々願っており、その意味では、今回の授業を受けてくれた学生諸君は、みな勇者だったと思います。
これから、就職活動に取り組む学生も多く、また大きな課題や壁にぶつかることがあると思いますが、彼ら彼女らならきっと乗り越えられると思います。
学生たちの今後の活躍を心から応援したいと思います!
作成者別アーカイブ: venusassociation
「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会
昨日(2022年11月25日)に、厚労省役員の方々と政治家、コロナワクチンの被害者代表、大学の先生(名誉教授)を交えた勉強会(討論会)があり、その動画をご紹介します。
新型コロナワクチンの危険性や被害のとても悲惨な現状が生々しく語られています。
ワクチン被害者の遺族の方々や大学の諸先生たちが、ワクチン行政の現実のでたらめさに対して本気で怒って声を上げていらっしゃるのに感銘を受けました。おかしいと思っていながらも、何もできない自分に忸怩たる思いでいたのでとても勇気をもらえました。
この動画は、すでにYouTubeではブロックされたそうです。マスコミ関係者もたくさん参加していたようですが、きっとまともには報道しないと思います。微力ながら当ブログでもご紹介したいと思います。何よりも、今見るべき動画だと思います。
オンラインプログラムの発足
かねてより、オンラインによる学校を開きたいとこころざしており、実験的にオンラインスクールのオープンソフトであるmoodleを導入してみたり、youtubeで動画を公開して見たりなど、チャレンジを続けてきていたのですが、なにしろ、それをビジネスとして展開していくための仕組みや、セキュリティの問題など、簡単には解決しない問題ばかりであり、企画はあったものの長い間実現できていませんでした。
そのような状況の中で、株式会社ファシオさんと仰るオンライン教育を配信されている大手の企業さんとご縁を頂き、「デリバル」と言うオンラインセミナーサイトの公式チャンネルとして当社のオンラインコンテンツを発表させていただけることになりました。
当社ヴィーナスアソシエイションのデリバルにおけるトップページはこちらとなります。
私も、オンラインスクールの構築に挑戦しようとしていた人間なので少しだけその難しさが分かっておりますが、ファシオさんがおつくりになったデリバルと言うオンラインスクールは、とても優れていると思います。
オンデマンドによる教育コンテンツに対応していただけるのはもちろん、オンラインリアルタイムのセミナーや講座も可能です。オンライン講座運営に必要な要素がしっかりときめ細かく整備されており、もしかしたらZOOMによる講座運営よりもやりやすいかもしれません。
しかも、オンラインスクールとしての機能はもちろんのこと、オンラインショップとしての機能も兼ね備えており、直接ビジネスとして展開することができるのです。
さらに、官公庁がお客様の場合もあるそうなので、個人情報や決済システムに関するセキュリティがとてもしっかりと整備されており、その完成度は驚くべきものがあると思います。
可能であれば、ヴィーナスアソシエイションオンラインスクールとして独立したサイトを構築したいという願いはあったのですが、素人ではとてもとてもシステム構築はむずかしく、きっと億単位の投資が必要となると思います。その点で、デリバルは、私がまさに構築したいと夢見ていたシステムであり、今回、その公式チャンネルとして仲間入りできたのは、願ってもないチャンスでもあると思っています。
ファシオさん、ご縁をありがとうございます。大変光栄に存じます。
早速、当社の代表的な講義となる「自尊心の重要性」のコンテンツを作成し、発表しました。
今後、たくさんのコンテンツを作成して発表していく予定です。
願わくば、私どもが発表するコンテンツをご覧いただいて、少しでもお役に立てれば、元気と勇気と自信、信頼の回復に貢献できればこの上ない喜びと感じております。
尊敬する経営者のご逝去
稲盛和夫さんが、今月の24日にご逝去されました。
稲盛さんは、私が尊敬する経営者の一人で、彼の経営や生き方についての考え方に共感し、私自身の糧とさせていただいてきました。
稲盛さんは、以下の言葉で、仕事の大切さを伝えられていました。
「一つのことに打ち込んできた人、一生懸命に働きつづけてきた人というのは、その日々の精進を通じて、おのずと魂が磨かれていき、厚みのある人格を形成していくものです。働くという営みの尊さは、そこにあります。心を磨くというと宗教的な修行などを連想するかもしれませんが、仕事を心から好きになり、一生懸命精魂込めて働く、それだけでいいのです」
仕事をするということは、単なる生活の糧や金儲けではなく、修行を通して心魂を磨くことであり、とても大切な聖なる尊い営みだとおっしゃっています。
彼は、「言い訳をしない」「謙虚にして驕らず」「世のため、人のために尽くす」と言った人として尊敬に値する生き方を実践されていましたが、真剣に仕事に向き合うことによって、そうした気高くも厳しい生き方が実現できるのだと思います。
