年別アーカイブ: 2013年

良いお年をお迎えください

とうとう年の瀬ですね。年月の巡りゆく速さに驚いてしまう今日この頃です。

おかげさまで、今年も、健康で家族仲良く、よき仕事に恵まれて、幸せに過ごすことができました。

これも、ご縁のある皆さんのおかげです。ほんとうにありがとうございました。

今年は、ちまたではお休みも長いようで、きっとゆっくりと英気を養える

よきお正月となることでしょう。

私どもも、ゆっくりと過ごしたいと思います。

とは言え、今日はこれから大掃除だとか、何だとかかんだとかでばたばたしそうです。

年明けは、6日からの仕事始めとなります。

仕事始めは、大学での授業からとなります。

それでは、みなさん、本年中は、お世話になり、誠にありがとうございました。

新年度もどうぞよろしくお願いいたします。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

あらゆる心の闇は自尊心の欠如より生まれる‐②

 なぜ自尊感情の欠如が、ストーキングや虐待などの心の闇につながるのでしょうか?その根本原因を一言で表すとすると、「人は、自分にするように人にする」という言葉に還元できるといえましょう。

 人の人間関係のとり方やマナーは、その人が自分に対して常にしている態度の反映となります。

 私は、自分とどう向き合っているのでしょうか?

 私は、自分の身体や感情、感覚や思考に対して、どうかかわっているのでしょうか?それらとどう向き合っているのでしょうか?

 たとえば、感情をコントロールするために自分の内面で行っているマネジメント手法はどのようなものでしょうか?抑圧的でしょうか、開放的でしょうか、強権的でしょうか受容的でしょうか、やっかいな感情を拒絶しているのでしょうか受け入れているのでしょうか、湧き起ってくる気持ちに対して敵対的なのでしょうか共感的なのでしょうか、感情に向き合う態度は厳格なのでしょうか寛容なのでしょうか?

 自分の身体機能をコントロールするために自分はどんなことをしているのでしょうか?酷使しているのでしょうかいたわっているのでしょうか、自分の身体要件に文句を言っているのでしょうか感謝しているのでしょうか、自分の欠陥に厳罰を下しているのでしょうか勇気づけているのでしょうか?

 自分の人生に対して自分はどう考えているでしょう?祝福しているでしょうか?苦々しく思っているでしょうか?感謝しているのでしょうか?呪っているのでしょうか?

 まさに、そうした内面で行われている自分の自分に対するマネジメントのあり方や方法が、外面の人間関係や社会性に反映していくことになります。自分を大切にしている人は、基本的に自分にするように人を大切にしますし、自分に厳しい人は、基本的に自分にするような厳しさを他人にも求めるでしょうし、自分を攻撃する人は、他人にも攻撃的となるでしょう。

 自尊感情が欠如している人は、概して自分に対して抑圧的、拒絶的、攻撃的です。自分は何かが欠けている力のない価値のない存在であると思い込み、欠乏を満たさなければ苦痛や死の危機に見舞われると信じ込んでおり、不安と恐怖にたきつけられて、必死に自分の内面をコントロールしようとしています。自分の欠点などの不快な側面を嫌悪し、攻撃し、言うことを聞かせようと操作的、脅迫的に関わる一方で、影と戦って影を消滅させることができないように、その努力は、永遠に報いられることはなく、結果として、自分の内面で強い分離意識と絶えざる葛藤に苦しめられることになります。

 そのようなプロセスを経て、自尊感情が欠如しており、自己否定が強烈な人は、自分の内面をマネジメントすることに対して絶望しており、責任を持てない混乱の状況にあります。まさに、心神喪失の状況にあり、自分の中で発生する悪感情をもてあまし、絶えざる苦痛と痛みを体験することになるのです。

  ストーキングや虐待などの問題行動は、まさにそうした内面の不安と恐怖、痛みと絶望の反映と言えましょう。

 また、そうした犯罪行為は、関係性が自分に近いと認識できればできるほど激化、頻発します。

 自分とは遠い存在であり、他人であると認識する人には、自分にするような劣悪なマナーで関係を持つことは控えがちとなります。なぜならば、自分の内面で起こっていることは、健全で正常だとは思っておらず、自信がないので、そのような方法を、社会的な人間関係に反映させることは自分にとって得にはならないし危険だと考えているからです。

