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オバマ大統領、医療保険改革に支持訴え 議会演説

オバマ大統領、医療保険改革に支持訴え議会演説 9月10日11時3分配信 産経新聞

  【ワシントン=渡辺浩生】米国内を二分する論争に発展している米医療保険改革をめぐり、オバマ大統領は9日夜、上下両院合同会議で演説し、国民に対して改めて改革の意義を訴え、支持を求めた。就任来2度目の議会演説。オバマ大統領は国民の多数が無保険状態に置かれている先進国は「地球上で米国だけだ」と指摘。「われわれは歴史的試練に直面している」と述べ、民主・共和両党の党派対立を超えて早期の法案可決を訴えた。

 オバマ政権は約4700万人の無保険者撲滅を目指す医療保険改革に向け年内の法案成立を目指している。しかし、政府運営の保険新設を盛り込むことから、民間保険市場への政府介入や財政赤字の拡大を懸念して共和党や民主党の一部議員が反発。全米のタウンホールミーティング(住民対話型の集会)には反対派が押し寄せ、オバマ大統領の支持率低下も招いている。

 オバマ大統領は演説で、セオドア・ルーズベルト大統領が医療保険改革を最初に唱えて以来、約1世紀が経過し、国民の忍耐は「限界点に達した」と強調。「ゲームのための時は過ぎた。今こそ行動する時期だ」と訴えた。

 大統領は、改革の基本的目標を(1)保険にすでに加入している人には安全と安定(2)無保険者には保険の提供(3)世帯や企業、政府の医療費上昇を抑制-と説明。改革はすでに保険を持つ人々に新たな負担を強いるという見方を否定した。

 また、個人や中小企業が保険をより手ごろな価格で獲得できる新たな市場の枠組みを整備すると強調。保険会社から過去の病気が原因で保険加入を拒否されることもなくなると訴えた。

 さらに、大統領は、改革が財政赤字を増すという懸念に対して、「財政赤字を10セントでも増やす法案には署名しない」と言明した。

 最後に大統領は先月末に死亡したケネディ上院議員から受け取った手紙を紹介。「米社会で未達成の偉大な仕事がついに達成される…医療保険改革は将来の繁栄に不可欠だ」というケネディ氏の”遺言”を引いて、改革の失敗は許されないと訴えた。

 

 オバマ大統領が、アメリカの保険制度を根本的に改革していくことを宣言されましたね。以前に、マイケルムーア監督の「シッコ」を見ましたが、アメリカの健康保険の現状は、映画を見た限りでは、普通ではない。アメリカには、国民健康保険制度がなく、健康保険市場は、民間の保険会社が牛耳っており、その保険料も割高です。ですから、多くのアメリカ人が保険に入っておらず、かといって、医療費は、とてつもなく高く、保険がないと医者にかかることができないので、結果的に、貧乏な人たちの大半は、具合が悪くとも医者にかかることができないのです。

 本来医療とは、お金儲けのためにあるのではなく、それが必要な人を助けるためにあるもの。今のアメリカは、完全に金もうけのツールであり、悪しき弱肉強食の強欲の資本主義の象徴ともいえる業界になってしまっているのではないでしょうか。しかし、そんなしくみを、問題があるとわかっていながら自分たちの既得権益のためだけに長年にわたり守りとおそうとしてきた権力者や金持ち連中がいることも確かであって、せっかくのオバマ大統領の方針に、テレビで反対広告を打つなど一大ネガティブキャンペーンを展開している模様です。

 反対している人たちは、基本的に困っている人たちの苦悩など全く考えておらず、自分たちが今まで儲けてきた既得権益を失いたくないだけなのでしょう。多くの人たちに苦悩を強いる犠牲を払わせて、人の不安感や恐怖心を巧妙に利用することによって、あさましく法外な利益を上げてきた。私には、アメリカの従来の健康保険や医療業界は、そんな風に見えます。それを変えようとするオバマ大統領の今回の試みは、大変素晴らしい挑戦だと思います。まさに、”チェインジ”と言えるのではないでしょうか。

 ただ、とてつもなく強大な反対勢力のいる業界でもあるので、今までのこうした試みは、すべて失敗してきたことも確かです。結果として、地獄のシステムともいえる業界システムに悪鬼が跋扈している現状がいまだに残っているのであって、それにメスを入れて根本的に変えようとするオバマ大統領は、本当に勇気があると思います。この改革が成功すれば、その人間性回復の雰囲気の影響は、世界中に波及すると思います。ぜひ頑張ってほしいと願うと同時に、この試みの大成功を祈りたいと思います。

人生への絶望感 脳卒中誘発?