正直私にとっては、まだまだその境地に至れてはいませんが、稲盛さんのおっしゃる、「仕事が大好きで、一生けん命に仕事に向き合い、常に成長しチャレンジする生き方」は、実践しているつもりです。稲盛さんがおっしゃるようにそうした生き方こそが厚みのある人格の形成につながることを信じて、いつかは、私も「人のせいにしないで反省する」「文句ではなく感謝をする」「謙虚にしておごらない」「利他」「仲間のために汗を流す」そんな生き方が自然にできるように、これからも精進していきたいと思います。
大きな存在がご逝去されて、とても寂しい気持ちではありますが、見事に良き仕事をされて、見事に指導者として、経営者としての人生を全うされた生きざまに敬意を表し、ご冥福をお祈りしたいと思います。
合掌
事務所の模様替え
以前は、書棚が上についている学習机を使っていましたが、事務所用のオフィス家具に変えることにしました。
以前の学習机は、40年以上にわたって使っていたものであり、もちろん会社の創業からずっと一緒だった机です。
ずいぶん長く愛用した机でしたので、忍びなかったのですが、今期で法人成して20周年目(創業からは23年目)となるのもあって、思い切って模様替えをしました。
長年にわたって使っていた机ですので、整理が大変で、結局のところ落ち着くまでに3~4日かかりました。ちょっとした引っ越しです!
事務所の机部分だけの模様替えであって、バックヤードは何も変えていないのですが、事務所の雰囲気がずいぶん変わるものですね。
雑然とした感じは、以前と変わりないのですが、こどもっぽさや素人っぽさが抜けて、本当のプロフェッショナルに変容したようです。においも、新しい家具のにおいがして、とても新鮮な気持ちになります。
事務所の役割も、ここ数年ずいぶん変わりました。単なる事務所ではなく、オンライン研修などの際には、発信するスタジオとなります。そして、そのような機会がとても増えてきたし、今後ももっと増えていくことでしょう。今回の模様替えは、今後会社がますます発展する上での基盤となると思います。
20周年を迎えて、当社も随分良い会社に育ってくれたと思います。これもひとえに当社にご縁を頂けているお客様や支えてくれている友人たち、ご縁ある方々のおかげです。本当にありがとうございました。皆さん、ぜひ安針塚に足をお運びいただいて、新しい事務所をご紹介させてくださいませ!
事務所の雰囲気も新たにして、新たな気持ちで今後もよりよいお仕事をさせていただくよう、がんばりたいと思います。
今後ともどうぞよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます!!
前期授業が終了202207
昨日、大学の前期授業、プレゼンディスカッションスキル講座が終了しました。
就職活動やキャリアを形成する上で大切な自己表現やプレゼンテーションのスキル、チームワークやコミュニケーション、対話のスキルを学ぶ講座であり、全15回の講座となります。
本年度も、すばらしい学生たちに恵まれて、とても良き学びの場となったと思います。
受講してくれた学生諸君にとっては、大学生活において、予想だにしなかったような出来事=コロナ感染症の広まり、ロックダウンや、人間関係に関する事細かい規制、それに伴って希薄になる人間関係、などなど、さまざまな困難がつき次と起こって、そんなことが起こってない時代に比べてずいぶんと不自由で不安なキャンパス生活を送っている学生が多いのではないでしょうか。
さまざまな障害や問題が次々と起こるので、戸惑って、少々気持ちが疲れている学生も多いと思いますが、受講してくれた学生は、そんな困難な中にあっても、決してめげることなく、授業に向かってくれたと思います。逆に、そうした困難があるからこそ、普段は考えないような人生の深い意味、生き方、哲学を考えることができたと思います。
授業の中では、グループワークが多く、人間関係に不慣れな学生たちにとっては、少々ストレスフルなところもあったかもしれませんが、逆に、寂しさを強いられる環境の中だからこそ、人間関係の価値や大切さを理解し、高い意識をもってグループワークに参加してくれたと思います。
その意味で、環境の厳しさとは逆に、学びも深く、意義深いものがあったのかもしれません。
良い授業となったと思います。これもひとえに受講してくれた学生の皆さんのおかげです。あらためて感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
コロナ以前まではせっかく回復基調にあった経済も、コロナ後の世界的な混乱を受けて、好調や安定とは決して言えない状況となっています。
きっと今後学生たちが迎える就職活動は決して甘くはないのだと思います。もしかしたら、そうした逆境の中で、とても苦労をする学生たちも出てくるかもしれません。
しかし、彼ら彼女らでしたら、逆にそうした環境を逆手にとって、大きく成長していくことでそう。決してくじけることなく、本当の自分の幸せなキャリアに向かって立ち向かっていってくれると思います。
授業が終了したとはいえ、今後も、受講してくれた学生たちに心からエールを送りたいと思います。何かできることがあれば、心から応援していきたいと思います。彼ら彼女らの人生に幸ありますように!