 しかし、自分と近い存在であり、自分の延長上の存在だと認識する相手に対しては、話は全く違ってきます。まさに、相手は他人ではなく自分であり、自分にふるう暴力を相手にふるうことに対して遠慮や躊躇がなくなります。自分にするように、相手の不快と感じる側面を嫌悪し、攻撃し、言うことを聞かせようと操作的、脅迫的に関わるのです。

 悲劇なことは、ストーキングにしろ虐待にしろ、相手が憎くてやっているのではなく、根本的には、相手が自分だと思えるくらいに愛するからこそやってしまっていることです。

 なんと、相手を愛するからこそ相手を攻撃してしまうのです。相手を愛すれば愛するほど葛藤は深まり、相手を傷つけてしまうことになります。

 この不幸なダイナミズムは、早く終わらせなければなりません。

あらゆる心の闇は自尊心の欠如より生まれる‐①

虐待、ストーキングなど、日々のニュースで悲しい事件が頻発しています。

なぜこうした事件が起こるのでしょうか?

様々な視点からこうした事件の原因となる加害者の特徴や心理が研究されています。

私どもは、数ある考え方の一つとして、あらゆる心の闇の根本原因は、自尊感情の欠如より生まれると考えています。

健全なハートは、「自分の存在は、根本的に価値があり、尊ぶに値する大切な存在である。」と感じており、「欠点を含めてありのままの自分を受け入れて愛することができる」ので、それほど嘘や虚飾で自分を飾りたてる必要性も感じないし、「自分の人生は、十分な力があり、今後も何とかなる、大丈夫」と感じているので、それほど強烈に自己防衛を強める必要を感じる必要がなく、また、何かを武器と防具として、自分以外のものに依存する必要性も感じないので、基本的にオーブンでこだわりが少なく、人間関係の場でも過剰な緊張はしません。

しかし、何らかの理由で自尊感情を損ねてしまい、自分はダメ人間で生きる価値などないと強く思い込んでしまった人は、事情が全く変わってしまいます。

自尊心の低い人は、その人の内面で、自分自身を攻撃する思考が常に自分を傷つける言葉を放っており、まさに、自己嫌悪の状態にあります。自己嫌悪と謙虚さとは、全く異なるものであり、謙虚さは健全であり、自分も大切だからこそ相手も大切だと認識していますが、自己嫌悪は自分を全く受け入れずに嫌っているという決して健康的ではない心情です。

そして、自分の内面で起こっているそうした強烈な葛藤は、時を経て、外部へと問題が波及してしまうことになるのです。

企業の存続と成長に必要なもの

人に対して冷たい風潮を笠に着て、人に対して冷たい施策や手法が跋扈している現状は、決して、栄誉なことではない。

人の恐怖心を利用した施策は、決して永続的な繁栄を生まない。

無慈悲なやり方は、希望を放棄したリーダーの産物であり、結果的には絶望しか生まない。

規模と利益は、企業の存続と成長を保障しない。
無理を重ねた力で勝利したその同じ力で敗北を招くだろう。

企業の存続に必要なものは、こころざしだ。

こころざしこそが未来の繁栄を生み出す青写真だ。

あなたは、いったい何のために経営するのか?

あなたは、いったい何のために生きるのか?

あなたは、今していることをするために生まれて来たのだと胸を張って言えるだろうか?

