先日、大手製造メーカーの協力会の企業さんの監督者研修を担当してきました。この研修は、3回連続の講座であり、今回は2回目です。概要は以下の通り。
【協力会監督者研修2回目概要】
<テーマ> 「チーム力を引き出すポイントを学ぶ」
<ねらい>
①3人寄れば文殊の知恵、対話から英知を引き出すポイントを学ぶ。
②人とチームの力を引き出すポイントを学ぶ。
<プログラムの内容>
セッション1「3人寄れば文殊の知恵」
セッション2「信頼関係を育むコミュニケーション」
おおよそ1か月前に第一回目を実施しており、今回は、その続きと言う位置づけとなります。前回のテーマは、「コミュニケーションの改善」であり、今回はステップアップして、「チーム力を高める」というより高次のねらいとなります。
前回のチームをそのまま踏襲しての第二回目であり、メンバーのみなさんは、1か月ぶりの再会となります。ずいぶんコミュニケーションがとりやすくなっていらっしゃるからでしょうか、休憩時間等、みなさん楽しそうに対話されており、和やかな雰囲気のなか、研修を展開することができました。
プログラムを通して、
・クオリティの高い対話は、まさに3人寄れば文殊の知恵を発動させ、イノベーションを生み出す。
・創造性を生み出す対話に必要なことは、ひとえに”聴く”ことである。
・表面的に利用しようと思って都合の良いところだけを聞くのではなく、相手に深い関心を持って快く受け入れ、すべて聴くことがイノベーションを生み出す。
・人の可能性は、思っているほどちっぽけではない。
・欠点を嘆くのではなく、長所をたたえ、前向きに力を育もう。
そんな大切なことを学ぶことができました。
メンバーのみなさんは、まさに現場の監督、管理者、経営スタッフであり、現場で矢面に立って部下を引っ張っていく使命を持ったリーダーたちです。だから、コワモテでありますが、反面温かくやさしい人たちであり、熱い情熱を秘めた良い漢たちです。
今回も、すばらしいメンバーと共に、とても充実したパワフルな場を共有できました。
次回は、来年の2月です。テーマは、さらにステップアップして、組織開発です。
次回も素敵な場となれるよう、頑張りたいと思います。