「好雪片々不落別所」 好雪片々として、別所に落ちず
ふる雪のひとひらひとひらは、たまたまではなく、落ちるべきところに落ちている。
私の大切にしている禅語です。
ポジティブシンキングという考え方が近年台頭してきており、当社でも大切にしておりますが、私どもは、なんでも都合よくとらえるというよりも、「すべてが必然だった。たとえ困難であってもそこには意味があり、受け入れて、自分の糧とすること」と考えております。
そのような意味で、この禅語は、まさにポジティブシンキングの秘儀をたった一言で表した名言、叡智の言葉だと思います。
・逆境や困難を含めて全ての体験には意味がある。
・すべては起こるべくして起こっており、間違ってない。
・勇者の人生には、困難はつきもの。
痛みや苦痛は避けられないが、
乗り越えられない壁もなければ、意味のない苦労もない。
そのように考えると、背負っている重荷も軽くなり、勇気をもらえる気がします。