先日9月4日の朝日新聞で、古木涼子さんのことを紹介した記事が載っており、とても興味を持ったので、いろいろと調べてみました。
さっそく「まだ見えなくてもあなたの道は必ずある」青春出版社 古木涼子著 を取り寄せて、今読んでいるところです。
古木さんは、「イエスのカリタス修道女会」の幹部だそうです。
絶望しやけっぱちになり、売春、シンナー、薬物に手を出した少女が、周囲の理解ある大人の愛ある関係性の中で立ち直り、ようやく夢に向かって一歩踏み出そうとしたその矢先に、感染していたエイズが悪化し、ついには亡くなってしまった。そんな日本のドキュメンタリーを見たときに、この「いのち」と言う歌ができたそうです。
朝日新聞の記事によると、この歌は、
「口コミやネットを通じて共感を呼び、今も広がりを続けている。各地で教会の聖歌隊や園児、児童が合唱曲に選び、昨年末はドイツの合唱団が日本語で歌い上げた。」朝日新聞朝刊2014年9月4日より引用
とのことです。
私も、買った本の添付CDにあったこの歌を聴きましたが、とても素直で力強いメッセージが、まっすぐ胸に飛び込んでくるような感動を受けました。
私自身は、自尊心の重要性と言う形で、命の大切さ、気高さ、すばらしさを訴えているのですが、この歌は、まさに私の訴えたいメッセージが、素直にわかりやすく、あたたかく伝えられているように思えます。
Youtubeで動画で公開されているものを見つけましたので、冒頭でご紹介しました。
それから、もう一つ、素敵な歌「弱い者の信仰宣言 クレド」もご紹介します。これは、ニューヨークのリハビリテーション研究所の壁に書かれた詠み人知らずの誌(詠み人知らずの詩は、当ブログでも、以前にご紹介しています)をもとに、古木さんが作られたそうです。温かいメッセージで、私の疲れて固くなっていたハートの一部が癒されるようでした。