年別アーカイブ: 2010年

来週は、関西出張です

 来週は、大阪のN社で、全社研修を担当します。研修概要は以下の通りです。

<N社リーダー研修>

プログラムの目的

  テーマ「力強く魅力的なリーダーとなるために。」
      1.価値観の対話のポイントを学ぶ。
      2.志の重要性を学ぶ。

プログラムの内容(使用する教材の抜粋)

セッション1「価値観の対話」   実習「高価な薬」

セッション2「志の重要性」

 ①新しいマネジメントの在り方

   「あめとムチによるマネジメント」から「ヴィジョンによるマネジメント」へ

 ②私のヴィジョン  

 

<N社チームワーク研修【プロジェクトC】>

プログラムの目的

 テーマ 「チームの持っている素晴らしい可能性を引き出し、チーム力を高める。」

 ねらい  ①チームや組織を活性化するために必要な要素を学ぶ。
      ②コミュニケーションとリーダーシップのスキルを学ぶ。
      ③効果的なマネジメントに必要な要素を学ぶ。
      ④経営センス(感覚)について理解を深める。

 

 N社の研修を担当させていただくのは、今年で5回目となります。毎年1度の実施となりますので、5年連続となります。こんなに長い間、大切な研修を担当させていただけますこと、大変光栄です。貴重な学びの場を充実したものにできるよう、一生懸命に努めてきたいと思います。

 さて、そのようなわけで、来週は、関西に出張いたします。帰社は木曜です。ですから、当ブログも、その間、更新ができません。出張後の報告をお楽しみに!

 

忠実であるということ

「人は、自分のヴィジョンの忠実でなければなりません。

・・・この想念の種子が外部の人たちの不信に左右されることを断じて許してはなりません。

・・・これを守り、信じ、そして遂に信じるがごとくに成るのです。」

 

「ヒマラヤ聖者の生活探求 第一巻」

ベアード・T・スポールディング著 より

 

紅葉が美しい

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 私が非常勤講師として担当している大学には、隣に関係する大きなお寺があります。私は、授業の前に、毎回このお寺にお参りしているのですが、この時期は、紅葉が美しい!

 禅のお寺でもあるので、雰囲気があり、手入れも行き届いています。

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 素敵ですね!

この時期になると、大学の授業も折り返し地点です。おかげさまで、素晴らしい学生たちと素晴らしいお寺のご利益で、授業は順調です。本当にありがたいこと。後半もしっかりと頑張ります。

新しい銀河系の形

     天の川銀河の中心部にガンマ線の「泡」
    AFPニュース 2010年11月12日 13:05 発信地:ワシントンD.C./米国

 
   【11月12日 AFP】天の川銀河の中心部に、ガンマ線を放射する2つの巨大な「泡」を発見したとする論文が、9日の天体物理学誌「The Astrophysical Journal」に発表された。

 米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)の天文学者Doug Finkbeiner氏らが、米航空宇宙局(NASA)が公開したフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡の観測データを分析していたところ、2個の「泡」を発見した。

「泡」が広がっている範囲は、おとめ座からつる座までの5万光年、全天の半分以上に及んでいた。起源は数百万年前までさかのぼるとみられる。

■エネルギー源の謎

 ガンマ線は、光線の中で最もエネルギーが高い。08年に国際プロジェクトとして観測を開始したフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡には、これまでで最高のガンマ線検出能力がある。

 研究チームは現在、これらの「泡」の成立過程について分析を進めているが、2個の縁がいずれもはっきりしていることから、大量のエネルギーが比較的短期間に放出された跡と推測されるという。

 放出されているエネルギーの源は謎のままだが、研究チームは2つの可能性を指摘する。1つは、ほかの銀河でも観測されているように、天の川銀河中心部の超大質量ブラックホールが放出したジェット粒子である可能性だ。あるいは、爆発的な星形成の際のガス流出によってこれらの「泡」が生じた可能性もあるという。(c)AFP/Jean-Louis Santini

