発展途上の自分を愛するということ

自分が不完全だからといって、嘆いてはいけない。

地球上で、完璧な人など存在しない。

どんなに美しい人であっても、あの静謐な満月の美しさに勝るものはない。

どんなに明るく元気で力のある人であっても、あの圧倒的な太陽の力強さに勝るものはない。

どんなに神聖な予言者でも、大自然や宇宙の神秘に勝ることはできない。

上には上があり、人間には到底及びもつかない壮大さがある。

完璧になろうとすることは、そのすべてを手に入れようとすること。

自分の素晴らしい環境や才能に感謝することなく、

つまらない欠点を責めて文句ばかり言うということ。

それは、とても傲慢だということなのだ。

人は、発展途上なのだ。

完璧ではないので、欠点はあるかもしれないが、

断じて無力ではない。

人は、人として力強く幸せに生きるための十分な力がある。

その潜在性と可能性は、文字通り無限大なのだ。

もう少し背が高ければ、もう少し頭が良ければ、もう少し力があれば、

などとケチくさいことを言ってはいけない。

発展途上の自分を愛するのだ。

それがどんなに欠点にあふれ問題に満ちていても、

あなたは、地球でたった一人の存在。

宇宙の歴史の中でたった一回の存在。

とてつもなくかけがえのない大切な存在なのだ。

そんな自分を大切にしよう。

発展途上の自分を受け入れて、本気で生きてみよう。

奇跡はそこから始まるのだから。

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