キャリア形成論が始まりました

 T大学の後期の授業「キャリア形成論」が始まりました。

 受講生は、3限目が40名で4限目は21名。昨年は、それぞれ160名と60名で、私の力不足もありますが、受講人数が多すぎて、私語や遅刻などが少なからずあり、授業のクオリティが私にとって不本意な結果となってしまったのでした。

 そんな反省を踏まえて、今年は、人数制限のある講座にしていただき、しかも、教材テキストを作成して有料のテキストを購入することを条件とした結果、昨年の4分の1の人数となりました。人数が大幅に少なくなったので、少々驚きましたが、多少の寂しさ半面、充実した授業が展開できるはずなので、昨年のちょっとした憂鬱感とは打って変わってとっても気合充実の心境で講座に向かうことができます。

 キャリア形成論は、就職活動対策の講座ですが、単なる面接突破法やエントリーシートの書き方といった就活技術を学ぶ講座ではなく、長い目で人生を見たときに、自分らしく幸せに力強く生きていくために必要な哲学やスキルや知識を学ぶといった「生き方講座」という色彩が濃くあるプログラムでもあります。

 本講座のコンセプトは、「自信と誇り」であり、劣等感に由来する”うぬぼれや傲慢さ”ではなく、「自分を大切にする」「自分を受け入れ愛する」「自分の人生を信じる」「自分の潜在性と可能性を信じる」という意味での本物の自信と誇りを体得することです。

 人生を幸せに生きる技術や知識はたくさんあるけれども、根底にある自己信頼の回復や他者に対する基本的な信頼感の回復、健全な世界観の回復が起こらなければ、どんなに素晴らしいテクニックも機能しづらいだろうと考えています。しかし、確かに信頼の回復は難しいかもしれませんが、もしそれが本当に実現したならば、すべてを変える力を持っているだろうとも思っています。 

 自分に自信を持って前向きに本気になって生きようと思っている人は、その人にとって本当に必要な知識や技能は、自分で勝手に学んでいくのであって、先生が見繕って教えるものではないのだろうと思います。先生ができることは、きっと、その子が勇気を持って本気で自分の人生に取り組む基盤となる自信と誇りを育む応援をすることなんだろうと思っているのです。

 今年の受講生は、いくつかの障害を乗り越えて本講座を選んでくれた本気の学生たちばかりです。先週第一回目の授業を実施ししましたが、講座を受ける態度が本当に真剣であり、私もそれに本気で応えていきたいと心から思えましたね。

 これから、11回、12月にわたって授業が展開していきますが、せっかく受講してくれた学生たちにとって本当に価値ある授業となるように、頑張っていきたいと思います。

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