横浜の高校で、「自尊心の重要性」をテーマに、講演会を担当してまいりました。
講演の概要は、以下の通り。
【I高校講演会「自尊心の重要性」】
①古くから訴えられてきた自尊心の重要性
②現代心理学でも、自尊心は重要なテーマ(良くも悪くも影響が大きい)
③自尊心を巡る誤解(自尊心と傲慢さや自惚れの違い)
④日本人の自尊心の現状(諸外国と比較してとても貧しく否定的)
⑤自尊心を高めるために
・欠点を嘆くのではなく長所を讃えよう。
・人の可能性は、思っているほどちっぽけではない(事例紹介)。
・痛みや失敗にどう向き合うかで人生が決まる。
・ネガティブな思い込みを信じてはいけない。
⑥人は、断じて欠点だらけの無力な存在ではない。その可能性は、人の想像をはるかに超えて大きい。自分を信じ大切にして堂々と人生を生きよう。
対象は全校生徒で、800人です。
そうとう大きな講堂で、2階席もある所での講演でした。
とても緊張しましたが、すばらしい生徒たちと先生たちのご協力で、無事に終了してまいりました。
担当してみて改めて実感しましたが、こうした自尊心教育と言うものは、本当に大切なんだなぁと思います。生徒たちも、最初は少々ざわついてましたが、1時間の講演の後半は、私語ひとつなく、本当に集中して聞いてくれました。まさに、生き方、自分自身との向き合い方、など、身につまされる話でもあるので、真剣に聞いてくれたんだろうと思います。
・人生には価値がある。
・何とかなる大丈夫。
・自分を大切にするからこそ、人も大切にできる。
・自分の大きな可能性を信じて、勇気をもって前向きに生きてみる。
そんな当たり前ではあるけれども、大切なことを学べたのではないかと思います。
でも、当たり前なこととは言え、こうした勉強をする機会は、とても少ないのではないでしょうか。
だって、「自尊心」については、誤解も多く、本当に大切だと主張され始めたのは、つい最近なのですから。だからなんだろうと思いますが、同業他社さんでも、こうした講演会を担うところは、まだまだ少ないのではないでしょうか。
私どもが、こうした機会をいただけることは、大変光栄なこと。
子供たちにとって、若者たちにとっても、本当に生きる糧となる大切なことだと思っておりますので、今後もどんどん機会があれば、挑戦していきたいと思います。