愛が起こるとき

思考は、その感情的で感傷的な中身ともども、愛ではない。

思考は常に、愛を否定する。

思考は記憶に基づいている。しかるに、愛は記憶ではない。

思考は、その本性上、分離的なものである。

時間と空間、分離と悲嘆の感覚は、思考過程から生まれる。

それゆえ、思考過程が終わるときに初めて、愛がありうるのである。

「生と覚醒のコメンタリー」クリシュナムルティ

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