だから、もしあなたが面接で落とされたとしたら、それは誤解で落とされたのである。あなたにどんなにすばらしい可能性があったとしても、もしあなたの表現する自己PRが拙いものであったとしたら、あなたは拙い人だと思い込まれるのだ。それは、真理ではなく誤解なのだが、面接の現場では誤解が真実となる。とても恐ろしい現実である。
採用面接において、勝ち抜くためには、あなた自身を無理に変える必要は無い。あなた自身は既にすばらしい宝なのだ。ただ、面接に勝ち抜くためには、そのすばらしさを誤解されないように表現する必要がある。
すなわち、就活に勝ち抜くために必要な要素は、準備なのだ。
就活で内定を取れる学生に共通するものは、能力でも才能でも、ましてや容姿でもない。就活で内定を取れる学生に共通する要素は、すなわち”準備”である。準備が整わない学生は、どんなに能力があっても才能があってもすばらしい実績があっても内定を取れない。逆に、どんなに不器用で誇れるものが無いと思い込んでいる学生でも、徹底的に準備を整えていけば、必ず内定につながる。準備を整えれば、恐れるものなど無いのだ。
ところで、準備には、①心構えの準備 と ②実践的な武器と防具の準備 の2つの要素がある。それぞれについて、詳細を検討していこう。
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