今取り戻さなければいけないものは、生産性でも収益性でもない。

今取り戻さなければならないものは、ひとえにあなたの志なのだ。

企業の存続と成長に必要なものは、あめとムチではない。

あめとムチは、容易で効果的に見えるので、恐怖に首を垂れたリーダーが安易に使う方法だが、遠からず構成員の情熱の火を消し、分離感やうつ気質を強め、防衛的風土を助長し、生産性の低下のみならず、不測の事故、衰退を招くだろう。

企業の存続と成長に必要なものは、イノベーションだ。

人は、欠点を持った完璧ではない存在ではあるが、断じて無力ではない。

その可能性と潜在性は、人の想像をはるかに超えて大きい。

その情熱と英知に火が付いたならば、想像もつかなかったような奇跡が起こる。

日常の仕事の中で、優れたアイデアが湧き起り、情熱のエネルギーが響きあい、現実を変えていく。

絶望のリーダーには全く理解できない希望がある。

人はどんなに脅されても、創造性も革新も生み出すことはできない。

人がそうできるときは、真にそうしたい時だ。

人が、自分の素晴らしさを表現したいという情熱、人に貢献したいという気高い思い、未知なものに挑戦したいという勇気は、真に健康で信頼のできる温かい風土から生まれる。

北風にはできない太陽の技がある。

今、日本の企業が隘路にはまっているのは、その技を忘れたからだ。

今こそ、志と勇気を取り戻す時。

人本来の素晴らしい可能性を引き出して、イノベーションによる持続的成長を図る時だ。

奇跡への一歩を踏み出そう。

大学授業も折り返し地点

私が担当している大学の後期の授業も、明日で8講目となります。

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写真は、大学に関係のある寺院の紅葉です。

授業が始まった時は、夏真っ盛りだったのに、本当に時がたつのは早いですね。

授業は、良き学生たちのおかげで、集中度の高い充実した学びの場となっております。明日のテーマは、「自分の新しい可能性を探求する」です。良き授業となるよう頑張ってきます。

新人フォローアップ研修感想

都内T社にて新入社員フォローアップ研修を担当いたしました。弊社の新入社員研修プログラムアトランティックプロジェクトをベースとしたプログラムであり、2日間で実施いたしました。

アトランティックプロジェクトとは、楽しくエキサイティングな経営シミュレーションを通して、会社の全体像や輝く企業人に必要な心構えやスキル、知識を学べる体験型のプログラムであり、2006年に発表以来、述べ120社、6000人以上の導入実績を持つプログラムです。

実習開始当初
実習終了間際
走行検査①
走行検査②
今回の研修は、このアトランティックプロジェクトを中心に2日間のプログラムを組み、実施しました。

プログラムの概要は、以下の通り。

新入社員フォローアップ研修「アトランティックプロジェクト」概要】

(テーマ) 「力強く輝く中堅社員に向けての第一歩を踏み出す。」

(ねらい)

①入社から現在までを振り返り自分の課題を整理する。

②企業経営の全体像を学び、全体から見た自分の役割を理解する。

③本音で関わる対話力を高める。

④自己理解を深め、自分の長所と短所を把握する。

⑤力強いキャリアを導くキャリアヴィジョンを設定する。

(プログラムの内容)

セッション1 「入社から現在までを振り返る」

・入社後半年が経過した新入社員の現状の課題と期待

・実習「四つの問い」

セッション2「企業経営の全体像」

実習「アトランティックプロジェクト」

・マネジメントの基礎

・企業財務の仕組みと分析方法

・チームワークとコミュニケーション

セッション3「本音で関わる対話力」

実習「高価な薬」

・価値観のコミュニケーション

・ディスカッションとダイアローグ

・受け入れるということ

セッション4「自己理解を深める」

実習「風の卵の物語」

・人の偉大なる可能性の探求

セッション5「ヴィジョンを作る」

・前向きな生き方の重要性

実習「私のキャリアヴィジョン」

 

メンバーは、17名。入社後の厳しい現場体験を経て、皆凛々しい顔つきになっての再開となりました。入社後の半年~1年程度は、試練の時期とも言われており、「こんなはずじゃなかった」「不条理!」「辞めたくなってきた」など、不満やメンタル面の問題が現れる頃でもあります。そのような中で、本プログラムは、ちょっと立ち止まって激動の半年間を振り返り、自分を見つめなおして大きな可能性に改めて気づき、リフレッシュを図ると同時に将来のヴィジョンに向けての英気を養って、再び現場に立ち向かっていくことがテーマとなります。

