月別アーカイブ: 2011年12月

就活グループワーク面接対策講座が始まります

 今日から、就活対策講座、グループワーク面接対策講座が始まります。当講座では、就活対策の中でも特にグループワーク面接と呼ばれる面接の対策を勉強し練習する展開となります。2種類の講座を各3回ずつ、計6回にわたって実施していくことになります。

 多少は上向いたといえ、やはり、今年も、就職活動環境は厳しいといえます。しかし、どんなに厳しい環境でも、内定を多数取れる学生はいます。逆に、とれない学生は、どんなに頑張ってもとれない。一体この違いはなぜ生まれてしまうんでしょうか?内定を取れる学生と取れない学生の違いは一体何なのでしょうか?

 よく言われることで、成績、実績、才能、容姿、など本人の属人的な要素が挙げられる場合が多いと思いますが、実は、私が就活指導にかかわってきた体験から分かってきたことは、こうしたことは、就活の成否にあまり関係がないということ。どんなに成績や実績があっても、内定を取れない学生はとれません。逆に、どんなに成績が悪くても誇れる実績がなくともとれる人はとれるのです。内定を取れるかどうかの違いは、実はそうした要件ではなく、ひとえに準備なのだろうと私は思っています。

 就活は戦いですよ。だから、勝つためには、強い武器と防具が必要なのです。なめてかかって、たいして準備もせずに、たいした武装もせずに、ピクニックにでも行くつもりで就活に出陣する学生たちが、ことごとく敗れ去っていくわけです。一方で、その厳しさをじゅうぶんに知り、万全に準備を整えて、最強の武器と防具を身に付けた学生たちは、オーラ自体も変わってくる。必ず勝ち残ることができるのです。

 だから、今回の様な就活対策講座に参加して、学び練習するということは、大きな意味がある。学生たちには、せっかくのチャンスなので、私が学んできた勝利のためのノウハウをすべて伝えきれるよう、しっかりとした武装に一役買えるよう頑張りたいと思います。

 内定を取るためのもう一つのポイントは、まさにコミュニケーションなんだろうと思います。私のお客さんで人事採用に長年携わっている人が、私に教えてくれたことですが、採用に当たってもし迷った時に最終的に判断基準とすることは、「その人と一緒に飲みたくなるかどうか」だそうです。要するに、一緒に仕事をしたくなるかどうか、語り合いたくなるかどうか、心が通じ合えるかどうかが最終基準だということ。もし、学生たちに超能力があって、どんな問題もたちどころに解決できるスーパーパワーがあったとしても、新入社員時に諸先輩からかわいがってもらえなければ、仕事も覚えられないし、何の役にも立てません。まさに、コミュニケーションの力がどうしても必要なのですよ。グループワーク面接講座は、こうしたコミュニケーションスキルが問われるものでもあります。だから、今回の講座でも、コミュニケーションスキルを高めるためのあらゆる方向性を探っていきたいと思っています。

 短い時間ではありますが、学生たちの勝利に貢献できるように、しっかりと頑張ってきたいと思います。では、行ってまいります。

就活講座week

 今週一週間は、すべて、いろんな大学の就活講座でスケジュールが埋まっています。今日は、T大学の授業、明日は、J大学のキャリアアドバイザー、そして水曜から土曜日までは、新たにJ大学でグループワーク面接対策講座を担当することになっています。グループワーク面接講座は、全6回の講座であり、来週まで続きます。どれも、やりがいのある講座であり、担当できることが光栄であり、良き講座となるように一生懸命に頑張りたいと思います。

 と言うわけで、本当に忙しい日程となります。当ブログも、更新できない時もあるかもしれません。後ほど講座のご報告をしたいと思います。こうご期待。

就活解禁

 昨日から、3年生の就活が解禁されましたね。例年よりも2カ月遅れで、しかも、一斉に活動開始となったせいで、リクナビがパンクするなど、一部に混乱もあったようです。学生たちも、現状の厳しさをじゅうぶんに知っているので、勢いよく活動を開始したのでしょう。確かに、就活は、並大抵ではありませんよ。多分人生の中で数回あるかどうかの強烈な試練なのではないでしょうか。

 実は、現代っ子は、そうした試練にあまりさらされてきていません。だからこそ、直面する現実が甘くないことを思い知らされて、徹底的に打ちのめされてしまう学生たちも多いのではないでしょうか。しかし、意味の無い苦労などなく、痛い体験は、すべて成長の糧につながっていくものです。とんでもないほど厳しい状況は、可哀そうでもありますが、ピンチとチャンスは、準備が整った人にやってくるもの、乗り越えられない壁などないのだということをしっかりと腹にすえて、頑張ってほしいと思います。

 就活は、まさに戦いです。戦いには、勝つためのノウハウがある。勝つための武器と防具を揃えなければ、甚だ不利となります。しっかりと作戦を練って、武器と防具を磨きあげて、準備を整えれば必ず勝てる。私は、勝利に向けての応援をしたいとおもっています。学生たちが、本当にそう生きたい人生への第一歩を踏み出せるよう、お手伝いをしていきたいと思います。

続々と内定報告

 大学のキャリアアドバイザーとして、学生たちの就職相談に乗っていますが、9月の後期から相談に来るようになった学生たちが、続々と内定報告に来てくれています。学生たちの嬉しそうな顔、充実感、誇らしげな様子を見ると、こういう仕事ができる喜びをあらためて感じ入る次第です。

 それにしても、学生たちは本当に立派だと思いますね。だいたい50社~100社程度は回っているでしょう。ことごとく面接で落とされて、自分に何か根本的な欠陥があるのではないかとまで思いこみ、こんな自分に受かる所なんかないんじゃないかと絶望し、ショックと悲しみと不安と恐怖の中で泣きながらふさぎこんでいても、いつまでもそうしていて許されるわけではなく、暴風雨の心のままで就活戦士として、戦いの場に繰り出していく。そもそも、そんな心境の時に、人の話を聴いてアドバイスを受けようなどという気持ちには、ふつうはなかなかならないものですよ。しかし、学生たちは、そんな逆境の中でも、未知のアドバイザーの門戸をたたき、謙虚に方法を訪ねようと一歩踏み出してくるのですから。だから、よっぽどの覚悟と勇気と危機感を持って来るのでしょう。しかし、私は、苦しくてしょうがない時に、諦めてしまうのではなく、それでも前に向かって、泣こうがわめこうが前に向かって一歩踏み台していくことが大切なんだろうと思います。その最後の一歩に勝利の女神さまは、きっと共感してくれるんだろうと思います。だから、学生たちは、とうとう自分の頑張りで、勝利の女神の協力を得られたんだろうと思います。私ができたことは、ほんのわずかなこと。勝利するための原則と基本的なノウハウを提示できただけで、あとは、それを生きた武器にして戦いぬいたのは学生たち。そんなたくましい学生たちに、私は、敬意を表したいと思います。本当に立派ですよ。

 やはり、悲しいけれども、苦労こそが人を育てる王道なのですね。こうした厳しい体験を通して、一回りもふたまわりも人間として大きくなったように感じます。このやればできるんだという体験をぜひ大切にして、これからの人生、たくましく、幸せに生きてほしいですね。心から応援したいと思います。