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                     Image:NASA Goddard

 

 

 最近は、宇宙に関して、どんどん新しい事実が明らかになってきていますね。月や火星には従来の想定以上に水があること。暗黒物質や暗黒エネルギーの発見。そして、今回は、銀河系の新しい姿が発見されたとのこと。これは、すごいことですよ。従来の銀河系のイメージががらりと変わりますよね。それにしても5万光年にわたる泡!とてつもない大きさです!そもそも泡って何なんでしょうか?いったいなぜできて、どんな物質からできていて、その中ではどんなことが起こっているのか?謎は深まります。今後の研究に期待したいですね。

内定率57.6%

   大学生の内定率57・6%と最低 氷河期並みの前年下回る 

        共同news2010年11月13日(土)   

   http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/CO2010111201000941.html

 

 来春卒業予定の大学生の就職内定率は、10月1日現在で前年同期に比べて4・9ポイント減の57・6%で、調査を始めた96年以降で最低となったことが12日、文科、厚労両省の調査で分かった。来春卒業分の大学生の就職内定率が判明したのは初めて。00年前後の「就職氷河期並み」とされた昨年より悪い数字となり、長引く不況で学生が引き続き過酷な就職活動を余儀なくされている実態が浮かんだ。

 

 内定率が、就職氷河期を下回って、過去最低とのこと。これは、就活生にとっては、本当に過酷ですよ。さまざまな原因によってこうした事態になってしまっているんだろうと思いますが、学生たちも、かわいそうですが、被害者意識に入り込まずに、できる限りの対策を練って、自分のキャリアをはぐくむ必要があります。一つには、徹底的に武装して、就活戦線に勝ち抜くということ。これは、徹底的な準備があればある程有利になる。努力は裏切らないので、いい加減な気持ちではなく真剣に立ち向かうべきだと思います。また、もう一つには、他人を頼らない生き方を志すということ。いきなり最初から起業したり自営業をすることはこんなんでしょうけれども、近い将来(5年以内)程度を目途に、スキルを磨いてたくましく自営業者として生きていく方法です。安定性のない仕事ではありますが、自由と自立と冒険の生き方でもあります。本来であれば、雇用されるという生き方のほうが、人によっては何かと平和に有利に生きられるという思いはありますが、ここまで厳しい時代になると、腹を据えて、したたかにたくましく生きようと覚悟したほうが、よりよい未来が開ける気もします。どちらにしても厳しいことには変わりはありません。こんな時代に就活に向かわざるを得ない学生たちにはかわいそうですが、頑張るしかありません。私も一生懸命にバックアップしてあげたいと思います。

手話通訳者のコミュニケーション研修のオファーをいただきました

 東京のとある区役所より手話通訳者の皆さんを対象としたコミュニケーション研修のオファーをいただきました。当該区役所さんとは、ずいぶん古くからのお付き合いで、今回で確か5回目くらいとなるかと思います。

 手話通訳の皆さんは、障害を持たれている方々のお役に立ちたいという志を持って一生懸命に勉強されてきている方々です。今回の研修も、その一環として、コミュニケーションスキルを高めようとする御意志でご依頼いただいたものであり、大変光栄に思っております。せっかくお越しいただける皆さんのために価値ある学びの場となるように一生懸命に頑張りたいと思います。

 実施は、来年1月の末となります。また、素晴らしいメンバーの皆さんとお会いできることが楽しみです!

