受け入れるということ ①

 受け入れるということ、それは、拒絶することとは違う。

 拒絶することは、受け入れないことであり、受け入れることではない。

 受け入れること、それは、同意することとは違う。

 同意することは、他者の言うことを正しいと自分が思うことであり、受け入れることは、他者がそれが正しいと主張していることを理解することである。同意していなくとも受け入れることはできる。

 したがって、受け入れることと従うことは違う。

 受け入れたからといって、従う必要はまったくない。また、従うことは受け入れたことの証明ともならない。受け入れなくとも従うことはできるからだ。

 受け入れることは、好きになることとも違う。

 好き嫌いは実はたいした問題ではない。食べ物の好みが時とともに変わるように、好き嫌いは移ろいゆくもの、本質的なものではない。乗り越えられるのだ。

 受け入れるとは、相手のありのままを受け止めて、ありのままを理解すること。

 受け入れるとは、相手を裁いたり、操作したり、変えようとすることではない。そのままの相手を、そのままに理解しようとすることである。

 受け入れることは、途方もない大きな力を持っている。

 それは、北風ではなく太陽の力。

 暴力ではなく、優しさの力。

 改善の力ではなく、革命の力なのだ。

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