早くも5講目

 大学の授業が、早くも5講目です。

 前期は、プレゼン・ディスカッションスキル演習と言う授業であり、就職活動に関わるプレゼンテーションやディスカッションのスキルを高めることをテーマとした授業です。

 全14回の半期の講座であり、今週でちょうど5講目となります。

 今期は、シラバスで相当厳しい授業である旨を書いているので、受講人数も絞られており、また、受講してくれている学生諸君も、真剣かつ誠実であり、集中力のある充実した授業となっています。

 最近は、よくマスコミで、近ごろの若者について、やれ「覇気がない」だの、「しらけている」だのよく言われていますが、こうして学生たちと直接接していると、そうした見解が、まったく表面的な的外れな思い込みのような気がしますね。

 確かに、人間関係を持つ際に、少々不器用で遠慮がちなところはありますが、それは、こんなに信頼関係の希薄な社会の中では当たり前ですよ。丁寧な手続きを踏んで信頼を育むことができれば、彼ら彼女らのまぶしいくらいの情熱と輝きが開示されてくる。

 リラックスと集中が深まったときの彼ら彼女らの作り出す良い雰囲気、情熱、エネルギーには目を見張るものがあります。まさに、それこそが、本当の自分らしさの片鱗なんだろうと思います。

 講座もすでに折り返し地点に近づいてきています。ますます学生たちにとって価値ある講座であるよう、頑張っていきたいと思います。

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