成果主義の功罪

会社は、運命共同体です。私は家族だとさえ思っています。実際、伊那食品工業の社員たちは、自ら「伊那食ファミリー」と言っています。弟が力持ちでよく働けるからと言って、お父さんやお兄さんのごはんを減らして、弟に食べさせるでしょうか。弟さんにしたって、そんなことは嬉しくないはずです。家族それぞれが自分のできることを精いっぱいやって、共同で責任を持ち、ご褒美も家族みんなで分かち合うことのほうが、幸せではないでしょうか。

リストラなしの年輪経営(光文社) 塚越寛著 より引用

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