恩人の訃報
私は、現在、ラボラトリーメソッドによる体験学習を基盤とした教育研修の会社を営んでおりますが、この体験学習は、以前勤めていた会社、P社で学ばせていただいたものです。
P社では、ラボラトリーメソッドの基礎理論や哲学、ファシリテーターとしてのスキルなど、今の私を形作る多くの部分の基盤を学ばせていただきました。
当時、人間関係に不器用であり、自分に自信がなく、他人にも心を開かない人間だった私が、仕事やご縁ある多くの方々との出会いを通して、徐々に徐々に生きづらさが解けて行って、自信と信頼を回復しはじめ、人間関係訓練や教育に対する情熱が芽生え始め、現在のようなキャリア、生き方に変わることができたのは、一種の奇跡のように思えます。
P社は、私にとっては、そうした奇跡を起こしてくれたとても大切なありがたい場所でもありました。
昨日、P社の創業者だったOさんが先月2022年6月26日に亡くなったということを知りました。
Oさんとの出会いが無ければ、今の私のキャリアが起こりえなかったわけであり、彼は、まさに私にとっての恩人だと思っております。
Oさんは、私にとって、失礼ながら、長年お付き合いした友人のようでもあり、仲良くともに仕事をしたこともあれば、けんかをして戦いあったときもありました。親しく感じるがゆえに、甘えもあったのだろうと思います、私からの当たりもきつく、攻撃的なところもあったと思います。最終的には私は、会社を離れて独立し、違う人生を歩み、Oさんとは物別れに終わっておりました。
生きてまたいつか会えると思っていたのでそれもよしと思っていましたが、亡くなってしまうと、もう少しお互いになんとかならなかったのかなぁと、少し残念な思いがやってきます。
Oさん、いろいろとお世話になりました、当初私が入社したころは、会社にOさんを含めて3人しかおらず、私が4人目でした。事務所は小さく、奥の窓の横に応接の長椅子があって、いつも寝転んでましたよね。小さいながらも、ユニークな独創的な教材の種がたくさんあって、今後成長していくものすごく大きなエネルギーが満ち溢れていたように思えます。いわば夢と希望に満ち溢れていたように思えます。
私も、仕事がとても楽しかったです。おかげさまで、営業、ファシリテーター、体験学習、素晴らしい先生方とのご縁など、とてもとても貴重な学び、体験を得て、私自身も大きく成長することができました。
また、当時、会社も毎年びっくりするほど大きくなっていきましたよね。その成長に私も少しご縁を頂くことができてとても光栄でした。
Oさんは、親分肌の人で、不器用で問題が多く、そのくせプライドが高い私をあたたかい目で見てくれて、公私にわたって面倒をとてもよく見てくれました。Oさん、本当にありがとうございました。
Oさんの意向に沿えなかったこともたくさんあったと思います。また、失礼なこと、傷つけたことも多々あったかと思います。改めてお詫び申し上げます、どうぞご容赦ください。
また、私もOさんに頭にきたこと、不満だったこと、傷つけられたこともありましたが、それは実は、全て今の私の学びにつながっております。私は、Oさんが大嫌いでしたが、大好きでもありました。良くも悪くも私の良き先生、親分であったOさん、いろんな形で良き学びをくださって、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
日本における体験学習の草分けでもあり、これだけ日本にラボラトリーメソッドが広がって、研修の場や学校教育など多くの学びの場で体験学習が活用されるようになっていったのも、Oさんの仕事によるものだと思います。Oさんの為した功績は偉大だと思います。
Oさん、本当におつかれさまでした。そして、ほんとうにありがとうございました。
Oさんから頂いた学びを、今後も大切にして、Oさんに誇りに思ってもらえるような良き教育を今後も展開していきたいと思います。
Oさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。 合掌
日光でチームビルディング研修
先日、日光で、チームビルディング研修を担当してまいりました。
17年来のお付き合いをさせていただいている労働組合さんのリーダーの皆さんを対象とした研修でした。
参加者の皆さんは、とても意識の高い方々ばかりであり、素晴らしい方々、共に学ぶことができてとても光栄でした。
