そもそも、就活を勝ち抜くために必要な事とは何だろう?どうすれば、厳しい就活戦線に勝ち抜く事が出来るのだろう?どんな学生が、内定を獲得しているのだろう?いったい何が、内定に結びつく秘訣なのだろう?
それは、才能なのだろうか?
それは、容姿なのだろうか?
それは、体力や知力などの能力なのだろうか?
それは、資格などの技能なのだろうか?
長年にわたり就活戦線に立ち向かう学生のアドバイザーとして経験し学んだ事は、就活において成功する秘訣は、才能や能力や、ましてや容姿なんかではないという事。実は、そうした属人的な要因は、面接担当者には、見抜けないのだ。
考えても見てもらいたい。どんなに人を見抜く能力を持った人でも、たとえ超能力を持った人でも、たかだか数十分の面接時間で、その人のすばらしい潜在性や可能性を見抜く事なんか出来ない。
採用担当者が見ているものは、その人そのものではなく、その人が表現するものである。
要するに、その人が表現する自己PRによって、その人のよしあしを決めているのだ。たかだか1分程度の自己PRで、その人を評価し、判断しいている。
もちろん、その人そのものと、その人が表現する自己PRは、似て非なるものである。自己PRでは、その人の素晴らしさのほんのひとかけらも表現することはできないだろう。すなわち、採用面接の現場では、途方も無い誤解が起こっているのである。(続く)
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