年別アーカイブ: 2022年

4月の山を越えました

 当社は、新入社員研修向けのプログラムとして、アトランティックプロジェクトという経営シミュレーションのプログラムを提供しておりますが、昨日の月末を迎えて、大きな山を越えることができました。

 おかげさまで、たくさんの大切なお仕事を頂けて、とてもとても光栄でした。

 私どもの講師派遣による実施のプログラムのみならず、企業の人事ご担当者の方が自ら教材を活用して内製で実施頂くスタイルも多くご実施頂けました。

 うれしい悲鳴で、たくさんのお仕事への対応で、テキスト作成、教材のセット組と出荷、研修準備など、3月から息を抜けない時期が続いておりました。研修は、緊張度が高く、巻き起こるエネルギーが強い特殊な場であり、教材などに不備があると、一瞬で場が崩れてしまうこともあるので、ミスの無いように、慎重に慎重を期し、万全を尽くす必要があります。

 ただでさえおっちょこちょいで不注意なところがある私ですので、ハラハラドキドキしながら仕事を進めておりましたが、家族や仲間たちのおかげで、大過なく、4月の月末を迎え、大きな山を越えることができました。

 これもひとえに、私どもを応援してくださって、プログラムを愛し、プログラムをご活用、ご利用いただいたお客様たち、同志の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

 そして、支えてくださった仲間たち、家族のおかげでもあります。あらためて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 写真は、4月末の研修で出張していた品川のホテルから見た富士山の写真です。ともに出張に出向き、事務局的な全般的なお仕事を担ってくれた当社のキャプテン、妻が撮った写真を転用させてもらっています。

 4月末の研修は、アトランティックプロジェクトの3日間にわたるプログラムであり、単にマナーや新入社員としての知識教育にとどまることなく、社会人として輝いて活躍するための心構え(前向きな生き方、チャレンジ精神、レジリエンスなど)や人間関係スキル、社会人として成長や生き方、夢や志などと言った社会人人生自体を応援する内容でもありました。

 先方の企業のご担当者の方々と何度も打ち合わせをして、ご担当の熱い思い、新人に向けての愛と勇気づけを具現化すべくプログラムを改訂し、独自のオリジナルプログラムとして作成した思い入れのあるプログラムでもありました。

 ご担当の方々の願いがこもったプログラムのすばらしさもさることながら、受講してくれた素晴らしい新人の皆さんのご協力もあり、とても穏やかで楽しく、パワフルで充実した良き学びの場となったと思います。

 富士山は、木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)様とおっしゃる女神様の山と言われています。富士山の神様が、4月末の研修はもちろん、全ての研修を受講してくれた全ての新人たちが、将来、大きな花を咲かせることを応援してくださいますように!

 とはいえ、連休明けには、他のテーマ、階層の研修、および、新入社員研修としてのアトランティックプロジェクトのお仕事も続きます。

 私だけではなく、私の仲間も研修のファシリテーターとしてプログラムを担当してくれることになります。心強い仲間とともに、5月から、新たな幕開けとなります。

 どうぞ、5月以降も、みんな健康で、元気で仕事ができて、楽しく充実した意義深い学びの場を育んでいけますように!!

繁忙期に入ります

来月から新入社員研修シーズンに突入します。

当社で扱っている新入社員研修プログラムが、おかげさまで多くの企業様でご活用いただいており、その教材作成と出荷などで、繁忙期に突入しております。

アトランティックプロジェクトというプログラムであり、プロジェクトチームの経営シミュレーションを通して、社会人として必要な心構えや知識、スキルを体得していくプログラムです。

単に楽しく面白いというだけではなく、自尊心や前向きな生き方、チャレンジ精神やあきらめない心など、社会人としてキャリアを育む上で欠かすことのできない心構えを学ぶことができるプログラムであり、長年にわたりご愛用いただいている企業様が多くいらっしゃいます。

コンセプトに共鳴いただく企業様にご活用いただけることが、とてもとても光栄で、うれしく思っております。

先日、ちょうど去年の4月にこのアトランティックプロジェクトを3日間受講してくれた新入社員の皆さんのフォローアップ研修がありました。

3時間という短い時間でしたが、とても楽しく充実した時間だったように思えます。

新入社員の皆さんは、すっかり立派になって、もはや新人ではなく輝く若手社員です。このコロナ禍という過酷な環境の中にあっても、職場では、ずいぶんしっかりと活躍している様子で、とても頼もしく、うれしく思いました。

プログラムの中で、アトランティックプロジェクトで学んだことの復習や再確認がありましたが、皆さん、しっかりと覚えていてくれているようで、しかも何かとストレスフルな入社1年間の厳しい体験の中で、前向きさ、チャレンジ、不確実性への耐性、夢、志、などの大切な事柄を単なる知識ではなく、血肉として体得されてきているようでした。アトランティックプロジェクトの学びが、こうして生きてきているのだと実感できて、少しでもお役に立てていることがとてもうれしくて、やりがいを感じた次第です。

今年も、こうした良き学びを展開できるように、しっかりとがんばりたいと思います。

繁忙期は5月中旬まで続きます。

私だけではなく、多くの仲間たちもがんばっていただくことになります。

自他ともに、しっかりと、体を大切に、がんばっていきましょう!!

