自分を見つめるということ

   自分を見つめるということ

自分から逃げてはいけない。

今の自分がたとえ完全でなくとも、

今の自分がたとえ醜く愛するに値しない存在に思えても、

今の自分がたとえみすぼらしく力ない弱虫に見えても、

それは、この広い世界の中でたった一つの存在、

それは、この長い宇宙の中でたった一回の存在、

それは、とてつもなくかけがえのない存在なのだ。

 

不思議に思ったことはないだろうか?

知らないうちに食べたものが消化されることを、

知らないうちに呼吸をしていることを、

そうしようとしなくとも血液は循環するということを、

それほど努力しなくともそうしたいときに手や足が動くことを、

ごく自然に言葉を話せることを、

 

毎日太陽が照ることを、

毎日夜がやってくることを、

輝かしい夏、さびしい秋、凍りつく冬、再生の春がめぐってくることを、

そうしようとするときに出会える他者がいつでもいることを、

話し合えることを、

けんかしあえることを、

憎み会えることを、

人と関わるまいと決意できることを、

意思に反して人恋しくなることを、

恋の気持ちがこんなに激しいことを、

こんなに人を愛することが出来ることを、

 

私たちは、私たちが思っているほど愛されていないわけではない。

私たちは私たちがそれをどう感じるかは別として、驚くほど環境に恵まれている。

環境は、何も言わず、何も求めず、何も見返りを期待しないけれども、

ただひっそりと淡々と私たちにプレゼント(現在)を提供してくれている。

そう、私たちは、驚くほど愛されているのかもしれない。

そう、私たちは、驚くほど毎日いつでも応援されているのかもしれない。

そう、環境は、私以上に私を愛してくれているのかもしれない。

そんな私を見捨ててはいけない。

そんな私を虐待してはいけない。

この上なく優しい言葉で自分をいたわってあげよう。

この上なく暖かい手で自分を抱きしめてあげよう

あなたには、自分らしく輝いて生きるための十分な力がまどろんでいる。

あなたには、自分を大切にする責任がある。

自分に自信がないからと言って他を頼りにしてはいけない。

自分を灯明としなさい。

逃げずに自分を見つめ、ありのままを観察しなさい。

醜さ、嫌悪にひるんではいけない。

目をそらさずに淡々と観察していきなさい。

その背景に、深い悲しさと愛があふれていることに気づくだろう。

自分のありのままを観察していったとき、

人は、きっと本当の自分と出会うだろう。

そして、本当の自分は、途方もないほどすばらしいことに気づくだろう。

自分のすばらしさに気づいたとき、

人は、喜びに涙して後、自分となり、

自分らしく勇気をもって生きるだろう。

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