就活対策講座「準備を整えて勝利した先輩の事例」④(最終章)

 その様な状況になると、戦いはこちらのペースとなり、持ち前の元気と明るさが前面に出て、彼女は明らかに迫力が出てきた。その結果、いくつかの内定を得ると同時に、まったく不可能ではあるけれども思い出作りのためにと受けた倍率が宝くじ並みの国内航空会社を受けたところ、以外にも最終面接まで到達してしまった。もちろん最初から本気で行きたいとは思っていなかった会社なので最終面接では落とされたが、今までは落とされたならば「私が悪いのだ」と思い込んでしまっていたが、もはやそうは思わず、「落とすのは会社側の問題で、こちらから願い下げだ」という超強気の気持ちになれたとの事。
 そして、就活を通して、本当に自分がやりたい仕事が明確となり、その仕事に挑戦できる本命の企業に、見事に内定を確定して、彼女の就活戦線は勝利で終わった。必死の3日間のトレーニングのわずか1ヵ月後のことである。
 4ヶ月間にわたり、必死になって活動したにもかかわらず、箸にも棒にもかからずに結果を出せなかった学生が、たった3日間で形勢を逆転させて、1ヶ月で勝利を手にしたのだ。
 覚えておいてもらいたい、就活とはそういうものなのだ。裁かれているのは、あなたそのものではなくあなたの準備しているものなのであり、準備が粗末であれば、あなたそのものが粗末な人だと思い込まれてしまう。だからこそ、徹底した準備と練習であなたをしっかりと表現する必要がある。それが出来れば勝利は目の前である。

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