   人生への絶望感 脳卒中誘発 (朝日新聞 2009年9月1日)

 【ワシントン=勝田敏彦】人生に絶望する気持ちがあると、頸動脈(けいどうみゃく)に病変が起き、脳卒中や心臓病を起こす危険が高いことが米ミネソタ大の研究でわかった。米心臓協会の医学誌「ストローク」の最新号に論文が掲載された。

 研究チームは、循環器病にかかったことがない中高年女性559人を対象とした研究で、人生に対して前向きかどうかを質問。この回答と、超音波検査で測った頸動脈の壁の厚みのデータを分析した。

 頸動脈は脳に血液を送る血管。動脈硬化で壁が厚くなると、脳卒中などの原因となる血栓ができやすくなる。

 分析の結果、人生に最も前向きな集団と、最も絶望感が強い集団とでは、壁の厚みに0.06ミリの差があった。研究チームは「この差は、臨床的に重要である可能性があり、絶望感が強い集団は将来、心臓病や脳卒中になる危険が高い」と分析している。

 絶望感と頸動脈の壁の厚みとの間の生理学的な関係ははっきりしていないが、研究チームは、絶望感が強い人にはカウンセリングなどを勧めている。

 

 人生に対して悲観的である人たちは、前向きである人たちに比べて、動脈硬化で頸動脈の血管壁が厚くなり、0.06ミリの差があったとのこと、この差は、脳卒中や心臓病などの危険性を高めるとのことです。

 自分で自分の人生をどう思おうが、それこそ個々人の自由であり、人にとやかく言われる筋合いのものではないのですが、こういうデータを見ると、過度な悲観は気をつけなければならないと思いますね。

 基本的に、人生は、決して甘くはないものであって、それを心配しようと思ったらいくらでも心配することもできますが、そんな不安と恐怖の罠にはまって憂鬱となることは、やはり慎まなければならないと私自身は自戒しています。

 どんなに悩んでも未来のことは分からないものは分からないのです。人生とはそういうものであって、だからこそ不安でもありますが、だからこそ面白くもあるのです。

 人生は、ある意味でサスペンスとロマンの冒険でもあります。待ち受けているものがどんなものであれ、きっと何とかなっていくものですよ。せっかくならば、その冒険を思い切り大胆に楽しめるようにしたいものですね。

課長研修を担当しました(20090808)

 人材派遣会社のH社で、課長研修を担当してまいりました。こちらの企業さんでは、今後の企業成長のためには、企業内コミュニケーションを改善して、団結力を高めて未来に当たる必要があるとの認識で、社長直下に教育機関であるヒューマンバリューセンターを配置し、全社的にコミュニケーションの改善とモチベーションの向上に努力されており、今回のこの研修も、その活動の一環として取り入れていただいたプログラムです。

 プログラムの概要は、以下の通り。

 

(テーマ) 「組織活性化の要としての力強いマネージャーとなるために」

 

(ねらい)
   ①リーダーシップ哲学=自信と誇りの重要性を学ぶ。
    ②リーダーの役割を学び、リーダーとしての自分を振り返る。
   ③部下の力を引き出しチームを活性化する方法を学ぶ。
   ④組織の問題解決能力を高めるために必要な要素を学ぶ。

(カリキュラム)

セッション1「リーダーシップ哲学」

セッション2「リーダーの役割」

  第1ステップ「リーダーシップの理論」

  第2ステップ「リーダーとしての自己チェック」

セッション3「部下の力を引き出す、チームを活性化する方法」

  第1ステップ「120%チーム力を引き出す信頼関係の力」

  第2ステップ「チームを活性化するリーダーシップの5つのポイント」

セッション4「問題解決能力を高めるための要素」

  第1ステップ「力強い職場風土の作り方」

  第2ステップ「3人寄れば文殊の知恵」

 受講されたのは、課長クラス24名の皆さんで、本当にエネルギッシュでパワフルなみなさんでした。総じて元気であり、人と関わり、対話していくことを、心から楽しいと思える、基本的に健康で元気でエネルギッシュな、まさに輝くリーダーのみなさんだったのでした。

 派遣会社でもあり、普段は職場が離れ離れになってしまうことが多く、なかなか話す機会が少ないみなさんでしたが、今回は、じっくりとお互いにかかわることができたのではないでしょうか。プログラムの進展とともに、お互いの肩の力が抜けて、風通しが良くなり、信頼しあえる温かくパワフルな風土が出来上がってきたように感じました。

 研修後の懇親会で、「こんなに肩肘ばらずに本音で楽しく参加できた研修は初めてです。」と光栄な言葉をいただけましたが、何よりの喜びでした。

 厳しい風の吹いている経済の現状ですが、これだけ明るく前向きで青春の情熱を燃やして頑張っている課長がいれば、絶対に会社は大きくなるだろうと心強く感じました。私も、同世代の同じ闘士として頑張っていきましょうと願った次第です。

自由とは

自由とは、自らに由ること
他を頼りとするのではなく、自らを頼りとすること
依存するのではなく、自立するということ
変化を待つのではなく、変化を起こすということ
施しを待つのではなく、施すということ
観客になるのではなく、主人公になるということ
陰に生きるのではなく、光の中で生きるということ
創造を待つのではなく、創造主となるということ
あきらめるのではなく、希望に燃えるということ
恐怖に従うのではなく、喜びに従うということ
偽の自分(エゴ)に従うのではなく、本当の自分に従うということ
戦うことではなく、受け入れるということ
孤立するのではなく、関係性に生きるということ
否定することではなく、理解するということ
求めるのではなく、手放すということ
許されることを請うのではなく、許すということ
愛されることを願うのではなく、愛されていることに気づくこと
愛を疑うのではなく、愛を受け入れるということ
愛を期待するのではなく、愛するということ
愛を信じるのではなく、愛になるということ