プログラムは、素晴らしいメンバーとスタッフの皆さんに恵まれて、すばらしい、充実した学びの場となりました。受講メンバーのアンケートを頂いてきたので、こちらでご紹介します。

 

新人フォローアップ研修アトランティックプロジェクト受講者の感想】

・自分に足りない積極性やコミュニケーションの大切さを改めて学ぶことができました。普段からあまり積極的に話せず、職場の方々とも意思疎通が足りないためにミスをすることがたびたびあり、自分自身それについて悩んでいました。しかし、研修で積極的に会話をしていくグループのメンバーを見て、そして一緒に作業をすることで、お互いの情報や考えを共有し、理想のモノを作っていくということの大切さに改めて気づくことができました。またそうして「みんなで楽しく」するということはとても楽しいことなのだとも感じ、もちろん日々の仕事はそれだけではいかないこともあるとは思いますが、今後は自分からお客様や先輩方に話しかけていき、良い作品を楽しく作っていきたいと思います。また、他の事業部の人と話をする機会があまりないので、そういった点でも貴重な経験でした。事業部にいてもなかなか○○の専門家の方と話をする機会がなく、先輩ゆえに聞きづらいこともあるため、そういった心配なしに話を聞けて大変勉強になりました。まだ下積みの仕事としても未熟ですが、リーダー的な仕事もいつかはやってみたいと思います。自分の未来を具体的に想像できて、より一層今の事業部で頑張ろうと思うことができました。

・今回の研修で、自己理解を深めるとともに、自身の今後について改めて考えるいい機会になりました。そして、今後も必要になってくるコミュニケーション能力について、深く学ぶことができたと思います。また、違う事業部の方々とコミュニケーションをとる機会が基本的にないので、大変貴重な体験をさせていただいたと思います。今後、この研修での経験を活かして個人のスキルアップを目指すとともに、会社、事業部に貢献していければと思います。

・入社から現在までを振り返るとともに今後働いていくためにどうするべきか同期の話を聞きながら考えることができるいい機会となりました。それぞれが今行っている仕事の話を聞いていい刺激になりましたし、また今の職場の業務がどれだけ自分に様々なチャンスを頂いているかを感じ、このチャンスをもっと自分のものにしなくてはいけないという気持ちになりました。今後同期がこうして集まる機会を作るのは難しいですが、時々連絡を取り合いお互いを励ましながら切磋琢磨していける関係でいれたらいいと思いました。次、一緒に仕事するなどで会う時にはもっと働ける存在でいたいと思います。

・配属先の違いによってやっている業務内容は違いますが、それぞれ自分のできる仕事に対して責任を持っていて、今後学びたい、なりたい自分をしっかりと持っていたので、私も負けてられないなぁと感じ、そしてこれからももっと積極的に取り組んでいこうと思いました。同期の中には希望通りの業務ができていない人もいてその中で頑張っているので、私は希望通りの配属先で恵まれた環境で仕事をさせてもらっているということの感謝し、5年後、10年後のありたい自分になれるよう頑張っていきたいと思いました。このような研修をできたことをうれしく思います。ありがとうございました。

・協力して(アトランティックカーを)制作することでこんなに達成感が生まれて、グループの皆さんと仲良くなれるものなんだなと実感して、感激しました。一人のアイデアでは、絶対に作れないものが、みんなで協力して何かを作るということが、こんなに大切な事なんだと改めて思いました。

・2日間の研修の中でも一番印象に残った内容が、価値観のコミュニケーション「高価な薬」という実習を踏まえた研修だった。この実習で、自分の価値観を持つことも大切だが、相手の価値観も同様に理解しようとすることが大事だと気付いた。自分はこの実習の中で、自分の意見ばかりを主張し、価値観を押し付けようとしていた。だが、価値観を押し付け合うのではなく、ぶつけ合い、そして互いに分かり合うことが重要だった。

