アトランティックプロジェクトに思うこと

新入社員研修プログラム「アトランティックプロジェクト」を開発してから、早くも5年がたとうとしています。

当プログラムは、企画開発におおよそ2年かかっており、4回にわたるトライアルを経てようやく誕生したプログラムであり、私どもにとっては、思い入れのあるプログラムでもあります。

5年目となる今年で、多くの実績とご評価を頂けるようになってきました。本当にありがたいことだと思います。自画自賛とはなりますが、アトランティックプロジェクトがご評価いただいているポイントは、3つあると思います。

一つは、体験型の経営シミュレーションのプログラムであり、楽しくしかも大切なことを理屈ではなく心と体で学べるということ。

二つ目は、自信と自尊心をはぐくむプログラムであるということ。最近は、若手社員の能力格差や早期離職の問題が多く取りざたされていますが、私自身も大学の講師として若者たちとかかわって実感していることは、そういう問題の背景には、必ず彼ら彼女らの自信のなさがあるということ。自信のない若者は、あきらめやすく、依存的で、ストレス耐性が低く、消極的であり、コミュニケーション力も封じ込められてしまい、問題やトラブルを起こしやすくなってしまいます。反面、自尊心を取り戻した場合は、落ち着いており、ヴィジョン志向で楽観的です。また元気で明るく、職場からもかわいがられて、活躍の舞台が整われてくることが多いといえましょう。このプログラムは、この自信と自尊心の問題に、正面から取り組み、応援し、育み、たくましくキャリアを育む若手へと意識転換を図ることがテーマであり、そのような工夫がプログラムのいろんなところにちりばめられているということ。

三つ目は、感動を引き起こすドラマティックな展開であるということ。きっと新入社員たちは、このプログラムを一生忘れないと思います。そして、プログラムを通して培った同期の絆は、きっと後々まで人生を応援することになるだろうと思います。

 

親ばかの様ですが、私はこの素晴らしいプログラムが大好きなのです。これから、多くの企業で、この素晴らしい学びの場を提供していけるように頑張っていきたいと思います。

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