今春の大卒就職内定率91%、過去最低
asahi.com 2011年5月24日9時29分
. 今春卒業した大学生の就職内定率は91.1%で、統計を取り始めた1997年以降で最低だった。文部科学省と厚生労働省が24日発表した。東日本大震災で被害の大きかった東北地方の大学は調査対象に含まれておらず、実態はさらに低い可能性がある。前年より0.7ポイント悪化し、「就職氷河期」と呼ばれた2000年春と並んだ。不況に加え、震災後に企業が新規採用を絞り込んだことも影響したと見られる。
文科省の推計によると、今春の大学卒業生は約55万5千人。37万人が就職を希望したが、うち3万3千人が就職できなかったと見られる。 (以上asahi.comより引用)
予想はしていましたが、昨年の就活環境は、やはり厳しかった。就職氷河期の最も厳しかった時期と同じとのこと。昨年でこれだけ厳しかったので、大震災の影響をもろに受けてしまう今年度は、相当なものになるかも知れません。もはや、通常の状態ではありません。学生たちも、非常時モードで戦いに立ち向かっていく心構えが必要でしょう。
体験には、それがどんなに痛いものであったとしても、必ず意義のあるメッセージが含まれているものです。今回、こうした厳しい就活環境に直面するということは、そのような厳しさを通してあなたならば、必ず大きく成長できるという天のメッセージだと私は思います。ネガティブな悲観に流されるのではなく、夢と希望を忘れずに、暗い世相に明るく立ち向かっていきましょう。
今日は、大学のキャリアアドバイザーの日です。今日もきっと就活で頑張っている学生たちが相談に来てくれることと思います。学生たちの人生を後押しできるようにしっかりと頑張ってきます。