ラビ・バトラの近未来予測

 ラビ・バトラ氏は、経済学者であり、サザン・メソジスト大学の教授を務めながら、数々の経済予測の本を出版されています。彼の経済予測は、現実に的中することで有名であり、その鋭い分析と予測に多くの尊敬を集めています。

 今日は、彼の2008年1月出版の著作「2010年 資本主義大爆裂」の近未来経済予測をご紹介します。ラビ・バトラ氏によれば、2008年初めの段階で、数年後はこんな年になると予測していました。

<近未来の経済予測>

予測1 原油価格は100ドルを超えて高騰し続ける

予測2 「サブプライム住宅ローン危機」は再三爆発する

予測3 2008年、米大統領選挙は民主党の勝利

予測4 アメリカの大企業の破綻が続発する

予測5 日本の好況は2008年半ばか末まで

予測6 2009年に、イランが新たな中東の火種となる

予測7 アメリカの資本主義は数年内に終焉する

予測8 2009年後半から2010年に前半に世界的な重大危機

予測9 中国も2010年に危機到来

予測10 日本でも新たな経済システムの胎動が起こる

 

 こうみると、一つ一つ順番に予測が実現してきているようで、分析の鋭さに驚くと同時に空恐ろしさを感じます。

 ラビ・バトラ氏によると、今は、古い社会経済体制が崩壊し、新しいシステムが始まる歴史的な大転換の真っただ中にあると考えられています。古い経済社会体制は、貧富の格差の究極の拡大や強欲の追求による腐敗などで自壊し、新たに、富の集中を排除した倫理的で持続可能な経済システムに変わっていくだろうと彼は考えているのです。

 彼の考える新しい経済社会体制は、プラウト経済と呼ばれており、詳細については、また別件でご紹介したいと思いますが、希望を持てるシステムといえる体制で、今の激動の時代は、新しい未来に向けての生みの苦しみの時代なのかもしれないとも思いました。

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