・お互いが納得できるような答えのない答えを生み出すための話し合いにおいて、それぞれが持つ人間性をより深く知ることができたと同時に、自分の持っていなかった考え方を知ることで、多面的なものの見方を学ぶことができました。また、互いの印象を当てはめる課題では、知らなかった自分を知ることができ、大変興味深いものでした。

・フィードバックと自己開示をし、他の人の性格を考え自分が他の人からどう見られているのかを知り、少し恥ずかしくもあり嬉しかったです。そして知らない部分を知ることができ、そうありたいと思う自分を見つけることができました。

・自分が今まで思っていた自分の枠を超え、周りの人から頼りになる人間だと思ってもらえていたことを知り、とても光栄なことだと思いました。この先もそうあれるように精進していきたいと思います。

・実習「高価な薬」のディベートを通して、自分にはない意見や考え方を聴くことで、感性が豊かになりスキルアップした気がしました。それと共に、こうも価値観の相違が明らかになるとは思っていなかったですし、話していてとても楽しかったことが印象に残っています。

・自分の知っている自分と他人から見た自分のイメージが全く違っていて、新しい自分を発見することができました。他人から見た自分のイメージは、恥ずかしくて照れることが多かったのですが、この実習から改めて、この半年で仕事以外に精神面でも自分が成長していたのだと気付くことができました。

・ヴィジョンの明確化の演習で、自分のヴィジョンを書き出すことで自分がどう思っていたのか、将来どうありたいのかが明確になり発表して伝え、他人のヴィジョンを知ることで事業部や部署は違えど、互いに頑張ろうと思え、将来そうあるためにこれからも努力していこうと思いました。

・ヴィジョンを書き出す際、自分がどうありたいかではなく、”こうある”と云う強い気持ちを言葉に記しました。描いたからには、現実になるよう今後もより一層、志高くと止めていきたいと思います!!

・今回の研修の最後に自分の5年後の目標を考えようということで、改めて自分がどうなりたいかを見つめなおすことができ、『プロフェッショナルとして賞を取る』『地元である○○支社へ行く』という目標を得ることができました。今後はこの目標に向かって頑張っていきたいと思います。

・相手を知ることであり、自分を知ってもらうことであり、つまりコミュニケーションを大切にすることが重要なのだと実感した。同期社員たちの自分とは違う現場での話を聞けることは、普段の自分を見直すきっかけとなりました。ひとところに留まると、どうしても小さなことしか見えなくなってしまうことがあり、今回のように、各地に散った同期社員たちに会えることで、自分がいる場所を改めて認識することができました。また、他事業部の仕事内容を聞けることで、○○社としての自分の今後として、挑戦してみたい仕事などを具体性を持って考えることができました。

・すべての研修で学ぶことがたくさんあり、一人じゃなしえないこともたくさんの人の協力でいいものができていくんだなと思いました。「みんな違っていい」っていう言葉がありますが、本当にそうだなと思いました。みんなそれぞれだからこそ、たくさんの面白いアイデアが生まれていくんだなと思います。

・半年ぶりに合う同期は、頼もしく見えてとても輝いていました。事業部や部署によってやっている仕事内容が違っていて、話しいていてとても刺激になり楽しかったです。大好きな同期とできる研修。めぇいっぱい楽しんでやろうと思いました。2日間の研修。私は半年ぶりに合う同期のことばかり考えていましたが、グループワークと課題を通して、学んだことも多かったように思います。特に価値観の課題は、今まで自分の考えの中になかった相手の考えを”受け入れる”ということの重要性を学びました。今回の研修で得たものを、今後の仕事で少しずつでも反映させていけたらと思いました。

・二日間とてもたのしく、ためになる研修を行うことができました。このように一回り成長できるような場を企画してくださりありがとうございました。この研修で得られたことを忘れずに、これからも努力し、頑張っていきたいと思います。二日間お疲れ様でした。

 

メンバーのみなさん、素晴らしい感想をありがとうございます。素晴らしい皆さんとともに学べましたこと、大変光栄に思っております。今後もいろんなことがあると思いますが、みなさんなら大丈夫!共にがんばりましょう。ありがとうございました。