児童養護施設入職予定者研修を担当しました

 児童養護施設への内定者の研修を担当しました。コミュニケーションをテーマとしたオンライン研修で、10時から5時までの1日研修です。

 たくさんの方々がご参加いただき、各回30名程度で3回にわたっての講座でした。

 参加者の皆さんは、児童養護という難しく厳しくもまた誇り高い仕事に従事するという高い志を持った方々ばかりであり、高い興味と意欲をもって研修にご参加いただいたように感じております。

 当初は、緊張気味で、冒頭の自己紹介も、微妙にぎこちないやり取りから始まった研修ですが、セッションを乗り越えるうちに次第に心を開き、対話が活発で深くなり、チームとしての一体感、力強さ、信頼関係を育んでいく展開となりました。

 プログラムは、体験型であり、チームで協力し合って課題を成し遂げていく必要があります。しかも、その課題は、決して簡単なものではなく、しかもオンラインという制約のある環境の中で問題を解決していかなければなりません。社会人向けの研修を初めて受けるであろうメンバーにとっては、決して容易なものではなかったと思います。

 しかし、そうした逆風の中にあっても、けっして後ろ向きになることなく、楽しく明るく元気に課題に立ち向かい、挑戦して、課題を乗り越えてくれました。そうした意味において、受講して下さったメンバーは、皆さん前向きさと勇気を持ったたくましい若者たちなのだろうと思いました。今後の児童養護を担う若者たちであり、頼もしさを感じた次第です。

 プログラムを通して、コミュニケーションの重要性、自他ともに尊重し、思いやる心、誠実さや正直さこそが信頼関係を育むこと、そして、信頼関係は、生産性や創造性を高めるだけではなく、人を癒し勇気づけ、人やチームの大きな可能性を引き出すのだということを学べたのだろうと思います。

 子供たちが環境に恵まれなかったことは、不幸であったとも言えますが、逆にだからこそ大きく成長できる可能性があるのであり、成長に向けてのチャンスでもあったとも言えましょう。勇者の人生にはドラゴンがつきものなのです。痛みや困難の無い勇者の人生は存在しません。そして、ドラゴンが強ければ強いほど、困難が大きければ大きいほど勇者は強くなるのです。

 子供達には、そうした可能性があるのだろうと思います。私たちは、多くの場合、痛みや困難を後ろ向きにとらえがちですが、それを前向きにとらえて自分らしくたくましく人生を生きることも可能です。

 きっと、今回研修の中で、受講メンバーが表現した自他ともに尊重する気持ち、勇気、信頼関係は、子供たちの人生の強力な後押し、応援となることでしょう。

 受講してくれたメンバーなら、きっとそうした応援ができると思います。素晴らしいメンバーの皆さん、共に学べましたこと、とてもとても光栄に思っております。

 皆さんでしたら、きっと、魅力的であたたかい、やさしくもまた力強いリーダーとして、今後大活躍をしていくと思います。一人の応援団として、今後もエールをお送りしていきたいと思います!

児童養護施設入職予定者研修を担当します

来月、児童養護施設への入職予定の新入職員の皆さんを対象としたオンラインコミュニケーション研修を担当します。

大学教育でお世話になっているT先生とS教授のご縁によるものです。

私どもに、こうした大任を委ねてくださって、大変光栄に思っております。

委ねてくださったT先生とS教授に恥じぬよう、良き研修としたいと思います。

 

本プログラムは、テーマがコミュニケーションです。

児童福祉施設でこれから働こうとされる方々にとって、このコミュニケーションは、とても大切なテーマなのだろうと思います。

相互理解、思いやり、愛こそが、痛みや傷を癒し、自分らしくたくましい態度、行動、生き方の後押しをするのだろうと思います。

本プログラムでは、「人は断じて欠点だらけの無力な存在ではない。その潜在性と可能性は今の想像をはるかに超えて大きい」と考えています。

自分自身にもそうした素晴らしい可能性があること、他者にも偉大なる輝きがまどろんでいること、そして、豊かな人間関係こそが、そうした潜在性を引き出すきっかけとなることを本講座で学んでいきたいと思っています。

本研修を受講してくれる方々にとって、人や人間関係の可能性を信じ、大切にして、自分や他者の自分らしく幸せにたくましく生きる力を引き出せるような、そのようなリーダーへの一歩としていただけるよう、がんばりたいと思います!