人間関係論では、良いチームとは、機関車のように先頭車両(リーダー)だけが頑張り、あとはついていくだけというチームではなく、新幹線のように全車両にモーターがついているチーム、チームメンバー全員が個性に応じて活躍し、全員の力を引き出せるチームだと言われています。
また、そのようなリーダーシップを分かち合えるチームになるためには、心理的安全性という要素が大切だと言われています。
人間関係がやっかいなところは、そこに必ず恐怖が付きまというところだと言えましょう。拒絶される恐怖、見下され、嘲笑される恐怖、仲間外れにされる恐怖、いじめ虐待される恐怖、傷つける恐怖、傷つけられる恐怖。人間関係には、もろもろの恐怖がつきものです。
人間関係論では、チームには偉大なる潜在性や可能性があると考えています。しかし、もしチームが十分に機能を発揮できていないとしたら、それは、何かが足りないから…、能力が足りないから、問題解決の方法が足りないから、優秀なコーチがいないから、などの欠乏から起こるというよりは、人間関係に付きまとう恐怖が過剰だからと考えます。
光が不足しているわけではないのです、太陽が存在していないわけではないのです。あまりに厚い雲(恐怖や不安)が立ち込めていて、本来の光が見えないだけなのです。
心理的安全性とは、人間関係に付きまとう恐怖を上手に乗り越えられた状態を言います。
恐怖を持ってはいけないというわけではありません。私たちは天使に囲まれて生きているわけではありません。悪意をもって他人を操作、コントロール、支配、搾取しようとする人もたくさんいることは事実です。私たちは、そのような人たちから身を守るための注意深さや防衛力が必要であり、恐怖や不安は、そうした注意深さをもたらしてくれますので、役に立つ感情であり、不要なものでもなければなくすべきものでもありません。
ただ、悪い奴らがいるからと言って、全面的に心を閉じて生きるということも本意な生き方ではないでしょう。豊かで平和な愛ある関係性が育めるものならば、そちらの関係性の中で生きることの方がより幸せな生き方であることは明らかなことです。
ですから、私たちは、防衛とオープンマインドという相反する力を同時に働かせる必要があります。矛盾する機能を上手にバランスを取りながら、ゆっくりゆっくりと信頼を育んでいくのです。
心理的安全性とは、そうした努力の成果として起こる高い次元の関係性、意識状態を言います。
心理的安全性が起こっている状態では、チームメンバーは、拒絶されたり乱暴に扱われたりする不安から解放されています。誰もが誰もを尊重し、親しい家族、兄弟としてかかわります。ですから、演技や演出、仮面をかぶる必要がなくなります。顔色を窺ったり忖度したりのような面倒くさい疲れることをする必要がなくなり、だれもがリラックスと集中、普段通りのその人らしい自然な表情や振る舞いでチームにあるようになります。
どんなことを言ってもバカにしたり見下したり嘲笑されたりすることはないと分かっており、そのような不安から解放されているので、心は自由であり、質の高いクリエイティブなアイデアが次々と創造されていきます。
お互いに共感しあえる関係性が育まれており、だからこそ、話には嘘が排除されていきます。ウソがばれてしまうのです。ですから、話される内容は真実であり、個々人が持っている勘違いや偏見が修正されて、より正しい現実をありのままに見ることができるようになると同時に、打つ手も的を得たものになっていき、問題解決能力が格段に高まることになります。
また、真実の関係性には、あたたかさややさしさ、思いやりと言ったパワフルな気高いエネルギーが交流することになります。そのような真の愛の関係性の中で、人は、癒され、元気を取り戻し、本来の自分となり、本来の輝く魅力的な表現ができるようになるのだと思います。
今回、共に学んだリーダーの皆さんは、そうした心理的安全性を獲得できている素晴らしいチームでした。皆さん気のいい仲間であり、兄弟です。思いやりの中で本音が飛び交い、何しろそこにいるだけで楽しく、元気をもらえるような高い雰囲気のチームでした。
今回、そのような素晴らしいメンバーとともに学べましたこと、とても光栄でした。皆さん本当にありがとうございました。
やっかいなはやり病、戦争、経済の不安定、など不安要素が大きな激動の時代でありますが、どのような時代であれ、そのような真実味を身にまとうことこそが、大きな問題を乗り越える秘訣だと思っております。皆さんでしたら、きっと良き未来を開かれると確信しました。ともにがんばっていきましょう!