内定者研修感想

 先日、弊社新入社員研修プログラムアトランティックプロジェクトをベースにした内定者研修を実施した企業さんから、受講者のアンケートをいただきました。

 素晴らしい感想を書いてくれており、当ブログでも一部ご紹介したいと思います。

【内定者研修アトランティックプロジェクト感想】

・とても満足できました。自分はコミュニケーション能力が低いと思うので、この研修でコミュニケーションの大事さと変わる勇気が必要ということを感じました。

・これから入社するにあたっての心構えなどを教えていただき、大変心に響きました。

・最初は緊張していましたが、思い切ってコミュニケーションを取ってみると、同期の方々がみな良い人柄であると感じることができたので、入社後の不安が解消されました。先輩の方々も気さくに声をかけてくださり、うれしかったです。

・楽しさの中にも、しっかりと自分の課題を見つけることができた。

・入社前にプロジェクトを行うということはどんなものかということが知れて良かった。リーダー役をやったが、みながサポートしあっていたので、初対面とは思えないほどスムーズに進んだのはうれしかった。

・純粋に楽しかった。負けず嫌いなところがあるので、少々熱くなってしまった。

・作業を通して、チーム一人一人の大切さを強く感じました。みな、一人一人が動いていることが、いつも以上に素晴らしい結果につながるんだということがわかりました。作品が完成した時の達成感は忘れられません。

・すごく良かったです。特にキャリアヴィジョン編のお話では、今からすぐに役立つことが多く、刺激になりました。

・研修を受けてみて、2日間で、自分の中で、考え方などが変わっていくのを感じました。どの学びも今後の自分に役立つもので、がんばろうという気持ちが強くなりました。

・チームワークの力が少し身についたと感じました。もともと就職活動をしていたころからグループワークが苦手だったのですが、今回プロジェクトリーダーの役割をして、みなからのメッセージで「まとめる力があってよかった」と言われてうれしかったです。

・さまざまな社会人としてのアドバイスをいただきました。コミュニケーションの面白さ、難しさというものを実感したので、今後活かしていきたいです。

・志を持つことで人は変われると感じました。今後仕事をするうえで、志を持つこと、そしてあきらめないで続けることを大切にしたいです。

・自分の未来を考えることで今のモチベーションも上がり、また周りの人の夢を聞くことで、さらに考えることがあり、良かったです。

・未来に向かって自信をもって進んでいきたいと思いました。いつまでも初心を忘れずに頑張っていきたいです。

・改めて自分はどのような人になりたいのか?また今日チームの皆が書いてくれたメッセージを読み返し、来年の4月には10月の研修よりもパワーアップして臨んでいきたいと思いました。入社が楽しみになりました。

 

メンバーのみなさん、すばらしい感想をありがとうございました。皆さんなら必ず立派な社会人として活躍できますよ。私が保証します。しっかりと単位を取って、英気を養って、4月入社に備えてください。応援しています!

 

 

内定者研修を担当(20131018)

 都内K社で、内定者研修を担当しました。プログラムは、弊社新入社員研修プログラムアトランティックプロジェクトを基盤として内定者研修向けにプログラムしたものです。概要は以下の通りです。

【K社内定者研修アトランティックプロジェクト概要】

<テーマ>「自分らしく輝く魅力的なビジネスパーソンとなるための第一歩を踏み出す。」

<ねらい>

 1.企業活動の全体像を理解する。

 2.ビジネスパーソンに必要なチームワークやコミュニケーションのスキルを学ぶ。

 3.ビジネスパーソンに必要な知識(損益のしくみ、仕事の進め方、組織のしくみ、創造性の大切さ、など)について学ぶ。

 4.キャリアヴィジョンを定め、入社までの行動計画を策定する。

<内容>

第1部「キックオフ編」

第2部「プロジェクト編」

第3部「キャリアヴィジョン編」

 

 受講メンバーは、39名。内定を得ているものの、現在は、学生であり、中には、4月からの入社に不安を持っている人もいるかもしれません。そのような中で、本プログラムは、自分らしく力強く活躍できる企業人となるために必要な心構えやスキル、知識を身に着けて、十分に準備を整えて、4月には勇気をもって前向きに入社に臨める体制を整えることがテーマとなります。

