大手製造メーカーを中心とする協力会の監督者研修を担当しました。本研修は、全部で3回にわたる講座となりますが、今回はその第一回目です。研修の概要は以下の通り。
【T協力会監督者研修】
<プログラムの目的>
(テーマ) 「監督者としてのコミュニケーションとリーダーシップスキルを学ぶ。」
(ねらい) ①コミュニケーションの重要性と改善ポイントを学ぶ。
②チーム力を引き出す。
③効果的な組織運営のポイントを学ぶ。
<プログラムの構造>
第1回目「コミュニケーションの重要性と改善ポイント」
1.リーダーの基盤となる自尊心の重要性
2.実習「絵によるコミュニケーション」
3.実習「ポスターを復元せよ」
第2回目「チーム力を引き出す」
1.実習「脱出!スノーマウンテン」
2.実習「15人の勇者」
第3回目「最強組織の法則」
1.実習「アトランティックプロジェクト」
2.前向きな風土の作り方
各回が、おおよそ午後半日で、月に1回程度、数か月間で実施するプログラムとなります。
先日は、その第1回目のコミュニケーションをテーマとしたプログラムを実施しました。
参加メンバーは、30名強、協力会の企業の管理監督者のみなさんであり、ほとんどのみなさんが初対面です。
当講座は、講義もありますが、大半はグループワークであり、ほとんどメンバーのみなさんにとっては、初めての体験で、戸惑われることもおありだったと思いますが、最終的には、見事なチームとなっていました。
・リーダーシップやコミュニケーションの原点として、自尊心が大切であり、自分にしろ部下にしろ健全な自尊心をはぐくむことは、よき職場を作るうえで大変重要な要素であること。
・コミュニケーションには大きな力があり、職場の生産性や創造性を劇的に高めること。
・コミュニケーションをよくするためには、小手先の技術と言うよりは、哲学を持った生き方であること。
と言った大切なことを学ぶことができたと思います。
協力スタッフのみなさん、メンバーのみなさんありがとうございました。
メンバーのみなさんは、管理監督者であり、見かけは少々怖い、いかつい顔の方々ばかりですが、気がやさしい、思いやりのある人間性豊かな方々ばかりでした。こうした素晴らしいメンバーと長期にわたり学べることは、大変光栄なことです。
今後の展開が楽しみであり、がんばっていきたいと思います。