地球の生命は宇宙由来?
日本人の研究グループが、隕石から遺伝子(DNA,RNA)に含まれる塩基のすべてを発見したという快挙が発表されましたね。
以下、そのプレスリリースの概要をご紹介します。
<以下、北海道大学プレスリリースより引用>
| 炭素質隕石から遺伝子の主要核酸塩基 5 種すべてを検出 ~地球上での生命の起源・遺伝機能の前生物的な発現に迫る~ ポイント ・最古の太陽系物質である炭素質隕石から,遺伝子の主要核酸塩基 5 種すべての検出に初めて成功。 ・生命誕生前の物質進化の過程のうち,初生的な遺伝機能の発現候補となる分子進化を解く鍵になる。 ・炭素質小惑星探査「はやぶさ 2」「OSIRIS-REx」による地球帰還サンプルからも検出が期待。 概要 北海道大学低温科学研究所の大場康弘准教授,海洋研究開発機構の高野淑識上席研究員,九州大学 大学院理学研究院の奈良岡浩教授,東北大学大学院理学研究科の古川善博准教授らの研究グループ は,最古の太陽系物質である炭素質隕石から,全ての生物の DNA・RNA に含まれる核酸塩基 5 種(ウ ラシル,シトシン,チミン,アデニン,グアニン)すべての同時検出に世界で初めて成功しました。 生命誕生前の原始地球上でどのように最初の生命が誕生したのか,という科学における究極の謎に ついて,炭素質隕石や彗星など地球外物質によって供給された有機化合物がその材料となったという 説が提唱されています。しかし,生命の遺伝機能を担う DNA や RNA の構成成分,核酸塩基について は地球外物質からの検出例が少なく,地球上での初生的な遺伝物質の分子情報や生成機構を含め複素 環分子*1の多様性に関する基礎情報は,断片的な記載にとどまっていました。 本研究では,独自に開発した高精度な核酸塩基分析手法を駆使して,マーチソン隕石やタギッシュ レイク隕石など 3 種の炭素質隕石から前生物的な遺伝子の候補となる核酸塩基 5 種すべてを含む 18 種類の核酸塩基類を網羅的に検出することに世界で初めて成功しました。それら核酸塩基の種類や存 在量の分析により,少なくともその一部は太陽系形成前の星間分子雲という環境で生成した可能性が 示されました。本成果によって,生命誕生前にも多様な核酸塩基類が地球上に供給されていたことが 強く示唆され,始原的な分子進化における最初の遺伝機能発現の過程を読み解く鍵になると期待され ています。 なお,本研究成果は,2022 年 4 月 27 日(水)公開の Nature Communications 誌に highlighting paper としてオンライン公開されました。 |
あらゆる生物の根幹となる遺伝子の構成物質である塩基が全て隕石の中で発見できたということであり、正式に発見され公表されたのは、有史以来初めてのことだと思います。
この発見は、いくつかの可能性を示唆してくれますよね。
一つの可能性は、地球の生物を形作る遺伝子は、宇宙由来かもしれないということ。
私は、地球の生物は、海の波が起こす泡から生まれてきたと習ってきた記憶がありますが、実際はそうではなく、宇宙由来である可能性があるということ。
これは、大きな発見、可能性であり、地球上の科学のみならず、哲学や宗教にもコペルニクス的な大転換を起こす可能性がありますよね。
もう一つの可能性は、隕石に遺伝子の基礎物質が存在したということは、広い宇宙にも当然存在しており、宇宙には、多くの生命があるかもしれないということ。
私は、宇宙全体において生命が存在する可能性は低いと教わってきましたが、実際はそんなことはなく、宇宙には、豊かな命にあふれている可能性があるということなのだろうと思います。
これも、大きな発見、可能性であり、地球上の科学のみならず、哲学や宗教にもコペルニクス的な大転換を起こす可能性がありますよね。
もし宇宙に生命が想像以上に豊かに存在しているとしたら、想像はもっと膨らみます。
私は、人類のように知性のある生命が存在する可能性は極めて低く、ゼロに等しいと教わってきましたが、そんなことはない可能性があります。
広大な宇宙においては、太陽のような恒星が文字通り星の数ほど存在しており、その周辺に存在する惑星は、それこそ天文学的な数が存在しています。
その多くに豊かな生命が存在しているとしたら、人類のような知性ある存在に進化している可能性が全くないと考える方が不自然です。
もしかしたら、想像をはるかに超えるような文化や文明が存在しているのかもしれません。
もしかしたら、われわれは孤独ではないのかもしれません。
繰り返すようですが、この発見は、地球上の科学のみならず、哲学や宗教にもコペルニクス的な大転換を起こす可能性があるように思えます。
こうした偉業が、日本の中から生まれたことに、日本人としてうれしさ、誇りを感じます。
研究者の皆さん、素晴らしい研究をありがとうございました。
願わくば、もっともっと研究を進めて、まだ見たことも想像したこともないワクワクするような可能性を切り開いてくださいますように!