 プログラムは、弊社のアトランティックプロジェクトであり、経営シミュレーション体験を通して、企業人にとって必要な様々なことを学ぶ展開となります。

 メンバーは、学生であり、こうした長丁場の研修は、生まれて初めての体験だと思いますが、元気よく真剣にプログラムに取り組んでくれました。

 やはり、若いっていいですね。朝の段階では初対面でぎこちなかった関係性が、夕刻には、すっかりと打ち解けて、よき仲間となったようです。

 素晴らしいメンバーとスタッフのみなさんのご協力に恵まれて、充実した元気で楽しくパワフルな学びの場となりました。

・力強く企業で活躍していくために必要なポイントは、自己信頼、コミュニケーション、そしてこころざしである。

・仕事は確かに厳しいものだが、その本質は、喜びであり、ロマンであること。

・コミュニケーションは、企業にとっても、個人のキャリアにとっても、新入社員にとっても大切であること。

・コミュニケーション改善のポイントは、テクニックではなく、誠実で正直で前向きな生き方であること。

・プロフェッショナルな仕事には、プロとしての仕事の進め方があること。

・企業財務の仕組み。

・若手社員の成長格差が極めて大きいことが問題となっており、その差の原因は、能力や才能ではなく、ひとえに覚悟と心構えであること。

・新入社員として大切にすべき心構えは、Never give upの精神であること。

・困難な時代は、大きな志をもって乗り切るべし。

・どんなに高い壁であっても、乗り越えられない壁など存在しない。志を大きく、前向きに挑戦しよう!

 

など、大切なことを学ぶことができたと思います。

まじめで、真剣で、顔に似合わず優しく誠実で、少々負けず嫌いで、ガッツあるメンバーのみなさん、みなさんと共に学べて、私も、さわやかな気持ちになりました。共に学べて大変光栄でした。

皆さんなら必ず未来をひらくことができる。応援していますので、頑張ってくださいね。

 

新人フォローアップ研修「アトランティックプロジェクト」

東京都のA社にて、新入社員フォローアップ研修を担当してまいりました。プログラムは、弊社の新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」をアレンジして、フォローアップ研修向けに再編しなおしたものです。概要は以下の通り。

【新入社員フォローアップ研修概要】

(テーマ) 「力強く輝く中堅社員に向けての第一歩を踏み出す。」

(ねらい)

 ①入社から現在までを振り返り自分の課題を整理する。
 ②企業経営の全体像を学び、全体から見た自分の役割を理解する。
 ③本音で関わる対話力を高める。
 ④自己理解を深め、自分の長所と短所を把握する。
 ⑤力強いキャリアを導くキャリアヴィジョンを設定する。

(プログラムの内容)

セッション1 「入社から現在までを振り返る」

  ・入社後半年が経過した新入社員の現状の課題と期待

  ・実習「四つの問い」

セッション2「企業経営の全体像」

  ・実習「アトランティックプロジェクト」

  ・マネジメントの基礎

  ・企業財務の仕組みと分析方法

  ・チャレンジ精神の重要性

セッション3「本音で関わる対話力」 

  ・実習「高価な薬」

  ・ディスカッションとダイアローグ

  ・受け入れるということ

セッション4「自己理解を深める」

  ・実習「風の卵の物語」

  ・ほめることの重要性

  ・人の偉大なる可能性 

セッション5「ヴィジョンを作る」

   ・前向きな生き方の重要性

  ・実習「私のキャリアヴィジョン」

 

 本プログラムは、新入社員フォローアップ研修であり、元気と勇気と自信を回復し、新入社員意識から中堅リーダーへの意識転換を図ることが研修のテーマとなります。

 当社は、放送業界であり、新入社員のみなさんは、入社当初より、極めて専門性の高い責任ある仕事を早くから期待されることが多く、ゆえに、この6か月間は、しかられたりプレッシャーを感じたりなど、大変な厳しさを体験し、そんな中で頑張り、激動の時代を切り抜けてきたことになります。