アトランティックプロジェクトの活躍

 弊社より発表しております組織実習「アトランティックプロジェクト」を新規でご利用いただいた金融大手の担当者の方から、昨日ご連絡をいただきました。

 若手を対象とした研修の中で、3時間程度を、組織実習としてご利用いただいたもので、ファシリテーターは、当該企業のご担当の方が勤められました。

 流れを作ってご利用いただくというよりは、唐突に組織実習として短時間でご利用いただいたので、運営には難しい部分が多々あったかと思いますが、結果、受講された方々の反響は、意義深い学びを得られたと同時に、歓声が上がる楽しい実習であり、評価が高かったと喜んでいただきました。こうしたプログラムは、プログラムの力が3割で、7割はファシリテーターの力量によるものです。その意味で、ご担当の方には、実習をよく愛し大切にしていただけて大変光栄に思っております。本当にありがとうございました。

 こうした、楽しく意義のある学びの場を提供できることは、本当にありがたく光栄なことです。今後とも営業を頑張って、弊社の大切な大好きなプログラムを広めていきたいと思います。

ぶれない生き方

  「余計なお金はいらない」カナダの老夫婦、宝くじ9億円の大半を寄付
                        msn産経ニュース 2010.11.5 10:25
   http://sankei.jp.msn.com/world/america/101105/amr1011051026005-n1.htm

3日、宝くじの当選金を寄付したカナダ・ノバスコシア州のアレン・ラージさん(左)と妻のバイオレットさん=AP カナダの老夫婦が宝くじで約1120万ドル(約9億円)の大当たり。ところが「余計なお金はいらない」とほとんどを寄付したことが分かり、大きな話題になっている。地元メディアなどが4日報じた。

 老夫婦はカナダ東部のノバスコシア州に住む元溶接工のアレン・ラージさん(75)と妻のバイオレットさん(78)。ことし7月、49個の数字から6つを選ぶ宝くじが大当たり。

 ところがラージさん夫妻は「旅行好きでも、夜遊び好きでもない」とほとんどを寄付することを決断。「万が一の時のために」と2%(約1800万円)を貯金した上で、残りはバイオレットさんががんの手術を受けた病院、赤十字、地元の教会、消防などに寄付した。

 ラージさんは「もともと金持ちじゃないし、退職後の蓄えも十分。これまでのつましい生活で幸せ」と淡々としている。(共同)

 

 

 記事に感動したので、ご紹介します。9億円ものお金の大半を寄付したとのこと。なかなかできることではありません。この世の中には、こんなにぶれないしっかりした人もいるのだと感服しました。この世もまだまだ捨てたものではありませんね!

就活グループワーク面接対策講座が決まりました

 今月末から来月頭にかけて、全6回の就活グループワーク面接講座を担当することが決定しました。せっかくのチャンスなので、しっかりと頑張って学生を応援したいと思います。

 採用面接では、初期の段階で、グループワーク面接が実施されることが良くあります。中には、体験学習の実習を使って、こうした採用の評価を行う会社もよくあります。私としては、こうした実習を、採用面接に使用することは、反対なのです。

 実習は、自分自身や人間関係を学ぶために作られたものであって、参加している人を評価するために作られたものではないのですから。そもそも、こうしたグループワークに参加することは、参加メンバーにとっては、非常にストレスのかかる勇気が必要な挑戦なのですよ。しかも、人と信頼関係をはぐくむという、とんでもないほど難しい難問に挑戦しなければなない。だから、プログラムは慎重に構成、運営されて、結果的に、メンバーは、知らず知らずのうちに正直になり、次第に心が開かれて、ありのままの素が出てくるようになるのです。

 しかしこれらの現象は、あくまでも、勉強のためであって、素になったメンバーをあれこれとチェックして評価するためのものではありません。だいたい、そんなに相手の本音や素の様子が知りたければ、直接に正面から面と向かってかかわり合って、直接のコミュニケーションを通して本音を引き出せばいいのですよ。こうしたワークで採用するということは、ある意味で、のぞき見しようとすることでもあり、フェアーではないと私は思ってしまうのです。

 ただ、現実的に、ここまで多くの企業で実施されているので、学生たちが就活を勝ち抜くために、私としても対策講座で、徹底的にトレーニングをしてあげたいと思っています。こうした講座を通して、厳しい就活戦線に立ち向かおうとする学生の少しでも役に立ちたいと願っています。