現代社会の基盤となる考え方の検討

「現代社会の基盤となる考え方の検討」をテーマとした動画をyoutubeにアップしました。

大学のオンデマンド授業で活用した動画の一部となります。

私たちが当たり前のように常識だと思っている弱肉強食、適者生存、等の考え方を検討し、それらの考え方にまつわる勘違いや思い込みを解消していく展開となります。

決して派手ではない、演出もない素朴なものですが、大切なことだと思っています。よろしければご覧ください。

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。(2022)

あけましておめでとうございます。

 

 

写真は、当社より車で20分程度の立石公園という場所から富士山をとったものです。

私の妻がiphonで撮った作品です。私が撮影したものも含めて何枚か撮ったのですが、一番富士山がきれいに撮れたので、借用しました。

立石海岸の美しさもさることながら、遠くの幻影のように映りこんでいる富士山もとてもとても美しい。やはり、日本の正月は、富士山ですよね!!

 

もう一枚、ご披露したいと思います。

近くのスーパーの屋上で撮った写真です。

私には、竜神さまのように見えます。ちょうど目のところに太陽が隠れているので、目が光って見えるのです。

とてもかっこよく映ってますよね。怪獣映画のファンとしては、正月早々、大変なプレゼントです。竜神さま、ご縁を頂けてありがとうございました。

今年は、2022年。2022年と言えば、私が子供のころには、超未来の時代でしたね。車は空を飛び、宇宙船で太陽系を超え、宇宙には植民地ができていて超未来科学技術の中で何不自由なく楽しく暮らしている世界だったり、一方で、戦争の末に地球が滅亡して猿が社会を作っていたり、病原菌によって人類が滅亡してしまい、残っている人類は、そのほとんどがゾンビになってしまって夜な夜な徘徊している恐ろしく悲惨な世界になっていたりしました。

いずれにしても、子供のころに描いた2022年の地球の姿は、いまのようなものではなかったように感じます。超未来のSFの世界というわけでもないし、人類が滅亡して廃墟になって生き残っているのはゾンビだけという世界でもありません。

スマホやPCなどの日常生活を彩る技術の進化は目覚ましいものの、生活の基本は、それほど昔と違いを感じるものではなく、そう大きな変化のない日常を生きているようにも思えます。

ただし、だからと言って平凡で変わり映えのない平和な世界というわけでもないようです。変なはやり病が広がり、妙な空気が広がり、戦争の火種はあちらこちらに起こり、自然災害の警告も毎日のようにテレビで報道されています。先行きは決して安泰ではないように感じます。

しかし、だからと言って、怖気づいて引きこもるだけの生き方をする必要もないのではないでしょうか。私たちには、そうした困難を乗り越える力と可能性がある。

今年を生きるキーワードは、勇気、なんだろうと思います。

私は、決して勇敢な勇者ではないと自覚しています。子供のころから臆病で、幽霊がとても怖かったのです。私の妻だって、似た者同士で、ちょっとした事柄におびえてばかりです。

ただ、だからと言って、勇気を持てないわけではないだろうと思いってます。恐怖の奴隷となってただ従順に生きるなんてまっぴらごめんです。

蛮勇ではなくちょっとした勇気が私たちの未来を開いてきてくれたように思えます。

・失敗の恐怖で引きこもるよりも挑戦を選ぶ勇気

・俺は悪くないと攻撃するのではなく、ごめんなさいという勇気、

・脅迫や圧力に盲目に従うのではなく、自分で考える勇気、

・嫌いだと攻撃するよりも、愛していると言って和解する勇気、

そうした勇気が当社をいままでつなげてきてくれたのだと思います。

今年も、人としての美徳、勇気と愛を大切に、良い仕事に邁進していきたいと思っております。

スーパーの屋上の竜神さまのような雲からもそうした勇気のメッセージを頂いたように感じました。

良い仕事をたくさん受注して、多くの人たちに愛と勇気と信頼の回復のお手伝いをしたいと願っております。

おかげさまで昨年度は、創業以来最高の業績を達成することができました。

ことしも、すこしずつすこしずつ、私どもは、より成長していきます。

もっともっと輝いて、人と社会の平和に貢献していきます。

 

これも、ご縁あるみなさまあってのこと、心から感謝申し上げます。

今年も、ともに、良き仕事をして、日本、そして地球、時代の進化に貢献していきましょう!

ことしも、どうぞよろしくお願い申し上げます。