 私は、当社の新入社員導入研修も担当しているので、彼ら彼女らとは、2度目の再会となりますが、新入社員当時とはずいぶん変わって、たくましく、一回り大きくなったような雰囲気となっていました。やはり、困難は、人を育てるのですね。激動の時期を見事に乗り越えた顔は、みな立派でした。

 しかし、そうした激動の時代もすでに半年が経過しており、新入社員という位置づけも次第に薄まり、周囲からは徐々にもっと大きな役割を期待されるようになってきています。

 今回のプログラムは、そうした状況を背景に、新入社員のみなさんが、より大きな役割である中堅社員として必要な心構えやスキル、知識を学び、もっとスケールの大きな存在として、若手リーダーとして活躍していく基礎作りをすることがテーマとなります。

 プログラムの展開は、

 ①入社から現在までの激動の体験を振り返り、整理すると同時に、同期とその体験を分かち合う。

 ②共同作業を通して、仕事の喜び、挑戦心、自己信頼と他者への信頼、情熱を回復、確認する。

 ③自己理解を深め、自分の留意する点と偉大な可能性に気づく。

 ④志の重要性を学び、志を定める。

 という流れとなり、不慣れな企業社会へのランディングで、大きく成長を遂げたと同時に、少々疲れている心身を癒し、元気と勇気と自信を回復し、新たな気持ちで、さらに一回り大きな存在となって職場に立ち向かっていく準備を整えていく展開となりました。

 メンバーは、思いのほか元気であり、癒される必要があるほどへこたれていないように私には感じましたね。これは、当社の現場の教育力が影響しているのかもしれません。初日の夕刻に懇親会があり、現場の部長や新人の教育担当の方々とお話ししましたが、本当にメンバーを大切に育てている様子がよくわかりました。当社は、やはり人を大切にする会社であり、彼ら彼女らは、なんだかんだ言って恵まれています。厳しくも温かく育む風土があるからこそ、新入社員も短期間で凛々しくたくましく元気を失わずに育ったのでしょう。メンバーのみなさんは、誰ひとり斜に構える者はおらず、元気に楽しく真剣に講座に参加してくれました。

 素晴らしいメンバーのおかげで、プログラムも大変楽しく元気で力強い雰囲気の中で、大切なことを学ぶことができました。

 ・仕事は確かに厳しく苦しい側面があるが、その本質は喜びであり、楽しくロマンあふれる挑戦であること。

 ・流されてはいけない。自ら考え行動し反省するという主体性(マネジメント)を放棄してはいけない。

 ・企業財務は、会社のドラマ、血と汗と涙を読み解く暗号である。

 ・コミュニケーションから逃げてはいけない。向き合えば必ず展望が開ける。

 ・自分の注意すべき欠点と偉大なる長所。

 ・人は、断じて無力ではない。その可能性は、人の想像をはるかに超えて大きい。

 ・あなたはダイヤの原石。磨いて大いに輝こう。

 ・若手リーダーに必要なものは、コミュニケーション、自己信頼、そしてこころざしである。

 ・ハートに熱い志を持ち、勇気をもって冒険へと繰り出そう。

 

 そんな大切なことを学ぶことができました。

 すばらしく充実した学びの場となったのは、ひとえに素晴らしいメンバーとスタッフのみなさんにに恵まれたからこそ。

 ともに研修運営を担ってくださったスタッフのみなさんに心から感謝申し上げたいと思います。

 そして、メンバーのみなさん。入社時は、やさしくさわやかで人懐っこいけれども少々傷つきやすさのある若者たちでしたが、半年たって見事に成長し、そんな素敵な基盤の上に、負けん気と粘り強さとチャレンジスピリットを身に着けたみなさん。本当によく成長してくれたと思います。私もみなさんの研修にかかわれて大変光栄です。これからもいろんな課題が出てくるでしょうが、みなさんなら大丈夫。何とかなりますよ。

 ともに頑張り、自分らしく力強く活躍していきましょう。