4月の山を越えました
当社は、新入社員研修向けのプログラムとして、アトランティックプロジェクトという経営シミュレーションのプログラムを提供しておりますが、昨日の月末を迎えて、大きな山を越えることができました。
おかげさまで、たくさんの大切なお仕事を頂けて、とてもとても光栄でした。
私どもの講師派遣による実施のプログラムのみならず、企業の人事ご担当者の方が自ら教材を活用して内製で実施頂くスタイルも多くご実施頂けました。
うれしい悲鳴で、たくさんのお仕事への対応で、テキスト作成、教材のセット組と出荷、研修準備など、3月から息を抜けない時期が続いておりました。研修は、緊張度が高く、巻き起こるエネルギーが強い特殊な場であり、教材などに不備があると、一瞬で場が崩れてしまうこともあるので、ミスの無いように、慎重に慎重を期し、万全を尽くす必要があります。
ただでさえおっちょこちょいで不注意なところがある私ですので、ハラハラドキドキしながら仕事を進めておりましたが、家族や仲間たちのおかげで、大過なく、4月の月末を迎え、大きな山を越えることができました。
これもひとえに、私どもを応援してくださって、プログラムを愛し、プログラムをご活用、ご利用いただいたお客様たち、同志の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
そして、支えてくださった仲間たち、家族のおかげでもあります。あらためて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
写真は、4月末の研修で出張していた品川のホテルから見た富士山の写真です。ともに出張に出向き、事務局的な全般的なお仕事を担ってくれた当社のキャプテン、妻が撮った写真を転用させてもらっています。
4月末の研修は、アトランティックプロジェクトの3日間にわたるプログラムであり、単にマナーや新入社員としての知識教育にとどまることなく、社会人として輝いて活躍するための心構え(前向きな生き方、チャレンジ精神、レジリエンスなど)や人間関係スキル、社会人として成長や生き方、夢や志などと言った社会人人生自体を応援する内容でもありました。
先方の企業のご担当者の方々と何度も打ち合わせをして、ご担当の熱い思い、新人に向けての愛と勇気づけを具現化すべくプログラムを改訂し、独自のオリジナルプログラムとして作成した思い入れのあるプログラムでもありました。
ご担当の方々の願いがこもったプログラムのすばらしさもさることながら、受講してくれた素晴らしい新人の皆さんのご協力もあり、とても穏やかで楽しく、パワフルで充実した良き学びの場となったと思います。
富士山は、木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)様とおっしゃる女神様の山と言われています。富士山の神様が、4月末の研修はもちろん、全ての研修を受講してくれた全ての新人たちが、将来、大きな花を咲かせることを応援してくださいますように!
とはいえ、連休明けには、他のテーマ、階層の研修、および、新入社員研修としてのアトランティックプロジェクトのお仕事も続きます。
私だけではなく、私の仲間も研修のファシリテーターとしてプログラムを担当してくれることになります。心強い仲間とともに、5月から、新たな幕開けとなります。
どうぞ、5月以降も、みんな健康で、元気で仕事ができて、楽しく充実した意義深い学びの場を育んでいけますように!!

