昨日は、大学の授業だったので、実質、昨日から仕事始めとなりました。
授業のテーマは、年始らしく”ヴィジョンの設定”です。
理想を生きるとはなんと大切なことなんでしょうか。人は、心ひとつで仏にも鬼にもなれる存在。どちらも自分で選べるのならば、私は自信と誇りを持って生きれる生き方を選びたい。
人生の過程で、幾度か哲学を忘れて理想から離れたことがありましたが、ヴィジョンが枯渇した生き方は、どんなにお金が入ってきても、みじめで暗い。
もちろん完璧になんてなれるはずがないけれども、例え現実が理想とかけ離れていたとしても、自らの絶望に立ち向かい、克服することならできる。大きな志を胸に持って希望に燃えることならできる。哲学を基軸に背筋を伸ばして生きることならできる。自分を愛し人を愛し、分かり合い、分かち合うことならできる。
いわゆる成功者と言われる人たちは、こうしたヴィジョンをしっかりと胸に抱いていない人なんていなんじゃないでしょうか。私の知っているリーダーたちは、驚くほど情熱的です。どんなに歳を取っていてもまさに青春を生きているんです。
以前、アフラックの創業者の大竹さんとお会いする機会があって、私にとって大竹さんはヒーローでもありお会いする前は緊張して、どんな話をしようかと一生懸命作戦を練ってお会いしたのですが、実際に会ってみると大竹さんの第一声は、「手塚さん、あなたのこころざしはなんですか!」でした。用意していた天気の話や景気の話は全部吹っ飛んでしまい、一瞬真っ白になってしまいましたね。だっていきなりこころざしなんですもの。でも、いろいろお話して、本当にこの人は理想を生きているんだということ、それも命がけで生きているんだということがわかってきた。まさにその本気さが人生を切り開いてきたんだろうと感じました。
私は、教育の仕事を通して、こうした志の重要性を提案していきたいと思っています。自分も人も心豊かに自分らしく力強く生きていく応援をしていきたいと思っています。
そんなヴィジョンをもとに、今年は、いろんなことに挑戦していきたいな。なんて思っています、今年もどうぞよろしくお願いいたします。